
猛暑が続いておりますが、皆様お元気でいらっしゃいますでしょうか。ボクは夏に多忙を極める会社に勤めており、この数週間は土曜・休日出勤が続き、三週間ぶりの更新となりました。そんなに沢山はいらっしゃらないと思いますが、この間にお越し下さった皆様、遅延をご容赦下さい。
閑話休題。
一昨日の土曜日の昼休み。座間のアイザワさんから着信と留守電が入っているのに気づきました。再生すると、
「エンジン、できたヨー!」
と、カラカラと明るい社長の声が!
という訳で昨日の日曜日、午後にいそいそ出掛けました。
到着すると、社長は塗装作業の真っ最中。代わりにYさんが対応して下さりました。
「御覧になりますよね?」
ファクトリー奥の螺旋階段を上がります。
長く通っていますが、ここに案内されたのは初めて…。
そこはまさしく、「エンジンだらけ」の空間!
メカに疎いボクでも、その膨大なストックに圧倒されました。
この先に…
初めて見る「彼女」が、天井から吊るされてボクを待っていました!
ウヒャー、こんな「美人」とは!
胸がときめくのと同時に、感動に包まれました。
アイザワさんの「リビルト・エンジン」。
黒い耐熱塗装のヘッドが目を惹きます。
簡単にご説明すると、ファクトリーの中古のストックの中から状態の良いものを選び、「ガワ」とクランク、コンロッドを修正加工して再利用、それら以外のピストンやリング等の構成部品は全て新品で組み上げたもの。なので、暫くは「馴らし運転」が必須になります。
事務所には、再利用のインテーク・マニホールドが。
ウェット・ブラストを施してあり、大変美しい仕上がり。
ガスケット。
各種ホース類。
一週間後には、これらが載ることになります。
こちらを初めて訪れたのは、2015年春。
エンジンは「まだ大丈夫」との判断でしたが、足回り、吸排気系、ラジエター、ベルト、ホース類、それに塗装…グズグスの朽ち果ても同然でした。
中も外も「ダメダメ」の状態に、社長はタメイキをついていましたが、見積もりを出してくれました。…目が飛び出そうでした。その金額に他ならぬ社長自身が呆れてしまい、塗装は2年後の車検時に廻そうとの提案でした。
2017年の車検時にはオールペンを施し、2019年には幌を交換しました。そして今回、ヘタりきったエンジンの換装となります。
今まで、本当によく頑張ってくれました。
2018年4月からの1年間、酷暑の日も雪の日も、毎週須坂の日帰り往復400キロを走ってくれました。その後も今日に至るまで、月に1、2回は続きました。
189,578キロで役目を終えました。
お世話になりました。
ありがとう!
アイザワさんにお預けし、代車のアルトで帰途につきました。
来週が楽しみです。
Posted at 2022/07/18 08:33:08 | |
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