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2018年01月30日 イイね!

「横澤夏子さん」は有名人?と、「意識高い系」

「横澤夏子さん」は有名人?と、「意識高い系」 この日、深夜テレビ番組を見ていたら、「有田哲平の夢なら醒めないで」というお笑い番組にたどり着きました。普通ならお笑い番組を見ない私ですが、数秒間見ていたら、ちょっと気になるテーマを扱っていましたので、終わりまで見てしまいました。


テーマは「イシキ高い系女のSNS」でした。「意識高い系」は知っていました。確か就職活動中の大学生を、企業側等が評価する言葉だったと思います。ボランティア活動や課外活動、企業が主催するインターンシップなどに積極的に参加し、就職意欲が高い学生をこう呼んだと記憶しています。

しかし、「適当」と「テキトー」とが異なる意味を持つのと同様、「意識」が「イシキ」にされて、この言葉も少々意味が変わってきたそうです。私は最近のことかと思っていましたが、ウィキペディアによると「意識高い系」が出てほどなく「イシキ高い系」になった模様です。「イシキ高い系」とは、自信の活動をあたかもすごいことや素晴らしいことであるかのように飾り立て、自分を価値あるものだ、と見せつける人たちの事を言うそうです。専門用語やカタカナ用語、IT機器に詩的な言葉の数々を駆使し、書いている本人は大真面目、それを見ている企業側等は、「大したことがないのに飾り立てて…」と呆れる構図です。

さて、本題のこの番組の件に戻ります。この番組で語られたのは、女性の「意識高い系」の噴飯もの行動数々でした。例を挙げると、以下の通りです。

・カラオケで、誰も知らない洋楽を外国語でうたう
・カフェでは寒いのに上着は肩にかけただけで、オープンスペースでヘッドフォン?をつけて仕事をする
・ミニバン車でテールゲートを開け、そこに複数名で「体育座り」でカフェを楽しむ様子を撮影する
・「流木さん、ありがとう」などと、生物でないものを擬人化し、感謝する詩的なコメントを寄せる
etc

これを、女性お笑い芸人の「横澤夏子」さんが、写真を使いながら面白おかしく紹介していました。こういうSNS記事をアップロードする方、決して少なくないですよね。アメーバブログの芸能人はほとんどが該当し、フェイスブックにも散見されます。航空機のシートポケットに入っている小冊子や、ファッション誌もそうだと思います。

まあ、「私生活やぬかみそ臭さを感じさせない、よそ行きの文章」と見ることもでき、決して新しい傾向ではないと思います。「仮面をかぶって話をされているような気分させられる」からこそ、こういう文章が好きになれない方が多いのでしょうか。かくいう私も、そういう記事が好きになれない一人です。

 さて、この番組に登場していた「横澤夏子」さん、もうずいぶん前から活動されているのだそうですね。どうやら、ピークは2年くらい前だった模様、よくもまあ、私も目にしなかったものです。スタイルは良いと思われ、顔は小中学生の同級生にいそうな、「親しみやすいブス?」のように思います。

経歴を拝見すると、どうやらこの方自身が「意識高い系コンプレックス」をお持ちのようでした。目立ちたがり行動が多く、他人を批評する様子は、昔活躍されていた「青木さやか」さんとの共通点を感じさせます。

 18年位前の「意識低いブーム」の退廃的な雰囲気よりは良いのですが、なんだかSNSを読んだり書いたりすることが嫌になる番組でした。そんなことで、フェイスブック側の活動時間はさらに減りそうです
Posted at 2018/02/12 22:10:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 時事 | 音楽/映画/テレビ
2018年01月28日 イイね!

宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち 「天命篇」にもかなりガッカリする

宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち 「天命篇」にもかなりガッカリする 第三編の「純愛篇」からかなり様子がおかしくなってきた「宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち」ですが、なんとか続けて見ています。今回からだいぶ話の進行速度が速くなってきて、シリーズ構成のまずさがでてきています。

今回は旧シリーズのゴーランド、デスラー(一回目)、ザバイバル編に相当します。旧シリーズでは、強化されたヤマトの性能を誇示する回であったり、徐々に白色彗星帝国の事情がわかってきたり、島大介とテレサの愛が芽生えたりなどと、その先にある戦闘を予感させる演出がなされている時期でした。

