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2025年05月08日

ミズバショウを見に飛騨は池ヶ原湿原へ

ミズバショウを見に飛騨は池ヶ原湿原へ 春は見頃の短い花が次々と咲く季節。
梅に桜にハナモモに、今度はミズバショウ。
ミズバショウの白い部分、名称は知りませんが、花じゃないんですけど、花でいいですよね。

一昨年、高山市の山中峠にあるミズバショウ群を見に行きました。
去年だと思ってた。

あの時もでしたが、15年も前、たしか国道脇の案内板を見て、偶然訪れたミズバショウの群生地を未だに思い出すことができません。
あれはどこだったんだろう…

飛騨周辺にはミズバショウの群生地が点在しているので、例のごとくGoogleMapとニラメッコ。
池ヶ原湿原に決めました。なんとなくです。
今年は雪が深くて湿原までの道が開通していなかったようですが、GW後半に ようやく開通したそうです。

あちらの天気予報は、一日中晴れ。
気温は明け方0℃、日中24℃。
山奥なので、たぶんもっと低いでしょう。
一日の内に冬と初夏が同居ですね。
向こうに着けるだろう、10時頃には気温も10℃ほどになってるでしょう。
う~~~ん。
冬物しまっちゃったから出すのイヤだし。(すぐに出るんですけど)
初夏のスタイルに、ワークマンのペルチェベスト。
名古屋を出る時に10℃ぐらいだから、何とかガマンできるかな。

夜明け前3時起床。
アラームかけると、だいたいその30分前に目が覚めちゃう。
おっと、出発前に風呂洗いを済ませておかなきゃ。

さすがにこの時間、真っ暗です。
03:55

国道41号線を北上。
5時6時はマナーが良いドライバーさんが多いですが、この時間は褒めたものではありません。
信号停止で横断歩道までアタマを出す車がけっこう多くて、少々驚きます。

この交差点左手 ガストの向こうに、トリオ(ケンウッド)があったような記憶。
たしか4アマの試験会場で来た記憶があります。
半世紀近い、遠い昔の話。
04:30

今日はちゃんと国道走るもんね。


美濃加茂市で夜明け。
何十回と通っているし、わりと最近も通っている41号線。
どうしても美濃加茂から下呂までの区間が、41号線を走っている認識が持てなくて不安になります。
不安になって方向を変えてしまい、道を間違えてしまったことが何度もありました。
認知症?
もう若年とは呼べない歳に突入してますし、その可能性はありますよね。
とうとう来たか。
05:20

時間帯のせいか流れは早くて、80~90km/h。
白川町までの平均車速は45km/hと、けっこうなペース。

気温は名古屋から徐々に下がって、路肩の掲示板で7℃という数字も見えるようになりました。
下、ジーパンにペラペラナイロンだけで寒いですが、上にペルチェの暖房があるおかげで、何とかしのいでいる感じ。
しかし指先がジンジンしてきました。
冬の装備にすべきだったかとも思いますが、日中を考えるとね。

下呂金山
気温は10~12℃ほど。

岐阜のコンビニは、デイリーヤマザキが多いような気がします。
温かい缶コーヒーと、この厨房で作っているベーコンエッグが朝食。
けっこう美味しい。

コンビニはもちろん便利だけれど、惣菜や弁当を作っている店に入ると、便利だけで使う感じじゃなくていいです。

今日はどこまで?
オートバイ気をつけてね。
外を掃除する店員さんが、声をかけてくれます。
06:05

おかしなもので、今まで平気だったのに、休憩後10分も走ると、躰の震えが止まらず走れなくなってしまいました。
気力で寒さに耐えていたのが、緩んだってことでしょうか。

11月の下旬、氷点下の青木湖近くで、寒くて躰の震えを抑えることができずに走れなくなったことを思い出します。
その時は、ジーパンのみ。
たまたま早朝から営業していた 近くの喫茶店で暖を取らせてもらったっけ。
「ゆっくり暖まっていきなさい。」
薄暗い店内で、そう女将さんが言ってくれたのを覚えてます。
まだあの店はあるのかな…
日本海回りで会津まで。
積雪通行止めで山を超えることができず、迂回して700キロ。
30代の頃、ムチャなことしてました。

ツーリングが好きなのは、走っていると 昔の出来事を思い出して、懐かしい気持ちになるからかも知れません。

路肩で跳躍に屈伸とかストレッチを5分ほどやって、躰がほぐれたので復活。
日が昇って視覚からも暖かくなるらしく、ふるえは治まりました。


道が整備されて、ほんとに走りやすくなりました。


高山市まで来ました。
この時は、まったく気づかなかったのですが、、
08:10


いつの間にやら自動車専用道に入ってしまいました。
困ったことに反対車線と分離されていて、すぐ出ようと思うと逆走するしかなさそうです。
08:10


ずいぶん手前にあった注意書き。
これまで通行できていた道が、原付だけ走れなくなったなど考えるはずがなく、こんな文言を読めというのは酷です。
(ストリートビューより)


