屋上へ昨年設置しましたNO2タワーへ、アルミ製のマストパイプを挿入しました。
材質は、6063ジュラルミン材で、定尺4mですから少し希望の寸法に足りず、60×4000×5mmへ50×4000×4mmを差し込み、全長6mのマストパイプを作りました。
挿し込み繫ぎ部分の挿入長さは、1000mmとして、8mm半ネジステンキャップボルト2本でm回り止めと垂直水平方向の固定ピンとしました。
60ハイの5mm肉厚アルミパイプ内径50mmであるはずの60mmパイプですが、引き抜き整形品と違って押し出し成型品のせいか、0.1mm位(49.9mm)と、内径が小さいのです。
外径50ハイの方は、割と精度が良くて略50mmですが、60mmハイの方をトーチランプで加熱して膨張させて挿入しようとしましたが、重機の油圧を使っても50mmハイが曲がるだけで入りません。
(小野の小町さん状態です)
そんな訳で、60mmパイプの内径を拡げる事に・・・・・・
手持ちに丁度良いサイズのホーニングツールが無かったので、新たにサイズの丁度良い物を購入しました。
それと挿入する奥行きが、1000mmに及ぶので、フレキシブルシャフトも序に購入して内径の研磨作業を行いました。(のべ2日削ってました)
内径広大研磨ツールです。(ホーニングツール)
1200mm延長用フレキシャフト
ピンボケですが、作業風景
上記の様な工程を経て、無事に1000mm挿入に成功しまして、結合貫通ボルト穴を2本を90°位置をずらせて開けて節後した後、6mで切断してマストパイプの製作は感りっょうしました。
(貫通穴の正確なドリリングは、3つくらい前のブログを参照ください)
軽トラの荷台を使い、6mに切断前に固定貫通ボルト穴を空けている所です。
この後、6mで切断しました。(挿入深さは、ピッタリ1mです)
注文と違う寸法のアルミパイプが届いてしまい、それを私が引き取りまして、新たに送料は合い手持ちで届いたアルミパイプです。
ミスもお互い様ですから、ね!
マストパイプの挿入編
マストパイプの挿入している写真は撮影できませんでした。
何しろ全長6mのパイプを、私が合図しながら連れ合いに吊り上げてもらうので、高所作業中でも有りますから撮影は出来ません。無理!
作業方法は、昔から用いられる方法で、坊主と言う長い吊り上げ用の柱を立てて固定します。
この坊主柱は、釣り上げ必要な荷重に耐える物を用意します。
私の場合は、50×3×4000mmのパイプをルーフタワーのサイドに取り付け、自由に上下出来る様にUボルトで上下2ヶ所で支えています。
この50mmパイプの中に、40mm3tのパイプを仕込んで有りますので、最大7mまで伸ばす事が出来る坊主柱をつかって、今回は作業しました。
坊主柱は、荷重を掛けた状態でも、レバーブロックで上下させることも可能です。
今回の吊り上げでは、タワー上部から5m坊主柱を伸ばして、連れ合いの非力な腕力でも吊り上げ可能な様に、動滑車を一つ使いましたので、この吊り上げ高さが必用でした。
その様子を、御覧下さい。(中心に入っているのがマストパイプ)
横に付いているパイプが、坊主柱兼サブマストです。
この様な作業は、普通プロの仕事ですから、決して真似しないようにね!
屋根の上で、しかも3m700のタワーの上に付いているマストベアリングの穴へ、全長6mで40Kgのマストパイプを入れる仕事しかも
隣のルーフタワー5700mmへは、タワーサイドのブレース等を外して、横側から一人で押し込んで、レバーブロックで吊り上げました。
これは、マストパイプを回転させるローテーター(電動回転機構)を固定するプレートですが、マストパイプ最上部へアンテナを設置する都合上、マストパイプを最下部の屋根まで降ろす都合で、外している。
写真は、次のブログでUPしますが、本日はマストパイプへ登るステップ足場を付けて来ました。
(再下げ時でも、タワーから2300mm程突き出ている状態ですか)ら・・・・
明日は、仮のマスト回転止めでも作るかな?
Posted at 2023/05/30 21:35:56 | |
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