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2024年04月14日

念願の柿野祭りを見学

念願の柿野祭りを見学 山県市の柿野を初めて訪ねたのは、たぶん四半世紀以上も前のこと。
当時は美山町だった。
静かな山里を気に入って、何となく足が向かうようになった。
ここで春に祭りが行われることは、道路脇に掲げられた看板で当初から知っていて、来るたびに来年こそはと思いながら、気づけば4月も終わり、、毎年そんなことを繰り返してきた。

今年はちゃんと覚えていた。
つい3日前、山県市役所に出向いて祭りの開催時間も確認したもんね。

開催は13時。
片道3時間はかからないから、9時に出発してお昼食べたらちょうどいいぐらいかな。

出発まで時間があるので、のんびりとタイヤ空気圧や灯火類の確認を。
ふだんは少しでも早く!と朝早くに出ていくから、なんか調子が狂う。
09:00


いつもなら揖斐川と長良川に挟まれた堤防道路を走るけど、今日は右折禁止時間帯。
Uターンするのも面倒なので、あまり走らない揖斐川左岸を走ってみる。

たまには違う景色もいいね。


こんなところ走ってみたり。


SHARPの太陽光パネル
10:20


一夜城の横も通ったりして、3日前に立ち寄ったところをたどる思い出の旅。
10:30

昼前に山県市に到着。
今日は大型スーパーの弁当を買って、鳥羽川の桜並木を眺めながら食べよう。

日曜とあって、大勢の買い物客で賑わってる。
レジはけっこう長く待った。
並んでいる人数が多いのではなくて、一人ひとりの買い物の量が多い。
「6000円になりま~す」
中には2万超えのお客さんも。
2週間分とか買い込んでいくんだろうな。
自分はと言えば、297円の弁当に67円のペット茶。
その上「一般値引き」という馴染みのない値引きが25円。
11:25

スーパーを後にして、ほどなく桜並木。

そもそもが混雑しない場所だから、桜が散るばかりの今は人気が無い。
見渡したところ散歩らしい人影が2~3人。
この眺めも美しいのに、もったいないよね。
独り占めできて得した気分。
11:35

座り込んで、ランチタイム。


ん?
製造元は愛知県弥富市?
今朝通ってきたところじゃない。
乾物ならともかく、ナマモノを80キロも運んできてこの値段。
どうしたら採算が取れるんだろう。

時折 風に吹かれて、花吹雪。
舞い散る花びらで、チャーハン焼きそば弁当が お花見弁当になってしまった。
一緒に食べちゃえ。
11:55


国道256を離れ細い道を抜けると柿野地区。
急に展望が開けることもあって、写真で見るよりはるかに印象的。
右手には垣野神社の森。
季節になると、境内手前の彼岸花が美しい。
12:15

これからご祈祷して、神楽殿まで向かうとのこと。
今は神輿のかつぎ手が揃わなくて、とちゅうまでトラックで運ぶのだそうだ。
「良かったら見ていってください」
袴姿の男性が、そう言ってくださった。

ちょっと迷う。
柿野祭りは、この垣野神社ともう一つの神社が例の神楽殿で一緒に執り行われる。
こちらにいれば、あちらを見ることができないんだ。

垣野神社の様子は何となく分かったので、とりあえず奥まで行ってみる。
お母さんちも、気になるからね。

実はもう一方の神社が分からない。
神社がいくつかあるので、それがどこなのか。
(神楽殿にある説明を読めば書いてある)

神楽殿近くの神社を通過して、お母さんちへ。

施設から時々帰宅しているそうなので、祭りを見に来ているかと思ったけど今日はご不在。

更に奥にも神社がある。
訪れても静かなもの。
あるお宅で、今日の祭りのことを聞いてみた。

同じ柿野の地内でも、祭りは神社毎に分かれているのだそうだ。
ここ太刀矢神社の地区では神輿の担ぎ手がなく、総代さんたちだけでお供えをするだけになっている。
祭りを行うには金もかかる事実もあって、他の地区では止めてしまった所もあるそうだ。
幼い頃に参加した行事が消えてしまうことは、さぞ寂しいだろう。

