
昨日、1ヶ月振りに須坂の治療院へ行きました。
その帰り道。上田市のクラシック家具の店を訪れた後、こちらを訪れました。
上田市内から国道143号線をずーっと進みます。
最初のうちはマクドマルドやすき家、元祖ニュータンタンメンなどの外食チェーン店が沿道にちらほら存在しましたが、やがて旧い家と畑ばかりになります。「こんな処に、本当に熊本ラーメンのお店があるのだろうか?」と思うようなロケーションです。
10キロほど進み、青木村に入って少しの右側にありました。
「熊本ラーメン桃太郎」さんです。
玄関には白い暖簾が。
マジックでメニューが幾つか書かれています。
営業時間です。

「いらっしゃい」
60代の後半と思われるご主人が迎えてくれました。
11時半の回転早々に訪れたので、ボクが最初の客でした。
L字型のカウンターと小上がりがあります。
メニューです。
ボクは角煮とチャーシューが入った「桃太郎ラーメン」900円をお願いしました。
やがて出て来たのがこちら。
胚芽米のライスがつきますが、半分だけお願いしました。
見た目だけでもヴォリューミーです。
麺は桂花とよく似たストレートで中太なもの。
トンコツのスープにニンニク風味の脂が浮かんでいますが、桂花や育元のように「最後に注ぐ」タイプではなく、予めスープに加えて撹拌したようなスタイルです。「麻油」的なニンニクの味が濃いものは、信州の方々の舌には強すぎるのかも知れません。
具はチャーシュー3枚、角煮の大が2つ、キャベツ、親指の先ほどの小が2つ、メンマ、煮玉子1/2、茎ワカメ、青ねぎ。この構成、桂花の「太肉麺」にチャーシューを加えたものと同じです。何処かのブログで、ご主人は桂花出身と書いてあったことを思い出しました。
角煮です。
トロトロに煮込まれていますが、脂身がとろける程ではなく、こちらは桂花より育元のものに近いと感じました。
ライス半分を戴いたこともありますが、小食のボクには完食は無理でした。どうも麺は桂花よりも2割ほど多いように思いました。
ボクの後からソロの男性客が4人、パラパラと入ってきましたが、揃って「角煮ラーメン」をオーダーしていました。何と巨大な角煮が4つも入っていました!そのうちの一人は「大盛りで味濃い目で!」と言っていました。
ボクにはゼッタイ無理です(笑)!
おそらく、あの広い長野県で、唯一の熊本ラーメンのお店。
青木村の方々を羨ましく思いました。
熊本ラーメン桃太郎
長野県小県郡青木村当郷240
0268-49-2798
※営業時間、休みは写真をご覧下さい。
ボクのおススメ度(味のランキングや評価ではありません)
★★★★★ + ★★
★1つ目の追加は、「あの味・具材でこの価格」!
桃太郎ラーメンも角煮ラーメンも、900円。
新宿や渋谷の桂花と比べ、賃料の点で有利なことが反映されているように思いました。
★2つ目の追加は、「ロケーション」
国道を進むにつれ「ホントにこんな処にあるの?」的な不安を抱き、やがて目の前に現れた時の感動は、「非・日常体験その1」デス!
果たして入店、食べてみてまた感動!長野県でこれだけ本格的な熊本ラーメンを堪能できる事実は、「非・日常体験その2」!
クルマやバイク仲間との信州ツーリングのランチに組み入れてもグー!
お店から少し先には「道の駅」があり、お土産を買えます。
ボクはりんごを買って帰りました。
Posted at 2019/11/03 10:45:13 | |
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熊本ラーメン | グルメ/料理