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ArtBlakeyのブログ一覧

2018年08月26日 イイね!

あらきや(埼玉県小鹿野町)

あらきや(埼玉県小鹿野町) 昨日の土曜日、週一の須坂市往復をしました。

 帰路は節約のため下道です。
 先週は同じ小鹿野町の東大門で「ミニわらじかつ」を食べましたが、今週も小鹿野でランチタイムに。大分前ですが、わらじかつの有名店「安田屋」さんの少し先にラーメン屋さんがあるのに気づき、気になっていました。



 アレッ、のれんが出ていません。
 休業と諦めて帰り掛けたら、後ろから野球のユニフォーム姿の男の子が。
 「大丈夫ですよ。今、言いますから」
 彼、お店の戸を開け「お客さんがいらっしゃっているヨ」。続いて振り返り「お入り下さい」。

 入ると中には中年の店主が。

 「いらっしゃい、暖かい中華そばでいいですか?」
 「はい、お願いします」

 



 店内は、テレビもエアコンもついていません。
 客用の椅子が置かれていないカウンターと背後の戸棚には、アルコール用の食器類が沢山並んでいます。おそらく、夜の営業が主体なのではと思いました。

 客席は座敷のみ。4人用の座卓が6つ、24席です。
 まるで貸切状態でした。



 暫くして出て来たのがこれです。中華そば550円。

 真っ直ぐな細麺は、少し柔らかめの茹で加減。
 亡くなられた「ラーメンの鬼」と称された佐野実さんのお店「支那そば屋」さんのものに似ています。啜ると「チュルン!」とした感じで口に入ります。

 具はチャーシュー、メンマ、薄く焼いた玉子焼き、ナルト2枚、刻み葱。

 チャーシューは小ぶりですが厚みのあるもの。脂身が殆どなく、噛むと「ミシッ」とした固い感触。ですが咀嚼しているうちに、豚肉特有のくさみのない、薄い塩味が広がります。

 メンマは殆ど味付けがなく、筍そのものの味。ラーメンの具としてのメンマは醤油やみりん等を使って煮込まれたものが大半ですが、こういう素材が本来持つ味を大事して調理されている姿勢は、素直に素晴らしく思いました。

 玉子焼きが入るのは珍しいですね。
 店名は忘れましたが、大昔に東銀座の歌舞伎座の裏にあった店で食べて以来です。

 ナルトは普通のもの。何故2枚なのかはわかりません。

 刻み葱は、普通の長葱ではなく、おそらくわけぎか、それに類するものだと思います。大き目にザク切りしたものが、多目に散りばめられていました。

 さて、スープです。

 薄い醤油味で、おそらく鶏ガラでとっていると思いますが、はっきりとはわかりませんでした。
 と言うのは、「ゴマ油」が使われており、その風味が強いためです。
 「ゴマ油をラーメンに入れるのはチョット…」という方もいらっしゃるかと思います。
 ボクはインタントラーメンの黎明期に「出前一丁」を食べることが多かったので、全く問題はありませんでした。却って「懐かしさ」を感じる味で、子供の頃に母が作ってくれたラーメンを思い出しながら、有り難く戴きました。

 大変、手間を掛けて作っている一品と思いました。
 これで550円とは、何だか申し訳なく思いました。

 ラーメン二郎のような「体力系」ラーメンがお好きな方には、絶対物足りないと思います。
 逆に、素朴で昔からの醤油ラーメンがお好みの方にはおすすめです。

 店を出ると「安田屋」さんの前には、多くの待ち客が。
 「あらきや」さんのご主人、あれだけのラーメンを作れる腕の持ち主なのだから、「わらじかつ」を出せば流行るだろうなぁ、と、余計なことを考えてしまいました(笑)。

 

 
Posted at 2018/08/26 15:57:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | ラーメン | グルメ/料理
2018年08月26日 イイね!

