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2016年07月30日 イイね!

トヨタ プリウス(ZVW50、2WD、グレード、電池不明)でロングドライブ

トヨタ プリウス(ZVW50、2WD、グレード、電池不明)でロングドライブ 現行プリウスの試乗は、既に年末に済ませております。技術的な部分ではTNGAボデー構造を新規に採用しているとのことで、ロングドライブの必要性を感じておりました。本来は6月初めにメルセデス・ベンツGLAとの並走ドライブで検証する予定でしたが、人数と予算の都合で断念しておりました。素人試験ゆえ、予算を低く抑えること、すなわち参加人数を確保することも、長く続ける趣味としては大切です。

さて、本来なら複数人数で行くはずのこのロングドライブですが、人数が集まらなかったこと、一人での気楽なドライブも良いことなどから、一人で行くことにしました。試乗記については、短距離試乗の年末試乗記に対して異なる部分を示す、という形で書きます。お時間が許せば、先に年末試乗記に目を通してください。

車両について

エンジン+モーター



 長距離や山岳路を走ることで、電池マネジメントの考え方が大きく変わっていることがわかりました。これまでのモデルでは、なるべく電池を満充電状態に保つ考え方で充電制御やモーター駆動力が行われていました。今回のモデルでは積極的にモーターを使用し、SOC(バッテリー満充電に対する現在の充電率)が、半分程度になることも受け入れるようにしています。

加速時にもアクセル操作に対してエンジン回転は2000回転程度までは連動するようにしているものの、それ以上には上げていません。その際にもエンジンの燃焼音は高まりませんので、あくまでもジェネレーター(発電モーター)を回すためにエンジン回転を上げているような印象です。加速はモーターによる動力が中心であり、時折「エンジン回転の割には加速するな」と感じさせる場面があります。すなわち、エンジン車を演出している状態以上に、加速が鋭くなっています。



一般路で長時間に渡って加速することは少なく、やがて定速運転になり、コーナーでは減速します。その際にエンジンの余力を使用したり発電(回生)ブレーキによる充電が行われ、満充電に近い状態に戻ります。

家計に例えると、1000万円が入っている貯金箱(電池)があり、月収10万円(定速時や減速時などに行える発電)の家があるとします。親戚に祝い事があり、お祝い金として臨時出費10万円があるとします。旧型では1万円を貯金箱から出し、その月の月収から9万円を調達、その月は1万円で生活していたのが旧型までの電池マネジメントです。すなわち、貯金箱を満タンにしておくことが最重要課題であり、加速時にも電池からの放電を惜しんでいた印象でした。

一方で現行型は、「そんなに臨時出費は続かない」とばかりに、祝い事がある月には貯金箱から10万円を出費し、その月は普通に生活、翌月から毎月5000円を積み立ててゆっくり貯金箱を満タンにする考え方です。上にも書いたように、実走行では減速発電回生ブレーキ(臨時収入)があります。その際に電池を満充電に出来るだろう、と構えています。

電池の充放電が著しく、そろそろ街にあふれている「電池が寿命になった3代目プリウスや初期アクア」のようなことがより短期間で起こる心配はありますが、エンジンが働く場面を減らすことで燃費を稼いでいる印象でした。

加速は、リーフやアコードにも近い、モーターならではの鋭い加速が可能で、エコモードによる加速が旧型のノーマルモードの加速に相当します。パワーモードはアクセルペダル操作に対するモーターの反応が大げさで、運転しづらい印象でした。

 エンジンの印象は変わりませんが、高速道路走行時の遮音が行き届いたためか、静かな走行が可能になっています。加速も前述のとおりモーター中心ですから、これまでのようにエンジンの回転を上げてから加速するような、いかにも余裕がないCVT車の「エンジン全開、加速度はスピードメーターで読み取ってください。」とでもいうような、加速力を読み取りづらい印象が薄くなりました。この辺りの印象は、値段相応の高級感を感じられました。

