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2020年11月08日 イイね!

ギャラリー・シュタイネ(長野県安曇野市)

ギャラリー・シュタイネ(長野県安曇野市) 徐々に秋が深まって来ましたが、皆様如何お過ごしでいらっしゃいますか?
 昨日ボクは、三週間振りに難聴の治療で須坂市に行きました。
 帰路。「秋の安曇野」に立ち寄りました。

 ボクがよく閲覧するブログの一つに、長野県安曇野市にご在住の方によるものがあります。そちらで紹介されていた、魅力的な場所を訪れました。

 こちらは「ギャラリー・シュタイネ」さん。
 全国のアーティストによる作品を、ギャラリー内で展示販売しています。



 安曇野市は街中は何処にでも存在する地方都市ですが、北西部は奥日光や那須に似たロケーション。美術館やギャラリー、家具工房などクリエイティヴな施設やお店が点在します。昨日は紅葉の真っ盛り!有明山通りから細い道に入り、舗装がなくなった少し先に、こんな素敵な光景がボクを待っていてくれました。



 玄関前、「作品」が迎えてくれました。
 何やら「石の列車」的なものです。



 キャプションです。



 こちらは、船の残骸のような作品。



 作品名を「難破船」と想像しましたが、何と「泥舟」デシタ!



 玄関です。
 紅葉と積み上げられた薪が、秋の深まりと間も無い冬の到来を告げていました。



 青い作品が置かれていました。
 逆U字型に窪み白い漆喰を施したこのスペース、何処かロマネスク様式的。ここに聖母マリア像を置いたら、違和感なく収まる気がしました。





 中に入ります。
 何と、早速今日の目的、長谷川正浩さんの作品のコーナーです。
 ボクは陶器については全くの浅学。先ほど触れた安曇野在住の方によるブログで、こちらで作品を購入された旨の記事を読み、ボクも欲しくなったのでした。

 

 長谷川さんからのメッセージです。

 年配のご夫人に「いらっしゃいませ」とお声掛けされました。こちらのマダムでした。埼玉県から初めての訪問、地元の方によるブログでこちらと長谷川さんを知り訪れた旨をお伝えしました。ご丁寧にお礼を仰って下さり、玄関外の青い作品も長谷川さんによるものとご教示戴きました。





 マグカップをふたつお渡しし、購入を伝えました。

 上は時計、下はブック型のプレート。
 独特の色遣いと宇宙観が魅力です。
 何故か谷川俊太郎さんのデビュー作『二十億光年の孤独』が思い起されました。



 左奥の北側のスペースで、秋冬の特別展が開催中でした。



 陶器が整然と並びます。



 特別展のキャプション。
 有吉亙さん、松浦唱子さん、渡辺キエさん、三人の作品です。



 こちらは、松浦唱子さんの作品。
 普段使い用の「お鍋」類が並びます。
 マダムから「松浦さんと長谷川さんはご夫婦」と教えて戴きました。



 松浦さんからのメッセージです。





 丸みを帯びた形に、優しく淡い色遣いが特徴。
 女性に大変人気なのだそうです。



 この照明も松浦さんの作品。
 軸と脚は、船のスクリューです。







 こちらは有吉亙さんの作品。
 花をモチーフとしたお皿や茶碗が目を惹きます。
 個人的に、お皿には梅干しやスモモを入れたら映えるように思いました。





 こちらは、渡辺キエさんの作品。
 白いシンプルなデザインが特徴。
 下の平皿には、サンマの塩焼きに大根おろしを入れ、親指ほどの辛子明太子を添えたくなりました。



 南側は、おそらく常設作品のためのスペース。

「たたずむ人」

 枠だけの額の中心に人物像。背景は壁。
 面白い発想です。



 「NAVAS陶板」とありました。
 ちょっとアメリカンな「ヘタウマ」デザイン!
 端正な意匠が殆どのこちらでは、目を惹きました。



 タイルのスツール。



 こんな物がありました。
 このテーブル、どうやら船舶の扉のよう…。

「いらっしゃい」

 目を奪われて見つめていると、年配の男性が脇に佇んでいらっしゃいました。
 おそらく、マダムの旦那さんと思います。

「これは、船の扉を模して創作された現代アートです」

 …うーむ、ボクの心を全て読まれていました!



