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2017年03月20日 イイね!

トラックと積載量と労働者不足

トラックと積載量と労働者不足 現在、eコマースの隆盛による運送需要の増大に伴い、トラックドライバーが不足しております。これを整備する自動車整備士も不足しており、このままで行くと流通がダウンする恐れがあります。国土交通相を挙げて人材の確保が進められておりますが、なかなかうまく行っていないようです。やはり、きれいなお店で販売したり、きれいなオフィスで計画する仕事に就きたい人が多いのでしょうか?

一方、トラックはかつて過積載が厳しく取り締まられ、過積載をした場合は荷主や運行事業場の管理責任も問われることになり、著しく減少しました。これまでは、「運転手が荷物を買い取り、運び先の事業者に売却しているから、過積載は運転手の責任。」として逃げられていたのでした。

今回の件と直接は繋がらないのですが、街中でダンプカーを見ると、荷物の積み方が随分甘いように感じます。以前の感覚からすると、10tトラックに2tから4t位しか積んでいないように見えてしまいます。やはり、トラックは荷物を満載していませんと、トラックらしく見えません。以前はこんなトラックが普通に走っており、ただの曲がり角でもアンダーステアを出しながら曲がっていたものです。



ふそうT800型大型トラックです。昭和43年の映像です。このようにアオリの高さを上げてたくさん詰めるようにしたものを、「賢いなあ!」と思って見たものです。私が小さい頃は、街中で見るふそうのトラックは既にFシリーズ前期型に移行しており、古くて珍しいモデルになっていました



こちらは、太陽筋では「冷た~い」ステッカーで有名なふそうFシリーズ大型トラックです。過積載の取締がやや厳しくなった、1988年頭の映像です。この頃になると、Fシリーズでもブラックマスクの方が主流を占めており、前期型(一番星モデル)は少数派になっていました。

今ではどちらも過積載として、すぐに捕まってしまいます。最近では漫然運転や、これを防ぐための衝突被害軽減装置付き車が人気ですが、緊張感がないなあ、と思うばかりです。そう、道路は危険で、漫然とは走っていられないものでした。

ドライバー不足問題と道路安全について、少々考えさせられたのでした。
Posted at 2017/03/20 21:16:32 | コメント(1) | トラックバック(0) | 交通安全 | クルマ
2017年03月13日 イイね!

先生に感謝する小学生の文に、心が洗われる

先生に感謝する小学生の文に、心が洗われる ここのところ、学校に関する新聞記事というと、いじめに関する残念な件ばかりが目につきました。この日、新聞の読者欄を読んでいると、ひらがなばかりのこの文章が目にとまりました。



小学校2年生の男の子が、学校の先生と接していて感じたことを、そのまま文章にしたような内容です。先生と子供たちの楽しい毎日がよく伝わって来る、とても子供らしい文章です。まだまだ食べ盛りの年代の先生が、子供に給食を分けてあげるなど、とても微笑ましいですね。

さて、小学校2年次というと、高い確率で担任の先生は違う先生になることでしょう。そして今の先生は、そのまま今の学校に残る場合もありますが、転任される可能性もあります。卒業年次の先生は、その後も同窓会などに呼ばれて会うこともあるでしょうが、途中の年次の先生となると、場合によってはもう一生会えないこともあります。

私の場合も、3年生の時の先生は異動されてしまったため、進級後今までお会いしていません。

 そんな進級の時期に合わせて、感謝の気持ちを交えて新聞に投稿するよう、親御さんが指導されたのでしょうね。先生も熱心な先生である感じがしますし、この文を書いた子供も素直な良い子の感じが伝わってきますし、親御さんも教育熱心な良い方であることが伝わってきます。

久しぶりに、心が洗われた新聞記事なのでした。
Posted at 2017/03/15 00:44:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記 | 暮らし/家族
2017年03月12日 イイね!

老人暴走事故と小此木啓吾氏の各論

老人暴走事故と小此木啓吾氏の各論 事情があり、ここ最近各自動車メーカーの「衝突被害軽減装置」、いわゆるアイサイトに代表される自動ブレーキ装置について調べております。その中でも、ここ最近続く老人が運転する自動車の暴走事故にも触れなければならず、色々調べておりました。

すると、2016年11月の二週目は、それこそ毎日のように老人が暴走し、あちこちで人が亡くなっていたのでした。車両を調べると、軽自動車、ハイブリッド自動車、そして15年以上前の少し古い4ドアセダンが老人側の車であるようです。軽自動車、ハイブリッド自動車は、「年金しか収入がないから、少しでも維持費が安い車に。」ということが読み取れますし、古い4ドアセダンは、「年金生活になると収入が減るから、退職金で少し良い車を購入し、大事にしよう。」という意気込みが読み取れます。