ロードスター奥多摩ミーティングに行きました

ロードスター奥多摩ミーティングに行きました 毎月、最終日曜日に開かれる、ロードスター奥多摩ミーティングに行って来ました。
 今日はメチャクチャ暑かったのですが、NAから最新のNDまで、目算で30台位の参加でした。

 この夏のボクの悩みは「エアコンが効かない!」に尽きます。
 毎週1回、埼玉県入間市と長野県須坂市まで耳の治療で約420キロを乗っていますが、とにかく車内が暑くて大変!この事を皆さんに訊いてみました。するとみなさん揃って、

「ダメですね…」
「この夏の異常な暑さに、この旧車がついて行く訳がないですよ」

等々の言葉が。ボクだけでなかったと、少しホッとしました。

 今日見た中から、何台か載せてみます。



 今日は1001が3台。
 1台目です。ドアの丸いベージュがカッコイイ!
 車内はフル・オリジナル!



 2台目です。
 ブルー・ブラックは、1001の専用カラー、キレイにされています。
 


 3台目。
 フロントは、カーブラ装着でしょうか?



 車内です。
 懐中時計がシブい!



 イエローのNA。
 この色、汚れが目立つので、細かい手入れが欠かせません。ロードスターではありませんが、以前所有していたクルマがこの色で、ひたすら水垢との戦いでした。こんなにキレイにされているのは脱帽です。



 今日の「オマケ」その1

 目に鮮やかなスティングレーが!
 左右のボディ下には、ぶっといエギゾーストが!
 詳しい知識はありませんが、5000CCくらいありそうな気がします。



 今日の「オマケ」その2

 コイツはオドロキでした。
 希少なカワサキW1Sの前期型が!
 貴重なオリジナルパーツがてんこもり!
 円錐型に窪んだネジ穴の一次チェーンケース!
 フロントの深フェンダー!
 ダルマ燃料コック!
 S字の足かけがついたセンタースタンド!
 握りと一体型のリアフェンダー!
 2色コンビの薄型シート!

 ボクのは後期型…。
 ウ、ウラヤマシヒ…。



 今日の「オマケ」その3

 コーギーが散歩していました。
 お名前は「みかん」ちゃん。女の子です。
 パパとお話ししました。
 ボクと同じで7年前に奥様を亡くし、みかんちゃんと2人暮らしとか。
 初対面の方でしたが、同じ境遇で犬を飼っているためか、短い時間でしたがいつの間にか、お互いの苦労話をしていました。

 暑い一日でしたが、楽しくも、身につまされるお話を聞けたりと、大変有意義な一日になりました。
 
Posted at 2018/08/26 15:11:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードスター | クルマ
2018年08月19日 イイね!

田中式製麺機 その1

田中式製麺機 その1 時々、早朝に関東地方の骨董市へ行きます。
 ターゲットは敗戦直後から60年代に掛けて製造された、蓄音機用のSPレコード。



 ところが時々、意外なものに遭遇します。
 ロードスターのセンターコンソールレス計画でトンネルを覆うカーペットに使った牛レザー、3000円。
 新品同様で、刃と取説なしのリョービ製トリマー、3000円。
 6V/12V用家庭用バッテリー充電器、1000円。
 メーカー不明のポータブル蓄音機、7000円。
 1枚500円均一のSPレコード…。

 そんな「旧いモノ」を見ていて気付いたのが、ある「モノ」

 まな板に、子供の頃に通った「お好み焼き屋」さんで、夏の主役だった「かき氷器」に似ていて、それで異なる鉄製のハンドルがついたものが…。

 出店者の御仁に訊きました。

 「これ、何ですか?」
 
 「ああ、『製麺機』だで」
 「『セイメンキ』、ですか…?」
 「ん。こいつで、うどんとか、そば、ラーメンを作れる。この辺りは家で麺づくりしては食べたものなのよ。大体、ばっちゃがハンドルをクルクル回して作ってくれて、出来立てを茹でてくれたのよ。オレもそうやっておっきくなった」

 麺好きのボク、惹き込まれていました。

 「おいくらですか?」
 「コキタネーから3000円でいいど。でも、キレイに掃除しないとわがんねど。来週持って来て「返品!」はなし。いいかい?」

 で、お持ち帰り。

 老母は一瞥して一言。

 「マタ、ソフヒフ、フルヒガラクタヲモチコンデ…」

 ボク
 「全部きれいにして、美味しいうどんやラーメンを食べさせるから!」

 …母には何の説得力もなかったようで、無言で家に入ってしまいました。

 その現状です。



 アチャー!
 買って来たボクも、改めてビックリ!
 とにかく「コキタナイ!」



 接近して見ると、この有様!。

 さて、一体どうなってしまうのか…?

