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以前から試行錯誤していたFD3S用シングルタービンキット、やっと発売開始です。
タービンは3種類から選択できます。
GARRETT GTX3582R GENⅡ(ジェネレーションⅡ)
インターセプトは4,000~4,500rpmと、シングルタービンとしてはレスポンスが良く
ポート形状や排気系パーツの選択によって400psオーバーから650psくらいまで狙える
オールマイティに使える優れたタービンです。
EXハウジングサイズは2種類から選択できます。
ノーマルエンジンではA/R0.82、サイドポート拡大加工エンジンには1.06がお勧めです。
サイド拡大+触ストで450psオーバーが狙えます。
D1GPに参戦していたデモカー【 ピンク6号 】で使用していたタービンは
これのGENⅠで、GENⅡに進化した際、インターセプトポイントが少し下がり
風量が数%上がり、コンプレッサーのインペラもビレットになり、
タービン単体の重量も軽量化されました。
GENⅠでさえ2ローターペリフェラルポートエンジンでブースト1.6のときに680ps、
トルクは70kオーバーでした。
SUNOCO GT-PLUSに更に【 Rezept 】を入れたものを使用するという
あまり一般的ではない燃料を使用していましたが、タービンの潜在能力はとても高いと実感しました。
ちなみにブースト1.6kのときの排圧は2k弱でしたが、見なかったことにしました。(笑)
TO4Zよりも外寸はかなり小さく、TO4S並みの大きさですが、TO4Zよりもレスポンスがよく
パワーも出ます。
TO4Zから付け換えたとき、タービンの進化が凄すぎて信じられなかったくらいです。
GARRETT GTX3576R GENⅡ(ジェネレーションⅡ)
インターセプトは3,500~4,000rpmと、GTX3582R GENⅡよりも
さらに500rpmほど低いのでスーパーハイレスポンス仕様のRX-7になります。
ただ、排圧が少し高い傾向なので、ノーマルポートでの使用を推奨します。
ノーマルエンジンとのマッチングはすこぶるいいです。
ポート形状や排気系パーツの選択によって380ps~480psくらいまでがターゲット馬力になります。
ノーマルエンジン、スポーツキャタライザー、WG排気をフロントパイプ戻しの完全車検対応仕様で
ブースト1.0kで400ps、1.1kで440psくらいがターゲットになります。
EXハウジングサイズは1.05のみです。
Borg Warner EFR7670
インターセプトもターゲット馬力もハイレスポンスなことを含めた性格も、
すべてがGARRETT GTX3576R GENⅡとほぼ同等です。
GTX3576Rよりも外寸が大きく、重いのが難点ですが、価格が抑えられているのが魅力です。
・エキマニ
実はこのタービンキットで一番拘った部分がエキマニ。
確実にウェイストゲートを開かせるよう排気の流れを考えたエキマニです。
説明画像を見てもらえればわかりやすいと思います。
※注意※
エアクリーナーレス、エアポンプレス、遮熱板レス、ウェイストゲート大気開放仕様です。
■キット取り付け時に必要な作業
フロントパイプ製作
エアクリーナ取り付け及びサクションパイプ(エアクリーナー~タービン入口)製作
エアポンプ配管製作(部品は付属していません)
耐熱布、耐熱パイプ、遮熱板等によるタービン周辺の熱害対策
インタークーラーパイプIN/OUT製作
■オプションパーツ
RM シングルタービン用76.3φフロントパイプ ¥70,000
RM シングルタービン用エアクリーナー(HKSパワーフロー使用)キット ¥39,600
RM シングルタービン用エアポンプ取り付けキット ¥38,500
RM シングルタービン用遮熱板 ¥12,000

※取り付け説明書はありません。
部品を見てどこに取り付けするものか理解できるレベル以上の人向けのプロキットです。
類似部品はないので、付くようにしか付きません。(笑)
取り付けに関わる質問は電話応対できかねますことをご了承ください。
https://youtu.be/Z1tI8SCgceY
詳細はこちら
http://www.rmagic2007.net/shop/products/detail.php?product_id=1087
オプションパーツはこちら
http://www.rmagic2007.net/shop/products/detail.php?product_id=1088
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Posted at
2020/04/01 05:46:51