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2026年11月01日 イイね!

【その他】ゴルフ ~めくれ球&当たり負け撲滅計画~

【その他】ゴルフ ~めくれ球&当たり負け撲滅計画~お疲れさまです!
おじゃぶです。

明日は久々にラウンド⛳予定ですが、どうも雨っぽいです。。。
なんと運の悪いことでしょう。


ということで、今回は久々のゴルフクラブネタ、それもドライバーの新調と、いつもの自分仕様DIYビルドの記録です。あくまでも記録です。分かる人にだけ通じればいいかなと思いますが、シャフトもタイヤと同じようにバランス調整という重要なプロセスがある点は共通です。

さて、本題ですが、
ここのところ、ドライバーの弾道に悩んでいました。現在使っているのは、GTD(地クラブ、一番ディープで捕まらないやつ)にTOUR AD CQ 6Sの組み合わせ。
ヘッドスピードは叩いて50m/sそこそこなのですが、いかんせん腕力とリストが強すぎるせいか、アタックアングルが強烈なマイナス(ダウンブロー)に入りがちです。インパクトロフトがえげつないくらい立って入るせいで、フェース下部に当たった時のギア効果が顕在化し、バックスピンが爆発して「めくれまくる」状態でした。

ちなみに私のセッティングの基準は下記です。
• 3W:TOUR AD GP 7X(手元に4〜6g鉛貼りで実質8X仕様。これがスパッと気持ちよく抜ける)
• UT:X-UT(厚フェースの男前)にMODUS 105
• アイアン:Z-FORGED II(ダウンに打たないと飛ばないドMな名器)にDG S200(7Iの打ち出し16〜17度でしっかりダウンブロー)

完全に「重いものをリストの力でねじ伏せて、ボールをコアから押し潰す」のが好きなタイプです。以前、ドライバーにTOUR AD XC 7Sを試した時は、手元がグニャリと大きくしなりすぎて気持ち悪くて即却下した過去もあります(笑)
市販の既製品でそのまま使っているのは58°のウェッジとパターだけです。アイアンも全部ライ角調整済みで、6Iだけヘッドに0.1gの鉛を貼って重量フローの歪みを調律するくらい、コンマ数グラムの挙動にこだわっています。こだわっているというより、それで弾道が変わるくらい、ゴルフクラブは精密器具なんです。
そんな「球を弾くのではなく、フェースの素材の厚みで潰したい」私が、現代の最新ドライバーを導入することを決意しました。なかば諦め、ここ数年のティーショットはすべて3WまたはUTだったおじゃぶに、希望の光が見えました。


選んだヘッドはこれです!🏌️‍♂️
★コブラ OPTM LS(ロフト10.5度)


人気の2026年モデルですが、ショップでラスト1本を運命的に捕獲しました。😁 460ccの容積(規制上最大)のわりに引き締まって見えるカタマリ感のあるディープ形状で、パッと置いた時に少し開いて見える最高の顔をしています。上から叩き潰してもバックスピンを強制カットしてくれる超ロースピンヘッド。ロフトは、私の強いダウンブローでスピンが減りすぎてドロップするのを防ぐため、あえて10.5度の一択(インパクトロフトを寝かせる狙い)です。
そして、おまけにタイトリスト・ボーケイ SM11の58°も買ってきました。こちらは店頭でシュリンク(保護ビニール)を剥いて既に練習場で操作イメージを掴んでおり、明日の雨のラウンドから早速実戦投入です。


問題はドライバーです。合わせるシャフトは、一世を風靡した24 ベンタスシリーズのブラック6Sです。ひとまずは店員さんのアドバイスどおりに組み上げて、さっそく練習場で打ってみました。
「ベンタスブラックは振動数が硬いから6SでDI 6X相当やから、これでいいか」……と、普通ならここで終わるのですが、私のリストに対して59gの6Sはそのまま組むと軽すぎて手元が浮く原因になります。ただ、私の強烈な腕力とリストを見たら、もうひとつ硬いやつにしましょう、、、と店員さんが言うことは目に見えていますが、まぁいいでしょう。