 題して『五穀豊穣』!
 一目で「恵比寿様」を連想しました。



 『天使のほほえみ』。
 「森三中」の人に似ていると思いました(笑)。



 動物をモチーフにした作品もありました。

 『仔猫』。



 『羊頭部C』。



 『天使猫』。

 写真は全てお許しを得て撮影しましたが、半分もご紹介出来ませんでした。こちらの品々の素晴らしさに頷いて戴けたら幸いです。また、ご主人もマダムも物静かで、インテリジェンスが漂うお人柄。プライスの設定も良心的で、ボクのような典型的『庶民』でも、充分手が届きます。

 長谷川さんの作品を求めに、また訪問する旨をお伝えして辞去しました。





 安曇野の秋の素晴らしさを、体で味わいました。

 長野県はよく「教育の県」と言われます。
 
 が、単に結果論に根差した「学校教育」の観点に過ぎず、ボクには何だか「貧相な物言い」に思えてなりません。今日に至るまでの歴史、自然、生活、文化、伝承などが、長い時間を掛けてミックスチャーされて発酵した結果こそが、『信州』最大の魅力に思えてなりません。
 
 ボクは東京で生まれて東北の田舎町で中高を過ごし、東京で大学を出ました。現住所は埼玉県。『信州』に親戚や知己はいません。そんなボクですが、信州の豊穣さに嵌っております。
 
 この地に暮らす人々を、大変に羨ましく思い、同時に尊敬して止みません。



 さて、マグカップを2つ、買って帰りました。





 手に取り両側から眺め、ニタニタしてしまいました。

 展示品を販売する「お店」ですが、博物館的な存在。
 時間を忘れて見入ってしまいました。
 こういうオブジェがお好きな方には、絶体にお薦めです。


ギャラリー・シュタイネ

長野県安曇野市穂高有明7360-17

0263-83-5164

10:00-17:00







Posted at 2020/11/08 12:17:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | インテリア・骨董 | 趣味
2020年10月18日 イイね!

ReBuilding Center JAPAN vol.2 (長野県諏訪市)

ReBuilding Center JAPAN vol.2 (長野県諏訪市) 一昨日の金曜日。
 数日前から右の腎臓に鈍痛を感じるようになりました。
 12年前。
 深夜の就寝中に同じ位置に激痛が走り、呼吸すらままならない程でした。あまりの悶絶に息子が救急車を呼び、運び込まれた救急病院で尿管結石と診断されました。嫌な位置の「思い出したくない」痛みの記憶が甦り、即座に泌尿器科へ行きました。エコーで検査の結果、左右の腎臓、膀胱、前立腺に異常はなしと言われ、胸を撫で下ろしました。鈍痛は腰痛の可能性が高いと言われ、急遽翌日の土曜日に須坂へ向かいました。治療の結果、お陰様で和らぎました。

 というわけで昨日の帰路、前回に続いて諏訪市のリビセンを訪れました。
 昨日は埼玉県の自宅を出発、信州へ向かい帰宅するまで、終始雨でした。



 到着は開店前の10時50分。
 1階の古材コーナーはオープンスペースのため、見学しながら開店を待ちました。



 リビセンのレスキューの基本は1時間圏内の物件とのことですが、珍しく東京の洋服屋さんのものが出ていました。



 こちらは、信州ならではの蚕棚の古材です。



 キャプションがありました。
 ピンボケになってしまい、ゴメンナサイ!



 個人的に、この「(トイレではなく)便所の扉」が気に入りました(笑)!



 昔の駅にあったような時計。シックでイイ!





 開店時間になり、お店に入りました。
 2週間前とはガラリと変わり、玄関では展覧会が催されていました。



 玄関の案内です。
 3階に向かいます。



 目的は、右の区画の一番左の鑿。
 ホームセンターで売っているような物ではなく、玄人の大工さんが使う重量感溢れるもの。実は、家が片付かない理由の一つが、溢れ返るアナログレコード。これらをきちんと格納する棚を造る必要があると痛感、この鑿が欲しくなったのでした。お値段は4000円。前回は散々逡巡の挙句見送ったので、今回は購入を決めて訪れたのですが…、



 突然、こんな物が目に飛び込んで来ました。
 しっかりとした鉄製のターンテーブル。丸い部分が轆轤のように回転します。これを見た途端に購入を決め、鑿はまた見送りとなりました。



