
6月14日、月曜日。
コロナ予防接種の副作用で母を救急車で搬送して貰い、検査の結果問題なしとの診断を受け、未明にタクシーで帰宅しました。母を寝かせてから横になり、朝会社に連絡して事情を話し、少しだけ眠り電車に乗りました。
池袋に到着すると、丁度ランチタイム。前日の夕方から何も食べておらず、空腹を覚えました。池袋には大勝軒二代目系のお店が三店ありますが、こちらに向かいました。
東急ハンズ池袋店の麓、熊本ラーメンの桂花池袋店。
おそらく5、6年ぶりです。
店頭の、看板メニュー「太肉麺(ターローメン)」の看板が目を惹きます。
お店に入ると、左側に券売機が待っています。
「ターローメン」(1000円)と「ねぎ」(100円)を買いました。
アクリル板で仕切られたカウンター席に座ると、ジャスミン茶が出て来ました。この日の池袋は曇りで蒸し暑く、一気に飲み干しました。メチヤクチャ冷えており、ゴクゴク喉を鳴らすと少し体の火照りが収まりました。
カウンター上の調味料。
「辣香」と「胡椒」。「辣香」の読みはわかりませんが、要は唐辛子的なものと思います。
さて、出て来ました。
何だか、とても久し振り。以前にご紹介した渋谷店で味わって以来です。
「いただきまーす」
ニンニクを焦がしてラードで炒めて絡ませた「マー油」が浮かぶ豚骨スープ。所謂「博多ラーメン」も豚骨ですが、あちらはあっさり系。こちらは典型的な「コッテリ」!これが本当においしく、麻薬的な魅力。
太く硬い茹で加減の麺。スープとの相性が素晴らしい!
最初にこの組み合わせを考案した方は、料理の天才とさえ思います。
生のキャベツ。
ラーメンの具材としては珍しいものですが、このスープとの相性は、これまた抜群!バリバリ、ボリボリ食べてしまいます。スープの熱で少し柔らかくなっても、美味しく戴けます。
トッピングをしたので、ねぎは一杯!
スープを吸っても依然ピリ辛、「ねぎ+ニンニク」の味わいが最高です。
主役のターロー。
ふたつ入っています。
脂身は「トロントロン」、蓮華で掬うとフルフル震えます。
口に入れると、たちまち脂は溶けてしまいます。
…こうして書きながら写真を見ていたら、ヨダレが出てしまいました。
メンマはごく普通のもの。細身で薄い味がついています。
茎ワカメ。
コリコリとした食感で、具材としては脇役ながら、このラーメンには絶対に不可欠のアイテムです。
煮卵半分が入ります。
結構濃い味付けですが、スープの味わいは更に濃いため、スルッと食べてしまいます。大勝軒では素の茹で玉子が好みのボクですが、こちらではこの煮卵がベスト・マッチと思います。
あっという間に、全部食べてしまいました。
毎回後ろ髪を引かれますが、血圧を考慮してスープは残しました。
19歳で通い始め、気が付けば41年も経ってしまいました。
全く飽きませんし、むしろ思い出すと無性に食べたくなります。
まだ味わったことのない方にも、お勧めします。
ただ、ボクのようになってしまう可能性は、十分ありますヨ(笑)!!
桂花ラーメン 池袋サンシャイン60通り店
東京都豊島区1-22-13 第5中村ビル1階
03-3981-1871
8:00-20:00 無休
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熊本ラーメン | グルメ/料理
Posted at
2021/06/27 13:03:58