かなり遅くなりましたが……
みなさん、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。m(__)m
1/27に、去年の12/21のCC-H以来一カ月以上のブランクを経て、やっとこさ『鈴鹿走り初め』に行ってきました。
最近はほぼ月二回のペースで鈴鹿(南or本コース)を走っていたので、この日は珍しく一カ月もブランクが空いてた為に、前日から色々不安を感じていたんですよね。確かに鈴鹿の、特に本コースを走る時は、そうでなくともコースオフ等を想像して不安感がある物なのですが、この日は特にそれが強かった感があります。
さて、当日、道路もスムーズで早めに鈴鹿ピットに到着すると、ピット半分がバイク用に割り当てられた事もあってピットはすでにチャレクラにわりあてられたピットは全て最低一台は入庫してる状態でした。チャレクラGP終わっても、やはり午前中のチャレクラは相変わらず混むようです。
その為とりあえず一台だけ入ってた11番ピットに車を入れて走行準備を始めました。
するとまもなく、CC-Bの走行が開始され走行する車がピットレーンへと出て行き始めました。走行する枠(11:15スタート枠CC-H)もそこそこ車が多いんだろうなって思っていたんですが、思ってた以上にCC-B枠の車が多い。その為、僕の走ったCC-Hは思いのほか走行台数は多くはなかったです。
走行準備も終わり、とりあえずピットに残ってるのはCC-H走行車両だけになってるはずなので、一応、一緒に走るのがどんな顔ぶれになるかピットに偵察に行くと……
いつも以上に、ガチ組やスーパーカーが多い!……つうか、国産(実際は製造はUKですが)ファミリーカー(笑)なのは僕一台だけって感じ。しかもこっちは鈴鹿と言うかサーキット、いや峠みたいなところで走るのも含めて、ガチ走りをするのは一カ月以上のブランク有り。不安感がさらに増大する結果に。(^◇^;)
やがて走行時間が近づき、SOLO2(GPSロガー)のGPS受信を安定させる為とCC-Bを走行中の前の車がピットに戻る前にピットを出たかった事もあって、いつもの様に早めにピットレーンへは並びはしました。この時点では先頭から三台目。
そして一周の完熟走行が始まりました。
いつもならこのままの位置をキープして本走行に突入するのですが、この日はブランクが長かった事もあって、一旦、ピットレーン右側に車を寄せて様子見をし、明らかにヤバそうなガチ勢十台目くらい見送ったあたりで、こちらも本走行へ向けてスタート!
タイヤ(A052)とブレーキパッド(プロミュー HC+R3)の事を考えて、序盤で良い結果を出そうと踏み込んで行ったのですが……早くも二周目、事実上の最初のアタック周回のS字で、頭を結構ガチっぽく見えたロールケージ&GTウイング付きの空冷911に抑えられイマイチ踏み切れない。
SOLO2のLAPも31秒台。S字ではリアが不安定にふらつくその911ですが、それ以外のところではさすが911、速くて抜くのは難しそう。かと言って下手に煽るのはマナー違反ですし、あの状態で下手に接近してプレッシャーを掛ければS字でスピンする危険もありました。
ラインを外して道を譲ってくれれば良いのですが、あちらもアタック中なのなかなか譲ってはくれません。個人的には追いつかれた時点で相手のが速いのは明らかなので、僕はこういう場合、必ず大きく走行ラインを外して相手に分かる形でベストラインを追いついた車両に譲る様にしてます。ただ、みんなお金を出して走りに来てる訳だし、相手だって極端に遅い訳じゃない。文句を言っちゃいけません。
なのでここは冷静に、クーリングを兼ねて速度を落として、前車との間を空け、クリアラップが取れる様に自ら調整を入れます。
よく考えれば、この時ですら結構なタイム、それなのにこれだけ冷静に考える事が出来たのは……そう、今の僕のFK8はかなり安定(安心)して走れる状態だったのです。その事を証明する事が、その次の周回で起こりました。
十分に前車との間を空けクリアラップが取れる感触を得たので、気を取り直してアタック開始!
