
お疲れさまです!
おじゃぶです。
明日は久々にラウンド⛳予定ですが、どうも雨っぽいです。。。
なんと運の悪いことでしょう。
ということで、今回は久々のゴルフクラブネタ、それもドライバーの新調と、いつもの自分仕様DIYビルドの記録です。あくまでも記録です。分かる人にだけ通じればいいかなと思いますが、シャフトもタイヤと同じようにバランス調整という重要なプロセスがある点は共通です。
さて、本題ですが、
ここのところ、ドライバーの弾道に悩んでいました。現在使っているのは、GTD(地クラブ、一番ディープで捕まらないやつ)にTOUR AD CQ 6Sの組み合わせ。
ヘッドスピードは叩いて50m/sそこそこなのですが、いかんせん腕力とリストが強すぎるせいか、アタックアングルが強烈なマイナス(ダウンブロー)に入りがちです。インパクトロフトがえげつないくらい立って入るせいで、フェース下部に当たった時のギア効果が顕在化し、バックスピンが爆発して「めくれまくる」状態でした。
ちなみに私のセッティングの基準は下記です。
• 3W:TOUR AD GP 7X(手元に4〜6g鉛貼りで実質8X仕様。これがスパッと気持ちよく抜ける)
• UT:X-UT(厚フェースの男前)にMODUS 105
• アイアン:Z-FORGED II(ダウンに打たないと飛ばないドMな名器)にDG S200(7Iの打ち出し16〜17度でしっかりダウンブロー)
完全に「重いものをリストの力でねじ伏せて、ボールをコアから押し潰す」のが好きなタイプです。以前、ドライバーにTOUR AD XC 7Sを試した時は、手元がグニャリと大きくしなりすぎて気持ち悪くて即却下した過去もあります(笑)
市販の既製品でそのまま使っているのは58°のウェッジとパターだけです。アイアンも全部ライ角調整済みで、6Iだけヘッドに0.1gの鉛を貼って重量フローの歪みを調律するくらい、コンマ数グラムの挙動にこだわっています。こだわっているというより、それで弾道が変わるくらい、ゴルフクラブは精密器具なんです。
そんな「球を弾くのではなく、フェースの素材の厚みで潰したい」私が、現代の最新ドライバーを導入することを決意しました。なかば諦め、ここ数年のティーショットはすべて3WまたはUTだったおじゃぶに、希望の光が見えました。
選んだヘッドはこれです!🏌️♂️
★コブラ OPTM LS(ロフト10.5度)
人気の2026年モデルですが、ショップでラスト1本を運命的に捕獲しました。😁 460ccの容積(規制上最大)のわりに引き締まって見えるカタマリ感のあるディープ形状で、パッと置いた時に少し開いて見える最高の顔をしています。上から叩き潰してもバックスピンを強制カットしてくれる超ロースピンヘッド。ロフトは、私の強いダウンブローでスピンが減りすぎてドロップするのを防ぐため、あえて10.5度の一択(インパクトロフトを寝かせる狙い)です。
そして、おまけにタイトリスト・ボーケイ SM11の58°も買ってきました。こちらは店頭でシュリンク(保護ビニール)を剥いて既に練習場で操作イメージを掴んでおり、明日の雨のラウンドから早速実戦投入です。
問題はドライバーです。合わせるシャフトは、一世を風靡した24 ベンタスシリーズのブラック6Sです。ひとまずは店員さんのアドバイスどおりに組み上げて、さっそく練習場で打ってみました。
「ベンタスブラックは振動数が硬いから6SでDI 6X相当やから、これでいいか」……と、普通ならここで終わるのですが、私のリストに対して59gの6Sはそのまま組むと軽すぎて手元が浮く原因になります。ただ、私の強烈な腕力とリストを見たら、もうひとつ硬いやつにしましょう、、、と店員さんが言うことは目に見えていますが、まぁいいでしょう。
既製品ノーマル状態のまま打ってみたリアルなデータがこちら。
• 打ち出し角:10〜12度
• 最高到達点(高さ):20〜30m(かなりバラつきあり)
• ボール初速(本球換算):66〜68m/s
• トータル飛距離:255〜260yd(ランが多く、これはいい印象)
→正直、私のフィジカルとの相性でいえば「明らかにロースペックゆえのパワーロス(しょぼい数値)」です。ある意味吊るしの状態なので、正常な挙動と言えばその通りです。打った瞬間の感触として、スマッシュファクター(ミート率)が1.40に絶対に届いていない、完全な「当たり負け」です。真芯に当たったと思った直後から、ボールの硬さにヘッドが押し戻されるイメージです。強振したときはヘッドが全然ついてきませんでした。
