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2022年08月21日 イイね!

restaurant たかとんぼ (長野県南佐久郡佐久穂町)

restaurant たかとんぼ (長野県南佐久郡佐久穂町) 昨日20日、土曜日。
 ENDLESS 130 COLLECTIONさんを堪能後、予め調べておいたカレー屋さんに向かいました。ところが着いてみると夥しい「待ち客」が!静かな山間の町なので、とても驚きました。長時間かかるのは必至、昼食抜きを覚悟で次の目的地、奥村土牛記念美術館に向かいました。
 小海線の八千穂駅の向かいに、美術館はありました。駐車場にクルマを入れると、果たして猫の額のような駅前ロータリーに面して、レストランがあることに気付きました。



 ちょっとお洒落で、ヒュッテ風の外観。お値段が張りそうかなと思いましたが、周辺に他に飲食店はなく、一択で入ることにしました。





 扉の掴み部分。
 外側は「引く」、内側は「押す」。
 洋風の建物なのに、英語表記でないのがイイ!

 入ります。



 入店時、まだお客さんはいませんでした。
 コック服姿のご主人が、窓際の席で新聞を読んでいました。
 慌てて立ち上がり「いらっしゃいませ!」
 驚かせてしまい、少し申し訳なくなりました。

 若い女性がドリンクとお料理、2冊のメニューを持って来てくれました。
 選んでいるとドアが開き、親子とおぼしき老、若の二組の夫婦が入って来ました。ところが同行の幼い娘さんが、けたたましい泣き叫び。さすがに入店が憚られたのか「入る」「入らない」を何度も繰り返し、出たり入ったり…。その度に「ぎゃーーー!」。…こりゃダメだと思い店を出ようとした時、泣き止んだ娘さんを父親が抱えて入って来ました。
 
 …子供が泣くのは仕方がありませんが、止んでから入るべき。老夫婦、若夫婦ともに非常識極まりなく思え、珍しく腹が立ちました。しかも、あろうことか彼らが座ったのは、ガラ空きの広い店内でボクの隣のテーブル。やっぱり出よう決めた時、顔に書いてあったのか女性がボクの様子に気付き、メニューと水をさっと手に取り、「こちらへどうぞ」と、離れた窓際に案内してくれました。

 結局、ハンバーグランチをお願いしました。

「ぎゃーーー!」が聞こえなくなって初めて、ソロのヴァイオリンが静かに流れていることに気付きました。



 改めて店内を見ると、清楚な空間。こんなストーブが鎮座していました。



 天井に届いた造り付けの食器棚。
 裏側は厨房で、作業の音が洩れ聞こえます。



 こちらはおそらく、薬箪笥。
 我が家にもありますが、これだけの抽斗数のものは、大変高価なはず。
 地元の工房のパンフレットが収容されていました。



 2枚の分厚い木を継いだ甲板のテーブルが。
 見るからにゴージャスで、ボクの悪いクセ、たちまち欲しくなりました。



 脚は鉄製。
 水平になるように溶接する技術は、大変高度な職人技…。



 白い棚には、地元のお店やイベントのパンフレットが収まります。
 町興しの一環でしょうか。
 この向こう側の席に案内されました。



 パンフの「重石」は木製の林檎…。
 信州らしい演出です。



 暫くすると、小さなサラダが届きました。
 レタス、赤ピーマンのマリネ、刻んだキャベツとレタスをドレッシングで和えたもの。このドレッシングが美味!軽い塩味とサワー系が調和した、大変上品な味わいでした。次回訪れた時には、大皿で食べたくなりました。



 メインの登場!
 女性が「炊きあがったばかり、アツアツなので火傷に注意して下さい」とのこと。

「いただーきまーす!」



 ハンバーグは丁寧に生地を練り込んだもので、スーッと切れます。たちまち汁が滲み出ました。ソースはおそらく、デミグラスとタマネギのミックスと思いました。ありがちな「コッテリ」ではなく、粘度も柔らかく、ハンバーグに絡めてスッキリとした味わい。大変おいしいものでした。