ブレーキ
 試乗時以上に印象が悪化しました。ブレーキペダルを踏み込むと、回生ブレーキ中心の領域では概ねブレーキペダル操作量に応じたブレーキ力が得られます。回生効率が悪化し、油圧ブレーキ併用領域ではブレーキペダル操作量一定でも、減速力が高まります。そして極低速域の油圧ブレーキのみの領域では、急激にブレーキ力が高まります。減速度を調整しようとブレーキペダルを踏む力をやや弱めると、全油圧が解除されてしまうかのように、急激に減速力が低下します。そこでまたブレーキペダルを踏む力を強めると、急激に制動力が立ち上がる、という、まるでオンとオフしかないスイッチのようなブレーキ操作感です。

旧型のような、まるでブレーキペダルにガムでも付いているかのような、ブレーキペダルの戻りの悪さこそなくなりましたが、およそコントローラブルという言葉が遠く感じるブレーキです。他社が採用する電動マスターシリンダーの方が、回生ブレーキに回せる動力が少なくなるものの、ペダル操作感やブレーキ力の調整という点から言えば優れています。

サスペンション




 スプリングを弱めてショックアブソーバーを強めた印象のサスペンションでしたので、緩いカーブではロールがよく抑制されるものの、曲がり続けるような山岳路、高速道路のインターチェンジなどでは、かなりロールします。特に屋根が重く感じられ、人間の頭はかなりコーナーの外側に傾く結果となりました。街中の試乗と実使用で最も異なる点です。

ステアリング
 旧型はストロークを拒むようなサスペンションでありながら、目一杯ロールした状態ではほとんどステアリング操作を受け付けず、急激なアンダーステアに悩まされました。ストロークを拒むのに、ステアリングの切り始めではかなり動きが鈍く、車が曲がり始めるまで時間を感じたものですが、

現行モデルではサスペンションの動き出しが柔らかいのに、ステアリング操作に対する反応は鋭くなっています。ロールした状態からでもステアリングを切ると、もう少し曲がろうとする反応を見せます。サスペンションストロークに対するキャンバー角の変化が少なく、キャスター角を強めたことの良さが現れています。

結局のところ、シート上でロールする人間が一番困りもので、結局はロールの深さがここでも一番の問題になります。

ボデー
 ボデー後部のしっかりした印象は、市街地走行時以上に素晴らしく感じました。普通の車が相対的に後部の剛性が低いのに対し、この車では前部、特にAピラー周辺の剛性が負けているほどです。

高速道路出口、減速帯から料金所に至るまでの270度カーブには、轍が出来ています。轍のように、横方向と縦方向にボデーが著しく曲げられる道路では、後部はしっかりしているのに、屋根とボデー株を結ぶAピラーが横に曲げられ、キシミを感じてしまいました。

ロックピラー(Aピラーの付け根からサイドシルを結ぶ部分の柱)がTNGAによって強化された一方、Aピラーやその結合部は少し手を抜かれたのかもしれません。車体のどこかに弱い箇所をつくりませんと、どこかで破断が起こります。難しい選択ですが、最も弱い箇所がAピラーになってしまったようです。

テールゲートが寝ており、その部分で捻られるリフトバックボデーなのにこのように感じるということは、かなりボデー後部の剛性が高いと言えます。

 シフトレバーは再びインパネシフトになりました。扱いやすさはまずまずですが、モードスイッチが遠くて扱いづらいです。一方でステアリングホイールにはオーディオなどのスイッチを付ける、全く理解できません。

トヨタセーフティセンスについて
 衝突軽減ブレーキの予告ブザーを経験しました。右折路がない交差点手前において、前車が突然方向指示灯をつけて右折しようとしました。私は当然、前車は直進するものとして走っていました。また、右折路はないものの左側には余裕があり、少々減速するだけで脇をすり抜けられそうでした。また、対向車はいなかったために、右折車はすぐに右折出来そうでした。そのために、私はそのままの速度で前車に接近する形となりましたが、ここで「ピピピピ」とブザーが吹鳴しました。「え、この程度で警告?」と思うほどの怯え?ぶりで、これでは「狼少年」になってしまうことが危惧されます。

