
昨日16日の土曜日。
川越市内をあちこち散策し、久し振りに川越スカラ座で素晴らしい映画を見て、感動に浸りました。
その帰路。
こちらもかなり久し振りですが、ある「やきとり屋」へ立ち寄りました。
場所は、西武新宿線の本川越駅と東武東上線川越市駅の、ほぼ中間。
「若松屋」さんです。
やきとりを標榜しておりますが、こちらで提供されるもののほぼ9割は、豚の頭部分の肉、所謂「カシラ」をネギ間にして焼いたものです。
このカシラ肉を「やきとり」として提供するスタイル発祥の地は、ここから東上線で奥へ進んだ東松山市です。焼いたカシラ串には辛子味噌をつけて食べるのが定番のスタイルです。
時刻は16時25分。こんな行列が出来ています。
事前に調べたら、開店は16時30分とありましたが、はて…?
後で店内の掲示を見ましたが、土曜日と祝日は15時30分の開店なのでした。
暖簾の隙間から店内を覗きました。
「コ」の字型のカウンターに、ぎっしり人が座っていました。
およそ10分ほど並び、店内に入りました。
案内されたのはその入口前の角席。目の前がコンロで、煙が常に襲う席。退店するまで、ひたすら燻されてしまいました(笑)。
こちらでは、ほぼ9割のお客さんは、座って飲み物だけをオーダーします。
ボクはハイボールをお願いしました。
ハイボールが出て来る前に、目前の皿に何のセリフもなく、突然カシラ串が1本置かれました。この若松屋さん独自の方式で、簡単に言うと盛岡の「わんこそば」のルールを適用したものです。座って何も言わなければ、焼き上がったカシラ串が1本ずつ提供されます。纏めて何本も出されるのではなく、常に焼き上がった直後の「アツアツ」状態を食べることが出来ますから、理に適ったシステムです。カシラの他にも焼き物はありますし、煮込みなどもありますが、大半の方は「わんこカシラ串」でお酒を飲んでいます。
後からハイボールが出て来ました。
この辛子味噌をつけて食べます。
色はドギツイものですが、食べてみるとそんなに辛くはなく、むしろ味噌の味が強いものです。
店内は人だらけの上、「わんこカシラ串」は、食べては追加されるので常に皿には1本だけしかなく、変化のある写真は撮れませんでした。
しかし、ハイボールを2杯飲み、カシラ串は5本戴きました。この組み合わせ、大変美味しかったです。会計をお願いすると、全部で1530円!極めてリーズナブルです!
正面から撮れませんでしたが、営業時間です。
この面白いシステム、一度体験する価値はあります。
勿論、食べてもおいしいから、お薦めです。
若松屋
埼玉県川越市中原町2-12-3
049-224-07777
ボクのおススメ度(味のランキングや評価ではありません)
★★★★★ + ★★
★一つ目の追加は「わんこカシラ串」システム!
常に「アツアツ」を賞味できます。
★二つ目の追加は、率直に「楽しい」!
このシステムは他所にはなく、エンターティメント性が高いです。
話しのネタに一度行かれてみては如何でしょうか?
ただし、リピーターになってしまう可能性は高いと思います(笑)!
それと、必ず「燻され」ますので、それを前提とした服装でお出掛け下さい!
ブログ一覧 |
外呑み | 日記
Posted at
2019/11/17 13:48:26