異動となったタントに替わり、しばらく乗ることになった日産クリッパーバンがやってきました。
MTの四駆仕様。日産ですが中身は三菱のミニキャブです♪
15年落ちの2007年式ながら走行距離は45,000キロ弱と内装も綺麗で程度のいい個体ではあったのですが、なんと納車引き取りの帰り道にまさかのエンジンブローで販売店までレッカーで逆戻り。
私も色んな中古車を乗り継いできましたが、納車直後にエンジンブローとは初めての経験でした(笑)。
原因は、簡単に言えば冷却水不足によるオーバーヒートからのブローでメタルまでやられてしまったことで、ラジエーターホースに開いたピンホールからエアを噛んでしまいエンジン側にクーラントが十分にない状態が続いていたようで、リザーバータンクにはちゃんとクーラントが規定通り入っていたものの、エアを噛んだことでうまく循環出来ていなかったそうです。
それでもこの個体を仕入れてから私が買うまでそれなりに動かしてはいたようですが、負荷のあまりかからない街なかの短距離移動ではオーバーヒートするまで走ることもなかったので、販売店でも見抜けなかったようです。
それがなぜ露見したというかブローしたかと言うと、販売店からの帰り道に結構な坂道が続く区間があり、そこで私がテスト走行がてらブン回したからなんですねーw
坂道をギアを引っ張って回していたら、急にガリガリとすごい音がし出したので、はじめはエンジンとは思わずエキマニが割れたのか?とかマフラーの触媒が割れた?ミッション?ペラシャフト?と焦りながら考えているうちに失速して、エンジンチェックランプとエンジンオイル警告灯が点いたと思ったら、ストンと止まってしまいました。
いやー、マニュアル車だったので惰性で路肩に寄れたのは不幸中の幸いでした。これがAT車だったらこうはいかなかったかもしれません(汗)。
納車前点検整備ではエンジンオイルは交換してもらっていたのですが、記録簿の整備歴からクーラント交換はしなかったのが失敗だったかな?
前のオーナーはワンオーナーのおじいちゃんだったそうで、畑仕事に行くときの足として使っていただけだったから15年で45,000キロしか走ってなかったようです。
そして免許返納を機に手放した個体だったそうなので、ひょっとしたらクーラント不足は以前からあったのかも・・・。
今回クリッパーバンを購入した販売店は実績もあり評判も良く、まさかこんなことになるとは思いもしませんでしたし、販売店にとっても初めてのことだったそうで、レッカーで戻った際には平謝りで持ち出しになったレッカー代も出してもらっちゃいました(笑)。
エンジンブローの原因を調べるのと修理のため納車は延期となったのですが、1週間もかからずにリビルドエンジンに載せ替えたので修理終わりましたとの連絡があり、仕切り直しで引き取ってきた次第♪
販売店から地元まで早速80キロほど走ってみましたが、今度は問題なくキビキビと走ります。パワーはないけどマニュアルなので気持ち良いですね!(笑)
今回のエンジンブローには驚きましたし、クーラントのリザーバータンクには入っているように見えても、エアを噛んでオーバーヒートしたという事例は聞いことはありましたが、まさか納車直後の車でこんなことになるとは思ってもいなかったので良い勉強になりました。
それに、結果的には納車直後ということで販売店側の責任と認識してもらえたのは揉めたりせずにラッキーでした。これがある程度の距離を走ってからだと保証付きとは言っても修理費用を請求されたかも知れませんし、追加料金なしで保証付きのリビルドエンジンに載せ替えてある意味新車になったので(笑)、ここは災い転じて福となすといったところでしょうか♪
それにしてもクリッパーバンのカーゴルーム、フラットでマジで広い!寝られる!(笑)
Posted at 2022/10/21 02:02:59 | |
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我が家と職場のクルマたち | 日記