 前車追従クルーズコントロールも使用しました。前車がいない状態では、速度変化しか見ていない調整ぶりでした。橋など少しの上り坂では、坂に差し掛かって負荷によって車両は失速、すると慌てて出力を増して加速、橋の上の平坦路に差し掛かっても加速中であるために設定速度を超える、下り坂では速度が増し過ぎてしまうために、今度は回生ブレーキで減速、と、全く下手くそな運転そのものです。

高速道路では、下記に示したように豪雨に見舞われました。前車のアクアを認識して前車に合わせて追従しておりました。しかし、水しぶきで姿が見えなくなると、前車がいなくなったものとして認識、設定速度まで加速しようとしました。かなりの急加速であったために車間距離は急に狭くなり、私は慌ててブレーキを踏むのでした。

前車が見えづらくなったらシステムが停止し、マニュアル走行モードへ移行すれば良いものの、見えない=いなくなった、と判断することに怖さを感じました。常識的に考えれば豪雨の際にはシステムを止めて運転すべきですが、このような単純な意地悪にもシステムが破綻、誤作動とでも言うような制御をしてしまうので、カメラだろうがレーザーだろうが、自動運転は信用できません。

まとめ
 770kmを走行し、約28リットルを使用、燃費は27km/リットルになりました。2代目プリウスが22km/リットル程度、3代目プリウスが24km/リットル程度と、順調に成績を上げています。エンジン自体の熱効率向上もあるでしょうが、電池マネジメントの宗旨替えも効いていることでしょう。PHEVも高成績を上げてくるでしょうが、電池寿命が気になります。

車としての味わいは向上しており、乗り心地良く、楽しく走れる車になりました。無機質を貫いてきたプリウスでしたが、乗って楽しい味わいをも身につけてきました。トヨタの車としての先進性は薄れましたが、楽しくて快適で、非常に良い車だと感じました。もっとも、車両価格を聞くと「うん、それだけ高ければ、この位は良くないとね。」と、普通の評価にはなってしまいます。

一方、アクセラハイブリッドとの比較では、若干運転の楽しみは落ちます。エンジンとアクセルペダルの関係性において、プリウスはこれまでのプリウスを継承し、アクセラハイブリッドはTHSを感じさせない仕上がりとなっていました。

燃費よく乗り心地もよくと、所有期間を7年くらいとした場合には、非常に良い買い物になると思います。もちろん、ガソリン代で車両価格の差を埋めることは不可能です。

参照して欲しい記事
トヨタ
プリウス(NHW10)
プリウス(NHW20)
プリウス(NHW20)
プリウス(ZVW30)高山往復
プリウス(ZVW30)インサイトと同行
プリウス(ZVW30)CR-Zと同行
プリウスα(ZVW40)
プリウス(短距離)

アクア(短距離)

カムリ
SAI(初期型)

日産
スカイライン
エクストレイル

マツダ
アクセラハイブリッド(短距離)
アクセラハイブリッド(長距離)

ホンダ
フィットハイブリッド(短距離)
フィットハイブリッド(長距離)
アコード(前期型)
グレイスハイブリッド

スバル
XVハイブリッド

スズキ
イグニス

ドライブ自体の話
 今回は一人で行くために、市内のレンタカー店で調達しました。ところが、国道と高速道路の料金所までの区間がノロノロ運転で、40-50分ほどロスしてしまいました。

いつのの通り、常磐自動車道を勿来まで進みます。100km地点は、コースが従来通りですので水戸の北付近で迎えているはずです。勿来インターチェンジで高速道路を降り、西に進路を取ります。200km地点は田臥からもう少し西進したところでしょうか。



塙、棚倉を経由し、白河市に至ります。

白河市内を抜けて、甲子道路を下郷や南会津に向かいます。300km地点は、下郷の手前だったかな?



