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2014年11月10日 イイね!

ソース焼きそば 311/284 ハグルマお好みソース 312/284 コーミ中濃ソース 313/284 オジカウスターソース

 この日の前日、有名店に焼きそばとお好み焼きを食べに行きました。忘れないうちにいつものお店と比較を行うために、この日に行ってまいりました。




ハグルマお好みソース
 会社の人が旅行先で買ってきてくれたソースです。甘いソースですが、甘さはさっぱりしています。塩気や酸味、辛さは感じられません。旨みもないために、お好み焼きの邪魔をしないソースになっています。広島のようにソースに旨みを求める地域もあれば、このソースのように素材の旨みを邪魔しないものもあるように、ソースの道は深いです。



コーミ中濃ソース
 このソースも、前述の人が名古屋出張時に買ってきてくれたソースです。「重い重い」というメールが現地から届いたので、どんなに比重が大きいソースかと、期待しておりました。
 愛知県のソースにしては、甘さがかなり控えられています。酸味をやや感じます。辛さはほとんどありません。愛知県ながら、静岡県なみの「東日本仕様」です。



オジカウスターソース
 ウスターソースなのに、甘めのソースです。酸味はなく、辛さはほんの僅かです。京都のソースは、辛いソースは辛いのですが、標準のソースはやはり薄味のように感じます。
Posted at 2014/12/06 22:49:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | ソース焼きそば | グルメ/料理
2014年11月09日 イイね!

AKBの曲には、多数のテクニックが使われていると思う

 最初に書きますと、私はAKBグループのファンでもなければアンチファンでもありません。ただし、秋元康の曲はおニャン子クラブの頃から好きではなく、しかしながらポピュラーソングとして評価はしております。

昨年同時期の「恋するフォーチュンクッキー」動画ブーム以後、なんとなく気が抜けてしまったようなAKBですが、今季の新曲は「面白いなあ」と感心してしまいました。気が抜けたとは言え、CDセールスでは利益は別にしても良い成績を残しています。音楽の仕事をしている人にとっては、仕事のことを考えれば注目するのは当然です。いろいろな作曲家が集まってくるのか、音楽の技の上でもいろいろなテクニックが使われているように感じます。



前奏からサビまで



サビから2番へ

新曲の「希望的リフレイン」には、童謡でお馴染みの「輪唱」がサビの部分に使われております。この部分が「奥行」を感じさせる結果につながり、印象的なサビになっています。

AKBのアップテンポな曲は、従来から高い仕上がりだったように思います。「ヘビーローテーション」「ギンガムチェック「鈴懸」そしてこの曲です。

細かいことを言うと、前奏と主曲の間が間延びした印象で、だらっと主曲に入ってしまっていること、サビに入る直前も同様で、ダラダラとサビに入ってしまっているような印象です。それぞれ印象的な強い音を入れたあとに一拍休むような感じにしたほうがよかったでしょう。その一方で、1番と2番の間は滑るように移行しているところは、出来そうで出来ないことです。

 そういえば、全盛期のELTや浜崎あゆみ、Do As Infinity、相川七瀬、MAX、大黒摩季、ZARDも、色々面白いテクニックが使われて良い曲がありました。
Posted at 2014/11/09 14:38:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 音楽 | 音楽/映画/テレビ
2014年11月09日 イイね!

秋期ドラマ 視聴状況と感想、「ファーストクラス」の不振分析

 秋期のドラマは、放送開始後第4話程度が経過し、多くの人の中では各作品の継続と挫折が本格的に決まる頃ではないか、と思える時期になっています。

私の場合は、今回も結局予選を実施、見ない作品をいくつか設定しました。その後、1話で第一次選抜を行い、安定期になりました。予選の時と同様、各作品の視聴状況を書き出してみます。

月曜日

SAKURA~事件を聞く女~
 第一話の間延びした展開に挫折しそうになりました。しかし、被害者などの人物設定に妙味を感じ、視聴しています。この作品は、基本的に「水戸黄門」フォーマットを採用しています。身分を隠して潜入捜査をする主人公、ただただ悪い犯人、クライマックスのアクション、主人公に感謝をする遺族、で展開されています。このフォーマット時間分でストーリーが薄くなってしまっているのですが、安心して見られる作品です。基本フォーマット部分が邪魔になっている??

