
昨日9月25日、土曜日。
数馬の里へ分校記念館を訪ねた帰路。
既に12時半を過ぎ、お腹か空きました。
何処にしようかと思案していたところ、これからあるお店の前を通過することに気付きました。
こちらは「たちばな家」さん。
五日市から桧原街道を西進、桧原村役場を過ぎた橘橋交差点を左折した左側にあります。いつから営業しているのか分かりませんが、ボクはおそらく12、3年ぶりだと思います。
こちらの名物は、ご主人による手打ち麺のラーメン。ほかにも焼き魚、丼もの、ギョーザ等、メニューは豊富。
狭い駐車場に何とか停め、お店に向かいます。
製麺室ではご主人が仕事中。
外の水槽で魚が泳いでいます。
イワナかヤマメでしょうか。
眼下に秋川の川面が見える外向きのカウンター席に座ります。
水音が絶え間なく聞こえます。
メニュー表紙には手打ち姿のイラスト。
味付け玉子入りらぁめん(850円)をお願いしました。
調味料は一通り揃っています。
テーブル、カウンター、小上がりのそれぞれにお客さんがいて、店内の様子を撮るのは止めました。
やがて、女性の方が持って来てくれました。
醤油ベースのスープには、油膜が。
具は味玉、メンマ、チャーシュー二枚、ナルト、ほうれんそう、海苔、モヤシ少々、それに薬味の葱。典型的な「中華そば」の表情。
「いただきまーす!」
ご主人による手打ち麺。
加水率が多く、柔らかな食感の細いストレート麺。
おそらく手切り、端の太さに多少不揃いな処がありますが、このように細く揃えるのは職人技!啜り易く、ズルズル食べるのは「快感」!
メンマは中太のものが十本近く入っていました。
柔らか過ぎず歯応えもある薄味。甘さはさほどなく、この上品なスープと麺にバッチリ合います。
味玉は半分に切られての提供。
黄身は半熟と完熟の間くらい。薄い醤油味がついていますが、それよりもスープを吸った黄身の味わいが勝ります。
中華そばには珍しく、ほうれんそうが入ります。特段変わったものではありませんが、箸休めの役割でしょうか。
チャーシューはもも肉でしょうか。
少し脂身がありますが、全体としては赤身の味わい。
密度がありキチキチの食感ですが、決して硬すぎはしません。
という訳で、あっと言う間に食べてしまいました。
秋川の絶え間ない水音を聞きながら、昔ながらのラーメンを味わいました。とても贅沢なひと時でした。
駐車場は5台分ありますが、それぞれがかなり狭く、出し入れには苦労するかもしれません。実際、昨日はお店を出ると、後から右側に大きなクルマが斜めに停めていたため、出すのに苦労しました。もし可能ならば、少し歩きますが「払沢の滝」の駐車場か、桧原村役場に停めた方がいいかも知れません。
ちなみにボクはこれまで2、3回訪れましたが、いずれもバイクでした。
たちばな家
東京都西多摩郡桧原村5574
042-598-0029
11:00-15:00 / 17:00-20:00 火休
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Posted at
2021/09/26 08:18:50