下郷の交差点は、今回も檜枝岐村側を経由することにしました。尾瀬入口辺りから雲行きが怪しくなり、断続的に驟雨に見舞われました。



シルバーラインを抜けて小出から、関越自動車道に乗ります。石打塩沢に至るのですが、途中からかなりの豪雨に見舞われました。石打塩沢からは再び西に向かい、津南を通ります。この付近で400kmだったかな?



いつも通る奥志賀林道は、2日前に岩が崩れ、通行止めになってしまっていました。



仕方なく、飯山、中野を経由して志賀高原に入りました。

途中のスーパーで、コーミの駒ヶ根ソースカツどんソースを購入しました。寄り道、回り道をしましたが、この方が時間は速そうです。

志賀高原でもまたひと問題発生です。草津へ抜ける区間が夜間通行止めで、万座を経由して山を下りるという、遠回りを強いられました。万座ハイウェイの途中で仮眠を取り、今後の計画をします。中之条から日光へ抜けても良いのですが、充分走りましたし、余裕を持って11時台に帰宅するのも悪くないと考え、そのまま渋川伊香保から関越道を走ることにしました。

600kmは渋川伊香保へ向かう途中の一般道で、700kmは、関越自動車道の上で迎えたと記憶しています。万座から渋川伊香保の一般道はかなり整備され、速度も上げられ、カーブも減っている印象でした。あちこちの国道が整備され、狭い道やカーブが減っていました。
Posted at 2016/09/05 00:18:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ
2016年07月25日 イイね!

「ポケモンGO」は公害?

 ご存知の通り、任天堂が協力する「ポケモンGO」が日本でも公開されました。公開されて1週間少々ですが、交通事故や不法侵入、夜中に子供が出歩くなどの問題が発生しています。初代ポケモンすら遊んでいない私ですが、初代ポケモンも1年程度で飽きられたような気がしています。

とはいえ、諸問題を起こすからには、考えなければなりません。仮にこの問題が継続する場合は、「ポケモンGO」は、一首の公害問題として捉えなければならないように感じています。

公害問題とは?
 今でこそ責任を問わない「環境問題」という言葉に置き換えられてしまっていますが、昭和40年代半ばに公害対策基本法が制定されるまでは、「公害問題」がと呼ばれていました。排水や排気、廃棄物に関する法律がなかったために、企業は排気や廃棄物を、そのまま大気中に放出したり、川や海に流したりしていました。
 「当時はそれらを処理する技術がなかった」という説もありますが、法規制制定後から効果が出始め、昭和50年代半ばには被害者救済問題以外は、かなり改善されてしまいました。すなわち、やる気がなかっただけのことです。

ゲームと社会問題
 ゲーム機もいろいろありますが、昭和53年のインベーダーゲーム登場から問題が発生し始めました。学校に行かずにゲームセンターにたむろする学生、お金を巻き上げたり巻き上げられたりする問題などなどでした。

昭和50年代半ばを過ぎると不良問題の沈静化やレジャーの変化により、少なくなっていきました。

昭和60年代になると、「大容量ROM」の開発により、既に発売されていたファミリーコンピューターでも複雑なゲームができるようになりました。まず「スーパーマリオブラザース」が昭和60年に、昭和62年には「ドラゴンクエスト」が大流行しました。勉強をせずに家でゲームばかりする生徒の問題、発売日に徹夜で販売店に並ぶ生徒の問題が発生しました。中には、買ったばかりのゲームソフトを恐喝される問題も発生しました。それでも、発売開始からしばらくすると沈静化するものばかりでした。

昭和61年には、これまでと違った流行が小学生に起こります。「ビックリマンチョコのおまけシール」問題です。子供の流行の中心は「おもちゃ」や「ゲーム」でしたが、このブームはシールをコレクションすることにあったそうです。大人にも切手や切符などのコレクション趣味がありますが、それがそのまま子供版になった形です。シールだけを取り出し、中のチョコレートを捨てることが問題視され、ほどなく流行は終わりました。