出口はないものかと、少し走ったところ、こんな看板が。
(ストリートビューより)
ここで注意するってことは、どこかに出口がある?
探すも見つからず。

仕方ないので開き直って爆走。

しばらくすると、中央分離帯が途切れているところがあったので、そこでUターン。
反対に走れば出口はあるだろうと、また爆走。

案外土地の人は原付で通ってるのかも知れません。
「入っちゃったの? しかたないなぁ、次は気をつけてよ。」って感じで。

外界への出口を見つけて一般道へ出ました。
が、飛騨へ向かう道が分からずに行ったり来たり。


毎度のことですが、どこにいるのやら。
太陽の向きからして、それほど間違ってはいないでしょ。
08:35


さっき田んぼ越しに見えた あの山を目指せばいいかな。
間違ったら間違ったで。


グラデーションがかかった山の色が美しいです。
08:50

どうやら湿原に向かう道に乗れたようなので一安心。

もうコンビニも見かけなくなったので、山に入る前に自販機でジュースの1本でも買っていきますか。
ところが、自販機すら なかなか見つからないのです。
さすがに駅ならあるよね、自販機?


JR高山線 角川(つのがわ)駅。

30メートルぐらい離れたところに、自販機が1台ありました。
新千円札を受け付けない。w


静かです。

改札前の待合室にはベンチがあって泊まりたい~って気分になりますが、ホームの待合室もまた快適空間。

毛布まであって、泊まってくださいと言わんばかり。
いつの日か泊まらせてもらいましょう。
09:20

旧札で買ったジュースをリュックに詰め湿原へ。

ここか?

湿原まで開通しているのは、塩屋という地区から入る道だけだそうです。
ちょっと違う気もするけれど…行ってみましょ。
09:40


通行止めでした。
このあたりは大丈夫でも、奥は雪でふさがっているでしょうから、引き返します。
09:45

国道にあった案内板に「板倉の里」と書いてありました。
せっかくなので、行ってみましょう。


ここは土地の名前が種蔵で、板倉と呼ばれる特徴的な倉庫があるようです。


いい眺め。

こんな集落でゆっくり過ごすのもいいなぁ。
今日はミズバショウを見るのが最優先なので、先を急ぎます。

そうだ、塩屋ってどこなんだろう?

たまたま山菜採りに来ただろう男性に会ったので、教えてもらいました。
トンネル4本抜けて、考古民俗館が目安ですよ。
この冬は雪が多かったこと、種蔵のこと。
短時間でしたが、話を聞くことができました。
ありがとうございます、またゆっくり見に来ます。
10:00

教えてもらった考古民俗館から林道を進むと、池ヶ原湿原の駐車場に到着。

テントで協力金を支払い。
10:25

ぼくは観光でお気楽に来るだけですが、維持管理大変でしょう?
わたしは古川から来ていますが、好きでやってますから大丈夫ですよ。

ボランティアの人たちの労力がなかったら、こうして見に来ることもなかったでしょう。
ありがたいことです。


正式名「洞のミズバショウ」なんですか。


いい景色だこと。
尾瀬のようなサイズではありませんが、こちらの方がいいな。
多くの人が押し寄せるようになって、いろんな規制がかかってしまうより、訪れる人のマナーを信じるこの地の方が、身近に感じます。


澄んだ雪解け水の流れが美しい。


リュウキンカの黄色も可愛らしい。

時期は過ぎていますが、まだ桜も咲いてます。


どんなに写真を撮ろうが、本物の美しさを伝えることはできないですね。













富山からお越しの御夫婦。

ご主人は大工さんだそう。
10歳ほど年上。
ここへは時々来られて、一番奥のこの場所に座って景色を眺めるのだそうです。
最近は乗っていないそうですが、バイクででかけることもあるとか。
この周辺の林道やら、これまで行ったところでの出来事やら、お世話になっている外科のお医者さんの話とか、すっかり話し込んでしまいました。

気がつけば小一時間。
そろそろ帰らないと。
お気をつけて。
またここでお会いすることがあるかも知れませんね。
12:00


ザゼンソウを1株だけ見つけました。
不思議とどこでも、無数のミズバショウの中に、数えられるぐらいありますね。

いい空。


自然の変化はどこにでも押し寄せてきています。

この湿原でも、イノシシがヌタ場にしてしまった場所が、あちらこちらにあります。
昔はイノシシは出なかったそうです。
それでもここにはまだ鹿がいないのが幸い。
鹿が来たら壊滅的になるだろうとのことでした。


