
昨日8月27日、土曜日。
座間のアール・エス・アイザワさんを訪れました。エンジン換装後1000キロを走りましたので、オイル交換と点検をお願いしました。
今日の担当はYさん。
リフトスペースに入り、ボンネットが開けられます。
ライトを使った目視で、裏の裏までチェック。
各接合部は緩みはなく、「モレ」もありませんでした。
プラグも全て外して点検。
焼け具合に問題はありませんでした。
リフトアップし、エンジン下部を点検。
ドレンを抜くと、音もなくオイルが排出されます。
まだ「アツアツ」のオイル。
1000キロしか走っていませんので、色はそう変化なし。ただ見てお分かりのように、何だかドロンと淀んでいる部分があります。これが新品同士の擦り合わせで生じた鉄粉のスラッジ!…こんなに出るとは驚きました。同時に、たとえ「馴らし」が終わった後でも、定期的なオイル交換は重要だと、改めて気づかされました。
ドレンボルトを締めます。
エレメントを交換します。
いつも思うのですが、この作業は大変!エンジン右側下部にあり、目視は不可能。作業は両手を隙間から潜らせての「勘」頼りです。
オイルが入ります。
ゲージをチェックし、
始動、無事終了しました。
換装後500キロは3000、1000キロまでは3500を指示されていました。きっちり順守しましたが、3000で碓氷峠を超えるのは、チョット大変でした。今後暫くは5000キープを指示されましたが、普段からそんなに廻しませんので、これは問題ないと思いました。
「これでオーケー、安心です。これからも大事に、長く乗って下さい」
と、Yさんが仰りました。
作業終了後、少し「世間話」的な会話をしました。
昨今、旧車とされる車両の相場の高騰がすさまじく、GTRなどは新築マンション並になっているとか。NAも例外ではなく、定期的にきちんとメンテされた車両の価格は、アイザワさんのような専門店ですら驚く程だとか…。何かの事情でボクが手放し、その後にまた乗ろうと思って探した場合、きっと手が出せないだろう、と…。
今回、換装を決めたのは「長く乗りたい」から。
ボクと同様、懐を痛めながら乗り続けている方の大半は、同じ動機のはず…。
この構図が崩れない限り、状態の良い車両が売りに出る可能性は、限りなく低いと理解出来ました。
一方、昨日ではありませんが、こんな事がありました。
他店で買った白いNAが、不調を訴えアイザワさんに持ち込まれました。ボクも見ましたが、外装はとてもキレイ。…なのにエンジンと下回りを診たら、トンデモナイ状態!直すとなると凄い金額になるが、持ち込んだのはまだ20代とおぼしき男性だったとか…。
若くても既に四半世紀を過ぎたNA。
部品供給体制などの要因もあり、今後益々維持が大変になりそうです…。
【今日の「オマケ」!】
ファクトリーから「ドン!カン!」の音。
ありゃりゃ、「完バラ」だ…。
作業中のNさんとお話ししました。
ネジ1本まで新品にするレストアとか。カーペットも新品を張るそう。
いやー、一体いくら掛かるのだろう…?
世の中にはスゴイ人がいるナー…。
貧乏人の感想デシタ(笑)!
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Posted at
2022/08/28 06:20:54