
今日はアイに乗って嬬恋まで走り、一泊して帰ります。
予報では雨っぽかったけれど、なんとか降らずにすみそう。
名古屋出発。
04:00
名古屋市内を北上して、国道19号線で中津川方面へ。
ナビ任せ。
オートバイならこのルートは通らず、30分は時間短縮できるのだけど、ダメだね。
考えるのが面倒くさくていけません。

春日井市。
まだ真っ暗。
04:50

中津川市。
夜が白み始めたけれど、まだ暗くてどこにいるのかピンときません。
05:55
道の駅 賤母

何度か立ち寄ったことがあるけれど、いつもトイレ休憩で申し訳ない。
06:15
木曽町から国道361号線へ。

11月も中旬、紅葉は終わりかけなのか。
でもキレイ。
07:15
伊那市から国道153を北上。

07:40
朝食たべてないので、コンビニにでも寄ろうかと思いつつ走り続けてます。
菓子パン1個持ってきたので、それをかじればいいか。
伊那市で国道を離れ、辰野町方面へ。

セルフで190円近いんだ。
うちの近所は165円ぐらいだから、ガソリン税2重取りされてるんじゃない??というぐらい高い。
内陸は…ともっともらしく言われるけれど、内陸でも安いところも多いから、他の理由があるんだろうね。

美しい山並み。
岐阜の山へはよく出かけるけれど、こういった開けた景色を見ることはない。
07:40
道の駅 大芝高原

道の駅のイメージとはちょっと違うかな。 どちらかと言えば公園。
07:45

イチョウが鮮やかな道。
こうして切り取ってみると、どこにでもありそうな景色だけど、一面 緑の畑の中にこの黄色を見つけると、引き寄せられてしまう。
長袖を着てきたけど、シャツ1枚でもぜんぜん寒くない。
この時期、息が白くてもおかしくないんだけどな。
08:00
辰野町から国道142まで県道14号線。

美ヶ原高原へ行こうとしたら、「和田峠通行止」
ん?気温は13℃もあるから凍結ってこともないだろうに。
直進して有料道路を走るしかないな。
09:00
ナビは料金所が近いとアナウンスするんだけど、それらしい施設はないよ。
もしかして、和田峠は閉鎖になっていて、有料道も無料化されたってこと?
そうか、ナビの地図更新したのは5年以上も前のことだから、ずいぶん変わってるんだろうな。
道の駅 和田宿ステーション

日曜の朝、家族連れの姿が多くなってきた。
09:15
道の駅からすぐ、「和田宿」の案内板。
通過したのだけど、時間に余裕はあるので、引き返してみましょう。
だんだん山奥に入っていくけど、和田宿はまだかいな?

さすがにオカシイ。
戻ります。

朽ちたビートルが2台。
ここにショップでもあったのかしら。
09:30

信定寺にアイを置かせてもらって、歩いてみます。
なんだ、和田宿は国道曲がってすぐだったのね。
和田宿 本陣

09:35

国道を走るのはもったいないな。
中山道を行きましょう。

街はずれに茅葺きのバス停。
時刻表が真っ白だから、使われていないのかと思ったら、朝夕各2本。
日中はデマンドバスなんだ。
10年ぐらい前に初めて見た時は「デマンドって何?」と首を傾げたけど、過疎地で定着したね。
09:50
立科町から県道40号線へ。
穏やかな景色を眺めながら緩やかな坂を下っていると、左手にお堂が見えました。
いったん通過したのだけど、何か違和感みたいなものがあって、引き返してみます。
大日堂
違和感は、この二体。