 いくつかある事故の中でも、白いトヨタ プレミオが目立った、栃木県内の病院で発生した事故を覚えていますでしょうか?駐車場の精算機に手が届かず、誤ってアクセルペダルを踏んでしまい車が急発進、歩行帯にいた人をそのままはねて死なせてしまった事故です。「年寄りは運転するな」というのは簡単なことです。また、事故後の第一報では、その程度しか読み取れないものです。

最近、朝日新聞では交通事故を起こした人、交通事故の被害者の方のその後を追う企画記事が連載されていました。この事故も取り上げられ、加害者の男性やその周囲のことも掲載されていました。

男性は下半身がやや不自由で、公共交通機関での通院は難しく、車で通っていたそうです。この病院から約30km南下した地域に、一人で住んでいたそうです。奥様は既に亡くなられていているそうで、身の回りのことや車の維持も、しっかりされていたそうです。いわゆる、少し古いセダンにありがちな「維持管理放置」状態ではない模様です。50歳代前半のお子さんは都内に住んでいて、週末にはこの男性の家まで帰り、色々面倒を見ていたとのことです。ちなみに、男性が住んでいる市は通勤圏の外縁であり、都心への通勤は可能です。事故後男性は後悔の気持ちでいっぱいで、自殺も考えたとのことです。

この記事を見て、私の心の中には「小此木啓吾」、「モラトリアム」、「昭和60年代初め」という言葉が去来するのでした。

 時に平成元年、私のクラスの現代文の先生は、事あるごとに当時の評論家(注.自動車評論家ではない、人文、社会系評論家で、多くが大学教授や作家)の言葉を紹介していました。
「え~、小此木啓吾さん、現代の知識人です。彼が言うには~」
という枕詞は、今でも思い出せます。



この小此木啓吾さんという方、精神科医であり、精神研究分野では第一人者だったようです。1930年生まれで、2003年に亡くなられています。この頃の若者に対していろいろな評論文を出しており、大学を留年し続けていつまでも働かない学生などをして、「モラトリアム」や「ピーターパン症候群」などの言葉で評価していました。

当時の少し前、昭和50年代半ば大学生をみると、まだまだやや裕福な家庭の子供、それも男性が中心でした。シーズンスポーツ系サークルがもてはやされ、アルコール類の一気飲みで亡くなる学生もいた頃です。既にアニメのブームは昭和50年代前半から起こっており、ガンプラを山のように購入する大学生もいました。アイドルに夢中になる人もいたようです。大学レジャーランド現象です。この写真は、昭和57年頃の若者の姿です。



なお、最近の新聞の社長交代記事を見ると、昭和50年代後半に会社に入った人が多く、まさにこの世代です。おそらく、小此木氏自身の戦争直後の経験と、そのときの学生の不甲斐なさを嘆きながら書いたのでしょう。まあ、昭和50年頃でも、「男性が趣味を持つのは幼稚な証拠」とされていましたので、当然といえば当然です。

小此木氏の論調は、それらの学生はもちろん、農家や漁師、自営業の家の子供が、年を取っても親と同居することをして、「日本の男性は一生親離れ、親は子離れをしない。欧米では18歳になったら家を出て…」などとするものでした。

実際に農業漁業直営業に携わった方なら、聞くだけで腹が立つ論調だと思います。私も、その先生が都内在住だったこともあり、「お金を払えば食べ物も自動で手に入るし、ゴミもゴミ置き場に置いておけば誰かが持っていくような考えだね。」と、訝しく思ったものです。

 再び、暴走した方の家庭に視点を戻します。50歳代前半といえば、まさにこの「モラトリアム論」、「ピーターパンシンドローム論」真っ盛りのころに大学生だったことでしょう。実際にも、この論の後にアパートが空き地に乱立するようになりました。

小此木さんが言う通り、親と別居しました。親が年を取っても別居です。親が年をとっても足が不自由になっても、「子供の独立」が大切なのですから、同居しません。親が病院へ通っている時に事故を起こして人を死なせた?親子独立しているから関係ありません。

で、良いのでしょうかね?

この他にも、「まだ二十歳そこそこで結婚、対して大人になっていないのに子育て、いわゆる「DQN」が再生産、子どものままの大人も垂れ流し。」問題、1995年頃の「子供がお年寄りに、「汚い、臭い」などの罵声を浴びせる問題」、老人の孤独死や農林水産業の衰退、地方経済の衰退など、色々問題があります。これでもモラトリアム?ピーターパン?

 小此木啓吾さんは、最初に書いたように精神科が専門であり、社会や経済、交通についてはただの素人です。精神分析学の第一人者であることは認めるのですが、今回起こったことぐらいは予想して欲しいものです。そんなことから、特定分野のプロだからといって、他の分野が関わらないことは皆無ですから、ある論の分野外の人も積極的に批判をしなければならない、と私は考えるのです。
Posted at 2017/03/12 19:58:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | 交通安全 | 暮らし/家族
2017年03月05日 イイね!