 2階へ降り、今回は陶器類を細かく見ました。



 小さな絵皿が3枚。和の面持ちで一目で気に入りました。



 中央手前の中鉢と、



 こちらのオリジナル製石鹸を手に取りました。



 今回の購入物です。
 ターンテーブル(2000円)、絵皿3枚(1枚100円)、中鉢(700円)、石鹸(200円)、総額3200円でした(税抜)。



 江戸の情緒ある小皿3枚。
 3枚とも縁に欠けがありますが、1枚100円!
 木で脚を造り並べて飾ろうと思います。



 中鉢と石鹸は、洗面所に置きました。



 さて、ターンテーブルです。



 ボロを敷いた上に、ロードスターのオリジナルホイールを載せました。
 表面は手で廻しながら「磨き」の作業が出来ますが、裏側は窪んでいるため、どうしても回転する台が欲しいと思っていました。リサイクルショップで事務用の椅子を買い、背もたれを外して使おうかと思いましたが、これを見た途端に閃きました。
 まだ1つ在庫がありました。
 ボクと同じことを考えている方にはお薦めです。

 レコード棚の製作は、まだ先になりそうです(笑)!

 

Posted at 2020/10/18 15:39:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | インテリア・骨董 | 趣味
2020年10月04日 イイね!

ReBuilding Center JAPAN (長野県諏訪市)

ReBuilding Center JAPAN (長野県諏訪市) 昨日3日の土曜日、恒例の須坂往復をしました。
 帰路。
 こちらは一年ほど前から訪れたく思っていました。しかし復路を須坂から中央道を経由すると100キロ近く遠回りになるため、ずっと躊躇していました。漸く「行く気」になり訪れました。



 中央道諏訪インターから10分ほど。
 JR上諏訪駅からも徒歩10分ほどの「ReBuilding Center JAPAN 」さん。平たく言えば「古道具屋」さんですが、コンセプトは「再利用」。信州は沢山の旧い民家や工場、商家が存在する土地柄。それらを壊して廃材として処理するのではなく、再利用が可能なものを「レスキュー」して販売するお店です。



 玄関には、階別の案内が。



 1階、玄関左の古材販売コーナーです。
 解体した建築から再利用が可能なパーツを取り出し、販売しています。



 材料には出自のキャプションが。
 こちらは東筑摩郡の古民家から。



 こちらは地元諏訪市の酒蔵。



 ご覧のように、細かな材料にも出自の説明があります。
 何だか、ロマンティック…。



 さて、こちらは玄関を潜った左側の壁。
 左は棚用の古材。右は額縁の数々。
 どれも味わい深いものばかりでした。



 お洒落なテーブルです。



 こちらは、お店のオリジナル商品のコーナー。
 鍋掴みからマイボトルまで、バラエティに富んだものばかりです。



 1階正面はカフェ。
 こちらは後回しに、



 この階段を上がります。



 数々の食器類、陶器類が、所狭しと並んでいました。



 この「棚」には、感動しました。
 陶器の小物を和様式の棚に規則正しく格納すると、かくも美しき光景に昇華します。



 一方、こちらは「ステンレスの美」!
 こうしてカレールーのポッドを眺めたのは、還暦間近で初でした(笑)!



 電気系のコーナーです。
 懐かしいラジカセが。



 工事現場用も含め、数々の照明がありました。



 ペンダント・ライトです。
 こちらは新品を組み合わせて作る趣旨。



 真鍮製のソケットは、経年で味わい深い色に変化する旨の説明がありました。



 電話機です。
 バネ式の3号があれば即購入ですが、残念ながらありませんでした。



 ミシンが2台。
 モーター部がなく、おそらく足踏み式を外したものです。
 お値段は「750円」!



 旧い秤です。
 米穀類が「量り売り」だった時代の名残でしょうか。



 木製品も一杯ありました。
 右は白い筐体の抽斗。
 右列最下段がありませんが、ちょっと洋風の雰囲気がお洒落です。



 縦8段×横3列の抽斗です。
 お値段は60,000円。
 うちにある薬箪笥が40,000円でしたので、相応しい価格です。



 同じ意匠の机が5つ。
 昔の小、中学校の教員室で使われたものかも。
 お値段は12,000円。

 写真を撮り忘れましたが、この机の裏の床に蓄音機を発見、小躍りしました。
 でも、上蓋はパーツは揃っていたもののバラバラ。
 ターンテーブルは錆びだらけ。
 動作チェックをする以前の状態でした。