(※続く)
 
Posted at 2018/08/19 17:23:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 男の料理 | 日記
2018年08月19日 イイね!

東大門(埼玉県小鹿野町)

東大門(埼玉県小鹿野町) 少し秋らしくなり、ボクの住む埼玉県入間市でも、蜩の声が聞こえるようになりました。

 ほぼ毎週、突発性難聴の治療に、長野県須坂市まで通っております。
 毎回、往路は高速を使いますが、帰りは経費節減のため、下道です。須坂→菅平→東御→小諸→佐久→内山峠→下仁田→南牧→上野→神流→小鹿野→秩父→飯能→入間という経路、凡そ220キロです。

 この行程で、お昼ごはんタイムは大体、下仁田→南牧→上野→神流→小鹿野→秩父のあたり。昨日は小鹿野で丁度12時。以前から行ってみたかったお店に向かいました。





 小鹿野名物で知られるのが、わらじかつ丼。
 玉子と葱で閉じた普通のカツ丼ではなく、揚げたてでホクホク、サクサクの2枚のカツを甘いタレに潜らせ、ごはんに載せたものです。
 昨日のランチは、小鹿野のメインストリートにある、東大門へ初めて行きました。



 入店は12時10分。玄関を入ると、夥しいお客さんの写真が!沢山の4人掛けテーブルと座卓の客席は、既にほぼ8割の入り。ボクは一人ですが、カウンターがないため4人用の座卓に案内して戴きました。





 メニューです。
 
  「メガわらじカツ丼(1500円)」…(タメイキ…)。
 どれも見ただけでヴォリューム満点。何年か前、ここ小鹿野のわらじカツ丼のルーツとされる安田屋さんで食べたことがありましたが、小食のボクにはかなりキツかったのを思い出しました。ちなみに、わらじカツとは、二枚のカツをわらじ1足分に例えて名づけられたとのこと。仲居さんに小食の旨を伝えると「ミニは一枚ですヨ!」とのお答えが。迷わずお願いしました。



 おおー、1枚でも結構なヴォリュームです!
 早速「いただきまーす」!
 揚げたてでサクサク、肉も柔らかくておいしいです。ごはんも進みます。
 でも、途中で「甘さ」に飽きが来ました。
 


 食べかけでゴメンナサイ!
 七味を掛けて味に変化を。
 
 これは「イイ!」

 甘さに支配されていた口中に、適度な辛味が広がりました。昔のコマーシャルのコピー「二度、おいしい」を体感しました。
 お吸い物の具はわかめと刻み葱。味は、永谷園のインスタント、松茸のお吸い物から松茸の香りを除いたようなイメージ。悪くありません。お小皿は、茄子の揚げ浸しと沢庵。この茄子がおいしかった!テイクアウトでお酒のおつまみにしたかったです。


  
 お箸の袋。
 右端に、バイクっぽいイラストが。
 ここ小鹿野はバイク歓迎の街で、バイクの展示施設を誘致した過去があります。残念ながらその展示施設は、運営会社の倒産で、現在は閉鎖されています。



 お会計は、何と650円!小食のボクは、残して後ろめたい思いをせず、全ておいしく戴き、お財布に優しいお値段に感謝でした。

 これらの写真は、 「メガわらじカツ丼(1500円)」を、お店で完食された方々だそうです。ボクにはゼッタイ、ムリです…。



 小鹿野がバイクを歓迎しているので、ライダーが多いです。
 お店の裏には、こんなパーキングも。

 発祥とされる安田屋さんのクチコミは、何でもバイカーから広がったようです。
 ボクも何年か前に噂を聞き、訪れたことがあります。

 「昭和」の佇まいで、いまは亡き日本橋のはずれ、東京都中央区霊岸島にあった祖母の家を訪ねたような気がしました。

 でも、何故今回再訪しなかったかというと…。

 美味しくないからではありません。

 理由は「わらじカツ丼とおしんこ」だけで汁物がない、七味のような「味変グッズ」がテーブルになかった」、でした。今回、東大門さんで最初にお訊きしたのが

「お味噌汁はつきますか?」

「スープがつきます」

 安田屋さんでも東大門さんでも感じたのですが、ボクのように酒飲みで塩辛い味を嗜好する者には、「おいしいけれど、やっぱり『甘い』のでした。どちらのお店でも思ったのは、「なめことおとうふが具の『赤出汁・赤味噌のお味噌汁』で食べてみたい!」でした。



 

 


 





Posted at 2018/08/19 15:44:06 | コメント(2) | トラックバック(0) | カツ丼 | グルメ/料理
2018年08月15日 イイね!

