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2022年11月27日 イイね!

アラジンの「ブルーフレーム」発掘! その弐

アラジンの「ブルーフレーム」発掘! その弐 先週、階段下の納戸から発掘した、アラジンの「ブルーフレーム」。少なくとも10年以上は使っておらず、オーバーホールに出しました。完了との連絡が入り、23日に引き取って来ました。



 芯が固着していましたが、引き剝がして新品を装填したとのこと。それ以外、手を加えるべき箇所はない、との判断でした。



 外した芯。
 うーん、こんな造形になっていることを、初めて知りました。





 ただ、それなりに汚れています。
 硬く絞った水雑巾で掃除をしました。



 物置にほぼ18リットルが入ったままのポリタンクがありますが、それも少なくとも10年以上前のもの。よくクルマやバイクで、タンクに入ったまま長く経ったものを「腐ったガソリン」と言いますが、灯油とて同じ揮発油。さすがに使う勇気はなく、新たに買い求めました。



 ポンプは旧いもの、薄汚れています。
 本体を掃除した雑巾で、キレイにしました。



 タンクはからっぽ。
 給油開始です。



 蓋を取りました。
 あら、周囲が汚れています。
 こちらも掃除しました。



 余談ですが、自動式のポンプは、アラジンのようにタンク一体型のストーブには使えません。



 満タン、準備完了。



 芯を出し、



 点火。筒形の筐体を縦に戻します。



 その名の通り「ブルーフレーム」が、部屋に燈りました。
 反射型のストーブと異なり、暖かい空気は上昇する特性、対流で部屋全体を暖める方式。なので近くに置いても暑過ぎることはありません。今、背後に置いてパソコンを打っていますが、ほんのりとした暖かさを感じます。

 それにしても、部屋の中の火や焔とは不思議なもので、何故か目が吸い込まれます。それだけで優しい気持ちになり、心が満ちて行きます。…きっと我々人間には、原始時代に火を起こし、狩猟で得たものを焼いて食べ、お腹を満たした記憶が、細胞の何処かに潜んでいるような気がします。

 旧い製品ですが、問題なく機能したことに、少なからず感動しました。
 この冬、休日のパートナーに決定です。




Posted at 2022/11/27 09:04:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | ライフスタイル | 日記
2022年11月26日 イイね!

一文無(神奈川県横浜市西区)

一文無(神奈川県横浜市西区) 今週21日、月曜日。
 久し振りに横浜を訪れ、念願の「手キン」を我が物にすることが出来ました。
 その際、お昼にこちらを訪れました。

 横浜駅西口は、一大商業地。「ドンキ」など数々の大型店舗から、個人経営の小さな飲食店まで、犇めき合っています。ところが少し歩いた新横浜通りを超えると一転、学校が点在する住宅地に。更に進めば、町工場が集中する地域になります。目的地はそんな地域にありましたので、お腹が空いた状態で飲食店を探していた時、偶然見つけました。



 清楚な暖簾が提がります。
 店頭では、作業服姿の男性2人が待っていました。
 ボクも受付簿に記名、次に並びました。
 その後も来るわ来るわ、あっと言う間に長い列に!

 暫く待ちましたが、やがて店内に案内されました。





 メニューです。
 ラーメン類が中心ですが、ごはん類ややきそばもあります。またアルコールも充実しており、夜は飲み屋としても機能している様子。

 全く予習をしておらず、フラッと入りましたので、2枚目の写真の「支那そば+炊き込みごはんのセット」をお願いしました。



 味変用の調味料が充実しています。



 お水はカウンター上でセルフ。
 キンキンに冷えていました。
 おいしくて、一気に飲みました。



 待つこと20分、出て来ました。
 …一目で愕然としました。凄い量!!