信長協奏曲
 既に1話で挫折済みです。

火曜日

すべてがFになる
 コミュニケーション能力が著しく欠如する天才(自閉症?)と、やや慌て者の助手とがコンビを組んで事件を解決する刑事もの亜種です。ガリレオの頃は面白かったのですが、既に食傷気味です。また、この種の主人公ものは、主人公の人間愛が欠如して描かざるを得ないので、どうしても話が謎解きものになってしまいます。

また、作品自体も一本通った筋を感じなかったために、1話で挫折しております。

さよなら私
 NHKのドラマにつき、予選落ちしております。

女はそれを許さない
 弁護士ものですが、刑事ものの亜種です。弁護士ものでも民事物ゆえ、どうしても緊張感がありません。私自身、寺島しのぶのことが嫌いなので、深田恭子はきれいで可愛いものの、挫折しました。ストーリーも薄っぺらです。

素敵な選ぶTAXI
 「ifもしも」と同じ作風と思いきや、全く展開が混迷しています。お笑いの人が脚本を書いているからでしょう。ドラマとしての完成度が低く、見るのに値しませんでした。挫折済みです。

水曜日

相棒
 完成された作品なので、見ていません。

きょうは会社休みます
 これは、果たして男性が見ても良い作品なのか!?そんな疑問を感じました。設定自体は、仕事が暇な会社での恋愛模様ものということもあり、バブル時代を思い出させるものです。第一話最後の、会社のエレベーター内キスシーンで挫折しました。

ファーストクラス
 脚本家変更の為、作風が大幅に変わってしまっています。視聴していますが、詳しいことは後述します。

木曜日

ぼんくら
 NHK作品につき、予選落ちしています。

科捜研の女
 完成された作品なので、見ていません。

ドクターX~外科医・大門未知子~
 大根役者ぶりを隠す人物設定、幼稚な人物設定、主人公女優を接待するかのようなストーリー展開に辟易し、第一話で挫折済みです。

MOZU
 第一シリーズ第一話の自己満足ぶりに口があんぐり空いてしまい、予選落ちしております。真木よう子も香川照之も見たくない、ということもあります。

ディア・シスター
 これも「きょうは会社休みます」同様、男性が見ても良い作品なのか疑問を感じました。堅物な姉と自由奔放な妹が繰り広げる恋愛騒動物です。ドタバタ色も強く、見ていて呆れてしまったために第一話で挫折しています。

金曜日

新・刑事吉永誠一
 第一シリーズでは、脚本の質が追いつかず、第二話以降は駄作の連続でした。今回は、、、第一話から駄作です。主人公以外にも目が向いたことだけは評価ができますが、ストーリーの着目点がはっきりとされておらず、視聴者はどの視点で見れば良いかが不明瞭です。もっとはっきり言うと、素人レベルの脚本です。脚本の推敲期間を長く取るためなのか、1話で描ける程度の内容を2話に分けて放送しているため、さらに間延び感が出ています。

 テレビ東京(東京12チャンネル)は、もともと船舶従事者向けテレビ放送局として開局したため、娯楽作品の歴史が短いのですが、それも40年前の話。当時のドラマ「プレイガール」もひどい駄作でしたが、その歴史が連綿と受け継がれています。当時の人はもういないはずなのに、不思議です。これが「企業の伝統」です。

Nのために
 今期一番の作品だと思います。事件に至るまでの描写を丁寧に描く作風で、近年珍しい雰囲気です。まだまだ事件の核となる部分は描かれておらず、若者群像ものの雰囲気が楽しめます。

黒服物語
 キャバクラを舞台としたドラマには、「お水の花道」「黒い太陽」があります。キャバクラというのは、出す食物は市販の酒に少々の市販のおつまみ、ちょっとした果物なのに、何万円もかかるのだそうですね。それこそ接客要員の「話を楽しませる技」が生きてくるのでして、あるいはサービス業の究極だと言えます。
 作品の基本は、これも水戸黄門フォーマットです。回ごとのゲストキャバクラ嬢がいて、その人と主人公の人間的やり取りを描くことを基本としています。意外に人情もので、王道的仕上がりになっています。