 付け合わせのズッキーニ。丁度良い火の通り加減、硬過ぎず、されどもクタットしてもおらず、ソフトな歯応え。野菜特有の甘さが味わえます。



 タマネギの火加減もグッド!
 若干の蔕を残しており、バラバラにならず、ほぐすのも楽しい作業!
 タマネギと言うよりも「オニオン」。特有の臭みが消え、立派な洋食のパーツになっています。

 他はインゲンと赤、黄色のピーマン。
 コショウがきいていました。



 あっと言う間に食べてしまいました。
 小食のボクには、丁度良いヴォリュームでした。
 これなら女性でも完食出来ますし、ごはんの大盛も出来そうです。



 コーヒーは、奥様がミルで挽いた直後にドリップしてくれました。
 食後を考慮してか、アメリカンの味わいでした。

 お値段は1680円、納得でした。
 長閑な町で、偶然にもこんなに美味しい洋食を楽しむことが出来たのは、大変ラッキーでした。また訪れたいお店になりました。
 問題家族の後、2組の来店客が訪れました。いずれも地元の方のようでした。地域に根差し、いつまでも美味しい味を届けて欲しいと思いました。


restaurant たかとんぼ

長野県南佐久郡佐久穂町穂積1335-3
0267-88-2933

日、火は11:00-14:00  水から土は11:00-14:00、18:00-20:00
月休


【今日の「オマケ」!】



 隣の小海線八千穂駅です。
 人影はなく、静まり返っています。



 窓口には灯りがありますが、駅員さんの姿はなし。
 朝夕だけ来るのかも…。



 蒸し暑かったけれど、此処は高原。東京に比べれば遥かに心地良く感じました。生憎の天候でしたが、セミの合唱に心が癒されました。



 
Posted at 2022/08/21 10:11:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 洋食 | グルメ/料理
2022年08月21日 イイね!

ENDLESS 130 COLLECTION (長野県南佐久群佐久穂町)

ENDLESS 130 COLLECTION (長野県南佐久群佐久穂町) 昨日8月20日土曜日、三週間ぶりに須坂へ治療に行きました。エンジンを載せ替えて2度目、昨日でほぼ「馴らし」の1000キロを走りました。そろそろアイザワさんに行かなければ…。別途ご報告致します。

 復路は、以前から行きたいと思っていたのに、立地が帰路から外れているため、なかなか足が向かなかったこちらに立ち寄りました。



 ここは、長野県南佐久群佐久穂町。上信越自動車道の佐久小諸ジャンクションから未完成の中部横断自動車道の無料区間を南下、佐久穂インターで降りて直ぐの立地。広大な敷地に、平屋のファクトリーが展開します。



 玄関には「closed」の表示が。
 時刻は11時ジャスト。写真を撮っているボクに気付いた女性スタッフが出て来て「どうぞ」と招いてくれました。





 カフェも併設、休日はランチの提供もあります。



 受付で入場料1000円を支払いました。

 ここは長野県佐久市に本部を構え、レーシング用ブレーキ製品などを手掛ける「エンドレス・グループ」が運営するカー・ミュージアム。自社製品を搭載したレース車両のほか、所謂「名車・旧車」をレストアして所蔵する施設です。最大の特徴はドアを開けて車両に着座が出来ること、写真撮影がフリーな点です。





 展示スペースに足を踏み入れると…。
 東西に延びる空間の、南側中央から見た光景。
 東側の車両は頭を向けて、西側はおしりを見せて並んでいます。その数、およそ30台!中央部にはレーシング車両が固まります。その外には国産の絶版名車と主に英・独・伊の旧車のラインナップ。
 一台ずつ丁寧に見て回り撮影しましたが、200枚近くになってしまいました。なので今日は、選りすぐりの4台をご紹介します。



