
昨日5日土曜日。
二週間ぶりに難聴の治療のため、長野県須坂市を訪れました。
その帰路。
安曇野市の「ギャラリー・シュタイネ」さんで長谷川正浩さんの四角い皿を買い求めるつもりでしたが、念のためホームページを見ると、特集展示の入れ替えのためお休みとのこと。仕方なく手帳の「行きたい処リスト」を捲り、未訪問のこちらを訪れることにしました。
山梨県甲府市のレコード店「LAID BACK」さん。
60年代から70年代初頭のアメリカン・ロックを彷彿させる店名ですが、
中に入るとオール・ジャンルと言うに相応しい在庫でした。クラシックからロック、ジャズ、歌謡曲まで「何でもアリ」のラインナップです。
LPの在庫は実に膨大、おそらく1万枚はありそうでした。
ジャズの棚をゴソゴソすると、ボクの好みのものばかり!中でも、ラルス・ギューリンやボブ・ゴードンといったマイナーなバリトンサックス奏者のものが豊富!「アレモ、コレモ」と抜き出していたら、あっと言う間に20枚を超えてしまいました。仕方なく15枚を棚に戻しました。
カウンターに持って行きました。
上にはドナルド・フェイゲンと山下達郎さんの「名盤」が並んでいました。
で、これら6枚を購入しました。
10インチが4枚、12インチが2枚。
手前のジェリー・マリガンとワーディル・グレイの10インチはプレステッジのもの。1枚1200円、再発モノですが、同レーベルの10インチは1枚も持っていませんので胸が小躍りしました。6枚で8100円でした。
12インチの1枚目はこれ、下世話なホーンカーとして名を馳せるテナー奏者、キング・カーチスのatocoの輸入盤。全くスクラッチがなく、盤面も綺麗。おそらくヴァージン盤。しかし演奏は例によって、良い意味でコキタナく、ボクの好みのドストライク!中でも名曲「ホンキー・トーク」がカッチョイイ!
こちらは女性オルガン奏者シャリー・スコットとハイ・トーンで知られるトランペッター、クラーク・テリーの共演盤。オルガンを前面に押し出したアーシーな演奏で、終始ブルージーな雰囲気!ちなみに、シャリー・スコットはテナー奏者スタンリー・タレンティンと結婚していたことがありました。
5桁のオリジナル盤の在庫もありましたが、総じてリーズナブルな価格設定。これならば、2,3カ月に一度は訪れてみようかと思いました。
オール・ジャンルなので、好きなアーティストのアナログを集めている方にはお薦めのお店です。
LAID BACK
山梨県甲府市中央5-3-21
055-235-5157
13:00-19:00 水曜休
※駐車スペース有
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レコード店 | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2020/12/06 15:09:06