 スープは澄んだ醤油色。うっすらと鶏ガラ的な味わいがする、大変上品なもの。名前の通り「ラーメン」とか「中華そば」ではなく、「支那そば」と呼ぶのが相応しく思いました。

 ボクが幼少期を過ごした東京の王子には、このメニュー名でこういう味を出すお店が多く、亡き親父によく連れて行って貰いました。ただ、酔っぱらった深夜、屋台でビニール袋に「おみや」を入れて貰い帰宅。叩き起こされて「食べろ」と言われるのには、子供ながらに閉口したものです(笑)。殆どの場合、ビロンビロンに伸びており、スープは殆どありませんでした(笑・笑)。
 


 後ピンになってしまい、ごめんなさい。
 麺はストレート。柔らかなものですが、表面はパツパツとした不思議な食感。あっさりスープがよく絡み、スルスルと口に入ります。



 メンマはデフォルトで沢山入っています。
 繊維質を残した薄味の煮込み具合。「タケノコを煮込んだもの」と言っても良い食感ですが、これが抜群においしい!



 チャーシューです。
 サシがあり、見た目はちょっと硬そうに思いました。
 が、箸で持ち上げようとすると、ホロホロ崩れてしまう柔らかさ!チャーシューや焼き豚、角煮に目がないボクは大感動しました。軽い塩味が載り、大変おいしい味わいでした。



 さて、セットの炊き込みごはん。
 おそらく「ミニサイズ」と想像していたら、こんなに来てしまいました。
 ラーメンを食べながらこちらにも箸を伸ばしました。
 敢えて硬めに炊くことも多いですが、こちらでは「ふっくら」!味付けも濃過ぎず、あっさり出汁の支那そばの味わいを壊すことない、絶妙の組み合わせ!



 小鉢はシューマイ1つ、キムチ、ハムサラダ。
 シューマイはゴロッと大きく、柔らかなものでした。
 キムチは当然ですが、かなりの辛さ!頭から汗が出ました。
 その後にマヨネーズが効いた冷たいハムサラダを口にすると、真逆の者同士の相乗効果、これまたメチャウマでした。



 ただ、小食のボクにはヘビー級の量。
 炊き込みごはんとキムチを残してしまい、あえなく「轟沈」…。
 お店の方にお詫びをして、お勘定をしました。

 帰宅後にこちらについて調べたら、結構な人気店の模様。
 絶対、また行きたいお店になりました。
 その際は、チャーシュー麺と決めました。


一文無

神奈川県横浜市西区浅間町2-98-5
045-316-8517

11:30-14:00/17:00-21:00
水・木 休

Posted at 2022/11/26 09:42:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | ラーメン | グルメ/料理
2022年11月21日 イイね!

横浜市内某所

横浜市内某所 今日11月21日、月曜日。
 休暇を取得、埼玉県入間市の自宅から、はるばる横浜市へ。

 横浜市内の道は、幹線道路は都内より遥かに幅が広く、観光地への誘導看板も至れり尽くせり。でも、一歩横道に入ると、狭い一通が縦横無尽。市街北部は北を上に「く」の字に湾曲、南部はその逆で、ボクのような「お上がりさん」にはタイヘン!五反田まで定期券を使えるので、電車で向かいました。

 勿論、初訪問。
 玄関のインターフォンを鳴らすと、笑顔でご担当の方がいらっしゃいました。おそらくボクよりも一回り近いエルダー。白髪が渋く、とても丁寧な物腰!



 一階の広い部屋。
 いきなり鎮座していたのが「ハイデルベルグ」!
 この世界では『銘機』のジャーマニー!

 「こちらです」

 …う、ウワー!



 何と、ずっと探していた「手キン」!
 それも肩を並べて2台!!
 インクを塗布する丸い円盤、まるで子供の頃の「お医者さん」みたい(笑)!

 いそいそと、裏側から撮影。
 ほぼ、同じ設計と造作。



 まさか、入手困難な「手キン」が、二つもあるとは思いませんでした。
 こうして眺められる現実に、半ば腰を抜かした思いでした。



 しっかり銘板が。
 左、野手機械製。
 本社は銀座。



 右は永井製、このジャンルではメジャーなメーカー。

 ほぼ同じ構造、おそらく現代的な表現で「OEM」のように思いました。



 インク塗布用の円盤は、「スポン!」と抜けます。
 ラック&ピニオンに近い一方通行の「歯」に、碓氷峠のアプト式が重なり、先人の『ものづくり』精神は、アウトプットとしての製品の大小を問わず、普遍的と痛感しました。