土曜日

地獄先生ぬ~べ~
 この作品の漫画やアニメの世代でもないため、予選落ちしております。

日曜日

ごめんね青春
 宮藤官九郎の脚本も嫌いですし、磯山晶の仕上げ風も嫌い、満島ひかりの演技も嫌い、コミカルな作風も嫌い、と、見るところがありませんでした。

ファーストクラスの不振について
 急遽シリーズ2が制作されたこともあってか、作品に「練り」を感じません。シリーズ1の特徴だった、テロップで出される登場人物の心の言葉(悪態)がほとんど出なくなったのは良しとしても、主人公に降りかかる難題について、「解決」や「敗北」がはっきりとは描かれておらず、話が冗長になってしまったことがよくありません。

またその難題も、伏線を描かずに「突然」変異を起こすものですから、見ている方は、「え~、それならなんでもアリだよね。いっそのこと、ガミラスが遊星爆弾を落とす設定にしてみてはどう?}とすら思える程です。

 現在のところ、主人公が企画して話題をさらった服から始まった事件が、のびのびで継続中です。普通の脚本家なら、「周囲の邪魔を受けるものの、桐生市内の工場の人への奉仕で心を開き、協力を受けて無事発売、大成功する。邪魔をしていた人は更迭。」といった、第一の関門を突破させて視聴者をスッキリさせるところです。

しかし、「発売直前に染料に有害物質が使われていることが分かって発売中止、沢尻エリカは受付嬢へと更迭される。」という展開にしています。染料について何か伏線となるような事柄が描かれていればよかったのですが、そんな描写は全くありませんでした。こういう、「突然の展開」があると、視聴者は醒めるものです。ストーリー展開も、「半沢直樹」を意識した「会社もの」になっていますが、」これも中途半端で、混沌とした描写です。脚本家の事象整理能力に疑問を感じます。もっと推敲をして、描かない(落とす)ことをはっきりさせて、ストーリーの主軸をシンプルにしなければなりません。全体的に登場人物も多く、雑然とした作品になってしまっています。

しかしまあ、第一話で感じたとおりのことが起こりました。すなわち、グレートマジンガーの敵「七大将軍」のそれと同じです。主人公をさらに窮地に陥れるべく「多数の敵を用意」したのに、脚本がその敵を生かせないばかりか、むしろ混乱させているだけです。

 この作品の不振について、ヤフーヘッドラインに記事が出ていましたね。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141108-00000012-pseven-ent

「マイナス要素が多い登場人物の言葉に、プラス思考視聴者が離れた。」って、ならどうしてシリーズ1が人気になったのよ!世の中に出てくる「分析」など、この程度です。
Posted at 2014/11/09 14:16:43 | コメント(2) | トラックバック(0) | テレビドラマ感想批評 | 音楽/映画/テレビ
2014年11月08日 イイね!

たこ焼きラーメンを自作(?)に、インスタントラーメン史が頭に浮かぶ

たこ焼きラーメンを自作(?)に、インスタントラーメン史が頭に浮かぶ 某所にて、男女の就業に関して発言をされていた方がいまして、男女雇用機会均等法前夜のことが気になり、思い出していました。

当時は、「四年制大学を卒業した女子は、「生意気だわ、どうせ結婚して辞めるのだから就業期間が短いわ、全く使いづらくて仕方がないよ。」とまで多くの企業から言われていたのでした。短大卒者からも「年上なのに後輩だから扱いづらい」などという声が上がっていました。

当時はまだ四年制大学に進学する女子は珍しく、都市近郊では短大へ、裕福で教育熱心な家庭の女性が、四年制大学の文学部に進むような時代でした。現在のように、社会学系学科や、ましてや理工系学科に進むなど、全く周囲に理解されない時代でした。

そんな時代でしたので、まだ「加工貿易国」だった日本が欧米に追いつくためには、女性を活用しないと一流国にはなれない、と、男女雇用機会均等法が1986年に施行されたのでした。女性が事務職以外につくようになったのは、もう少しあとの就職氷河期(1995年頃)を待たねばなりません。

その1986年を考えるには、それより前の時代を検証しなくてはならないと、1985年から記憶をたどったのでした。そして、男女雇用機会均等法とは全く関係なく、この「たこ焼きラーメン」の記憶が蘇ってくるのでした。