平成3年に、これまでのゲームとは少し違うゲームが小学生に流行りました。商品のバーコードを専用機に読み込ませ、出てくるキャラクター(?)で勝負をする、「バーコードバトラー」です。それまでのゲームが、基本的にプレイをして結果を競ったり、情報を交換し合ったりすることが楽しみであったのに対し、このゲームは「実際の友達と対戦できる」という楽しみを持ったものでした。もちろん、野球盤やサッカー盤、野球やサッカーのゲームや実際のそれも「対戦」なのですが、自分の分身がゲーム機の中で活躍する、ということが楽しみだったのでしょうね。

なお、同じ年にパソコン用のソフトウェアでバーチャル水槽を楽しむゲーム?もありましたし、いろいろ逆らう魚が居るゲームもありませんでしたっけ?

 そして時は流れ、たしか1996年に「ポケットモンスター」が登場します。ゲーム内の世界を歩いてモンスターを探し、ゲーム内の対戦場で友達とモンスターを戦い合わせる、という内容だったと聞いています。同じ時期に「たまごっち」という携帯ゲーム機もありましたが、これまでの傾向を引き継ぎ、「マンション暮らしの子供が増えてペットを飼えないために、ゲーム機の中で飼う。」ことが楽しみとなりました。

ゲームとしては少々単純なような気がしていましたが、メーカーもわかっていたのでしょう。1997年にはゲームとしてのポケモンを題材としたアニメーションが放送され、アニメーションも、テーマソングも大ヒットしました。もちろん、子供にですけど。とはいえ、遅くとも2000年頃には流行は沈静化していたように思います。同胞たまごっちも流行が終わり、メーカーが不良在庫を抱える問題を起こしました。

ポケモンGOの問題
 ゲームの基本としては初代ポケモンと変わらないようですが、舞台を実際の地図上の世界にしてしまったことが良くなかったと思います。これがバーチャルな世界であれば、ほかのゲームと同様、プレイが止まらない人が出ただけでしょうね。実世界を舞台にしてしまったために、歩きながら、自転車やバイクや車に乗りながらプレイする人が増えてしまったわけです。

それも「自動ゲット」ならまだしも、くるっとその場で回る必要があるのですって??それじゃあ、その場でゲームに集中してしまうわけです。

もっとも、大人ならゲームをして良い場所とそうでない場所の区別ができるはずなのですが、ゲームはどういうわけか麻薬性があるもの、脳のどこかに作用するのでしょうね。おそらく、どんな人でも止めることは困難だと思います。

 また、不法侵入問題は今後も続きます。あなたの家の庭先が、ポケモン生産場所(?)だったらどうでしょう。次から次に知らない人が歩いてきて、家の周りがざわつくのです。しかもそれが任天堂によってなされていたら、あなたはどう思いますか?

このままでは公害問題に進展
 実世界を舞台にしてしまったことが最大の特徴ながら、それはどのゲームメーカーも自重していたことではないでしょうか?すでに何件も交通事故が起こっている以上、これは任天堂が起こす公害に近い状態であると言えます。仮に死亡事故でも起ころうものなら、ゲームやゲームメーカー、携帯電話のアプリなどに規制を設けよう、という声が出てきてしまうことでしょう。携帯電話会社やゲームメーカーやゲーム好きの皆さん、公害問題にするもしないも、あなたにかかっていると言えます。
Posted at 2016/07/25 23:09:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | 時事 | 趣味
2016年07月24日 イイね!