このシリーズでも概ね同様の時期に相当しますが、描写は全く変えられています。どうやらこのシリーズの監督は、ヤマトを「宇宙要塞マクロス」にしたくて仕方がないようです。愛だの生命の誕生だの、妙な宗教的こだわり≒気持ち悪さを感じました。

それだけでなく、ひとつ前の2199シリーズでは旧ヤマトシリーズの楽曲が現代的にリバイバルされて使用されていたものですが、それすら少なくされています。もう、ほとんど何を見ているのか感覚がマヒしてくる有様でした。これまで2199-番外編-2202と見てきましたが、途中で映画館を退出したい気持ちになってしまいました。「マニアック」だとか「オタク」というのは、こういう作品のためにあるのだな、と感じたのでした。

 「そんなに「ヤマト2」の方が良いというのなら、そちらを見ていれば良いではないか。」と言われそうですが、正しくそうです。お金とコンピューターと技術を駆使して1978年の作品よりも面白く感じさせない、というのは、一体何が不足しているのでしょうかね。
関連情報URL : http://yamato2202.net/
Posted at 2018/01/31 23:38:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画 | 音楽/映画/テレビ
2018年01月27日 イイね!

「振り返れば奴がいる」を見終わりました

「振り返れば奴がいる」を見終わりました この日を以て、「振り返れば奴がいる」を見終わりました。シリーズ終了後に放送された「振り返れば奴がいる 最後の戦い」も放送されました。本編最終回は、織田裕二演じる医師が路上で刺殺されるシーンで膜が切れております。「最後の戦い」は後日談ではなく、本編放送中における不正以外の二人を描くシーンでした。最終回直前、織田裕二演じる医師は石黒賢演じる医師の手術をしましたが、その経緯を描く作品的位置づけです。

 今回の集中放送では、おおよそ3-4話を同じ日に放送するので、次から次へと話が進みます。話は進み、「次回はどうなるのか」という期待感が生じて、その期待がすぐに満たされるという便利さはありました。しかし、何話を見ても何話を見ても、登場人物の人物像が伝わってきません。もちろん、現在における性格付けはよくわかります。

石川医師(石黒賢):正義感が強く、人間味あふれるが、一途に過ぎて柔軟さがない。
司馬医師(織田裕二):医術のためなら不正や殺人につながることも許さない。高校生の頃、父親を「闘病生活の上すい臓がんで亡くしている」、と語られる。
中山部長(鹿賀丈史):かつて手術に失敗したからか、外科手術ができなくなっているらしい外科部長
大月医師(千堂あきほ):司馬医師とかつて交際していたようだ。登場人物たちの友人として描かれる。
平賀医師(西村雅彦):気が弱い医師として描かれるが、最後は司馬医師を刺殺する。
峰研修生(松下由樹):自信がない研修生。緊急事態は一人で対処できず、石川医師を頼る。その信頼が、やがて淡い愛情に変わる。

 このような感じなのですが、特に司馬医師は冷徹ではあるが、不正を働くなど、悪徳医師に描かれています。また、石川医師も正義感は強いのですが、猪突猛進というかそればかりというか、もう少し人間的な面も描いて欲しかったです。

この頃のドラマが人気を得て、高い視聴率を誇ったのは「次回はどうなるか」という期待感が高められたからではないか、と思うのです。同時期のドラマはもちろん、次の時代の野島伸司作品群を含めて、この手法ばかりです。これがもう少し前の脚本家たちならば、もう少し人間性を描いていたように思います。これは予想ですが、三谷幸喜氏が舞台を中心として活動されている方で、過去や回想シーンを描くことに慣れていらっしゃらなかったからではないでしょうか。私は、「長坂秀佳」氏が描いていたら良いな、と思うことしきりです。そんなことから、ドラマ全盛期の作品であっても、特に優れているということはないのだな、と思わされました。

それにしても、この作品の松下由樹は良い感じです。これ以前の作品では、ショートヘアで長身と、過剰にボーイッシュに描かれたり、前衛的なファッションや髪型にされすぎるなどしておりましたが、この作品ではセミロングヘアになっています。ファッションも特別なものではなく、黒いミニスカートに白衣などと、長身を生かした普通の服になっていました。また、石川医師に淡い恋心を抱くくだりが人間味溢れ、魅力的なものにしていました。

なお、現在放送中の「アンナチュラル」の石原さとみと、ちょっと雰囲気が近いです。
Posted at 2018/02/04 23:25:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 過去のテレビ番組 | 音楽/映画/テレビ
2018年01月20日 イイね!