 さて、次は3階に上がります。



 踊り場には、ちょっと粋なスツールが。





 古材をパッチワークしたテーブル。
 お値段もリーズナブルです。





 こちらは、一回り大きいもの。
 欲しくなりました。



 椅子やオーディオ、道具類が沢山あります。



 工具類は物凄い数と種類です。
 こちらで最も長い時間を費やして検分しました。
 30ミリ幅の刃の鑿が目に留まりました。
 見るからに良い品物でしたが、値段も「立派」!
 今回は見送りました。



 こちらは「扉」ばっかり(笑)!
 デザインが気に入りサイズが合えば、こんなにご機嫌な買い物はありません。



 足踏みミシンの駆動部だけ。
 おそらく2階の「750円」が載っていたもの。
 プライスは6,000円。
 テーブルの脚部に転用する需要を見越してのことと思います。





 これも欲しく思いました。
 横1800、縦700程度のロングテーブル。
 レザークラフトの作業台にうってつけ。
 納得のお値段です。



 さて。
 買い物を済ませると、時刻は13時近く。
 お腹が空いたので、1階のカフェに向かいました。



 見事な細工のカウンターが迎えてくれました。



 スコーンもありましたが、



 メニューです。
 キーマカレー(税込1100円)をお願いしました。





 カフェの中央には、巨大な楕円のテーブルが鎮座します。
 このテーブルの制作に関する説明がありました。



「お待たせしましたー」

 女性のスタッフさんが持って来てくれました。

「いただきまーす!」

 カレーの風味はさほど強くなく、辛(過ぎる)ものが苦手なボクでも、大変おいしく戴きました。カレー粉よりもコショウが主体の味付けと思います。



 上に載っていたのは、揚げた味付け玉子!
 キーマのルーとはバッチリの相性でした。
 写真を撮り忘れましたが、全部おいしく戴き、満足して家路につきました。

 さて、昨日の購入品です。



 時代物の一合枡が2つ。1つ500円でした。
 会社の机に置き、細々としたものを入れるつもりで買いました。



 こちらは書籍。
 特に右は、こちらのコンセプトの説明書になっています。
 未読なので、これからゆっくり読むことにします。


 
 「再利用」をコンセプトに、若い人たちが一生懸命運営しているお店。

 信州だからこその「和」が大半。例えば、家具類にヨーロピアンな意匠は殆どありませんでした。
 でも、「探す」楽しみは、こちらならでは!



 女性には「セコハン」を嫌う方が珍しくありませんが、昨日のこちらではたくさんお見掛けしました。大きな3階建ては『常設骨董市』と呼ぶに相応しいものでした。
 奥様や彼女と行かれても、喜ばれると思います。


ReBuilding Center JAPAN

長野県諏訪市小和田3-8
0266-78-8967

11時-18時
水・木 休










 

Posted at 2020/10/04 16:22:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | インテリア・骨董 | 趣味
2020年09月21日 イイね!

WOOD FACTOR (長野県上水内郡飯綱町)

WOOD FACTOR (長野県上水内郡飯綱町) 19日の土曜日。
 治療が終わった直後、18号線を走り、途中で右折しました。
 山林を抜けると一面が林檎畑。畜産農家が散在しますが、こんな処に目指すお店があるのだろうかと不安になりました。
 果たして、到着しました。外観の写真を撮り忘れました。



 オーダー家具のお店「WOOD FACTOR」さん。
 凝った意匠のショールームと、製作工房があります。
 突然訪れましたが、社長の大川さん、嫌な顔一つせず笑顔で案内して下さいました。

 「ついさっき、こいつを工房から運び入れたところです」

 手前のテーブルを指して仰いました。
 2枚の檜材をポリカに閉じ込めて1枚に接合、念入りに磨き上げたものだとか。

 「一枚板もいいけれど、これも味があり人気商品です」



 こちらはツールボックス。
 抽斗の取っ手にツールを使っています。
 油まみれでは、ゼッタイに入れられません!



 足踏みミシンの筐体に甲板を取り付けたテーブルです。
 うん、イイ!

