
国道406号線の白沢洞門を抜け、突然目前に現れた北アルプスに感動したのは、ご報告済です。
その後。
白馬村に下り、以前から行きたかった処を目指しました。
松本市の北に位置する安曇野市。
様々なジャンルのお店やアトリエが散在する、信州におけるクリエイティブ・シティーと言って差し支えないと思います。家具、陶器などの工房、一流シェフによるレストランなど、枚挙に暇がありません。
そんな安曇野で、ボクが以前から一度は行ってみたいと思っていたのがこちら。
『家具工房クラポ』さんです。
こちらの存在を知ったのは、ずばり「ホームページ」です。
関東在住のお客さんとの、発注の遣り取りの詳細が細かく紹介されており、「こちらは『職人さん』の工房だな」と思ったのでした。
ナビが案内してくれましたが、「目的地付近です」と言われても、なかなか判らないロケーションですが、漸く辿り着きました。
「いらっしゃいませー」
優しそうな男性が迎えて下さりました。
こちらはショールーム、工房は右側の別棟です。
奥にデスクが。
無垢の甲板が美しいなぁ…。
原稿用紙を広げたら、イマジネーションが湧きそう…。
この旧いデスクライト!
机の雰囲気に、まさしく「ドンピシャ」!
正直、セットで販売して欲しいと思いましたが、工房の「備品」とのことでした!
大きく、堅牢なソファです。
脚を組んで映画を観てもいいし、横になって本を読むのもよし。
ホームページに、これをオーダーした方の感想が紹介されています。
ボクも「ホシイ」!
こちらはダイニングテーブル。
素材はウォールナット。美しい濃茶色です。
こちらもウォールナット製。
上と比べて色が薄いのですが、造ったのは遥か昔なのだそうです。説明して戴きましたが、ウォールナットは経年が進むほど、色が淡くなって行くそうで、その変化のメカニズムはまだ解明されていないのだとか。
率直な感想。
このダイニングテーブルは「使うのが勿体ない」!
水割りを入れたグラスの「輪染み」すら、つけたくないと思いました!
こういう工房が好きで、いつかはオーダーメイドしたいと思っております。
ただ、プライスもそれなり。
でも「一品メイク」となれば、それは道理というもの。
同時に、こういう道を目指し、夢を具現化された職人さんとお話をするのは、今年還暦ですがとても勉強になります。他人の人生というものは、ボクからすれば『宝の山』!
まだまだ老け込んでいる場合ではないと、毎回お尻を蹴飛ばして戴いております。
そう、
人生はクリエイティブに!!
家具工房クラポ
長野県安曇野市堀金鳥川50-1
0263-73-0727
10:00-18:00 ※秋冬季(10月~3月)は10:00-17:00
ttp://www.crapo.jp/
(頭にhをつけて下さい)
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Posted at
2020/05/10 15:16:02