2018年冬期ドラマ選択状況

 2018年のドラマも、多くが出揃いましたね。昨年頃から、お笑いの要素やいわゆる「DQN」「ヤンキー」の要素が忌み嫌われるような世相になってきて、ドラマにも少しずつ傾向が現れてきています。シリアスな作品が好きな私にとっては、各企業が年度末で予算の消化期ながら、楽しみな作品が多いように感じています。もちろん、「大の大人があらかじめ複数人数で決定したのに、どうしてこうなっちゃったの?」と思えるような作品もあります。

以下に、まとめサイトよりコピーした作品群と、私の感想や選択状況を書きます。ただし、いわゆる深夜枠作品を除いています。

【月曜日】
21:00『海月姫』(フジテレビ系) 主演:芳根京子
 この作品は、まるでテレビ東京の深夜枠ドラマのようなチープな演出や雰囲気が目につきました。昔、「めぞん一刻」という漫画があり、舞台のアパートには奇人変人がいて、主人公と管理人さんとそれらの十人が織り成す日々の様子が描かれた作品でした。

 この作品もアパートのようですが、その漫画に負けず劣らず、奇人変人ぶりが目に付きます。前髪が長く、目が隠れている人、ジャージの女性その他多数、現実味がない奇人変人ぶりでした。もちろんセリフも理解不能なものが多く、感情移入どころか理解すら難しい有様でした。当然、10分間程度で挫折しました。こんな作品を月9に持ってくるようでは、月9はもちろんですが、フジテレビも先が見えてしまうというものです。スポンサー企業も、いろいろ口を出してみてはいかがでしょうか?

【火曜日】
21:00『FINAL CUT』(関西テレビ・フジテレビ系) 主演:亀梨和也(KAT-TUN)
 2017年秋期の日本テレビ深夜枠で放送された、「ブラックリベンジ」と設定が似ています。もちろん真似をする期間はありませんのでたまたまのことでしょうが、余りにも似すぎています。事件関係者を取材と報道の自由を理由に取材攻撃するマスコミと、その取材攻撃で母を自殺に追い込まれた主人公の対決物語です。
 物語が時折番組内番組のワイドショー画面になってしまい、見づらく理解しづらくなっているのですが、展開は悪くありません。出演者の演技もよく、見ていて引き込まれるような作りになっています。見る作品にしました。

22:00『きみが心に棲みついた』(TBS系) 主演:吉岡里帆
 自称挙動不審(私が見る限りコミュニケーション障害)の吉岡里帆演じる主人公が、勤務する会社で元恋人に会い、いろいろ嫌がらせを受けるようなお話のようです。

コミュニケーション障害の主人公は見ていてかわいそうな感じですが、「一体今後はどうなるのか?」という展開にもなっています。また、田中圭演じる元恋人も、怪演が目立ちます。

今のところ、見るかもしれない程度の作品です。

【水曜日】
22:00『anone』(日本テレビ系) 主演:広瀬すず
 ネットカフェに寝泊まりする主人公たちが、浜辺で大金を拾うところから始まる作品のようです。この主人公たちというのがどうにも心に入って来ません。貧富の差が激しくなった世の中、ネットカフェに住み着きざるを得ない人はいるのかもしれません。しかし、こういう人たちを見ていると、なんだかさもしい気分になってしまうのです。私とて、勤務先が倒産したらそうなってしまうかもしれません。存在は認めつつも、複雑な気分です。

ストーリーの方は全くお粗末で、2002年に放送された「私立探偵濱マイク」を思わせる怪作です。奇妙奇天烈理解不能、見ていていらいらさせられます。1話を見て、挫折することにしました。

【木曜日】
21:00『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系) 主演:木村拓哉
 録画しただけで、まだ見ていません。「身辺警護(主演:勝野洋)」というドラマスペシャルシリーズがあり、古き良き刑事モノ作品を思わせる面白い作品でした。題名が似ているだけに、この作品にも期待しています。

