川崎市バス乗車拒否

NHK首都圏ニュースより。

川崎市の市バスが乗車拒否したとして、関東運輸局からこのバスの使用を３０日間停止する行政処分を受けました。



川崎市交通局の会見によりますと、去年１１月川崎区内のバス停で、車いすにのった５０代の男性客が市バスに乗車しようとしたところ、６０代の運転手が「後ろのバスがすいているのでそちらを使ってください」などと話して、乗車させなかったということです。
当時、車内の乗客は１５人ほどで混雑はしていませんでしたが、運転手は市の聞き取りに対し、車いす用のスペースにある座席で別の乗客が眠っていたことや、近くの営業所を出発する後続のバスのほうがすいていると考えたことなどを説明したということです。
乗客からの申し立てを受けた関東運輸局は、やむをえない理由がないのに乗車を拒否する、道路運送法違反にあたるとして川崎市交通局に対し、このバスの使用を３０日間停止する処分を出しました。
引用ここまで。


車椅子用のスロープを組み立ててセットし、客を乗せてバスの座席を折り畳んで車椅子をベルトで固定する、これが面倒だったのだろう。
それはそうと、運輸局の行政処分もマニュアル通りなのだろうが、公共交通機関である路線バス車両の使用停止って何の効果もないのでは？
車検とか故障時の予備車両があるはず。
仮に使用停止でバスが運休するのなら、利用者が困ることになる。
これがタクシーならタクシー会社の運賃収入にダメージを与えられるけどね。
この事案の処分は乗車拒否した運転手にすべきではないですかね？