豚の角煮づくり

豚の角煮づくり お盆休みで、札幌赴任中の息子が帰宅しました。
 帰省の度、毎回作るのが豚の角煮。息子の大好物です。
 サクッとご紹介します。



 近所のスーパーで豚バラのブロックを買って来ました。全部で約1.5キロです。



 サイコロ状に大き目に切り分けます。この後、焼いて煮ると縮むためです。



 油をひかずにフライパンでしっかり表面の6面を焼きます。煮込んでも崩れないようにすること、旨みを封じ込めるのが目的です。



 焼き上がったところです。



 玉子を水に入れて茹でます。スプーン一杯程度の塩、2杯程度の酢を入れます。茹で上げ後の殻剥きが「スルッ!」出来ます。ちなみにボクは今回、酢を入れ忘れてしまい、殻剥きがキレイに行きませんでした…。



 焼いたサイコロ状の肉を、水から煮ます。



 沸騰したら弱火で暫く煮ます。灰汁が浮いて来るので、茶こしで丁寧に掬い取ります。



 茶こしで救った灰汁は、ボウルに入れた冷水で洗浄します。すぐに脂が白く固まります。



 茹で上げた角肉を取り出し、冷水で丁寧に表面を手で洗います。付着した灰汁を流すためです。



 きれいに洗った鍋に角肉と茹でた玉子をいれ、3から4リットルの水を入れます。次に濃口醤油3カップ、みりん・酒各1カップ、オイスターソース2カップ、砂糖大匙2から3杯を加えて火をつけます。ある程度温まったところで4つに切り分けた長ネギ1本、輪切りにした人参2分の1本、大まかに切った生姜1本、皮を剥いたニンニク5粒、刻みコンブ150グラム、鰹節150g、リンゴ4分の1個を入れます。最後にお米を大匙1杯入れます。お米を入れる技は、昔馴染みだった小料理屋の親方に教わりました。肉が柔らかくなり、匂いも吸ってくれるのだそうです。
 


 温度が上がると、いろいろな食材から出た泡状の灰汁が出て来ます。前述と同じ方法で、丁寧に掬います。



 ここからは落とし蓋をして、超弱火で3時間ほど煮込みます。灰汁が出たら、必ず掬い取ります。



 3時間経過後です。ふっくらと煮上がりました。玉子と角肉を取り出し、煮汁を濾します。



 鍋の底は、こんな状態です。濾した煮汁に玉子と角肉を戻して完成です。



 試食です。肉の脂身は原型を保っていますが、口に入れるとたちまち溶けてしまいます。余計な脂が落ち、赤身と一体になり旨みが口に広がります。玉子はいろいろな食材で味がついた煮汁をたっぷり吸い、硬く締まった状態。噛むと玉子本来の味と混ざり合い、「お酒のツマミ」!



 晩酌タイムです。刻んだ細葱を付け合せに、煮汁を絡ませて粉から練った辛子をつけて食べました。イヤー、おいしかったです!息子は「ウマイ」を連発、夜に3つずつ食べ、朝は白いごはんと味噌汁で2個ずつ、昼にもラーメンにチャーシューの代わりに入れ、夜にもパクパク!ボクは試食の1個ずつと晩酌の1個ずつ、老母は1個ずつでした。昨日の夜には、キレイサッパリなくなりました。暑い中、ガス台の前で頑張った甲斐がありました。
 
 手間はかかるしキッチンは汚れるから大変ですが、お子さんにはバカウケの一品です。
 皆様も如何でしょうか?



Posted at 2018/08/15 14:44:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 男の料理 | グルメ/料理

プロフィール

「お知らせ http://cvw.jp/b/2970161/46422054/
何シテル?   09/28 15:34
 妻はアルコール依存と摂食障害を患い、主治医の勧めで調停離婚しました。その1年後、彼女は突然世を去りました。一年に2回の母親との別れを経験した一人息子と、ドライ...
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