しかし、作風が古くなりつつあるテレビ朝日の作品、しかもキムタク主演ということもあり、嫌な予感もします。キムタク前面押し出しドラマでしたら、容赦せずに挫折します。

22:00『隣の家族は青く見える』(フジテレビ系) 主演:深田恭子
 深田恭子さんは、年齢を感じさせないきれいさと若さを感じさせてくれます。しかし、演技は全くの大根ぶりです。作品冒頭、「子作り」やら「近所のファミリーとの交流」やらを魅せられ、「家族うちゃうちゃもの」と予想できましたので、さっさと挫折することにしました。

23:59『リピート~運命を変える 10 か月 ~』(読売テレビ・日本テレビ系) 主演:貫地谷しほり
 この作品は、「タイムパラドックスもの」です。10ヶ月前にタイムワープした主人公たちが、少しずつ変化する時間の流れに巻き込まれていくドラマです。

実は第二話から見たのですが、すっかり引き込まれてしまいました。第二話では、夫を病気で失った横田さん(手塚理美)が、実質主人公になっています。一回目の人生では、夫に誘われた社交ダンス発表会を断り、その数日後に夫は病気が判明、亡くなっていたのでした。
タイムワープ後の二回目の人生では、夫と発表会に出ることにしました。しかし、会場の体育館は不審火を起こし、発表会は夫に病気が判明する後の2週間後になってしまいました。主人公が勤務すると初回を会場にし、タイムワープ仲間を観客にして臨時の発表会をするのでした。夫と社交ダンスが出来、涙ぐみつつも満足する横田さん。婚約を控えた主人公に、「結婚は社交ダンスのようなもの。」というのでした。
翌朝、主人公がニュース番組を見ていると、不審火で横田夫妻が焼死したことが報道されるのでした。

 夫を亡くして一人になる一回目の人生が良かったのか、夫と二人で焼死した二回目の人生が良いのか、私には答えは出せません。また、一回目の人生では起こらなかった不審火騒ぎが起こり、少しずつ世の中の流れが変わってきてしまっていること、私は「一体これからどうなるのだろう?」と、画面に引き込まれるのでした。

もちろん、見ることにしまいた。


【金曜日】
20:00『カクホの女~神奈川県警・特命捜査~』(テレビ東京系) 主演:名取裕子、麻生祐未
 このシリーズ、前にも放送していましたよね?麻生祐未演じる刑事の、まるで昔の女子高校生のような言葉遣いが、前回放送時にも気になりました。第一話は見ていませんが、このまま見ないかもしれません。

22:00『アンナチュラル』(TBS系) 主演:石原さとみ
 10年ほど前、フジテレビで瑛太と石原さとみ主演で、似たような検死ものドラマがありましたよね。その作品は瑛太に「死者に触ると死者の記憶が自分の中に出てくる」という、SFっぽい設定がありました。しかしこの作品は、普通の人として、刑事モノドラマのようなストーリー展開がみられます。

作品として特別変わった点はありませんが、地道で良いドラマだと思います。当然、見る作品にしました。

23:15『ホリデイラブ』(テレビ朝日系) 主演:仲里依紗
 まだ放送は始まっていないと思います。

【土曜日】
22:00『もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~』(日本テレビ系) 主演:山田涼介
 この作品は電車内の広告で知っていました。貴族のような家族が舞台のようで、映像もまるで漫画のような雰囲気で、見たいという気持ちが沸いてきませんでした。こういう「漫画のような雰囲気」のようなドラマは、もうやめましょうよ。この時間帯のドラマが成功しないのは、この要素があるからだと思います。

23:05『明日の君がもっと好き』(テレビ朝日系) 主演:市原隼人
 この作品は、今日から始まります。純愛ものドラマだそうですね。ちょっと楽しみです。可能な限り、見たいと思いますが、裏に「情報7daysニュースキャスター」や、ファミリー劇場の「振り返れば奴がいる」が放送されているために、後日配信で見るかもしれません。

深0:20『電影少女 -VIDEO GIRL AI 2018-』(テレビ東京系) 主演:西野七瀬、野村周平
 深夜枠なので見ません。

【日曜日】
21:00『99.9-刑事専門弁護士- SEASON II』(TBS系) 主演:松本潤
 この作品も、以前放送していましたね。ランドセル型リュックを持っていたり、言動が変人だったりと、とても感情移入できるレベルではありません。漫画っぽい演出とともに、「奇人」「不思議ちゃん」な登場人物もやめて欲しいものです。当然、挫折しました。

