7/13、予定通り早起きして鈴鹿南コース(10:10スタート枠)走って来ました。
週間予報では微妙だったのですが、幸い天候に恵まれて少し雲は多いものの、晴れで路面は完全ドライ。ただ、鈴鹿のスタッフさんは、前日はゲリラ雨が凄かったらしくて、例によって南コースも池に戻ってしまって(ここは元々、農業用の調整池だった)、朝コース整備が大変だったようです。その為、路面の状態には気を付けて、とのドラミで注意がありました。
幸い、僕が走ったのは2枠目で路面状態は悪くなかったです。ただし、陽が照ってきて路面温度はかなり上がっていた様です。
この日は、現行型FIAT500の集団やらが来ていて、1枠&3枠は満員御礼となってました。幸い、僕が走った2枠は10台以下で比較的空いていて助かりました。
最近、鈴鹿は何故か、フルコースも南も走行台数多いですね。
さて、走行順番が来たので、タイヤ等車の状態が一番良い時にタイムアタックを掛けたかったので、例によって走行待ち列一番前を確保してスタートを待ちました。
グリーンフラッグが振られてシグナルがグリーンになるのを確認して走行スタート。結構路面も良い感じでグリップ感もあったので、そのままアタック。いきなり1分フラット台前半を記録。
しかも、装着したHKSの車高調(HIPERMAX Ⅳ SP)も南でも非常に良い感じ。
『あれ、今日、このまま分切り出来るんじゃね?』
……って実はこの時、密かに思ったんですよね。
でもやっぱり、鈴鹿は甘くなかった。
特にこの時期は、この気温、さらには路面温度の高さが……
一番良い感じに走れたのは、この一周のみ。後は、タイヤがタレてグリップがみるみる落ちてゆく感じ。HKS車高調は良い感じで仕事してるんですが、特にフロントタイヤが食いつかなくてアンダーがどんどん強くなる。さらには純正に戻したパッドがやや制動力不足。イマイチ、コーナーが攻めきれなくなってる。
そうこうしてる内に、久々に出ましたよ……『水温警告表示』。水温は110度を越え、油温も130度近くにまで上昇。警告自体は、クーリングLAPを二周もいれれば消えるのですが、一度これが出るとFK8の場合、エンジンのMAX出力が抑えられる様でコーナー脱出の加速が鈍くなってきます。
結局、この日のBEST LAPは、二周目(実質、最初の一周)に記録した……
『1分00秒306』でした。
結果的にはあと一踏みなのに分切りできず不満が残る走行でした。
ただ、純正パッドはフルコース同様に南コースでも、WINMAX ARMA AC3に慣れてしまうとやはり絶対的な制動力不足を感じますが、その代わり今まで悩まされたフェードの兆候等ネガティヴな事は一切出ませんでした。さすが純正パッドです!
また、HKSの車高調(HIPERMAX Ⅳ SP)にも非常に良い感触を持つことが出来たのが収穫でした。
装着当初あった公道での荒れた路面で気になった突き上げ感も、足が馴染んで来て角が取れてかなりしなやかな感じなってました。公道でも、もう少し減衰を上げても良いかなって思えるくらいの変化がありました。
さらに、南コース走行でも凄く安定していて、コーナーで攻めやすくアクセルを踏んで行ける感じです。
タイヤがタレてグリップせずアンダーが強くなっても、そのグリップ感がしっかり伝わって来てコントロールできるという安心感がどこまでも続いて行く感じ。今まであった『アンダー出てコントロール不能になって外へ飛んで行ってしまう恐怖感』みたいなものがなくなるんですよね。
思っていた以上にHKSの車高調(HIPERMAX Ⅳ SP)は当たりだったみたいです。
実際、家でログ解析したら、こんな環境下なのに、前半部分に限れば、南コースでの自己BESTを記録した時(2021年5月11日)よりコンマ7秒ほど速かったんですよ。しかも分切りできなくて不満に思ってたこの日のBEST LAPも、実は南での歴代二位の記録。時期的な事と純正パッドだった事を考えれば十二分に『良い結果』だった様です。
これなら、涼しくなれば、念願の分切りも十分可能な射程圏内に入ったかなって感じです。
FK8で車高調を考えてる方は『HKSの車高調(HIPERMAX Ⅳ SP)』、バネレート、値段とのバランス等の観点も含めて個人的にはかなりお勧めです。
Posted at 2021/07/15 00:33:55 | |
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