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数日経過しましたが、NDロードスターターボ第一号の納車をしました。
セッティングにかかった日数は、ほぼつきっきりで約3週間。ふぅ
元がNA車なので、ブーストがかかったときにフェイルセーフ的に
スロットルが閉じてしまうことは予想していたので
その部分は早期に解決できたんだけど、
アクセル全開でブーストがかかっているとき、
高回転でスロットルが閉じてしまう現象を解決するのに手間取りました。
途中、純正の吸気圧/吸気温センサーを3Barまで計測できるものに
変更してみたりもしたけど効果なし。
試行錯誤しながら、いろんなパラメータを変更しながらやっと
スロットル全開になりました。
あとは、燃料を増減しながら一番パワーが出るバルブタイミングとA/Fを探し、
ノッキングが出ない点火を探す作業を繰り返しました。
NDロードスターターボ、エンジンの圧縮比が高いわりに
意外とノッキングが出ないので、問題解決したあとは楽でした。
最終段階で198ps。
あと2馬力で200psの大台に乗りそうだったので
R Magicパワーコイルを導入。
約5馬力アップの203psで、大台に無事乗りました。
R Magicパワーコイル導入に伴ってドエル値の変更+点火時期を進め、
燃料も増やしたところ、更に約5馬力アップの208ps。
出来過ぎな感じでシャーシダイナモ上のセッティングは無事終了。
実走行…夜な夜なセッティングだけでなく、昼間も実走行。
アクセルの踏み返し&踏み足しの際の反応を良くするため、
加速増量をリセッティングしました。
セッティング後の走行フィーリングは、
いい意味で “ ターボらしくない ” 感覚です。
昔ながらのターボ特有の、いわゆる “ どっかんターボ ” 的なフィーリングを
求めるのなら期待ハズレかもしれません。
ぼくも実は乗り始めに 「 あれ?こんなもん? 」 って思いましたから。
でも、明らかに速いです。
特に上り坂では、NAのままだったらこんなにのぼってくれんよなってくらい。
ブーストかかり始めの2,500rpmくらいから徐々に排気量が増える感じで、
チューニングしたRFよりも間違いなく速いです。
ターボなのにフィーリング自体はNAっぽいしね。
RX-8のころからNA車のターボ化は避けてきたけど、
これはこれでいいなって思いました。
パワーを求めてRFや124に乗り換えるひとがけっこう多いって聞くけど
ぼくならターボ化かな。
※デモカーの白ろどはNAのままでいきます。
■NDロードスターターボ化メニュー ¥678,000(消費税抜き)
既にR Magic CPUインストール車両なら 610,000円
基本内容
AVO-TurboWorld製ターボKIT取り付け
R Magic CPU-Turbo-FIL+CPU現車セッティング
※既にR Magic CPUインストールの場合、上記価格よりCPU代-78,000となり、
CPUをCPU-Turbo-FILへのアップデート代として+10,000円がかかります。
オプション
R Magic パワーコイルTypeD+CPUパワーコイル専用データ ¥58,000
※駆動系、冷却系のチューニングが必要な場合があります。
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NDロードスター関連 作業&セッティング | 日記
Posted at
2018/03/14 13:36:18