22:30『トドメの接吻』(日本テレビ系) 主演:山崎賢人、門脇麦
 第一話で、キャバクラのような場面が出てきた時点で挫折しました。この放送枠も、土曜日22:00と雰囲気が似ています。私が挫折するのも当然ですが、同じような雰囲気の作品が二日間にわたって続くのは、私は得策ではないと思います。

もちろん、挫折しました。

 結果、「FINAL CUT」、「きみが心に棲みついた」、「BG~身辺警護人」(挫折の可能性あり)、「リピート~運命を変える10ヶ月」、「アンナチュラル」、「ホリデイラブ」(挫折の可能性比較的大)、「明日の君がもっと好き」(不明)
を観る予定です。

「リピート」が良い作品なので、公式サイトをリンクしておきます。二話からでも、十分ついていけますよ!

おっと、今見ている「振り返れば奴がいる」では、石川医師(石黒賢)のスキルス性胃がんが発見されるシーンになりました。
Posted at 2018/01/20 22:47:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | テレビドラマ感想批評 | 音楽/映画/テレビ
2018年01月14日 イイね!

映画「マジンガーZ」を見てきました

映画「マジンガーZ」を見てきました 数ヶ月前から制作が報道されていた「マジンガーZ」の映画版を、この日見てまいりました。近所の映画館で上映しているとか、レイトショーなので安くて空いているとか、エキゾーストマニホールドの遮熱板に断熱塗料を塗布しか結果を試したいとか、色々な理由がありました。

 さて、この私とマジンガーZの関係ですが、この映画版の制作予告が始まった時期に記したブログをご覧になってください。子供の頃に見たアニメーションやドラマは、大人になってから見ると色々アラが出ていたりして、「面白かった記憶のままにしておけばよかった」と思うものです。しかし、私にとってマジンガーZはそうはならず、いつ見ても面白い作品でした。

この映画版「マジンガーZ」ですが、グレートマジンガー終了後でもなければ、グレンダイザー終了後でもなく、全くの後日談として設定されていました。すなわち、物語内で5年くらい後の世界を描いているようです。それにしても、ガッカリというかグッタリというか、トホホという言葉しか出てこない作品でした。そのポイントを、簡潔に書き出します。

音はほとんど新録
 宇宙戦艦ヤマトの新シリーズも、ガンダムオリジンも、オリジナルテレビ版の音源をなるべく使用し、テレビシリーズとの連続性を感じさせています。しかし、この作品では1種類程度しか使用されていませんでした。

絵柄は安っぽい
 現代のアニメーションは、CGと手書き部分を組み合わせて書いています。この作品もそうですが、あまりお金をかけていない、深夜アニメーションのCGそのものでした。ロボットの動きは、旧テレビシリーズの重々しさとは全く異なり、軽々しいものでした。一方、日産リーフやセレナがわざとらしく挿入されるシーンがありますが、こちらは手書きで絵がゆらゆら安定しない様でした。

物語はあまり深くない
 マジンガーZの適役だった「Drヘル」、及びそのロボット体の「地獄大元帥」、その部下や機械獣が、ほとんど説明なしにわんさか出てくるだけで、行動の必然性が理解出来ないままに物語は進んでいました。ただのお祭り感覚でした。

 ヤマトもガンダムも、古くからのファンを大切にしながら、新シリーズを制作しています。かつてヤマトは「2520」「復活篇」「実写版」、ガンダムは「効果音新録版」といった、古くからのファンの神経を逆なでした上で新しいファンを獲得できなかった、失敗の歴史があります。その失敗を踏まえて上で、現在のシリーズを製作しています。

このマジンガーZは、そういった他作の失敗を全く見ずに、極めて安直に「現代のアニメーション技術でマジンガーZを作ってみました」という気持ちで製作しているように思えてなりませんでした。簡単にリバイバルブームに乗っただけの作品です。
関連情報URL : http://www.mazinger-z.jp/
Posted at 2018/01/31 23:20:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画 | 音楽/映画/テレビ

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「パソコンは購入しました。次の週末の都合により、26日夜以降に活動を再開します。」
何シテル?   01/19 13:39
小さい頃、トラック野郎を見てトラックが好きになりました。その後「太陽にほえろ!」のカーアクションを見て、乗用車も好きになりました。カーグラフィックTVや新車情報...
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