原因はハッキリしています。かたさはともかく、59gというシャフトの質量の軽さに対して、こちらの切り返しの圧力が強すぎる。結果としてダウンスイングで手元が浮き上がり、打点がフェース下部かつヒール寄りのトップ気味のヒールに当たりやすくなっていたわけです。ミート率が1.35付近まで落ち込んでいたとすれば、そりゃ初速もロスします(逆に言えばミート率1.35で初速68m/s出ている時点で、逆算するとHSはきっちり50m/s出ている証拠なのですが)。
つまり、このヘッドとシャフトはまだ、私のパワーに対して骨組みの段階に過ぎません。完璧な当たりが出なくて当然です。というわけで、ここから自分でプログラム(コーディング)を叩いて、最適な重量フローとバランスのシミュレーションを出し、私専用の調律を施します。
今回のDIYビルド計画(通称:擬似6.5S錬成プラン)の手順がこちらです。
1. ショップでチップカット(0.25インチ)してもらう。
重いヘッドに負けないよう、ベンタス本来のガチガチの先端剛性をさらに引き締め、緩みを完全に消し去ります。強烈なリストリリースでのブレ防止です。
タイヤ選定でいうと、高負荷コーナリングでもよれない「サイドウォールの剛性強化」ですね。
2. ヘッドをウエイト調整で効かせてバランス「D2.5~3.0」へ
純正のD1.5前後の軽さを消し、切り返しでしっかりリストにヘッドの質量(押し感)を感じさせます。
車でいうと、バネ下重量のコントロール、あるいは「ホイールのインセット変更によるトレッド拡大(慣性モーメントの最適化)」みたいなものでしょうかね。物理的な衝突エネルギーを跳ね上げ、インパクトでの当たり負けを消し去ります。
3. グリップエンドから14インチの位置に鉛を加重
ここが今回の最大のキモ。これまでの実験で14インチ位置におもりだけを貼った時は他がアンバランスでHSが落ちましたが、チップカット&ヘッド加重と組み合わせることで真価を発揮します。
スイングウエイトの測定基準点(支点)にピンポイントで鉛を数グラム巻くことで、D2.5〜3.0というウエイト数値を壊さずに、クラブの総重量(質量)だけを引き上げます。これで腕力の強さによる手元の浮きを物理的に防止します。
車でいうなら、サスペンションのストローク特性を変えずに、「ロールセンターのアジャスト」で挙動を安定させる感覚に近いです。
これで、総重量は60g台前半の振り抜きやすさをキープしつつ、手元にはズッシリとした重量感があり、先端は7X〜8X並みに締まった「世界に一本の特注擬似6.5S」が完成する計算です。
ミート率が1.45〜1.48の適正値に戻れば、ボール初速は72〜74m/sまで上がり、本球なら余裕で300ヤードの世界へ手が届きます。さらに、スリーブ(シャフトとヘッドを繋ぐ部品)も手に入れたので、手元にある名器「TOUR AD DI 6X(67g)」を45インチの短尺で組んでコンバートするルートも並行して実験予定です。DIYの妄想が止まりません。
これで、3W(実質8X)やZ-FORGED II(DG S200)からの流れも完璧にシンクロするはずです。現代の最先端ロースピンテクノロジー(コブラ)を、自分の最強のフィジカルとクラフト技術で100%調教してやるワクワク感が止まりません。明日の雨ラウンドでコースでの生データをしっかり収集し、戻ってきたらさっそく作業場で0.1g単位の調律を始めます!
組み上がって最終形になったら、あのトップ気みのヒールヒットが消え、どれだけひっぱたいてもフェースセンターでボールのコアを粉砕する鋭い棒球ライナーに化けたか、またレポートします!✨
連休のかたもいらっしゃると思いますが、くれぐれも事故には気をつけて、交通安全! で、楽しんで参りましょう!
※注釈
・この手のチューニングはロジックこそ成立していますが、万人に対し効果を約束するものではありません。クラブ以前に、スイング特性(個々人の力量や癖)の影響が大きいのも事実です。極端な話、初心者やアベレージスコア90~100の方が、タイガー・ウッズや松山英樹が使うようなクラブを使っても、はたまたおもちゃクラブを使っても、対して飛距離は変わりません。
・文中にシャフト(ゴルフクラブの棒の部分)硬度を表すXやSという指標がありますが、各メーカーにおける相対的なものです。メーカーAのSが、メーカーBのX相当、という話はよくあることです。絶対的な指標としては、シャフトの振動数を用いるのが一般的です。厳密には手元剛性を示すものですが。
・ゴルフショップなどで弾道シミュレーションの経験があるかたも多いと思います。便宜的に、このヘッドスピードならSでいいですね! なんて言われると思います。半分間違いです。硬さの選定だけでも、少なくともリストや腕力を加味するべきです。用はダウンスイングの加速度に対して、シャフト硬度が足りているかどうか。
タイヤでもそうでしょう。いくら速度レンジがYで300km/hだせるとしても、ウェットグリップやコーナーでのドライグリップ(摩擦円)が1対1対応している訳ではないですよね。