カエルにしか見えない。
10:10
よくよく見ると、耳とシッポが。

いちおう狛犬なのね。
本尊は大日如来で、昔 この前を馬に乗ったまま通ると必ず落馬したそうだ。

脇には十王堂
生前の悪行を吟味する、10人の王なのだとか。
手入れされていない様子がちょっと残念ではあります。
道の駅 雷電くるみの里

相撲力士、
「雷電」の何ちなんだ施設。
10:40
それにしても道の駅の多いこと。
通過した所も多く、ガソリンスタンドを上回っているのでは?
数分後・・・

二ヶ月ぶりです、
' target='_blank'>style_plusさん。
9月末の
浜松プチミーティングで先に帰ってしまい、試乗会まで残ることができませんでした。
他の皆さんのアイがどんな走行フィーリングなのか、ノーマルに近いウチのアイはどんな乗り味と評価されるのか興味があったのですが、それが心残りと話したことを覚えていてくださって、「11月17日に試乗会しましょう」とお誘いいただいたのでした。
10:45
とりあえず食堂へ。
聞けば、昨夕、エンジンマウントの交換をしたとか。
ただA/T側はボルトの1本が空回りして取れなかったそう。
たぶんウェルドナットの溶接が取れてしまったんでしょうね。
大手術にならないといいですね。
食堂に入って小一時間。
スーパーだいちさんが合流。
もともとはお二人が会う予定のところへ、スーパーだいちさんには伏せてやって来たのです。
スーパーだいちさんもまた、今朝オイル交換作業をして出発なさったとか。
お二人の変態ぶりには脱帽です。
お昼は旬の蕎麦にしようと、蕎麦定食。
空腹を満たしたところで、今日の目的地つまごいパノラマラインへ向かいます。
どこなのか知る由もなく、style_plusさんのアイについていくだけ。
13:15
県道94号線。
上り坂にさしかかると、スーパーだいちさんのアイが徐々に離れて、とうとう姿が見えなくなってしまいました。
過給圧は出てるんだけどパワーが出ないみたい。

なんとなく圧漏れしているような音が聞こえる気がしたり。
走っては止まりを繰り返しながら、だましだまし。
湯の丸スキー場の駐車場

13:50
停車から走り出したハナは普通なのに、じきにパワーダウンという症状を聞いて、ガス欠状態じゃないかという話に落ち着きました。
東京からの道中 何事もなかったのに、ここに来て不調になったのは、能力が低下したポンプが燃料が減ったことで汲み上げることができなくなったから。
さすがstyle_plusさん、過去の経験がモノを言います。
たぶんそうでしょう。
この先のスタンドで満タンにしたら、改善するかも知れません。
愛妻の丘

田代湖の向こうには浅間山。
14:25

180°、晩秋の山が見渡せます。
写真には収まらない大パノラマ。
では、走行会開始。
過去、家族や仕事で使う車を除いて、人様の車を運転したことは数回しかありません。
その上、お二人のアイは、これでもかと言うほど手が入っていて、まだまだ進化中。
ものすごく緊張します。
2台とも完調ではなく、お二人も認識しておられますが、感じたままを。
チューニング内容は把握していませんので、何がどう影響しているのかはコメントできません。
自分のアイが基準となります。
[style_plus号]
とにかくエンジンのパワー感が段違い。
うまく表現できませんが、1.3~1.5Lクラスのスポーツ系みたいに、排気量に見合わない中高速トルクがあります。
上のトルクが太いせいで、相対的に低速がやや細く感じます。
ステアリングに過度なクイック感はなく、いたってナチュラルで、思った方向を向く感じ。
サスは明らかに固いのですが、突起に乗り上げてもガツンと突き上げるような固さがありません。
横Gがかかっても姿勢変化がなく、安定しています。
総じて躁安性が良く、あえて表現するとしたら、重厚感があるとでも言いますか。
神経質にならず落ち着いて走行を楽しめる、いじり倒したのに万人が運転できる仕上がり。
何かをあきらめて、どこかに特化することは簡単ですが、「万人」というのは とても難しいことで、style_plus号は 大人のアイです。
気になる点としては、低速からアクセルを深く踏んだ時に一瞬出る振動。
太ったトルクに負けて、A/T内のクラッチまたはブレーキが滑っているような。
油圧はどうしようもありませんが、摩擦ディスクを交換すると改善するかも知れません。
ペンデュラムマウントのエンジン側だけ新品にしたことも影響しているでしょうが、振動の出方はA/T本体みたいな気がします。
[スーパーだいち号]
不調ながら、こちらもエンジンのパワー感が段違い。
ステアリングは気持ちクイックで、操作している感があります。
このあたりは、ステアリングのせいなのかサス絡みなのか、区別できません。
サスは固く、突起乗り上げで それなりのショックが来ます。
横Gがかかっても姿勢変化はありませんが、荒れた道では路面を捉えきれない感じもします。
加速性・操作性・乗り心地から、 車体が軽いのでは?と錯覚してしまいます。
非常に軽快な、とにかく走るのが楽しい スーパーだいち号です。
燃料ポンプ交換で、ガス欠症状が解消するといいですね。
同じアイをベースにしながら、style_plus号とスーパーだいち号は、かなり趣が異なって興味深いです。
[さまさま@愛知号]
目指すところは、ノーマルのコンディション維持で、手を加えたところは ほぼノーマルの範疇。
外観的にアピールするものはなく、乗った人が「ノーマルなんですよね?」と何となく不思議に感じるあたりを狙ってます。
エンジンはノーマル、タービンは段付き除去。
サスはフロントロワアームのブラケットを補強しただけのほぼノーマル。
タイヤは4本とも165/65R15のラベリングAエコ。(車高が+25mm)
ボディーはメンテハッチの機械締め。
「ヘンにいじったアイより良い」とのご評価。
これは嬉しい。
パンチがあるわけでも、グイグイ方向が変わるわけでもなく、これと言って特徴がない。
それでもコーナー限界は意外と高く、ファミリーカーより安定しているのは、アイのポテンシャルの高さを物語っています。
実際のところ、素のアイと比較したことはないので、ウチの子が明確に上回れたかとは言い難いところはあります。
乗り比べを終えて、愛妻の丘へ戻ります。
自分は性能維持という意味のチューニングはしても、高みを目指したチューニングとは無縁だったので、ものすごいインパクトのある試乗会でした。

