今日はFDのパワーFCセッティング。
オーナー自身が組んだエンジン+TO4S。
あんまし無理したくなかったんだけど、ブースト1.05で433psの時に
途中経過の報告をしたら
「もうちょっと(馬力)出してほしい」
とのことだったから、あと0.1ほどブースト上げて、最終的に
448.5ps
52.9kg・m
赤線:ブースト1.15
緑線:ブースト1.05
紫線:純正タービン常時ツインブースト1.1で400ps(2年前のこのクルマの仕様)
ブースト0.1アップで15ps
しか上がってない。
原因は
排圧。
吸気圧(ブースト圧)に対し、排圧がだいぶ上がってたからなぁ。
( 具体的は数値は敢えて書かないでおくよ )
このクラスのタービンだと、排圧が低い領域だったらコンマ1で30psくらい上がるからね。
排圧高い領域でブースト上げるのは、
リスクの割りに得るもの( トルク・馬力 )
が少ないのよ。
やっぱ1.05くらいが安心して踏める領域だなと判断した。
ま、エンジン組んだ本人がリスク承知でのことだからおっけかな。
ブースト管理はオーナーに任せましょってことにして全開域セッティング終了。
続いて中間域のブーストの立ち上がりをEVC5で微調整した。
前にも書いたけど、4500rpm以上のいつでもフルブーストがかかる回転領域の、
ハーフアクセルからのアクセルONで、
オーバーブーストせず設定ブーストがきっちりかかるようにセッティングできる
EVC5はとても素晴らしいっす。
大好きっ!
踏み直しのときのスロットルの変化量に対する加速補正をセッティングして
セッティング終了でした。
さて、
新商品ネタ。
■SE前 後 バッテリー移設キット
http://www.rmagic.net/parts/engine/se3p.html
■FD パワーFC用データのみ販売
http://www.rmagic.net/parts/ecu/fd3s.html
をサイトにアップ。
R Magic GARAGEサイトにもアップしたので、興味ある人は見てね。
http://rmagic2007.net/parts/index.php
放課後( 仕事終わった後 )は、わしのロドスタのマフラー交換。
ロドさんがうちに来たときから付いているマフラーがね、
そりゃもう迷惑なくらい音がでかかったのよ。
元々
じぇんとるな( ←ここ重要 )わしは、前々から気になってたのさ。
わしの知人の中には
「 いい音してる 」
と言ってくれる殊勝なひともいるこたぁいるんだけど、
わし的には純正マフラーか、純正並みに静かなマフラーが欲しかったんだよ。
先日、8のお客さんのお友達のロドオーナーさんと話してるときに
わしの爆音マフラーと純正マフラーを交換こしてくれるってことになって
持ってきてくれたのさ。
デスクワークの多いわしは、ピットで作業するのはめちゃめちゃ久しぶりで、
ちょっとうきうきしながら作業開始。
駄菓子菓子!
始めて5分後には軽く挫折してた。
触媒んとこのナットが錆で固着しててね、
ラスペネ( オイルスプレー )をたっぷりかけたんだけど
途中で
緩めることも締めることもできなくなった。
がくー
もしもボルトが折れたら・・・
触媒外して、残ったボルトを削って穴あけてボルト&ナットにするしかない。
うぅ
覚悟して
「 おりゃ! 」
ねじ山を少し崩しながらも、外れてくれたからよかったよかったです。
そのあとも、マフラーを下ろす段階でパフォーマンスロッドっつーやつを
外さないといけないんだけど、点付け溶接されてるもんだから、
“ コの字 ” のまんま下ろさなきゃいけんし。
こんな補強に影響せんような点付けなら溶接なんてせんでもええのに・・・ったく。
( ってこれノーマルでこうなん? )
たかだかマフラー交換に30分くらいかかったけど、静かになって大満足っす!
あ、そうそうそうそう。
触媒とマフラーの間のガスケットなんだけど、とーぜんウチの会社にあるわけない。
で、代用したのは
HKSのGTウェイストゲートの開放チューブのガスケット。 うはっ
それでも内径は
ウェイストゲートの方がでかいんだよー
ロドのマフラーって・・・
かわゆいっ
帰り道。
もしかしたらパワーダウンするかな?って思ってたんだけど
なぁんにも変わらんやった。
後ろからの音が小さくなった分、前からの音が耳障りになった気がする。
がちゃがちゃっつーメカニカルノイズがなんだかなぁ・・・
やっぱロータリーの音ってえぇのぉと、改めて思った。
というオチで今日はどうでしょ?
Posted at 2010/09/25 01:52:40 | |
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