2016年夏期テレビドラマ放送開始時批評

 最近は、テレビ局は新しいドラマを始める際、順次小出しにしていく作戦なのでしょうかね。「番宣番組」とやらの悪影響でしょうか。この時期において、ようやく始まった番組があるかと思えば、もう3話になっている作品もあります。

 夏期は勤務帰りに寄り道をする人が多かったり、家族で旅行や帰省をしたりなど、他のエンターテインメントが充実しているゆえ、特に8月半ばに「夏枯れ」があります。そのため各局とも概ね「手抜き」をし、皆が早く帰るようになる秋に予算を回しています。とはいえ、意外に見られる作品もありましたよ。


月曜日
21:00~「好きな人がいること」桐谷美玲/フジテレビ
 桐谷美玲演じる女性が、おそらくは夏期期間限定で湘南のレストランに勤務する話です。そのレストラン勤務は、レストラン所有のシェアハウスに住みながら行うものです。早い話が、「合宿・若人宿もの」です。桐谷美玲の、まるでマンガのような表情や演技に呆れてしまいました。そのシェアハウスも、彼女以外は「イケメンぞろい」。ほとんど少女漫画の世界です。

それにしても、浜辺でレストランで、というと、数年前に山Pと香里奈が出演し、「良い年をした大人が海の家勤務で浜辺でじゃれあって?」と酷評された「SUMMER NUDE」を思い出します。なぜドラマ関係者は、「みんな浜辺で着衣で水掛け合い」をやりたがるのでしょう?

演技も設定もシーンも心に響く部分はなく、夏らしいカルーいおはなしということで、挫折することにしました。

火曜日
22:00~「せいせいするほど、愛してる」武井咲/TBS
 宝石販売のティファニーが全面協力している作品です。この時間の作品は「働く女性」がテーマになっています。春期の「重版出来」は、主役が一歩引いていたところが良かったのですが、この作品は「私頑張る!」一本槍です。しかも住まいはシェアハウス、職場には小中学生のように言い合う「タッキー」がいて、と、これまた少女漫画の世界です。職場がどうあれ、シェアハウスの時点で挫折確定です。また、主人公の所属部署は「広報」です。なんとなく、バブリーですよね。

 それにしても、この時間枠に提供している企業の皆さん、皆さんのお金でティファニーの宣伝をしているようなものですよ!

22:00~「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」波瑠/関西テレビ・フジ系
 これは面白いですね。刑事もので、波留演じる刑事に余計な特殊能力があったり、その先輩役の横山裕という人が、まるで中高生男子のような汚く幼稚な言葉遣いなことは気になります。

その気になる点を考慮しても、展開が気になる作品です。

第一話は録画ミスによって後半1時間を見られなかったのですが、視聴者を引き込む展開でした。見ている途中は、「女刑事の仕事とオフと」という描写になっており、主人公を合コンに誘う女巡査がいました。こんな形でだらだらと話が進んでいくのかと思いきや、その女巡査、殺されてしまいました。

なかなかないハードな展開、細かい事件を解決しながら最後の敵に向かっていく感じは、「ジョシデカ」「刑事イチロー」「逃亡者runaway」を思わせて、期待が膨らみます。

25:28~「OLですが、キャバ嬢はじめました」倉持明日香/MBS・TBS系
 深夜ドラマゆえ、予選落ちです。

25:28~「闇金ウシジマくん Season3」山田孝之/MBS・TBS系
 深夜ドラマ、かつ、借金ものゆえ、予選落ちです。

水曜日
21:00~「刑事7人 第2シリーズ」東山紀之/テレビ朝日
 シーズン1を「潔癖症ドラマ」と酷評し、面白くなさを感じたため、予選落ちです。

22:00~「家売るオンナ」北川景子/日本テレビ
 それにしても、北川景子は大根役者ですね。でも、「ブザービート」や「モップガール」では、そうは感じなかったのですがねえ。いかにも「仕事がデキる女」を演出するためか、挙動ごとに風を切る効果音がつけられていたり、顔に風を当てて髪がなびいたりと、余計な効果が加えられていて見づらいです。

それに、彼女の顔アップシーンは、まるで「にらめっこ」です。子供にするにらめっこそのもので、「あっぷっぷ」という声が聞こえてきそうで、吹き出してしまいます。

10分で挫折しました。

「死幣 -DEATH CASH-」松井珠理奈/TBS
 これは面白いです。ちょうど「世にも奇妙な物語」の、ホラー編のよくできた作品のような出来です。夏らしい、恐怖シーンが多いのも特徴で、先日は登場人物が競技用の槍で串刺しになるシーンがありました。見ることにしました。