あぁ、来て良かった。


ボランティアさんと、奥で挨拶を交わした見学者さんたちに見送られて帰路に就きます。
12:30

実はこの場所、大学時代からの友人、アラ君ちがすぐ近く。
平日で仕事だろうから会えないなと、連絡してません。
9年前、オランちゃんで来た時は、
どうして知らせて来ないんだ!
と叱られたっけ。
そういうヤツなんです。
野良猫みたいな。

一昨年の11月には、泊めてもらいました。

話せば泊まってけと言ってくれるのですよ。
でもね、家業が民宿なのに、宿代受け取ってくれないので、行きづらいんですよね。
帰ったら、連絡だけしておこうかな。
また叱られるな。

いまから帰れば、名古屋へは6時過ぎか。
下手をすると通勤ラッシュに巻き込まれるかも知れません。
急がずにゆっくり帰った方が、いいような気がします。

そうだ、リザーブに切り替えて50キロ近く走ってるから、スッカラカンになるのも時間の問題。
昼も過ぎたし久しく飛騨古川にも行ってないので、街中を抜けて 食事できそうな店があれば入りましょう。


飛騨古川駅前。
立派な駅だと驚いたのですが、よくよく見ると、左手のデカい建物は観光案内所なんですね。

さか江家さんにします。
昔は平日来ると、食事できるところがありませんでした。
いまでは数軒あるようで、だいぶ変わりましたね。
13:20

ショーウィンドウに並ぶメニューの半分に「今日はできません」と札が立ててあります。
カツ丼を注文しました。

ん?何か足りないような。
あ、このあたりは汁物がついてこないのね。

どこへ行かれたんです?
ミズバショウを見に北の方へ。
今日は天気が良くて風も治まって、良かったですね。
えぇ、ホントに最高でした。 古川の街は、静かで落ち着きます。
ありがとうございます、でも観光の人、いませんよね。

たしかに、、平日とは言え、街の人ですら駅前に一人二人姿が見えるだけ。
14:00

高山バイパス、帰りは間違えないわよ。


エンジンが時々息つきを始めました。
いよいよガス欠か。
車体を倒せば、無効残量が使えるので何とかなるでしょ。

Enejetの高山バイパスSSで給油。
バイパスという名から、原付も走っていい区間があるのですかね?
現在飛騨地方はリッター190円超え。

無効残量までのギリギリの7.5L入りました。
ここまで290km。
飛ばしたことを考えればマズマズです。
14:20

お昼時だったら、久々野町の駅前の食堂へ寄りたかったな。
また来ますと言ったまま、まだ行ってないんだ。
今日は通過させてもらいます。

やってきました、怒涛の睡魔。
眠くて堪りません。

道の駅 なぎさでお昼寝タイム。
14:55

いつもなら10分ぐらいで目が覚めるのに、30分も爆睡しました。
昨夜は睡眠4時間で、寒い中走りっぱなしだったもんね。
15:30


まだ5時前なのに、山の日暮れは早く、影が伸びます。
気温は20℃まで上がって、快適です。
少し風が強くなってきたな。

犬山市まで戻ってきました。

名鉄小牧線の列車が見えます。
17:45

小牧インター
こんなところからも小牧山城跡が見えてたんだ。

気が付かなかった。
18:00

名古屋市内はさぞかし混雑するかと思いきや、意外とスムーズに流れて渋滞なし。
ピークは6時頃なのかも知れません。
ひとつ賢くなりました。


帰着です。
19:05

今日も多くの人と話すことができました。
おかげで楽しい一日になりました。
皆さんありがとう。

けっこう走りました。
本日走行462km (GPS距離460km、除く徒歩2km)
消費燃料:7.5+4.0L

全行程


自動車専用道を爆走した高山市北側


種蔵~塩屋周辺
通り抜けられる林道が多いと聞いてしまうと、行ってみたくなる。


池ヶ原湿原


飛騨古川駅前
へ~、アニメ「君の名は。」に出てきた駅って、ここがモデルなんだ。
ブログ一覧 | | 旅行/地域
Posted at 2025/05/10 11:09:10

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この記事へのコメント

2025年5月11日 20:23
高山や古川なんて、子供の頃は1泊しないと行けないような遠い場所だと思ってました。(^_^;)今や東海北陸道のお陰でその気になれば日帰りでも出来るのは有難いことです。
水芭蕉は、松阪の飯高町波瀬にある小さな植物園で見たことがあります。沢山咲いてるのは、可愛らしい景観ですね…(^^♪
コメントへの返答
2025年5月11日 21:20
そうですよね。
岐阜市ですら はるか遠くに感じましたよね。
自動車道を使えばあっという間になりましたね。
それでもやっぱり自分は下道が楽しくて好きですね。

ミズバショウは近くで見るのもよし、離れて見るのもよし。
ただ、それを同時には楽しめないもどかしさ。

プロフィール

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何シテル?   08/12 18:14
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