先日(7/7)にタイヤ(050→AD09)&ホイール(TE37SAGA→アドバンGTビヨンド)を交換して初となる鈴鹿南コース走行へ行って来ました。最近、鈴鹿詣での為の早起きにも慣れたので5時起きして、さらには気温や伊勢湾岸道の集中工事の影響等を考慮して7時前には急いで身支度をして家を出て鈴鹿へ。♪風よ、鈴鹿へ~♪(←この曲を知ってる人がどれだけいるかな?)
結果、初めて朝一の走行枠(9:30スタート)で走る事が出来ました。しかし、最近の鈴鹿は本コースは言うに及ばず、南コースも盛況です。僕が走行一時間ちょっと前に到着した時には、満員御礼とまではいかなくてもそこそこの台数がすでに待機中でした。結局、走行台数は10台前後だったと思います。
いつもの様に、タイヤ等車の状態が一番良い時にクリアラップでのアタックを掛けたいので、早めにピットレーンへ。この日は一台先行されて待機列二台目を確保。でも先頭の一台は見るからに気負いの入ったスイスポ?これなら速そうだからたぶん問題なさそうです。ちなみにこの時点ではVSA(電子制御)は前回の本コース走行と同じく『フル OFF』にしてありました。
そして、グリーンフラッグ確認して、走行スタート!
コースインしてすぐにペースを上げて、ファーストラップからアタックを掛けます。
しかし、何故か、フロントのグリップ感が薄い。タイヤが路面に食いつかず思う様にアクセルが踏めない。
気温(路面温度)の高さによる物なのか?これが南におけるAD09限界なのか?あるいは初走行枠と言う事で路面に埃等が乗ってて状態が良くないのか?
気温と湿度が高い為、ブレーキの事等を考え、三周ほどでクーリング走行を入れて早々にピットイン。
空気圧を確認して、コーナー立ち上がりで上手くタイヤが食いつかないのでVSAを『フル OFF』から今まで通りの『一段だけ OFF』に変更して、少し間を空けて再スタート。
それでも、やはりグリップ感が今までより悪い。立ち上がりだけでなくコーナーでインに寄り切れない。酷くはないけど明らかにアンダーが今までより強く出てる。
色々、走り方を試しては見ましたが、どうしてもスムーズに走れない。グリップを重視するとコーナーでの速度の落ちが大きく、タイムも1分が切れない体たらく。
暑さでドライバーも車もヤバそうなので途中、もう一回、ピットインして空気圧を確認すると、前後とも結構内圧が上がってたので2.1前後に調整。少し、インターバルを置いて再び再スタート。この時点で残り時間10分ほどだったので、このままチェッカー出るまでアタック続けてみる事にしました。
グリップしない状態にも慣れてきたのですが、やはりコーナーが思ったようにスムーズにクリアできない。
走行してる内に『水温警告』が……これが最後の周回と頑張ってアタックしましたがやはり1分は切れず。そしてその周回の最後にチェッカーフラッグ。
その後、最終周回の頃からややブレーキがヤバいかな?とは思ってたんですが、ピット戻り、フロントホイールを見ると明らかにフルードを吹いた跡が……しかもブレーキペダルがスカッと奥まで入ってしまう……完全なエアー噛み状態。自分としてはインターバルを多めに入れたつもりでしたが、この時期ではやはりブレーキがもちませんでした。唯一の救いは走行中は何とかブレーキが普通に使えてた事です。
やはり鈴鹿南をFK8で攻めるには一回5周まで、その後はピットインして五分以上はゆっくりクーリングをしないと無理みたいです。本コースなら良いのですが、ペースを落としたクーリング走行程度では南はブレーキ冷えません。それ以上の連続走行ではブレーキのシールをやられますね。
まあ、今回も幸い、冷えたら、何とかブレーキは曲がりなりにも効く程度には回復したので高速道路使っても無事帰宅は出来たから良かったですが……
さて、ブレーキにやや不安を感じながらも、家で待つ奥様対策は忘れない。サーキット遊びを平穏に続けるならこれは絶対です!
