
9月25日の祝日。
午後。車検のためW1Sを川島町のファインテックフカイにお預けし、バスで川越に戻って来ました。
時刻は丁度15時。クルマでもバイクでもないこの時間に川越に居れば、行くところは一つしかありません。
西武新宿線の本川越駅から、東武東上線川越市に向かう道を少し歩いた左側。以前にご紹介した、2019年11月19日以来、ほぼ3年ぶりです。
こちらはカシラの専門店。焼き上がると自動的に1本ずつ提供され、お客が「もう結構」と止めるまで続きます。
メニューです。
ウィスキーのダブル水割りと、煮込みをお願いしました。改めてカシラをお願いすることはしません。
座ると同時に、「みそだれ」が入った容器が置かれます。
水割りが到着。
まだ外は明るい時間。何だか休日気分、贅沢なひととき…。
焼き場では、大量の串が並びます。
前回は、あの前に座り、散々「燻され」ました(笑)!
先に「煮込み」が到着。
ドギツイ色ですが、さほど辛くありません。どうやら、トマトを使っているような味。美味しいです。少し七味を掛けました。
大根。
芯まで柔らかくなっています。
もつ
トロントロン…!
やがて、カシラが到着。
適度に歯応えがありますが、肉質は柔らかく、脂分もあり「ウマー」!ネギとの相性はバツグン!
水割りをお代わりしてグビグビやっていたら、次の串が届いてしまいました!
ほんのりとした照明に照らされて、カウンターではお客さんが黙ってカシラをつまみに呑んでいます。ほぼ全員が独り客。女性の方もいらっしゃいます。
ここは、店員が客と話すことはありません。酒とつまみだけの「昔ながらの」呑み屋。酎ハイなどの「お酒だけ」を指す「中」という昭和酒屋の符牒も健在。座ってグラスを傾け、モグモグしているだけで懐かしい気分になります。最近、いろいろと考えることが多くなりましたが、この時ばかりは頭の中からなくなり、ほっこり気分に…。
こういうお店、絶滅危惧種になりました。
食べ終えた串は、カウンターの竹製容器に入れます。お会計の時、店員さんが数えますので、
伝票に記載はなし。
水割り4杯、煮込み、カシラ6本で、3300円でした。
コロナ禍となってから「外呑み」は、ほぼしなくなりました。
たまにはいいものだな、と思いました。
久し振りに外で自分を開放、精神的に「ゆったり」しました。
皆様にも、こんな「独り呑み」、お薦めします!!
若松屋
埼玉県川越市中原町2-12-3
049-224-07777
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外呑み | グルメ/料理
Posted at
2022/10/02 11:18:57