え~~、みん友さんが遭遇した事故現場での勇気ある救護活動を拝見し、漏れ出したガソリンに引火した車両火災の恐ろしさを改めて感じました・・・。
総務省消防庁の資料(平成21年)を見ると、全国で年間5千件余りの車両火災が発生しているそうで、事故としては決して珍しいことではないのが分かります。
交通事故の結果としての火災ではなくても、バッテリーからのスパークやショートなどの危険はあり得るわけで、自分の車もそれなりに古いし、電気配線の経年劣化を考えると車両火災は決して他人ごとではないと感じます。
私はジープに乗るようになってから現在の愛車に至るまで、乗り継いできた四駆には皆車載タイプの消火器を積んでいます。
きっかけは、当時ジープでよく野営を楽しんでいたのですが、珍しくキャンプ場を利用した時に、別のテントサイトで調理器具から火災が発生し、誰も消火器を持ち合わせておらず為す術もなく燃えるのを見ているしかなかった悔しい経験からでした。
幸いけが人もなく、周囲の人たちと共にポリタンの水を掛けて消火に努めましたが、消し止めたというよりは燃え尽きるのを待つしかなかったというのが実際の状況でした。
もし、あの時消火器の一本でもあれば、もっと被害を食い止めることが出来たのではないかと感じ、以来、自身のためは勿論、もしそんな現場に遭遇すれば使えるようにと車載するようになりました。
そして実際に一度だけですが、ディフェンダーに乗っていた頃、埼玉県内の深夜の一般道で乗用車の横転事故現場に遭遇したことがありました。
幸いにも乗員は脱出し無事でしたが、横転した車のEgから火の手が上がろうとしており、慌ててディフェンダーに積んでいた消火器を使って、初期消火に成功することが出来ました。
そんなことを思い出しながら、みん友さんの勇敢な活動に感嘆しつつ、そういえばレンジには消火器を積んでたけどジムニーには積んでなかったことに気が付きました・・・(^^;
ウチのレンジに積んているのは、車載消火器としてはポピュラーな英国製ファイヤーマスター。
で、念のためにレンジの消火器の有効期限を確かめると・・・、
2010年で期限切れ・・・(滝汗)
ダメぢゃん!!
ということで、まず思い切って我が家の3台に改めて載せることに♪
以降、順次予算が出次第、職場の車達にも積んでいきたいと思います。
今回、改めて車載消火器を選ぶにあたって、いろいろと
ネット通販サイトを見てみましたが、今後は消火剤の充填方法が「蓄圧式」と呼ばれる消火器が主流になるそうで、国産の消火器メーカーでも車載用の蓄圧式消火器がいくつか出ています。
が、やはりどれもサイズ的に大きく、ワンボックスタイプならともかくウチのジムニーやルークスといった軽自動車では嵩張りそうなので、結局レンジに載せていたファイヤーマスターを載せることにしました。
ただ、消火剤容量が600gしかなく、実際の火災でどれだけ効果があるのか少々心許ない気がしますが、あくまで初期消火に使える程度ということを肝に銘じなければなりませんね・・・(^^;
なによりも、ドラレコもそうですが、このような物が役立つことがないことを願うばかりです。
Posted at 2012/06/27 16:10:25 | |
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