今まで不安感があったダンロップで、その不安感がかなり軽減されてるのを実感。まだ怖さは残ってますがそれでも踏み切れてる。さらにその後のセクタ2~4の中高速セクションでも車が明らかに今までより安定してるのが分かりました。
コントロールライン通過後にSOLO2に表示されたLAPタイムは……
『2分28秒16』
いとも簡単に28秒台を達成!しかもあと一踏みで目標の27秒台というレベル。なので27秒を目指して再度アタックを開始……
セクタ1、セクタ2通過時にはBEST更新時に点灯するグリーンランプが数個点灯。これならイケる!と思った矢先でした。
再び例の911に追いつてしまって……万事休す。後でログ解析して分かった事ですが、この時、もし、クリアが取れてれば確実に27秒台でした。orz
その後は再びポジション調整を兼ねて、クーリングを二周ほどしてアタック再開しましたが、集中力の切れからくるシフトミス等もあったり、タイヤとブレーキのタレもあって結局27秒台を記録する事は出来ませんでした。
それでも、三回も28秒台を記録出来てたので、少なくとも28秒台はまぐれじゃないと判断でき、個人的には満足出来る結果でした。実際、車は非常に決まっていて、自己BESTを一秒近く縮めてるのに恐怖感や不安感等を感じる事のない安定感でした。
少なくとも鈴鹿では、今の僕のFK8の仕様とセッティングはかなり良い感じだと思ってます。上手い人が乗れば、あのメーカーチューンの黄色いLTDより速いんじゃないかとマジで思ってるほどです。
ちなみに序盤、頭を押さえてた911ですが、後半は僕が追いつくとすんなりと道を譲ってくれました。きっとあちらもタイヤ等の状態が良い前半にアタックをしたかったんだと思います。
あるいは、こちらは最新モデルのターボとはいえファミリーカーベースの2000ccFF車、相手からすればそれほどの速度差があるとは思えなかったのかもしれませんね。実際、S字からヘアピンまではこちらの方が明らかに速かったですが、その後ではさほど差がないというか、直線ではあちらの方がむしろ速かったですからね。
結局、僕の『鈴鹿走り初め』は、自己ベストを一秒近く縮めて28秒台を記録できた上、コースオフや車の異常も発生する事もなく、充実した気分で走行を終える事が出来ました。
そして、自分がサーキット走行を楽しんだら、必ず家で待つ奥様への配慮を忘れないのがこの手の趣味を長く続けるコツ……と言うわけで、この日は『シェリール』でケーキ。定番『ドミニクドゥーセの店』でクロワッサンとチョコクロワッサン。刈谷SAで『和牛の牛丼弁当』『しゅうまい』『だるまやの天むす』『さんわの塩こうじお惣菜パック』を買って帰宅しました。
さて恒例のSOLO2のデータをPCにダウンロードしての解析結果が以下の様です。ちなみにここで紹介してる走行ログのセクション切りは僕が公式セクタ表を見て目測で手動入力した物なので、公式セクタ切りとは微妙にずれている可能性がありますのであくまで参考数値です。
本日の正式BEST LAPは『2分28秒161』(自己ベストを1秒近く短縮)。
しかも、何と理論BEST(各セクタBESTを繋げたもの)は『2分27秒408』と言う完全な27秒台。
走行中に感じた、車の状態が常にリアルに感じられる安定感は本物だった様です。車とそのセッティングの方向性はやはり間違いないようです。素人なりに色々悩んで、ショップ等のアドバイスを真摯に受け止めパーツ、セッティングを煮詰めた甲斐がありました。
これからはこの仕様とセッティングのまま、大きく弄らず、さらに高み目指して精進してゆきたいと思ってます。とりあえずは安定して27秒に乗せられる事かな?
次回、鈴鹿走行は『2/8 12:30スタート枠 CC-H』を予定しております。
また2/22に開催する『REVSPEED鈴鹿サーキットランミーティング』への参加も予定してます(すでに参加申し込み済み)。今までは個人で走り、個人種有のGPSロガーでの自己ベストを更新して満足してましたが、一度はこうした公式?走行会での記録を残しておきたいので……(^◇^ゞ
では今回も最後まで駄文地長文にお付き合いいただき本当にありがとうございました。
m(__)m