 時に1986年、既にインスタントラーメンは「おやつ」として、十分に普及していました。1977年に「焼かないカップ焼きそば」が、1980年には「めんコク」「うまかっちゃん」で関東にとんこつラーメンを持ち込みました。「牛乳のような色のスープに麺が入っていて、気持ち悪いなあ」、と思ったものでうsが、食べてみると「コク」という味があることを初めて知るのでした。



「コーンラーメン」でコーンが、「わかめラーメン」でわかめがラーメンの具になりました。「イカ焼きそば」もこの頃じゃなかったかな?当時は結構「ウエー」と思ったものです。







1982年には、1分で完成する「クイック1」が発売され、グループサウンズのタイガースが出演し、話題になりました。こうなるともはやラーメンを味わうというよりは、話のタネに「1分間でできるラーメンを食べてみる」需要を狙ったとしか言い様がありません。



また同年は高級ラーメンの発売年でもありました。現在も続く「中華三昧」から始まり、「桃李居(といりきょ)」「麺皇(めんふぁん)」「華味賛珍(かみさんちん)」「楊夫人(まだむやん)」などが発売されました。












ご当地ラーメンも確かこの年です。「ラーメン紀行」という製品があり、札幌は味噌、東京は濃い口しょうゆ」、大阪は「うすくち醤油」、九州は「とんこつ」といった具合です。今なら、珍しくもなんともありませんよね。



そんな、市場としては既に刺激で需要を喚起する、限られたパイの奪い合いになっていたのですが、1983年か1984年に、食べ物で遊ぶ第一号?の、「お茶漬けラーメン」が発売されたのでした。茶漬けとはいえご飯とラーメンが入っているのではなく、ラーメンのスープがお茶漬けのあの粉で、具に海苔とあられが入っているだけ、というものでした。CMは結構話題になり、「ラーメンかお茶漬けか」というキャッチコピーが流行りましたね。



 お茶漬けラーメンにより、各社のタガが外れたのでしょうか。今でいうクチコミ狙いの期間限定商品とも言うべき位置づけで、「たこ焼きラーメン」が発売されたのではないか、と思うのです。

そんなたこ焼きラーメンは、CMが話題になりました。当時人気が出始めていた「ダンプ松本氏」を採用したCMは、当時の小中学生に話題になりました。たしか4月発売だったということもあり、友達との話題の種に使ったような気がします。

 肝心なラーメン自体ですが、何のことはない、普通の醤油ラーメンの具として、乾燥した小型のたこ焼きが入っているだけで、ごく普通に食べられます。それでも、「話題の新製品を食べた」という満足感と、話のタネを得る気持ちよさを味わった人は、決して少なくないことでしょう。

 ちなみに、この翌年くらいに発売された「アルキメンデス」という製品が、私の中では一番奇っ怪なラーメン(?)です。



おしゃれな容器に固焼きそばの麺が入っており、そこに添付のとろみがついた具材をかけて食べる製品です。「歩きながらでも食べられるくらい、おしゃれな固焼きそば」というコンセプトだったようですが、歩きながら固焼きそばを食べる時点で、おしゃれじゃないよね。

そもそも、当時は洋物の食べ物(ハンバーガーなど)がおしゃれとされ、和食や中華はダサい、としていた時代です。売る前から結果が見えていました。


 おっと、私が作った「たこ焼きラーメン」の話をすっかり忘れておりました。セブンイレブンの「冷蔵されているラーメン」の中に、近所のたこ焼き屋で買ったたこ焼き(ソース、青のり、マヨネーズ抜き)をただ放り込んだだけです。



徐々にスープを吸い込んで柔らかくなるたこ焼きを口に含みながら麺をすすると、天ぷらそばなどでは得られない満足感が得られました。明石焼きもあるだけに、この組み合わせはGOODですよ!おすすめです。
Posted at 2014/11/23 01:54:48 | コメント(1) | トラックバック(0) | 食物 | グルメ/料理
2014年11月08日 イイね!