25:41~「AKBラブナイト 恋工場」AKB48/テレビ朝日
 深夜ですので、予選落ちです。

25:55~「ラブラブエイリアン」新木優子/フジテレビ
 深夜ですので、予選落ちです。

木曜日
20:00~「女たちの特捜最前線」高島礼子/テレビ朝日
 テレビ朝日のドラマは、深夜枠を除いて見ないことにしています。予選落ちです。

21:00~「はじめまして、愛しています。」尾野真千子/テレビ朝日
 尾野真千子さんの顔も声も苦手です。癇に障るキンキン声、街中で子供に八つ当たりしていそうな、キチガイママのような雰囲気が、とにかく嫌なのです。5分で挫折しました。

22:00~「営業部長 吉良奈津子」松嶋菜々子/フジテレビ
 これも「仕事がデキる女」のような新聞広告が出ていました。広告代理店の営業部長と、これまたバブルのようなドラマです。

しかし見てみましたら、営業活動にプレゼンテーションにと、確かに広告代理店らしいシーンこそありますが、まるで普通の会社のように描写しています。松嶋菜々子演じる主人公も、スーパーウーマンのように描いていません。

フジテレビドラマの悪い癖で、あちこちにお話の種を設定しており、話が散漫になりそうな嫌な予感はします。また、地味で盛り上がりに欠ける展開も、眠くなりそうな感じです。まあ、見ることにしました。

23:59~「遺産相続弁護士 柿崎真一」三上博史/読売テレビ・日テレ系
 このドラマ、よく作り込んでいるような雰囲気は伝わって来るのですが、面白くないのです。シーン展開がごちゃごちゃしていて、一本筋が通った感じが伝わってこないのですよ。もう少し整理された脚本や描き方になっていれば、よく出来た探偵ものになりそうな気がするのですが、残念です。

金曜日
20:00~「ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~」伊原剛志/テレビ東京
 テレビ東京のドラマには、もう裏切られ続けました。観ません。

22:00~「水族館ガール」松岡茉優/NHK
 松岡美優さんは気になる女優さんです。しかし私は、人を見たさに作品を選ばないのと、NHKドラマを見ないのとで、予選落ちです。

22:00~「神の舌を持つ男」向井理/TBS
 堤幸彦氏が手がけているだけあって、以前の「流星の絆」のような雰囲気です。全域ギャグで塗り固められ、真面目なシーンがほとんどありません。そのギャグ感が、かえって見ている方を飽きさせませんか?真面目なシーンを中心にし、そこに込められたギャグだからこそ光ってくるのです。かつての「俺たちは天使だ」とは、そこが違います。

3話にして、もう疲れてきてしまいました。挫折するかもしれません。

23:15~「グ・ラ・メ!~総理の料理番~」剛力彩芽/テレビ朝日
 なんとなく、「ミスター味っ子」のような、エンターテインメント系料理ものドラマです。作品自体は、特に目新しくありませんし、剛力彩芽さんの演技もよくありません。剛力彩芽さん、最近インターネットニュースに取り上げられていましたが「ポジティブ」が特徴な方なのだそうですね。そのポジティブさが、芸域を狭めていると確信しました。

このドラマ枠は、なかなか佳作ぞろいの深夜枠でした。前回、今回と、あまり面白くない作品が続いています。先行きが心配です。

24:12~「侠飯~おとこめし~」生瀬勝久/テレビ東京
 深夜枠、かつテレビ東京ということで、予選落ちです。

24:52~「こえ恋」永野芽郁/テレビ東京
 深夜枠、かつテレビ東京ということで、予選落ちです。

土曜日
21:00~「時をかける少女」黒島結菜/日本テレビ
 題名はよく知っているものの、実は、原田知世主演の映画版を見たことがありません。過去にタイムスリップした女子高校生が、問題を解決したり恋をしたりしながら、現代に戻ってくる話だとばかり思っていました。