柿野祭りのもう一つの神社は、さっき通り過ぎた清瀬神社と教えてもらった。
2つの神社は兄弟(姉妹)関係にあるという話も聞くことができた。

秋に行われる自分の街の祭りは、町内の10地区全部が一同に介するので、ぼくにとってはそれが当たり前だったけど、土地々々によって違うんだな。

今なお町民だけで維持できているのは、考えてみればすごいことだ。
近隣にそこそこ有名な祭りがあるけど、やはり人手がなくてアルバイトや一般募集している。
そんな時代になったんだな。

じきに祭りの時間になるから、今回は清瀬神社に伺うことにしよう。

カラクリ山車は、倉庫の前に引き出されている。

年季の入った車輪。
どれぐらいの年月を経たのか。
12:40

13時からと聞いていたけれど、もう御神事が始まるそうだ。
法螺貝と太鼓の音が山間に響く。


行事のジャマにならない少し離れた場所から見させてもらう。

立派なカメラを携えた年配の女性が、熱心にシャッターを切っている。
先日、山県市の市役所で
兵庫から「写真を映すにはどの場所がいいでしょう?」と問い合わせがありました。
と聞いたけど、たぶんその人だろう。
12:45

神主さん、総代さんたちが社に入るのを眺めていたら、「よろしければ総代に続いて中へどうぞ」と。

厚かましくも中へ。

清瀬神社から神楽殿へ。

中学・高校生の年頃だろう、女の子たちの巫女姿が鮮やか。
13:10


神楽殿の前で、垣野神社からの一行と合流。


13:25


心地よい 太鼓と笛、それに笙(しょう)の音が奏でられる中、御神事がすすむ。


1時間余の奉納が終わり、巫女さん姿でピース
14:40


初めて柿野を訪れた日、誰もいないこの神楽殿に座って山車蔵を見下ろしていた。
もういつだったか思い出せないけど、セミの声が聞こえる暑い日だったことを覚えている。


しばしの間をおいて、番傘や鈴を手に獅子舞が始まった。
仕事のない時間に、ずいぶん練習したんだろうな。
大勢の前で演ずる、大変な役だ。


きれいなカラクリ人形も見せてもらった。

いつの間にか、兵庫の女性の姿は見えなくなっていた。
ぼくも神楽もカラクリも獅子舞も見たから、帰ろうか…
ちょっとそんな気持ちになったけど、終わりまで見届けたい気持ちが勝って、残ることにした。

祭りも終盤

山車から飾り花が街の人達に投げられた。
縁起物なんだろう。

続いて菓子撒き

昔は結婚だとか家の新築なんかでも撒いてたね。
みんな嬉しそうだ。
これがメインイベントかも知れないな。


わたしもらったけど、あなたは?
そう言いながら、奥さんがお菓子を分けてくれた。


神楽殿の前で神輿が三回周り、それぞれの神社に帰っていく。


帰途につく街の人々を見送る。

あぁ楽しかった。

街の人達が去った後、世話役の方々に見ることができて良かったと伝える。

お巡りさんと消防団の人たちにもお礼を言った。

XLRで帰り支度をしていると、御婦人お二人が
「まぁ、名古屋から来なさったの。 気をつけて帰ってね。」
そう声をかけてくれた。
16:10

柿野の人たちの輪に入れたとは思わないけど、ただの観光で終わらなかった気がして嬉しい。

山間は日が落ちるのが早い。
もう少しゆっくりしたいけれど、明日は仕事だからな。


岐阜市

今日はまた城がクッキリと見える。
16:50

今日は庄内川沿いに帰ろう。



まだ明るさが残る。
日が長くなったな。
18:35

本日走行:195km(GPS:195km徒歩除く)
消費燃料:4.8L

全工程


山県市


柿野地区


垣野神社~清瀬神社
ブログ一覧 | | 旅行/地域
Posted at 2024/04/20 22:39:08

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