
10月31日、月曜日。
所用があり、会社帰りに久し振りに東高円寺を訪れました。用事を済ませて青梅街道を丸の内線新高円寺へと歩いていたら、このお店があるのに気づきました。
「まるゆう」さん。
入口から中を覗くと、ありとあらゆる種類の旧いものが溢れています。前の歩道にも沢山の商品が並べられています。
こういうお店を見れば入りたくなるのが、ボクの性格(まったく、困ったもの)。
いきなり出迎えてくれたのが、このレトロなテレビ。
現代では受信は叶いませんが、眺めているとホッコリします。
これまた良い雰囲気の扇風機が。
手が届かない位置にあり、メーカー名などは不明。
何と、ロックミシンが!
かがり縫いのためのもので、ミシンとしては地味な存在。
可動品なら買いたいところです。
良い雰囲気の照明。
こちらのお店、時計が充実しています。
特に2枚目の写真では、ほぼ全てが実働品。
ご主人にお訊きすると、螺子巻きは週に1回とのことでした。
何と、蓄音機が!
これまた高い位置にあり上に他の商品が載せられており、下ろして検分することは出来ませんでした。可動品かをお訊きすると「…忘れちまった」と苦笑い!
この電話機の在庫には、驚くよりも呆れてしまいました。
写真に写っている以外にも、この直下と手前の棚、奥に写っている低い棚の中にもギッシリ詰まっていました。中央の電電公社マークは4号式。見える範囲だけで2台を確認しました。手前のダイヤル部にプッシュボタンが配置されたタイプは、ボクは初めて見ました。
ご主人に3号式の在庫をお訊きすると「多分、ねえと思うなぁ…」でした。
頑丈な木箱が。大きな鉄のカギがついています。
これは江戸時代の「銭函」。奥行はさほどでもないそうですが、かなりの重量だとか。興味を惹かれお値段を訊くと25000円。…見送りました。
ところが、こんな物を見つけてしまいした。
ボクと同じ世代の方は、その昔、駄菓子屋さんでご覧になった記憶があるのでは…。「おせんべい」などのお菓子が、裸で入れてありましたね!個数を言って購入の旨を伝えると、お店のおばちゃんやおばあちゃんが蓋を開けて取り、新聞紙や紙袋に入れて渡してくれましたっけ…。
このケース、廃業したお店から引き取ったそう。4つか5つあったけれど、これがラストとのことでした。
ちょっとピンボケですが、シェーカーがありました。
見た途端に使途が閃きました。
という訳で、2つを持ち帰りました。
ケースが5000円、シェーカーが1000円。良い買い物でした。
ケースには、細かいオートバイのパーツや腕時計、万年筆などを入れて飾ると良さそうかと思い、持ち帰りました。
こちらのお店、モノが溢れ返っていて探すのは大変ですが、「宝探し」感覚が楽しかったです。ご主人の他、男性の方の計2名で営業されています。お訊きすれば丁寧に答えてくれます。旧いモノがお好きな方には、結構「穴場」だと思います。
まるゆう
東京都杉並区高円寺南2-3-3
0120-55-6400
10:00-21:00 日休
Posted at 2022/11/03 15:32:00 | |
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