
トヨタ「セルフリストアリングコート」にも「ブリス」は使えますか?
最近、こんな質問をよく頂きます。
新型のアルファード、ヴェルファイア 見かけるようになってきましたもんねぇ
かなりの人気のようで3~4ヶ月待ちが当たり前のようになってきているらしいです。
新型のアルファードもヴェルファイアも耐酸性雨向上塗料&自己修復性耐スリ傷塗料(セルフリストアリングコート)が全グレード全ボディカラーに採用されています。
以前から日産に「スクラッチシールド」と言うボディ表面に付いた傷を復元する塗料の車種が出ていましたがセルフリストアリングコートも要するにボディの中から熱の力で盛り上がってきて繊細傷が埋まっていくクリア塗装です。
さて質問の回答なのですがディーラーさんで新車購入時のオプションにコーティングが設定されているくらいですので問題なくコーティングも可能です。
「
80・320」「
X」「
NEO」「
PROSPEC」をお持ちであればそのままコーティングして頂いても問題ございませんが、「
ブリスtypeRS」は、セルフリストアリングコートのために液性を調整しておりますので新しく液剤をそろえるのであれば「
ブリスtypeRS」でのコーティングがオススメです。
簡単に解説すると耐スリ傷性塗装は、クリア塗装に付いた傷の部分が内部から盛り上がって傷が埋まっていく仕組みですので追従性の高いコーティング剤であれば問題なく使用できます
コーティング剤は表面に作用する物ですし、こまめなコーティングもできますので傷補修の塗料が膨らむ過程にも邪魔しませんし追従性も高いので表面で被膜がヒビ割れることもありません。
逆に耐スリ傷性塗装表面にコンパウンドの配合されている物を利用してしまうと傷が入りやすくなってしまったりすることもありますので、ノーコンパウンドの純粋なコーティング剤で厚みが出て追従性の高い液剤の利用をお奨めいたします。
さて脱線しますが耐スリ傷性塗装は、とても表面が硬いです。
通常時は普通の塗装面よりも表面が硬く、熱がかかると柔らかくなって傷部分が盛り上がって平らになる仕組みです。
復元が難しいほどの傷が付いた場合、磨かなければいけなくなりますが、これがとても大変なのです。
磨いて表面が熱くなってくると柔らかくなって傷が入りやすくなりますし硬いからガシガシ磨かなければいけませんし…
特にポリッシャーを利用すると表面に熱がかかって塗料が柔らかい状態になりますのでさらに傷が入りやすくなってしまい加減がとても難しいですし研磨剤の使用量もかなり多くなります。
磨きながらクロスでこすった拭き跡が、埋まらずにいつまでも残ってしまったなんて話もよく聞きます。
耐スリ傷性塗装の磨きは、時間もかかりますし熱との戦いにもなり研磨剤やバフの選定もシビアですので綺麗に仕上げたいのであれば磨き専門店にまかせてしまったほうが良いように感じます。
あんまり耐スリの専門店て見かけませんけど、コツさえつかめば「絶対に磨けない」ってワケでもないので、しっかりした技術と目がある磨き屋さんなら問題ないのでは…
耐スリ傷性塗装は、あとで磨く手間や磨ける店を探す手間を考えると早い段階でコーティングしておいて綺麗な状態を長期間維持しておくことを強く推奨します。
新型アルファードの登場で耐スリ傷性塗装が一般的になって耐スリも磨きや板金をしてくれるお店が増えてくれるといいんですがね…
Posted at 2018/03/13 15:38:49 |
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