冗長な高校生の日常が描かれており、これまた約束の「学園祭」「海に着衣のまま入ったり水をかけたり」がありますが、青春ものとして楽しめそうです。

また、あちこちにタイムスリップ物の醍醐味が味わえそうな話が仕組まれており、最終回までの展開も気になります。爽やかな夏のドラマとして、見ることにしました。

23:40~「朝が来る」安田成美/東海テレビ・フジ系
 この作品、関東で放送していますか?全く見当たりません。

24:20~「徳山大五郎を誰が殺したか?」欅坂46/テレビ東京
 テレビ東京で深夜枠ゆえ、予選落ちです。

日曜日
各局とも日曜日にドラマを設定するようになりました。しかし、この時間帯はこれまで録画しておいた作品を見る時間帯に当てており、大変見づらいです。

20:00~「平成28年大河ドラマ 真田丸」堺雅人/NHK
 大河ドラマは、見ないことにしています。

21:00~「仰げば尊し」寺尾聰/TBS
 1話は見忘れ、2話はまだ録画したままです。どうやら、吹奏楽部を舞台にした「スクール・ウォーズ」のようです。面白そうな、それでいて感動できそうなドラマゆえ、見ると思います。

21:00~「HOPE〜期待ゼロの新入社員〜」中島裕翔/フジテレビ 
 また「ゆとり世代」ものでしょうか?実は見られていません。

22:30~「そして誰もいなくなった」藤原竜也/日本テレビ
 藤原竜也氏の声や演技が苦手なのですが、なかなか楽しそうなドラマだと思っています。実は、色々用事がある時間帯でして、見られていません。

以上です。
Posted at 2016/07/25 01:38:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | テレビドラマ感想批評 | 音楽/映画/テレビ
2016年07月24日 イイね!

玉虫が!

玉虫が! 外に出ていると、耳元で大きな羽音が聞こえました。「蜂か虻?」と思って身をよじると、すぐ近くにこの玉虫が止まりました。着地に失敗し、仰向けになってもがいています。かわいそうなので、起こしてあげました。

なかなか玉虫が近くに来ることなどありません。すぐに家の中に入ってカメラを持ってくると、まだその場にいました。そして撮影したのが、この写真です。

撮影を終えると、すぐにどこかへと飛んでいってしまいました。写真撮影が終わるまで待っているとは、玉虫も義理堅いものです。
Posted at 2016/07/25 00:26:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2016年07月13日 イイね!

アナウンサーとA級ライセンス

 目下、各テレビドラマの第一話を見るのに一所懸命な私です。とはいうものの、ニュースも観ませんと浮世離れしてしまいますから、ニュースの時間は視聴を休むようにしています。

 さて、そんな今日ですが、日産の新型セレナの自動運転がニュースになっていました。私は、TBS系ニュース23を視聴しましたが、番組では自動運転ぶりをアナウンサーの皆川玲奈さんが取材している様子が映し出されていました。

追浜?の日産テストコース内での様子で、少し速度が遅すぎるような気はしましたが、アクセル、ブレーキ、ステアリングがごく自然に動いていました。風雨が強まると徐行運転が必要になりそうな印象です。

このブログの本題はそんなことではなく、この皆川玲奈さんのことです。このお方、何と国内A級ライセンス保有者とのことです。

「国内Aライ?講習を受けて完走…」

と言い出しそうな御仁が多い中ですが、良い学校を出て見た目もきれいで運転まで上手、天は二つも三つもものを与えるものです。いや、努力なんでしょうねえ~。。
Posted at 2016/07/14 00:48:58 | コメント(2) | トラックバック(0) | 時事 | 音楽/映画/テレビ

プロフィール

「パソコンは購入しました。次の週末の都合により、26日夜以降に活動を再開します。」
何シテル?   01/19 13:39
小さい頃、トラック野郎を見てトラックが好きになりました。その後「太陽にほえろ!」のカーアクションを見て、乗用車も好きになりました。カーグラフィックTVや新車情報...
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