自動車評論家「徳大寺有恒氏」亡くなる

自動車評論家「徳大寺有恒氏」亡くなる 自動車評論家の、徳大寺有恒さんが亡くなりました。2000年代初めからは活動も縮小されており、あまり表舞台に出られる機会は減っておりました。残念でなりません。

 氏の著書である「間違いだらけのクルマ選び(1976年初版)」との出会いは、1983年か1984年に、父の書棚にあったものを小学生だった私が持ち出したことでした。表紙に車のイラストはあるものの内容は文字が多く、読み応え充分でした。

本の内容は、後年年度発行になってからのものと比べて、「車選び指南」が中心となっており、各車徹底批評との二部構成となっています。各車徹底批評の方は後年のものと概ね同じ様式ですが、各社のキャラクターやドライブフィーリング、車両の成り立ちなどが簡潔にまとめられており、実写を目にしなくてもイメージが沸く内容になっていました。もちろん、徳大寺氏自身が感じたことであり、少々の思い込みも含まれております。

後年の巻頭は、その年に起こった車に関する出来事や世相のこととなりましたが、この頃は「車選びで注目して欲しい部分」を氏なりに述べた内容となっています。例えば、速くもないエンジンを積んだ車種にタコメーターが付いていることをして「不要なアクセサリー」と書いたり、「新発売になったばかりのクルマを買うと、とんでもないトラブルに会うので避けたほうが良い。」という、今でも通用しそうな?ことも書かれておりました。

私はこの本により、「電子制御燃料噴射エンジンこそこれからのシステム」、「サスペンション型式をもっと気にすべき」ということを知りました。それまでは「ミニカー」や「足漕ぎ車」しか関わったことがなかった私は、実車はスタイルや排気量の違いこそ理解していたものの、メカニズムについてはさっぱりでした。

これを機に、エンジンやサスペンションの概要にも関心を抱くことになりました。エンジンには出力だけではなく、「トルク」という数値があること、回転の上がり方には、数値に現れない「フィーリング」があること、サスペンションは「様々な型式」があり、路面の突起乗り越えやロールなどでアライメントが変化することなどを、学ぶきっかけになりました。

その結果、私自身を自動車趣味の道へと導き、以後の人生が決まりました。この本と出会ってなければ、小学生の時のラジコンブームでサスペンションに関心を持つこともなかったでしょうし、中学・高校の教室内で車の話をすることもなかったでしょうし、大学もわざわざ文系コースから理系学部を受験することもなかったでしょうし、大学で自動車部にも入らなかったことでしょう。

学校が変われば最初に就職した会社も違っていたでしょうし、当然今の会社にもいなかったことになります。今この生活をしていることはベストかどうかはわかりません。どうやらベストではなくベターではあると思うのですが、なんとか収入を得て生きていられます。

 また、いわゆる「造詣(ウンチク)本」が広く一般的になったことも、この本の存在を抜きに語れません。当時は成人男子は「仕事、タバコ、酒」の時代で、趣味に時間を費やすことなど考えられない時代でした。結果、車選びもセールスマンのいいなりだったそうです。そんな時代にあって、自動車雑誌を読まない層にも自動車の楽しみを伝えたことは間違いありません。なんとこの本、新聞広告だけではなく、TVCMすらしたそうです。おそらく父がこの巻だけを持っていたのも、当時話題になったからではないか、と思うのです。(父は、自動車が趣味でも仕事でもありません。)

この後、タイトルが「間違いだらけの」で始まる本が流行になっただけではなく、ラーメンブームやラーメン本、ラーメン評論家の存在なども、この本がきっかけになっていると思えてなりません。人が自身の中に蓄えた、生活には役に立たない(?)ウンチクを書物にして商売にしたことでは、画期的だったと思います。

「間違いだらけのクルマ選び」は、1987年版(1986年末発売)以降毎年購入し、それらが古くなった今では「生きた近代史」の教科書として、大切に保管しております。あちらでも車を楽しまれていることを願ってやみません。

↓リンク先で、正続間違いだらけのクルマ選び電子版を読めます。
Posted at 2014/11/09 01:59:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | 時事 | 日記

プロフィール

「所要が終了しましたので、復活します。」
何シテル?   08/30 17:23
小さい頃、トラック野郎を見てトラックが好きになりました。その後「太陽にほえろ!」のカーアクションを見て、乗用車も好きになりました。カーグラフィックTVや新車情報...
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