ついに「椎茸スナック」登場!

ついに「椎茸スナック」登場! 小さい頃に、干し椎茸にスナック菓子の姿を重ねて、かじってみた方はいらっしゃいませんか?うま味が出てくる椎茸だけに、さぞかし美味しいだろうと思って実行しました。しかし、さくっとした歯ごたえも得られず、さしてうま味も出てこず、がっかりした覚えがあります。

 時に2017年、お菓子コーナーへ行けば、野菜チップスの類はごく普通に置かれております。さつまいも、かぼちゃ、人参(?)、チップスはじゃがいもやコーンだけではなくなりました。

そんなことが続いていた昨日、添付写真の「椎茸スナック」を発見しました。もったいなくてまだ食べていないのですが、「蒙古タンメン中本」味だそうで、辛さとうま味がたっぷり詰まっていそうです。

お菓子の市場が飽和し、いろいろな冒険をしているメーカーが多い中、ついに椎茸にもその手が及んだか、と驚きを隠せません。
Posted at 2017/03/06 00:23:48 | コメント(1) | トラックバック(0) | 食物 | グルメ/料理
2017年03月01日 イイね!

EC取引と宅配システムの限界を思い出す

 今日から就職活動が解禁だそうですね。私は新卒の時に明確な将来像を掴んでおらず、色々な会社を受験しました。その中で、色々な業界の方(といっても、機械メーカー、化学メーカー、ソフトウェア(独立、金融)、ノンバンク、出版、卸売商社、小売、倉庫、広告代理、市場調査位かな?)とお話しをし、業界ごとの考え方や人物像の違いを学べたのは良いことでした。結果として、最初は卸売商社に入れていただいたのでした。

 就職活動中の会社では、色々な説明を受けました。当時は景気が完全に悪化して「価格破壊」も一段落しており、次の時代が読みにくい時期でした。価格破壊の時期はコストダウンが叫ばれ、バブルの頃に追加された付加価値サービス(きれいな店舗や無料サービス、接客など)を削ったり、中間マージンをなくして消費者価格を下げることが命題になっていました。

その中でも、特定商品を安く販売する「カテゴリーキラー」と「卸売不要論」が声高に叫ばれていました。前者は、「酒の安売り店」や「パソコンや家電製品の安売り店」が急速に目立つようになりました。特に秋葉原では、「元祖安売りのソフマップ」と「5つのNOで店内で孤独を味わえるSTEP」の二大安売り店が目立っていました。

 私が最初の会社に入社時だったか、あるいは卸売業者を受験した時だったかは忘れましたが、「卸売不要論」を否定する説明を受けました。





例えば家庭が食材を用意する場合、究極的には生産者と直接取引をすることが考えられます。家で必要なものといえば、「米・野菜」「魚」「肉」「お菓子」だと思うのですが、これらを12戸の家庭が揃える場合は、4業者が12戸に届けるために、48取引が必要になります。

「直販スーパー」がそれぞれの商品をまとめて仕入れ、12戸の人が近くのスーパーに行ってまとめ買いをすると、
4業者×3スーパー+12戸で、24取引に減らせます。

中間食品卸売商社があると、卸売商社は業者から仕入れ、スーパーにまとめて卸します。そのため、
4業者+3スーパー+12戸で、19取引に減らせます。

 EC市場は基本的に直販体制です。近くの宅配業者が取りに行き、間こそ大型トラックで運びますが、商品ごとに戸別宅配をします。商品がまとまって宅配されることは希でしょうね。従って、これまでの「中間マージン」が「宅配業者の負担」に変わっただけです。


 購入機会という問題もありますね。今、ある家庭が購入しようとしているものが、以下のものであるとします。

1.漁港でとれたて最高級刺身セット
2.シャンプーを詰め替えたので、予備の在庫用詰替シャンプー
3.半月後のジムカーナで良いタイムを出すための大型ターボチャージャーだけど、まだ腕が・・・。
4.今は冬だけど、業者が放出した昨年の夏服

1は、早く届けないと腐ってしまいますので、急ぐ必要があります。2は、いま注文しても数日中に届けば構いません。3は、腕が上がってからでも構いません。4は、遅くても夏までに届けば大丈夫です。

販売業者は、注文があればすぐに出荷します。宅配業者は保管倉庫はありませんので、それぞれすぐ届けたいと考えます。もしこれらの商品をECで注文せず、お店に行こうとするならば、それぞれ必要な時にその家庭の人が行けば良いだけです。

 以上のことから、EC流通は「ちょっととれすぎた魚を特売」や「ちょっとキズモノの特価品」、「行き場のない倒産引受品」などの「部分取引」には向いているのですが、主流の取引とするのには無理があたのではないでしょうか?

ここ最近の、宅配業者とEC取引問題で、昔の話を思い出したのでした。
Posted at 2017/03/01 22:28:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 時事 | ビジネス/学習

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