
この数日前、4月から当社に出向してきた人が「すき家で12日から「焼きそば牛丼?」」」と、驚き呆れた感じの声を上げていました。焼きそば好きの一人である私としては、その声を聞いていてもたってもいられなくなり、この日に早速試してみることにしました。
出てきた焼きそば牛丼を観察すると、次のようになっていました。
ソース焼きそばは、関東流の「麺が乾いた」状態です。牛丼としての部分は、いつもの牛丼です。特別な工夫などは見受けられません。すなわち、牛丼の上に焼きそばが乗っている、そんな状態の丼ものです。
ソース焼きそばの部分には、お好みで液体の特製ソースをかけるとのことで、これは別皿で出てきました。関西流の、湿ったソース焼きそばが好きな方への対策と考えられます。
このソースは、
ハクタカソースのような、「酸味が強くて塩気はやや有り、甘さはほんの少しで辛さはない」状態のものでした。液性は、中濃ソースとウスターソースの中間くらいです。もちろん、その液体ソースをかけて食べました。
関西では、昼食に焼きそばを食べる前にご飯が残っているかどうか確認をし、残っていなければ昼食を焼きそばにすることから撤回するとのことです。すなわち、ご飯のお供としての焼きそば像が十分に確立されている模様です。
この丼物は、どちらかというと関西人好みに仕上がっています。ソース好き関東人の私には十分ですが、しかし、わざわざ牛丼の具とソース焼きそばを一緒にする理由が、ついに見つけられませんでした。
私と親しい友達と、これまた私と親しい、全く別のコミュニティの友達と3人で行動すると、私の友達同士は必ずしも仲良くせず、結局私が疲れてしまう。」という現象に似ています。焼きそばと牛丼の具が仲良くしません。この辺りが、多くの方が感じている、「うーん」なのでしょうね。また、おそらくこの世の「限定品」の多くにある、「レギュラーにはなれない」理由なのでしょうね。
限定品には、「保険」をかけて当たらねばなりません。
追伸
焼きそばと紅しょうが、牛丼の具と紅しょうが、ご飯と紅しょうがは相性が良いです。紅しょうがによってつながる、はかない仲の丼でした。
Posted at 2013/04/21 22:16:19 | |
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