 まずはこちら。
 旧車スポーツとしては比較的ポピュラーな存在、一度は御覧になった方は多くいらっしゃると思います。



 ホンダS800。
 自転車に取り付ける「補助エンジン」から事業を始めた本田総一郎さんが、初めて放った四輪がS600。「バイク屋の自動車」はナント「チェーン・ドライブ」でした!この800は後継車で、さすがにシャフトとなりました。
 ボクは長くオートバイに乗って来ましたが、何故かホンダ車に縁がありませんでした。でも、バイク屋の面目に賭けてチャレンジしたこのクルマは、頭が下がる存在です。


 
 この時代のエンブレムは、メーカーを問わず優雅なものばかり…。
 薄い造形のこのミラー、今でも好む方は多く、ロードスターに取り付けている方も多くいらっしゃいます。





 着座しました。
 小さな車格もあり、ちょっと窮屈な印象。ホーンボタンの「H」が誇らしげに見えます。
 既に絶滅したチョークレバー、独立したライトスイッチなど、見どころ満点!



 可愛い「おしり」!
 …やっぱりこのクルマ、イエローが似合います。



 ヤヤッ!こんな珍車がありました。
 何だか優雅な顔つき。フロントグリルがナイ…。



 ところがドッコイ、リヤエンドはいかつい表情!
 この車両、二律背反の美を兼ね備えます。



 今ではトラックやバスの専従メーカー、日野自動車による乗用車「コンテッサ」。イタリア人デザイナー、ジョヴァンニ・ミケロッティの作品だけに、日本車離れした印象。このクルマの最大の特徴は、テールエンドのグリルから窺えるように、リヤエンジンなのでした。



 シートやインパネはオリジナルではなさそうですが、品良く纏まっています。



 エンジンが後ろのため、前方にトンネルはなく、スッキリとした印象。シフトレバーは長く垂直なもので、当時の都営バスのものを思い出しました。



 ドア周り。
 ウィンドハンドルは短く、全開から全閉とその逆は大変かも…。右はドアノブ。こんな位置にあるとは、ちょっと驚きました。



 西側の壁際に、こんなクルマが!これには驚きました。
 今では走っている姿は、全くと言って差し支えないほど見ません。
 それにしても、コンテッサに勝るとも劣らぬ優雅な姿!
 デザイナーは、かのジョルジェット・ジウジアーロなのでした。
 そして何しろ「デカイ」!



 マツダ・ルーチェ。ロータリーを積んでいます。



 インパネは3連メーター。
 中央にタコを配したのは、「走り」意識したからでしょうか。

 左は時計を中心に、3種をレイアウトした複合型。よく考えられています。

 壁際でテールの写真が撮れなかったのが残念…。



 ラストはコレ、「神社仏閣」の登場!
 居並ぶ車両から、アタマが突き出ていました。



 優雅な三角窓、重厚な窓枠…。



 キミには、ナルディは現代的過ぎるかも…。



 プリンスの初代スカイライン。かのGTRのルーツです。
 過去記事の「プリンス&スカイライン・ミュージアム」に、ノン・レストア車両の写真があります。ご興味のある方は御覧下さい。



 これまた優雅なエンブレム。まさしく「プリンス」!



 この色にすると、リヤはまさしくアメ車的。
 オリジナル色と2台、並んでいるのを見たいと思いました。

 もっとご紹介したいのですが、長くなりましたのでこの辺で…。


ENDLESS 130 COLLECTION

長野県南佐久群佐久穂町高野町1828-1
0267-88-7444

11:00-17:00 月休



【今日の「オマケ」①】



 外には10台ほどの「草ヒロ」が。
 中には、こんなモノが!
 2台あったので「ニコイチ」にするのかも…。

【今日の「オマケ」②】



 帰ろうとしたら、隣にこんなクルマが停まっていました(笑)!!




 

Posted at 2022/08/21 07:00:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他クルマ・バイク | クルマ

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何シテル?   09/28 15:34
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