【中古車】カペラCG

久し振りに中古車ネタです。
1989年式カペラCG　1800ｾﾚｰﾌﾞﾙ4WD
150万円。

私も92年から6年間乗っていました、懐かしい。
このGD型カペラは5ドアHBをイメージリーダーとし、セダン、2ドアクーペ、ワゴン、バンをラインナップ。
87年に発売、89.6月にマイナーチェンジされ、外観ではグリルとテールランプが変更された。
現車は後期型。

フロントグリルはCG専用。

リアワイパーの停止位置は縦。

セダンよりも車高は低く、フロントガラス、サイドガラスも専用品となる。
セダンより高さ方向が短く、曲率も大きい。
フロントガラスの傾斜もきつくなっており、C2と呼ばれるクーペとは共通である。

Ａピラー上部にオートアンテナ、ラジオスイッチと連動して伸びる。

フォグランプと電動コーナーポールはディーラーオプション。
当時はフォグと言えばイエローが主流。
ヘッドライトはガラス製なので、黄ばみは発生しない。

リアゲートを開くと、紐で吊されたトノカバーが連動で持ち上がる。

このように外すこともできた。
ルーフキャリアをつけてスキー板を載せると、リアゲートは開けることができない。
リヤシートを倒せばスキー板は車内に積めた。

ステアリングコラム上にハザードスイッチ。サンキューハザードはハンドルを回しながらは出来ず、不便だった。
エアバッグは設定のない時代。

シートの座り心地は良かった。シフトレバー前にリアゲートのロック、アンロックのスイッチがある。
当時はキーレス(ワイヤレスドアロック)はなく、鍵穴にキーを挿して回すとドアは一斉にロック、アンロックとなったが、リアゲートだけは例外。
このスイッチでアンロックするか、リアゲートにキーを挿してアンロックする必要があった。
どうしてここだけ独立させたのが不可思議。

寝ているリアゲートと低いルーフのため、リアシートのヘッドクリアランスは狭かった。
リアシートの3点式シートベルトはこの年代から上級グレードに装備され始めた。
中央席は2点式である。

上のスイッチはリアワイパー、リアウォッシャー。
下段は右から小物入れ、タバコ用にちょうど良いサイズ(笑)。
ドアミラーの鏡面調整、ドアミラー格納、コーナーポール、フォグランプスイッチ。


当時はカーナビなど設定すらなく、インパネの一等地は空調吹き出し口。
中央のめくらフタは、前期型では一部グレードにスイングルーバーのスイッチがあったが、後期型では設定がなくなっている。
エアコンは画像のマニュアルと、メーカーオプションのフルオートが存在。
フルオートエアコンは温度設定が7セグによるデジタル表示だった。

大容量灰皿の下はオーディオスペース。
幅はDINサイズだが、チューナー一体カセットデッキは半端なサイズ。
更に下はフタ付き小物入れとなる。

セダンよりも車高は低いのだが、4WDはこのようにホイールアーチがスカスカ。
まるでジャッキアップ中のようにも見える。ホイールキャップは純正。

マイナーチェンジでこのエンブレムのCGの書体も一新、4WDシステムもセンターデフロックスイッチがなくなった。
前後輪50:50のフルタイム4WDである。

このカペラの思い出は、10年10万㎞前を待たずしてオルタネータ故障、マフラー腐食漏れ、エンジンオイル漏れ。
それと、ガソリンが減るとタンクの内圧が減るのか、ポコンと言う音が鳴ったこと。
オド、トリップメーターが電子式ではなく機械式(数字のリールが回るタイプ)なのだが、これの照明が暗かった。
今となっては懐かしい😊