NDロードスターターボのCPUセッティング

過去のターボでセッティングしたデータに、先日のハンチング対策を施したデータを乗せて

まずはブーストがどれくらいかかるかのチェック。


すると、まさかの0.3kg/cm2しかかからず。

パワーは160psくらいだった。


AVOのターボキットの場合、初期設定ブーストが0.6kg/cm2で

少し下げる方向でアクチュエータロッドを調整したことを考えたら

BBRタービンキットのほうが抑えめというか控えめなんだね。予想外。


これではイマイチ詰まんないので、アクチュエータロッドの調整をしたところ

0.4kg/cm2までかかるようになった。




その時のパワーは177ps。




初めて見るターボだし、ターボのサイズがというか、

ひとまず0.5kg/cm2でどれくらい馬力が出るかを知りたかったのでアクチュエータロッドを再調整。

それでも0.4kg/cm2以上かからなかったので、ブーストを目標値まで上げるため、

うちにあるテスト用のブーストコントローラを取り付けた。




ブーストコントローラをわざわざ取り付けたのは、

ブーストをどこまで上げたらどれくらいパワーが出るか確認したかったのと、

オーナーさんがブーストコントローラを取り付けることを希望されたときに

説明するためにパワーがどれだけ出るかの裏付けが欲しかったから。


インターセプトで0.55kg/cm2、そこから回転上昇に伴って徐々にブーストが下がり、

0.5kg/cm2くらいで落ち着くようセットした。


その時の馬力が203ps。




AVOのターボキットのときと同じブーストで同じくらいの馬力が出たので、

タービン風量はほぼ同じだね。

ただ、ブーストコントローラのお陰でもあるのだけど、

BBRのほうが立ち上がりがけっこう早いので、低回転、インターセプトポイントでのトルクは出てる。

BBRのほうがエキゾーストの羽がちっちゃいか、エキゾースト側のA/Rが小さいんだと思う。


BBRは低回転型、AVOは高回転型といえるかな。


BBRはブーストコントローラが必須になるけど、AVOはアクチュエータロッドを調整するだけでOK。

けど、AVOターボでブーストコントローラつけて立ち上がり良くしたらもっと面白いかもね。


ブースト0.4kg/cm2と0.5kg/cm2の差です。