
今朝。
ここ埼玉県南部では、冷たい雨が降っています。ボクはどういう訳か、休日朝に雨を窓外に認めると、ロードスターに乗りたくなります。濡れた路面に軋むタイヤと、キャンバストップに注ぐ雨粒の音。何かを考えている訳ではなく、ただ静謐な時のうつろいに身を委ねているだけ。ささやかながらも贅沢なひと時を楽しみ、モーニングコーヒーを味わい帰宅したところです。
閑話休題。
昨日16日の土曜日、二週間ぶりに須坂を訪れました。
帰路、安曇野のギャラリー・シュタイネさんを訪れました。この9日から12月26日まて開催される「この秋冬の、オススメ作家の器展」の案内状を戴いたのでした。作家の中には、有吉亙さんのお名前があり、楽しみにしておりました。
この写真の左側には、既に多摩と京都ナンバーの車が停まっていました。こちらには、沢山の方が遠方から訪れます。
相変わらず、格調高いエントランス。
ドアを開けて入ります。
振り返ったところ。左奥がドア。
右端の芳名帳に記入します。
シュタイネさんには、3つのスペースがあります。
ストーブのあるこちらは、その最初。
いつ訪れても、優しい灯りに迎えられます。
少しお金を貯めて、購入したいと思っています。
こちらは、左側の展示室。
昨日の安曇野は好天、突き当りの大きな窓から陽が降り注ぎます。
現代芸術的なものから、コケティッシュなものまで、実に様々の作品が展示されています。
こちらは、以前に購入した長谷川正浩さんのコーナー。
独特の作品が並びます。
窓際には、松浦あかねさんのガラス鉢が。
枯れた展示台の木肌に、美しいシルエットが重なります。
村上龍さんの衝撃のデビュー作のタイトル、「限りなく透明に近いブルー」を思い起こし、こうして自宅にディスプレイしたくなりました。
こちらは奥のスペース。
昨日の目的、有吉亙さんのコーナー。
キャプション左の鉢は、一目で有吉作品とわかる絵柄。
こちらは「ぐい呑み」。
蓮根とお握りをあしらった絵柄。こんな小さな器に、繊細に描く集中力と腕前に感動しました。今日はこれを買って帰ろうかと思いましたが、
こちらを見て思い悩み始めてしまいました。
中央の、質素な意匠の湯飲み茶碗のような3つの器。
ボクはバーボン派。ぐい呑みは飾っておくだけになりますが、使うとなると、遥かにこちらの方が実用的。結局、左と中央の2つを買いました。
晩秋には赤と黄に包まれるシュタイネさんですが、まだこれからが本番。眩しい青空でしたが、
序章を見ることが出来ました。
次回の訪問が楽しみです。
ギャラリー・シュタイネ
長野県安曇野市穂高有明7360-17
0263-83-5164
10:00-17:00
Posted at 2021/10/17 10:10:06 | |
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