……と言う事で、まず鈴鹿サーキット近くの『田舎の市場 鈴鹿店』へ。ここはもちろん色々な柑橘類が買える和歌山御浜町の柑橘類直売店です。
こちらは甘くて濃厚な味がやみつきになるカラマンダリンの訳アリ徳用袋(約2.5kg、500円)
こちらは初めて買う甘夏の新種でサンフルーツ(2kg、230円/K)
そして次にシェリール鈴鹿へ。ここは追わずと知れたケーキが安くてボリュームあって美味しいお店。特におすすめはフルーツいっぱいのタルトです。
ここでは、アップルマンゴのタルト、完熟桃のタルト、桃のショートケーキ、ブルーベリーのタルトを購入。
最後は毎度おなじみのドミニクドゥーセの店。今回はちょっと控えめに……
クロワッサン、パンオショコラ、チキンとマッシュルームのドリアを購入。
最後は刈谷ハイウエイオアシスの三和で、鶏の半身揚げ、ニンニク醤油の鶏唐揚げ、コーンのつくね、鶏めしを購入。
最後に今回の走行ログです……
正式BEST LAP『1分00秒046(理論BEST『1分00秒024)』
結果的には見るも無残な結果ですね。
最初、この結果は……
1.この日、最初の走行で路面の状態が良くなかった。
2.気温(路面温度)が高くタイヤがグリップしなかった。
3.同じく気温、それに湿度が高くエンジンパワーがイマイチ出てなかった。
……と考えてました。
ですが、翌日位になって、はたっと気づいたんですよ。
今のセッティングはタイヤをA050(俗に言うSタイヤ)に合わせて、かなり減衰を締め上げた状態だったんです。そして今履いてるのがAD09(ストリートスポーツ)。
これタイヤに対して減衰が高過ぎてタイヤが食いつかずアンダーになってるんじゃないかって。
そこに気づくと、AD09で二回ほど走った本コースでの印象とも合致するんですよ。後半、タイヤがタレて来るとアンダーが強くなってクリップに付けない事が出て来てた。当初は突っ込みすぎかと思ったんですが……タイム的にはそれほど無理して感じはない。
今回、南では当然、本コースより低速&タイトなコーナーが多いのでその傾向が走行開始から強く出た感じがするんですよね。
さらに言えば、A050の時はタイヤのグリップはさらに上でそこまで踏み込めない自分の腕がもどかしい感じだったのですが、今は逆に『何でこの速度で曲がってくれないんだ?』ってタイヤのグリップの低さを感じてたんです。
ステアリングやアクセルの操作に対して、タイヤが応えきれてないって感じでしょうか?減衰が強いので入力が間髪を入れずタイヤに掛かるので、タイヤのグリップがその変化の大きさに対応出来てないんだと思うのです。
ここは減衰を少し弱めて、ステアリングやアクセルの入力変化を穏やかにタイヤに伝達する様にすれば、もう少し乗りやすい感じになるんじゃないかと……
なので、ちょうどエンジン&ミッションオイルの交換時でもあるので、リフトアップしたついでに思い切って減衰を弱めて見ようかと思ってます。
実は……今までは減衰を強めて行く一方で気が付かなかったセッティングの事が、これでもっとよくわかる様になるんじゃないかと期待してます。同時に、セッティングの難しさ、楽しさも、本当の意味で分かって来るんじゃないかと……
あと重要事項ですが、これはあくまでセッティングの事で、AD09自体はタイヤとしてはかなり優秀なタイヤだと思います。本コースでも南でも攻め込んで行っても大きくグリップ感が変化する事はありません。また一番の特色としてサーキットで攻め込んでもタイヤの減りが非常に少ない事です。A052やA050と比べて明らかにタイヤの減りが少ないです。
さて次回、鈴鹿走行は今の所……
『7月26日(火)10:30スタート枠 鈴鹿フルコースCC-H』
……を予定してます。
ご一緒出来そうな方は是非またご一緒したいです。o(^◇^)o
では今回も最後まで駄文地長文にお付き合いいただき、
本当にありがとうございました。m(__)m