毎回、サーキット走行後に行う、車両の不具合、傷などの状態確認兼ねた洗車を昨日行いました。とりあえず、目立った傷や不具合等はなく一安心。
一新したブレーキ関係も慣らしも上手くできて良い感じに馴染んできました。当初踏み始めがかなり弱く感じたのも馴染みが出たら改善されて問題ないレベルです。一番心配されたローターの慣らしですが、鈴鹿南を30分連続してフルに攻めてもジャダー等不具合は一切出てません。また同様に今回初挑戦で心配だったフルードWAKO’S SP-Rもフェードの兆候もなく良い感じでした。
南を走った感じでは、ディクセルのSDタイプのローター(スリット入エントリーモデル)とWINMAXのARMA AC3の組み合わせはかなり良い感じです。装着当初慣らしが終わる前は踏み始め&低速時の効きがかなり甘く要注意ですが、慣らしが終われば、冷えた状態からの走り始め一発目以外は特に気をつかうことなく普通に使えます。
この組み合わせの特徴は踏み始めがやや甘く感じる事でしょうか。ただそこから踏み込んで行けばリニアに制動力がきちんと立ち上がり、最終的には純正ブレンボ並み以上の効きを見せます。踏み始めから強い制動力を好む人には不向きですが、ABSの早期介入を嫌い、ブレーキのコントロール性を重視する方には非常に好ましい組み合わせかなと思います。
あとWINMAXのARMA AC3の特徴として、半分ほど減った後のパッドの減りが非常に穏やかな事です。普通の高性能パッドは半分を過ぎると加速度的に減って1/3以下になるとサーキットユーズでは即交換ですが、このパッドはその領域でももう一回くらい安心して使える感じです。ただ、発熱が結構高いので、フルードはDOT5.1クラスは必須です。ハードユーザーは競技用とうたわれている物を使用する事をお勧めします。
あと今回の洗車で納車後一年たって、バンパーとフェンダーのチリが左右微妙に違う事を発見しました。でも、僕のNSX時代の師匠が言ってた言葉ですが『僕にとってNSXはスポーツギアなんだ』の通り、僕にとってFK8はサーキット走行とういうスポーツの『道具』なんです。手入れはしますが多少の事は走行性能に関係なければ気にしません。
Posted at 2020/04/05 12:41:36 | |
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