
こんにちは👋😃
おじゃぶです。
今年も和歌山まで桃を買いに行ってきました。🍑
ここ数年、我が家では「フルーツは現地調達」が恒例になっています。
長野のりんご、岡山や和歌山の桃、鳥取の梨など、その土地で旬を迎えた果物を、その土地で買う。それが一番だと思っています。
桃の品質は、開花から収穫までの積算温度、日射量、降雨量、水分管理など、複数のパラメータが複雑に影響して決まります。特に梅雨時期は日射量が変動しやすく、糖の生成と果実肥大のバランスを取るのが難しい時期です。そのため、生産者の経験と管理技術が品質を大きく左右します。
果樹栽培は自然が相手ですが、工学的に見れば「入力条件」と「出力」の関係で考えることができます。
日射量が十分あれば光合成が進み、果実へ多くの糖が運ばれます。昼夜の寒暖差が大きいほど、夜間の糖の消費が抑えられ、甘さを蓄えやすくなります。また、水分を適切に管理することで、糖度や食感のバランスも変わります。
つまり、温度・日射・降雨・水分管理といった複数の条件を最適化し、糖度や香り、果肉の食感という品質を最大化するプロセスです。燃焼や化学プラントで運転条件を最適化する考え方と、どこか共通するものがあります。
そして、私が毎年産地まで足を運ぶ理由は、桃そのものだけではありません。
「スーパーでも買えるやん。」
もちろん、その通りです(それを言っちゃあおしまいでは?(笑))。最近の流通技術は素晴らしく、スーパーでも美味しい桃はたくさん並んでいます。
しかし、私(どちらかというと妻)にとって現地へ行く価値は、それ以上のところにあるようです。
産地の空気を感じ、生産者さんと話をし、その日に収穫された桃を自分の目で選ぶ。道中の景色を楽しみ、帰りにはご当地グルメを味わう。その旅程すべてが、一つの体験になります。
実はこれも工学的に説明できます。理系の性として、下記もお許しいただきたいのですが、人が美味しいと感じるのは、舌だけではありません。視覚、香り、気温、その場の雰囲気、期待感や思い出など、多くの情報を脳が統合して味を評価しています。
つまり、現地まで行く時間や労力も、食体験を構成する重要な入力条件のひとつなのです。
効率だけを求めれば、通販やスーパーで十分かもしれません。
しかし、旬を味わうというのは、果物を食べることだけではなく、その土地へ行き、その季節を感じることまで含めて楽しむものだと私は思います。🍑
※ご参考
ちなみに、桃はそのまま食べるのが一番…と思われがちですが、意外にもウイスキーとの相性も悪くありません。(よく利用するバーでは、フルーツ盛り合わせなるメニューがあります。)
特にシェリー樽熟成のシングルモルトは、ドライフルーツや蜂蜜、バニラのような甘い香りを持つものが多く、完熟した桃の芳醇な香りと自然につながります。桃の瑞々しい甘さがウイスキーのアルコール感をやわらげ、一方でウイスキーは桃の余韻をより長く感じさせてくれます。
果物とウイスキーというと少し意外に思われるかもしれませんが、旬の桃をつまみながら、お気に入りの一杯をゆっくり楽しむ時間は、この季節ならではの贅沢です。
和歌山まで足を運んだからこそ味わえる桃。そして、その桃に引き立たせつつも引き立たせられる一杯のウイスキー。今年の夏も、そんな楽しみ方をしたいと思います。🥃🍑
この2週間で、これら↓のお酒を棚に追加しました!🥃
Posted at 2026/07/04 19:51:18 | |
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