 あれこれ説明して戴きながら、いろいろとお話ししました。
 ボクが20年勤めたレコード会社をリストラされたことを語ると、大川社長が

 「ジツは、ボクもなんです…」

 何でも長野市内の大きな家具製作会社に入社して10年後。
 ニトリや東京スタイル家具が長野市内に出店、すっかりやられてしまったのだそうです。ある日突然、社長を含む職人さん約20人が呼ばれ、「申し訳ないが、これ以上雇い続けることが出来なくなった」と、事実上の解雇を通告されたのだとか。それ以後、艱難辛苦の連続だったそうですが、こうして山奥に工房を構え、やって行けるようになったと仰っていました。
 どんな職業に就いても、自分の力の及ばぬ何かのために、苦労を強いられることがあるのだなと、自らの経験に照らし合わせて実感しました。



 こちらは「小物」のコーナー。



 中央は、財布などをズボンにつけるもの。
 小さな木があしらわれ、お洒落です。
 訪問の記念に「これ、買います!」と言うと、社長はとても嬉しそう…。

 「これ、息子が造ったんです」

 何でも、息子さんは社長の後を継ぐと決め、この世界に足を踏み入れたとか。
 どんな仕事にせよ、この国の職人の世界では、後継ぎには最初は「他人の飯」を食わせる習わしが存在します。息子さんは現在、河口湖にある家具工房で腕を磨いている、と仰いました。
 若い人が「ものづくり」に励む、…素晴らしいことです。



 お値段は3500円くらいでした。



 ところで、社長はスーパーカブの愛好家!
 ショールームに4台も飾られていました。

 これ、ものスゴい弄り方です。



 まだ大人しいスタイルですが、エアファンネルが見えます。



 こちらは「ゴリラ」!
 すげー…。


 
 ショールーム入口のカブ。
 シックな印象です。



 工房です。
 こういう「現場」、職人さんはなかなか見せたがりませんが、大川社長は案内して下さいました。



 入口には、バイクショップと見紛わんばかりの工具が!
 夕方になると仲間がやって来て、あーだこーだと言いながらバイク弄りをすると仰いました。



 工房に案内して下さったのは、これの見学のためでした。
 今朝ショールムに入れたものよりも大きな、「ポリカ」テーブル!
 接合部のコバルトグリーンが映えます。
 一目で欲しくなりましたが、プライスが…。

 少しずつ貯金しようと思いました(笑)

 

 帰宅後、財布と並べてみました。
 ウーン、このデザインにはあまり合わないナー。
 革で作ろうかと思案中です。

 山奥のファクトリーですが、ご興味のある方は是非訪れてみて下さい。苦労人だけあり、大川社長はホント「いい人」デス!


 WOOD FACTOR

 長野県上水内郡飯綱町大字赤塩344
 026-253-5336

 8時-19時 日曜休

Posted at 2020/09/21 15:00:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | インテリア・骨董 | 趣味
2020年09月13日 イイね!

小沼畳店 (東京都新宿区)

小沼畳店 (東京都新宿区) 昨日。
 「目白 丸長」さんへ向かう道に、こんな看板建築のお店がありました。
 お腹を満たした帰り、しっかり堪能して来ました。



 間口が狭く奥に長い、典型的な東京下町の商家。
 ボクが目を奪われたのは「畳を泳ぐ三匹」!



 昔の職人さんが一発勝負でガラスに書いた屋号。
 『関東製畳 小沼畳店』。



 小銭入れなどの商品が並んでいますが、



 松。



 鶴。



 紅葉。
 
 …江戸時代を彷彿させる意匠ですが、一方、大正以降は所謂『遊郭』としての建築に、そのシンボルとして使われた歴史があります。




 鯉。

 長野県小布施町の「北斎館」で見た「きんぎょ」を思い出しました。





 畳を泳ぐ鯉です。



 最も印象的だったのが、この鯉。
 所謂「茣蓙」に描かれたものです。

 残念だったのは、呼び出しのボタンを押しても、誰も出て来なかったこと。
 お店の方がいらっしゃらないところで触れるわけにも行かず、どういう製法なのかもわかりません。ただ、緻密に裁断した絹製の材料を、畳に細かいステッチで縫いつけていると想像しました。

 全くの通りすがりで、こんな素敵な店に遭遇しました。

 再訪問、必至です。


関東製畳 小沼畳店

東京都新宿区下落合






Posted at 2020/09/13 17:25:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | インテリア・骨董 | 趣味

プロフィール

「お知らせ http://cvw.jp/b/2970161/46422054/
何シテル?   09/28 15:34
 妻はアルコール依存と摂食障害を患い、主治医の勧めで調停離婚しました。その1年後、彼女は突然世を去りました。一年に2回の母親との別れを経験した一人息子と、ドライ...
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