今回は色々バタバタしててブログのアップが遅くなりましたが……
天気予報がまたまた微妙でやきもきしましたが何とかドライコンディションで走れそうだったので、予定通り3/30、10:30スタート枠鈴鹿フルコースCC-H、30分一本走って来ました。
地元では桜も満開に近い状況でしたが、鈴鹿ではまだ見ごろまで少し早いかなって感じでした。
さて今回も最近の鈴鹿フルコース事情に違わず、各枠、札止め一歩手前の混雑状況でした。
さらには、二つ前の枠でもコース上に停車&赤旗が発生したらしく、僕が走行する前の枠でも派手なクラッシュ&赤旗が出る大荒れの状況でした。
実際、こんなの見ると、いやが上にも緊張が高まります。
分かってる人も多いのですが鈴鹿本コースは富士の様に新しいコースではなく典型的なオールドタイプの国際レーシングコースです。このオールドタイプのコースはもっぱらプロが走る事を前提に設計されています。なのでオーバースピードでコーナーに飛び込み曲がり切れず外へ飛び出す事のみ考えアウト側のエスケープゾーンは広めなのですが、反面、イン側はスペースが極度に少なく即コンクリートウォールって部分が多いです。なのでイン巻すると即車を壊す派手なクラッシュが起こりやすいので要注意です。
なので鈴鹿をメインに走る場合は、セッティングを常に弱アンダー気味にして、決してオーバー気味なセッティングをしない事をお勧めします。
さて、台数も多そうなのでいつもの様に早めに完熟走行待ち列へとピットを後にしましたが、それでも前には3台ほど。前はGR86。完熟走行待ち列はいつもの様に二列と言う盛況ぶり。
なので完熟走行終わって、本走行に入る時も意識的に前の86との距離を開けてファーストラップでクリアを狙いました。……が結局セクタ3でひっかりクリアならず。結果的に最後までクリアラップは取れずじまいでした。
それどころが走行開始6週目に入って第二コーナー立ち上がると、赤旗表示が!念のためハザード点灯させ徐行して進むとダンロップでランエボが派手にクラッシュ。部品をコース上にまき散らして、各車、アウト側のグリーンに出てやり過ごす状態。
どうやらイン巻してダンロップイン側のガードレールに突っ込んだようです。ガードレールが派手に変形してましたし、ランエボも前部が悲惨な状況になってました。幸いドライバーはガードレール外に退避してましたのでとりあえず無事なようで安心しました。
実際、走ってて、この日は妙に滑りやすい感じを受けました。路面温度は15度、曇り空なのでそう特別滑るコンディションとは思えなかったのですが、この日が前日に二輪走行(2ストが走ると排気に交じってオイルが飛ぶのでそう言う事が多くなります)等があったなどの等特殊な事情だったからかいつもより滑りやすい感じは受けました。
その上、赤旗祭りとなれば、当然『無理しちゃいけない日』って事で、色々工夫はしましたが無理にベストを狙う様な走りは控えて、無事走行を終える事を第一に走行終了。
もちろん、いつもと違うギアの選択等も試していましてけどね。
結果SOLO2に表示されたBESTは初っ端に狙ったLAPがそのままで……『2分30秒44』で平凡も良い所でした。
さて、ここで表題の件です……
僕自身、鈴鹿走る上での大原則にしてるのは……
『追い抜きは速い奴が上手い奴なので、
追い越される側は何もせず、
追い抜く方が工夫して抜いて行く』
……と言うスタンスです。ただ、これは、ビギナークラスで経験の浅い車が混じってる時や、ハイクラスに初めて来た比較的速度域の低い経験の浅い人たちを対象に考えてます。
そういう人たちが変にラインを外すと、抜く側からすると思いもよらぬ動きをされるように見えて接触等の危険があるからです。さらにはそういう人たちは当然、周りを見る余裕もないので、抜く側が気を使って抜くのが安全と考えるからです。
ただし、これがある程度走り込んでる人になると事情が変わって来ます。特にハイクラスともなると、異次元の速さである役物911や35GT-R、マクラーレン等のスーパースポーツは別にして、30秒台前半から20秒台後半で走る車になると、相対的な速度差は思ったほど大きくはありません。
なので追いついても安全に追い抜くことが難しく、下手するとそのままずっと頭を押さえられる事にもなりかねません。
さらにはこの辺りの差だとセクターによってどっちが速い遅いが微妙に入れ変わる為に、実際の速度差(タイム差)を感じられにくい事もあります。
しかしですよ……良く考えてください。サーキットで、自分が明らかにクーリング等で速度を落としている場合以外で、後から来た車に追いつかれるという状況は間違いなく、追いついた相手の方が速いのです。アタック中かつ、もう少しでコントロールラインって場合の除いたら、その場合、ラインを外し速度を落とし、道を譲るのがマナーではないでしょうか?
