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2025年11月20日 イイね!

古道具屋enco (東京都小平市)

古道具屋enco (東京都小平市) 季節が進み、ボクが暮らす埼玉県南部でも冷え込みが厳しくなりました。築44年になる我が家は断熱性能が劣り、「夏は暑くて冬は寒い」の典型。それもありペレットストーブを入れました。特に昨日と今日は朝の冷え込みが厳しく、ストーブが点火するまで室内でジャンパーを着ていました。幸い今はフル運転になり、少し暑い程になりました。

 閑話休題。

 無職生活に入り、ほぼ40日が過ぎました。
 毎日、家の片づけをする一方、思いつくまま行きたい処を訪れています。仕事を離れることを恐怖と感じていたのに、今は全くありません。64歳10か月まで働いたことで、間もなく65歳になる現実を精神的に受け容れることが出来たからのように思います。

 そんな毎日ですが、去る8日にこちらを訪れました。
 東京都小平市の「古道具屋enco」さん。
 横を西武国分寺線が走る踏切端のロケーションです。



 三階建ての建物で、一階が店舗。



 ガレージとして設計されたと思われる部分にも、沢山のアンティークが。
 こちらは製麺機。小野式や田中式が有名ですが、こちらは「高階」と記されております。ボクは初めて知りました。



 試験管やビーカー。
 実験用のガラス器具は一見、冷たい印象がありますが、こうして他のアンティークに囲まれると妙に馴染みます。

 右の入口から店内に入ります。



 和と洋が並びますが、違和感はありません。
 傘の無い電気スタンドが、柔らかな灯りを放ちます。



 棚上の油彩画がイイ!



 振子時計も欲しいアイテムの一つ。
 子供の頃、家にありました。
 カッチン、コッチンと常に小さく鳴り、丁度の時刻には「ボォーン!…」と、時刻の回数鳴りました。また30分には一回でした。相模原に時計専門のお店があると知りましたので、訪れてみようと思っております。



 少し甘ピンになってしまいましたが、お許し下さい。
 椅子、テーブル、トルソーが醸し出す雰囲気がステキ!
 昔の洋裁店のようです。



 ボクが一目で心を奪われたのが、この電気スタンド!
 造形もさることながら、この錆具合がイイ!!
 プライスのタグを確かめる前に、購入を決めていました。



 という訳で、今はボクの机にあり、仄かな灯りを放っています。

 実は来月から、また働くことになりそうです。
 ボクの退職を知った知人から「来てくれないか?」と誘われたのでした。さすがにもう、フルタイムはやりたくない旨を伝えると、時給制で週三日程度との提案をされたのでした。これが通れば、週に四日は家で過ごすことになります。残された「人生の晩秋期」を実り多いものにするには、自分の「居場所」を充実させることが大切と思っております。


古道具屋enco
 
東京都東村山市栄町3-19-12
080-3093-6867

※金、土、日の12:00-18:00にオープンですが、イベントへの出店の場合あり
Posted at 2025/11/20 07:17:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | インテリア・骨董 | 日記
2025年11月01日 イイね!

もくめ書店 (山梨県南都留郡道志村)

もくめ書店 (山梨県南都留郡道志村) 最近、一気に寒くなりましたが、皆様お元気でいらっしゃいますでしょうか。
 ボクは10月10日に退職、現在は無職の身。毎日、家の片づけをしながら、気の向くままあちこちへ出掛けております。家にはぶれいきーが居るため近距離に限られますが、それでも以前から行きたかった処を訪れるのは「非日常」、新鮮な体験に心躍らせております。

 30日の木曜日。
 そんな懸案の一つを訪れました。

 

 国道から山道に入りました。ナビがあっても迷ってしまい、漸く辿り着きました。オープンと出ているのを見つけて安堵しました。



 可愛いうさぎが迎えてくれました。



 森の中に、素敵なログハウスが佇んでいます。
 期待に胸が膨らみます。
 何だかペンションを思わせますが…



 玄関横には、こんな看板が。
 何と、森の中の本屋さん!
 店名は「もくめ書店」さん。

 扉を開けて入ります。



 正面直ぐのコーナー。
 キャンプ関連の書籍が並びます。
 至近にキャンプ場があるので、立ち寄る方向けなのだと思いました。



 こちらはメインの書架。
 新刊と古本が区別なく陳列されています。アフリカ文化や歴史関連の書籍が多くありました。「コンゴ動乱史」という大学の教科書のような本がありました。コンゴは数少ないベルギーの植民地でしたが、その統治の実態は暴力そのものとして、現代に伝えられています。興味はありましたが、内容が学術的過ぎたため、購入は見送りました。


 
 レザークラフト小物がありました。
 都留市在住の作家さんによるものだとか。



 暗くなってしまいましたが、奥はカウンターとキッチン。



 メニューです。
 この日は朝食が遅かったので、



 本を選び終えてから、コーヒーを戴きました。



 絵本のコーナー。
 子供向けの読書コーナーもありました。



 ドライフラワー(ドライリーフ?)。



 ホテルのカウンターにある、客室の鍵を収納する箱でしょうか。
 見た途端に欲しくなりました。

 オーナーは、とっても素敵な女性。
 道志村に書店がなく、文化の発信拠点として開店されたそう。子供向けの本が充実していることや、読み聞かせイベントなどを開催されていることからも、そのコンセプトが窺えます。ただ、この仕事だけでは正直大変で、家族の理解があって続けていると仰いました。
 他人から見れば羨ましく思えることでも、苦労はあるのだと実感しました。



 お店の前は川。
 オーナーさんによれば、間もなく両岸の森は赤や黄に染まるそうです。
 少ししたら再訪してみようかと思います。



 この日は3冊、購入しました。
 中でもクリス・ヴァン・オールズバーグの絵本「急行 北極号」(村上春樹訳)は、65歳目前のボクが感動させられるものでした。クリスマスが近づいていることもあり、ボクに孫が居たらプレゼントしたいと思いました。

 あの素敵な森の本屋さんで、素晴らしいプレゼントを戴きました。


もくめ書店

山梨県南都留郡道志村下善之木10153
090-9106-9665

火・水・土 休





Posted at 2025/11/01 09:52:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 書店 | 趣味

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何シテル?   09/28 15:34
 妻はアルコール依存と摂食障害を患い、主治医の勧めで調停離婚しました。その1年後、彼女は突然世を去りました。一年に2回の母親との別れを経験した一人息子と、ドライ...
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