 前オーナーは、鉛の活字ではなく樹脂版を使っていたことがわかりました。
 ボクも、そのつもりです。

 2時間に渡り説明して下さったMさん。
 印刷業界で半世紀を勤められたとか。
 素人のボクが同じような質問を繰り返しても、とても丁寧にご教示して戴きました。感謝の極みのひとときでした。

 …さて、問題が。
 
 片付け中の我が家の、何処に設置するか…。
 
 およそ30キロ、試しに持ち上げようとしましたが、…「ムリ」!
 輸送は、自力のレンタカーと思っていましたが、即座にダメと悟りました。

 帰路の湘南新宿ライン。
 リン版画工房で過ごした、あっと言う間を思い出し、独りで「ニタニタ」してしまいました。

 還暦を越え、ネクストへのチャレンジを模索しています。

 念願だった『好きなこと・時間を忘れて出来ること』のツールを、今日自分のものにする幸運に恵まれました。

 





Posted at 2022/11/21 20:47:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | ハンドメイド | 趣味
2022年11月20日 イイね!

アラジンの「ブルーフレーム」発掘! その壱

アラジンの「ブルーフレーム」発掘! その壱 昨日、すっかりクタクタになってしまい、バーボンを呑み早くに休みました。
 なので今朝も習性で4時に起きてしまいました。昨日、洗濯と掃除を済ませたので、早朝から「片付け」を始めました。
 階段下の納戸に取り掛かりました。
 
 …まるで「ガラクタの巣窟」!
 今更驚きはしませんが、一つ一つ出して確認。大半は粗大ごみとして、市のクリーンセンターへ運ばなければならない物ばかり。また、レンタカーを手配しなければと思いながら、最後の箱を引っ張り出しました。



 そんなに重くはないけれど、結構な大きさ。
 ダンボールには「アラジンのブルーフレーム」とありますが、お袋は何でもダンボールに入れて貯め込んでおり、正直「今度は何かな、…どうせ今となってはガラクタだろうけれど」、と思いながら開けました。



 出て来たのは、正真正銘のアラジン「ブルーフレーム」!
 これには驚きました。
 しかも、多少汚れてはいるものの、「新古品」状態。
 トップの皿にも焼けや剥がれはありません。

 ボクは、ストーブが好き。
 室内で燈る焔には、自ずと目が吸い込まれてしまいます。
 リビングの片づけが少し進展、寝起きしていた二階の自室から幅160センチのテーブルと、載せていたパソコンを下ろして設置したばかり。ガスヒーターから少し離れた場所に置かざるを得ず、これから迎える冬を前に、「さて、どうしたものか」と思っていた矢先でした。

 灯油と火を使う以上、きちんとしたメンテが必須。
 アラジンのホームページを閲覧し、至近の代理店を見つけ、電話しました。

 「今から持ち込んで戴いてももいいですよ、まず診せて下さい!」

との快諾を戴きました。



 助手席に納まりました。
 …うーん、間違いなく「珍妙」ですが、結構「美人」!
 改めて、ノスタルジックで完成された意匠に、敬意が浮かびました。



 さて、到着したのはこちら。
 まるで「普通の一軒家」!
 ホントにここかなぁ、と訝しがっていたら、扉が開きました。

 「わかりましたかぁ?」

 セーター姿の、とてもジェントルな男性。
 ボクのクルマを一見し、ロードスターの話題で盛り上がりました。
 嘗てオーナーだったそう。
 ストーブは「そっちのけ」でした(笑)!



 上がり框に載せました。
 ご主人の検分開始…。



 「芯が固着していますが、オーバーホールすれば大丈夫。購入されてから、あまり使わず仕舞ったようですね」

 両親がこの家を建てたのは、ボクが大学生だった昭和59年。

 親父はまだ地方の工場に勤務していました。ゆくゆくは関東に帰り家を建てるつもりで、土地だけは確保していました。そのあと、妹の大学進学が決まり、この家を建てました。新築なのに、何しろ「夏は暑く、冬は寒い!」。

 妹と暮らし始めましたが、夏の暑さが半端ではありませんでした。そんな時、ひょんな縁で旧型の水冷式クーラーを、タダで譲り受けました。これは効果覿面でしたが、騒音(モーターの回転音と、ラジエター配管に常に水が流れ落ちる音)が酷く、夜間つけっ放しの場合は、最低2度の給水が必要でした。

 フローリングの床に、妹と布団を並べて休んでいました。体育大学の学生。毎日疲れ果てていた彼女が、給水でドタバタしても決して起きなかったことを、今も鮮明に覚えています。
 
 冬はフローリングに敷布団を敷き、上に炬燵。横には2つ、石油ストーブを置き、二人とも「どてら」を着ていました!