確かに、アタック中だとラインを外したりアクセルを抜きたくないのは分かります。しかし、相手がラインの内側に頭を入れる状況になってもアクセルを緩めないのはどうかと思うのです。
速度差が微妙な時にこれを行うと非常に危険です。お互いの車が限界近い状況になってるのでちょっとしたことで大きな事故に繋がりかねません。
まあ、百歩譲って後ろに付いてるのが一台の場合はその周回位は無理してでもアタックを続けるのはお互いお金出して走ってるので致し方ないと思いますが、数台を後ろに引き連れてた状態でこれを続けるのは明らかなマナー違反だと思うのです。
まあ、僕自身は、こんな場合はアタック中でも諦めてアクセルを抜き、その車との距離を広げて次の周にアタックを掛けたりしますし、常にバックミラー等で後ろを確認して迫って来てる車はないか警戒してます。そして、追いつかれたら、早めに分かり易い場所でウインカーを出して相手のラインを邪魔しない様に注意してして道を譲ってます。
鈴鹿の場合でも、直後だけでなく2コーナー後ろの状況が見える場所があるので常にバックミラーやドアミラーで後ろの状況も把握しておくのが少なくとも鈴鹿本コースのハイクラス(CC-H)走る上での最低限のスキルかなって僕は思ってます。
またそうする事が、変に気を使う事なくクリアラップを取る状況を作り出せる事に繋がりますしね。
特に最近の様に、走行台数が多い時はお互い譲り会う様にしないと事故の元です。今回の赤旗も、もしかしたら根本の原因はそこにあったのではないかと僕は思います。
妙に滑りやすく感じたのも、追い越し等で無理なラインを走る為にタイヤに必要以上の負担がかかりタレが早く始まった可能性が高いです。事故した車両も意外にそうだったかもしれません。事実、事故した車両はどれも初心者やレベルの低い感じの車でなく、明らかにかなり走り込んでいるように見える車両ばかりでした。
この辺りは、色々なご意見、考え方があるので、どれが正しいとは僕も言えないと思ってます。でも鈴鹿に限らずサーキット走行を楽しむ人たちには一度考えて見て欲しい事には違いありません。
さて爺の愚痴はここまでにして……いつもの様に帰りは趣味継続のための奥様対策のお土産収集をして帰りました。
まず『シェリール鈴鹿』のケーキですが、いつものカットケーキではなく、デコレーションされたロールケーキを買ってみました。これ、イチゴたっぷりでみずみずしく、スポンジがふわふわ、生クリームはくどくなくさっぱりで、すっごく美味しかったです。
次に定番『ドミニクドゥーセの店』のパン&カヌレ&ドリア。もう言うまでもなく定番のおいしさ。
最後に『刈谷ハイウエイオアシス』の大人の海苔弁&ハンバーグ弁当、定番『三輪』の半身揚げ&オクラつくね、これもどれも美味しかったです。
さて、最後は走行ログ解析しての一人反省会……
この日の正式BEST LAPは『2分30秒441』(論理ベストも同じ)
記録的にはクリアラップが全く取れなかったこともあり見るべきものはないんですが、それでもセクタ1、2、さらにセクタ4でもそこそこの速さが出るようにはなってます。
さらには、この日のBEST LAPの前走車に引っかかたセクタ3をもし自己ベストが出た時と同じ通過タイムで行けたらと計算してみたら……『2分27秒935』でギリですが27秒台に入ってました。
気候的に、もうBESTを更新するには無理でしょうが、このまま行けば来シーズンには27秒台入りは出来そうですね。あわよくば26秒台も……って鈴鹿はそうは甘くないんですがね。特にここから上はかなりリスキーなので慎重に行かないと……
さて次回、鈴鹿走行は今の所……
『4月19日(火) 10:50or11:30スタート枠 鈴鹿南コースG』
……を予定してます。
ご一緒出来そうな方は是非またご一緒したいです。o(^◇^)o
では今回も最後まで駄文地長文にお付き合いいただき、
本当にありがとうございました。m(__)m
注:2022/4/4 22:50 走行ログ画面が間違って前回の物になっていたのを訂正。