此のアルミ製ルーフタワー―は、20年程前に購入していた物です。
新品も持っていたのですが、現金が必用に成った10年位前に新品の方を売却してしまいまして、手元に残した物でした。
丁度東日本大震災の復興工事関連で、東北の宮古に行く前位の時期でした。
新品なら、組み立てるだけで問題無く屋根に乗せられるのですが、ここまで腐食が進んでいると、更に腐食の進行が早く進みますので、アルミ地金表面を露出させて表面に酸化幕を形成させる必要が有りました。
おそらく材質は、6063系だと思われますので、純アルミに近い1015系などと違い、腐食しやすいのです。
そんな訳で、磨きに7日間もの時間を掛けて磨き続けた訳です。
金属表面を磨き出した光沢や見た目は、腐食を止める手段の副産物だったのです。
たぶんですが、全体的に磨き落としたアルミの腐食物は300グラム位は有りそうな量です?
何度も書きますが、20枚はキツイ!(斜めに乗っているのは、ブレスバー新品)
エアールーターに、ワイヤーブラシデスクを付けて磨いたり、電動ドリルにワイヤーブラシコーンを付けて腐食したアルミを、粗落としをします。
後は、残りの腐食部分を80#位のサンドペパーで、アルミの地肌が出るまで削り落とします。
その後は、ペーパーヤスリの番手を細かくして行き、最後は研磨マットでヘアラインの様に磨き方向を整えて、完了と成ります・・・・・
右手の親指が、持久戦に持ち堪えるかどうかが、作業完了の肝と成りました。
機械での作業はここまでが、限度です。
それでも何とか腐食を落とし、磨き終えたのが増えて来ました。(土曜日)
いよいよ追い込みに入った磨き作業は、本日に掛かっています。(日曜日)
気合を入れて、痛みの続く右手親指をかばい乍ら、ラストスパートで磨きを完了させる事が出来ました。
午後3時過ぎに磨き作業が完了しましたので、基礎部からの組み立て開始!
以前に何度か組んでいますので、感覚的に組み立ては出来ます。
垂直部分も、6mm×18mmのボルトが有る限り組み立てしました。
残りは、6mmボルトの調達と、足りない部材(ブレース用の20×3mmアルミバー)の入手する事が出来ると、ほぼ完成に成ります。
略と言うのは、作業用のステージを現在使用中のタワーに使用してしまいましたので、中古を見付けるか?新たに制作するかになります。
たぶん製作する事に成ると思います!?
現在、使用する部材の発注をしているところで、今朝も早くから非鉄金属材料商から電話が入りました。
このタワーを販売していたメーカーは、現在存在していませんので、部品の調達は出来ません。
従って、自分で製作する等の工夫が必要と成ります。
ヤフオク等に出品される事も有りましたが、そういう時には購入予算が無くて、悔しい思いをしていました。
アマチュア無線用品を制作販売していた会社は、無線趣味人口の減少で売り上げが落ち込み、どんどん減少しています。
それ故、ヤフオク等で欲しい物が見付かっても、価値に反する入札の多さで価格が高騰してしまい、手を出せない場合が多く成りつつあります。
新型コロナウイルスの影響を受けずに遊べる、歳寄りには最適の趣味では有りますが、段々やりにくい時代に成って来たようです。
Posted at 2020/07/27 12:18:44 | |
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