 おそらく両親は、この家で暮らし始めて初の冬に買ったように思います。ところが、これだけでは「暖かく」はならないことに気付いたはず。今もあるガス暖房を設置、そのまま納戸の奥に眠り続けたように思います。

 さて、ブルーフレームは復活するのでしょうか?

 また、ご報告させて戴きます。


Posted at 2022/11/20 16:29:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | ライフスタイル | 日記
2022年11月20日 イイね!

小ネタ プラスチック放逐! その参

小ネタ プラスチック放逐! その参 還暦を越え、妻は亡く独身の息子は静岡に赴任中。チョンガー暮らしの週末は掃除や洗濯、買い物といった日常のオペレーションをしながら、亡き親父と施設で暮らす母が貯めめ込んだ「ガラクタ」の片づけをしています。
 
 もう片付けを始めて一年が経ちましたが、まだ半分程度。モノがなかった時代を過ごした戦中派の貯め込み具合はすさまじく、「何があっても絶対に手放さないぞ!」的な執念すら感じ、毎週タメイキ混じりで作業をしています。

 お越しの皆様にも、ご両親が我が両親と似たタイプと実感されている方は、少なからずいらっしゃると思います。その場合、早く片付けに着手されることをお勧めします。コレ、本当にタイヘン!いつ終わるか想像も出来ない「非生産的」な作業は、携わる者の「生産的」な覇気を、確実に削ぎます。特に、ボクのように還暦を過ぎてから独りで続けるのは、精神的にも体力的にも負荷が掛かります。

 閑話休題。
 そんな片付け作業で気付いたのが、日常の生活で使う道具類におけるプラスチック製品の存在。…其処にあるだけで、空間が安っぽくなることに気付いたのでした。

 今回、気付いてしまったのが、これ。



 コーヒードリッパー。
 毎朝必ず使うだけに、嫌が応にも目に入ります。
 出勤前なのに、何だか萎えた気分になります…。



 先週、ジョイフル本田瑞穂店で買いました。
 ステンレス製、お値段は3500円程と、この種の製品としては大変高価!
 HARIO株式会社製です。

 内側はとても細かいメッシュ製で、ペーパーフィルターは不要。



 丁度、コーヒー豆が切れたので買って来ました。
 イオンのプライベート・ブランドで、500グラム498円と廉価なものです。



 透明ガラス製の容器に移し、残りは上田市の「キビクラフト」さんで買ったステン缶に入れました。
 うん、何だかスタイリッシュでイイ!



 これまた上田市の「ACTIS」さんで購入したミルで挽きます。



 直接ドリッパーに入れ、



 少し蒸らし、




 淹れました。



 安曇野市の「ギャラリーシュタイネ」さんで求めた、長谷川正浩さんのカップに注ぎました。

 プラ製の「見た目」が嫌で買ったのですが、これを使って淹れた味にビックリ!高価な豆ではなく、ずっとコストパフォーマンス優先で買い続けているもの。

 …まるで、味とコクが違います。陳腐な表現ですが、「喫茶店」の味!

 細かなメッシュの目による濾過効果に違いありません。またペーパーフィルターを使わないため、紙による雑味がないこと、せっかく抽出した豆の「旨味」を紙に吸い取られないことが原因だと思いました。

 「見た目」優先で買い替えたのですが、思わぬ展開になりました。
 毎日コーヒーを飲まれる方には、絶対のお薦め。
 
 「目からウロコ」ですヨ(笑)!






Posted at 2022/11/20 08:31:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | ライフスタイル | 日記

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何シテル?   09/28 15:34
 妻はアルコール依存と摂食障害を患い、主治医の勧めで調停離婚しました。その1年後、彼女は突然世を去りました。一年に2回の母親との別れを経験した一人息子と、ドライ...
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