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NDロードスターに車高調SecondLineを取り付けました。
発売中のロードスターブロス誌を見て気づいた人もいると思いますが
若干仕様変更しています。
ケースは黒になり、アッパーマウント、スプリングロワシート、ロックシートが
ピンクアルマイトになりました。
R Magicらしくていいでしょ?
バネレートとショックアブソーバーの減衰特性はほぼ同じです。
とにかくストリートでの乗り心地の良さを狙ったもので、
でも、ショートサーキットでも十分使えるどころか
セッティング次第でけっこうタイム出るんじゃない?
っていうのが基本コンセプトです。
ショックの減衰は前後とも10段目くらいが乗り心地もよくてしっかり感もあっていいと思います。
実際乗ってみると、ステアリングレスポンスはノーマル足よりも少しいい感じ。
荒れた路面でもふらつきもなく、路面へのタイヤの追従性はかなりいいです。
バネの固有振動を消すようにショックのセッティングしているので
クルマ酔いしにくいと思います。
あと、ブレーキング時の姿勢にも拘っているので、
ノーズダイブが少なくリヤの浮き上がりが少なく、
リヤブレーキがしっかり効くセッティングになっています。
このあたりは車高やアライメントのセッティングでも変わってきますけどね。
今回のこの車両のオーナーは、サーキットに行くことはほぼないだろうとのことで
街乗りやお山で安全に楽しみたいとのことでした。
なのでフロントのキャンバーは1°くらい、キャスターは7°半くらいで
トーは頭の入りを良くしたいのでゼロです。
このセットだとタイヤの片減りも気にならないレベルだと思います。
リヤキャンバーもフロントとほぼ同じ。
トーはアクセルオン時にリヤを安定させたいのでほんのりインに振ります。
サーキットでアクセルオン時に積極的に回しこみたいならNDの場合ゼロです。
ノウハウ的な部分を書きましたが、足のセットはこれだけじゃないですからね。
前後のショックの段数や、車高や車高の前後バランスで変わってきますから、
車高調取り付けたらいろいろ試してたのしんでくださいね。
「オーリンズがいいのはわかってるんだけど高くて買えない」と言われるので、
極力性能に妥協せずに10万円台半ばで販売できる車高調を作ろうというコンセプトで
車高調SecondLineを作りました。
バネメーカーを変えるなどいたるところでコストカットを余儀なくされましたが、
この価格帯の車高調としてはかなり上出来だと思います。
街乗りでの乗り心地はすごくいいですが、
乗り心地にばかり振っているわけではないし、
ラフにクルマを動かしてもちゃんとしっかり安全性を確保できるような
セッティングになっています。
ショックの動き始めの減衰や、ストロ-クスピードが低い領域での
減衰をしっかり立ち上げながらも突き上げを無くすようセッティングしてます。
コストを下げつつ、できるかぎり性能には拘りました。
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Posted at
2018/07/25 04:50:57