
最近、一気に寒くなりましたが、皆様お元気でいらっしゃいますでしょうか。
ボクは10月10日に退職、現在は無職の身。毎日、家の片づけをしながら、気の向くままあちこちへ出掛けております。家にはぶれいきーが居るため近距離に限られますが、それでも以前から行きたかった処を訪れるのは「非日常」、新鮮な体験に心躍らせております。
30日の木曜日。
そんな懸案の一つを訪れました。
国道から山道に入りました。ナビがあっても迷ってしまい、漸く辿り着きました。オープンと出ているのを見つけて安堵しました。
可愛いうさぎが迎えてくれました。
森の中に、素敵なログハウスが佇んでいます。
期待に胸が膨らみます。
何だかペンションを思わせますが…
玄関横には、こんな看板が。
何と、森の中の本屋さん!
店名は「もくめ書店」さん。
扉を開けて入ります。
正面直ぐのコーナー。
キャンプ関連の書籍が並びます。
至近にキャンプ場があるので、立ち寄る方向けなのだと思いました。
こちらはメインの書架。
新刊と古本が区別なく陳列されています。アフリカ文化や歴史関連の書籍が多くありました。「コンゴ動乱史」という大学の教科書のような本がありました。コンゴは数少ないベルギーの植民地でしたが、その統治の実態は暴力そのものとして、現代に伝えられています。興味はありましたが、内容が学術的過ぎたため、購入は見送りました。
レザークラフト小物がありました。
都留市在住の作家さんによるものだとか。
暗くなってしまいましたが、奥はカウンターとキッチン。
メニューです。
この日は朝食が遅かったので、
本を選び終えてから、コーヒーを戴きました。
絵本のコーナー。
子供向けの読書コーナーもありました。
ドライフラワー(ドライリーフ?)。
ホテルのカウンターにある、客室の鍵を収納する箱でしょうか。
見た途端に欲しくなりました。
オーナーは、とっても素敵な女性。
道志村に書店がなく、文化の発信拠点として開店されたそう。子供向けの本が充実していることや、読み聞かせイベントなどを開催されていることからも、そのコンセプトが窺えます。ただ、この仕事だけでは正直大変で、家族の理解があって続けていると仰いました。
他人から見れば羨ましく思えることでも、苦労はあるのだと実感しました。
お店の前は川。
オーナーさんによれば、間もなく両岸の森は赤や黄に染まるそうです。
少ししたら再訪してみようかと思います。
この日は3冊、購入しました。
中でもクリス・ヴァン・オールズバーグの絵本「急行 北極号」(村上春樹訳)は、65歳目前のボクが感動させられるものでした。クリスマスが近づいていることもあり、ボクに孫が居たらプレゼントしたいと思いました。
あの素敵な森の本屋さんで、素晴らしいプレゼントを戴きました。
もくめ書店
山梨県南都留郡道志村下善之木10153
090-9106-9665
火・水・土 休
Posted at 2025/11/01 09:52:12 | |
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