撮影会。
スナップ写真しか撮らない自分と違って、熱心なお二人。
16:00
青空に浅間山が背景だったなら、さぞかし絵になるでしょうが、晩秋の夕暮れも良いです。
再び雷電くるみの里
ここでお二人とはお別れです。

実に楽しい走行会でした。
半日お付き合い、ありがとうございました。
スーパーだいちさん、無事のご帰還を。
16:55
今朝まで、
湯楽里館で風呂に入って、夕食食べて…と考えていたのですが、家を出て13時間。
ほぼ走りっぱなしなので、風呂に入る気力も失せてしまいました。
ここで夕食済ませてしまいましょう。
人もまばらになった食堂で、生姜焼き定食を注文。
18時に閉店なので、食べて早々席を立ちます。
18:10
今日の宿は、style_plusさんの知り合いが経営する古民家宿。
何かとお世話おかけします。

駐車場に着いたものの、まばらに建つ家の明かりだけで、真っ暗。
18:15
道なのか、誰かの土地の中を通っているのか、自動で灯る小さなランプを頼りに暗闇の中を歩きます。

あ、ここだ。
「民泊 おみやど」
温和な印象のご主人に家の中を案内してもらいました。
玄関に土間がある、懐かしい造り。
出入りは自由とのこと。
飲食物は何も買ってこなかったので、寝る前にコーヒーぐらい飲みたいな。
近隣の自販機を聞くと、通りに出てすぐにあるそうなので、荷物を置いて自販機まで行ってみます。
おかしい、5分歩いても10分歩いても何もない。
真っ暗な知らない街で迷ったら帰れないよ。
引き返そ。
ご主人に聞くと、辻を反対に歩いてしまったよう。
もう一度行ってきます。
歩いて3分。
自販機コーナーがありました。
缶コーヒーを1本買って帰ります。
19:25
表の縁側に座って夜景を見ながら30分ほど温かいコーヒーを。
空き缶を捨てに、また自販機まで往復します。
ヒマなのでいいんですよ。
ポツリポツリ。
ん?降り始めたかな?
そう言えば、今日はイタリアから来た女性2人が泊まるそうで、散歩に出たまままだ帰っていないそう。
この暗い中、ちょっと心配だ。
20:30
共同スペース(古民家には似合わない表現だけど)で、宿泊客が書いたなんでも帳を見ていたら、宿の奥さんが挨拶に来てくれました。
ここでの生活や政治のことなどなど雑談。
小一時間も話してしまいました。
イタリア人お二人も無事に戻ったよう。

ご主人には、6時半頃に発つつもりと伝えてあるので、5時起きで散歩しますか。
まだ早いけど、ちょいと疲れたので寝るとします。
22:00