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　今回でハケンの品格は終わりです。最終回は、１０分程度拡大です。率直に言うと、「続編への可能性を残した終わり方」でしたね。その分、取って付けたような１０分間が不自然な感じでした。話の展開はというと、このドラマの原点に変えたような、「大前春子が特別な能力で事件を解決」というものでした。製作者の人たちは番組ＢＢＳを見て展開を決めているようで、「～ですが、何か？」という大前春子の口癖も多用されており、うんざりしましたね。
　最近、映画やテレビドラマは、試験的に選ばれた視聴者の意見を聞きながら展開を決める、という手法で人気を高めているようです。この手法だと、「ゲラゲラ笑えるとおもしろく、難しくてすぐに理解できない話は敬遠され」るため、最後は視聴者に飽きられると思うだけどなあ。