2007年03月21日
春分の日は、この車に出会った記念日です。
時に1992年早春、すでに自動車部に入部し、夏からアルバイトを続け、そろそろある程度まともな車を変えそうになった私は、発売されるカーセンサーのもくじを、くまなく調べていました。
当初の候補は、
「シャレードデトマソターボ」
「TE71カローラセダン」
「角四灯のコロナ前期型」
「丸四灯のカリーナ」
「ブルーバード910」
です。
中でもシャレードは当時珍しかった3気筒ターボエンジンで、「間違いだらけの車選び」にもなかなか速い車とあり、街中でもなかなか見かけなかったために大変関心がありました。
しばらく経過を観察していると、その次のモデルであるG100型の「シャレードGT-tiターボ、GT-XXターボ」も、少々ローンをすれば買えそう、ということがわかってきました。G100型の方が良く出回っていますし、装備も良いからです。
まず、2月に浦安で一番大きい中古車屋に装備の割りに安い出物があり、これを見に行くとマフラーに穴が開いていること以外は気に入りました。
その帰りに、何を思ったか葛西の中古車屋にあるちょっと気になった「TA63型カリーナGT-T」も見に行ってしまいます。車の程度は並ですが、エンジンの感じが私には四気筒の方が合っているように感じました。
そしてまた、見にこそ行きませんでしたが、竹ノ塚にある「AE91カローラSE 5速MT」も気になってしまいます。家に帰ってじっくり、さらにアルバイトをしながら2-3日間検討し、やはり元々好きであったシャレードに決めました。
しかし、私は何を勘違いしたのか、「営業担当の人に直接伝えなければ」と思ってしまいます。店に電話をして営業担当者が公休日だと知らされると、その人に伝言を頼む形で「買う」と伝えてしまいます。
従って、電話に出た人は「個人的な用件」だと思ってしまったのかもしれません。次の日、店に電話をするとシャレードは売れてしまった模様でした。購入しようとしていた車の隣にあった同じシャレードの「パワーステアリング無し仕様」には興味はわきませんでした。
そこで購入意欲はぱったりと落ちてしまいます。 数日後、過去のカーセンサーを見ていると、「910型ブルーバードSSSターボ セダン」が出ているのに気づき、店に電話をしますがすでに売れてしまったとのこと。仕方なく、再びカーセンサーの読者になります。
その次のカーセンサーでは、荒川沖の中古車店には「シャレードGT-XX」が良い値段で、所沢の中古車店では角四灯式のコロナがあることがわかりました。当時は祝日に銀行ATMを使用できなかったため、父に電車賃を借りて荒川沖に行きます。車の外装、内装とも程度は過去一番良いのですが、ダッシュボードに何かつけていたと思われるねじ穴がある上、ラジオもありません。内装の件は私としては大変減点となる上、当時音楽は全く聴かなかったのですが、ラジオの位置にぽっかり穴が開いているのが気に入らず、即決には至りませんでした。
その脚で、今度は所沢に向かいます。下は砂利、建物はプレハブ、見積もりは白紙にペンで「だいたいこのくらい」、と書いたものと、今までの店にはない「怪しさ」を感じたのですが、車の程度は大変よく見えました。今考えると、旧い車の下見を、よくもまあ夕方に行ったものだと思います。下回りが錆びていても見えないのにね。
その店にはRX22型マークⅡGSSもあり、そちらも気になったのですがシートが破れていることと、バッテリー上がりでエンジンがかからなかったこともあって、あまり候補にはなりませんでした。しかも、コロナは店に出入りしている人(店員さん?)か他のお客が「欲しいからお金を調達している」と聞かされ、決断まで時間がありません。どうする!?さすがにその場では決められないため、帰りの電車で考え、家でも考え、、、シャレードの件が頭に浮かび、もうこれを逃したらこの形のコロナは売りに出ることもないだろう、また、そろそろ決めないと、GWの合宿には間に合わないだろう、新し目の車は、またいつでも買えるだろう、と考え、その日のうちに店に買うことを伝えいました。
1992年春、平松愛里の「部屋とYシャツと私」が、これでもか、というくらい有線放送で流れている頃のことでした。
Posted at 2007/03/25 01:15:49 | |
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車のメンテナンス | 日記
2007年03月21日
今日はお彼岸です。家には仏様がいるため、親戚の誰が来ても良いよう、留守番です。いい天気の日の留守番ですが、まあ、年に3回ですからね。そのくらいは、ご先祖様(というほどうちの仏様は古くないですが)のことを考えてもよいかなあ、と思います。
Posted at 2007/03/21 22:16:06 | |
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