既製品ノーマル状態のまま打ってみたリアルなデータがこちら。
• 打ち出し角:10〜12度
• 最高到達点(高さ):20〜30m(かなりバラつきあり)
• ボール初速(本球換算):66〜68m/s
• トータル飛距離:255〜260yd(ランが多く、これはいい印象)
→正直、私のフィジカルとの相性でいえば「明らかにロースペックゆえのパワーロス(しょぼい数値)」です。ある意味吊るしの状態なので、正常な挙動と言えばその通りです。打った瞬間の感触として、スマッシュファクター(ミート率)が1.40に絶対に届いていない、完全な「当たり負け」です。真芯に当たったと思った直後から、ボールの硬さにヘッドが押し戻されるイメージです。強振したときはヘッドが全然ついてきませんでした。
原因はハッキリしています。かたさはともかく、59gというシャフトの質量の軽さに対して、こちらの切り返しの圧力が強すぎる。結果としてダウンスイングで手元が浮き上がり、打点がフェース下部かつヒール寄りのトップ気味のヒールに当たりやすくなっていたわけです。ミート率が1.35付近まで落ち込んでいたとすれば、そりゃ初速もロスします(逆に言えばミート率1.35で初速68m/s出ている時点で、逆算するとHSはきっちり50m/s出ている証拠なのですが)。
つまり、このヘッドとシャフトはまだ、私のパワーに対して骨組みの段階に過ぎません。完璧な当たりが出なくて当然です。というわけで、ここから自分でプログラム(コーディング)を叩いて、最適な重量フローとバランスのシミュレーションを出し、私専用の調律を施します。


今回のDIYビルド計画(通称:擬似6.5S錬成プラン)の手順がこちらです。
1. ショップでチップカット(0.25インチ)してもらう。
重いヘッドに負けないよう、ベンタス本来のガチガチの先端剛性をさらに引き締め、緩みを完全に消し去ります。強烈なリストリリースでのブレ防止です。
タイヤ選定でいうと、高負荷コーナリングでもよれない「サイドウォールの剛性強化」ですね。

2. ヘッドをウエイト調整で効かせてバランス「D2.5~3.0」へ
純正のD1.5前後の軽さを消し、切り返しでしっかりリストにヘッドの質量(押し感)を感じさせます。
車でいうと、バネ下重量のコントロール、あるいは「ホイールのインセット変更によるトレッド拡大(慣性モーメントの最適化)」みたいなものでしょうかね。物理的な衝突エネルギーを跳ね上げ、インパクトでの当たり負けを消し去ります。

3. グリップエンドから14インチの位置に鉛を加重
ここが今回の最大のキモ。これまでの実験で14インチ位置におもりだけを貼った時は他がアンバランスでHSが落ちましたが、チップカット&ヘッド加重と組み合わせることで真価を発揮します。
スイングウエイトの測定基準点(支点)にピンポイントで鉛を数グラム巻くことで、D2.5〜3.0というウエイト数値を壊さずに、クラブの総重量(質量)だけを引き上げます。これで腕力の強さによる手元の浮きを物理的に防止します。
車でいうなら、サスペンションのストローク特性を変えずに、「ロールセンターのアジャスト」で挙動を安定させる感覚に近いです。

これで、総重量は60g台前半の振り抜きやすさをキープしつつ、手元にはズッシリとした重量感があり、先端は7X〜8X並みに締まった「世界に一本の特注擬似6.5S」が完成する計算です。
ミート率が1.45〜1.48の適正値に戻れば、ボール初速は72〜74m/sまで上がり、本球なら余裕で300ヤードの世界へ手が届きます。さらに、スリーブ(シャフトとヘッドを繋ぐ部品)も手に入れたので、手元にある名器「TOUR AD DI 6X(67g)」を45インチの短尺で組んでコンバートするルートも並行して実験予定です。DIYの妄想が止まりません。
これで、3W(実質8X)やZ-FORGED II(DG S200)からの流れも完璧にシンクロするはずです。現代の最先端ロースピンテクノロジー(コブラ)を、自分の最強のフィジカルとクラフト技術で100%調教してやるワクワク感が止まりません。明日の雨ラウンドでコースでの生データをしっかり収集し、戻ってきたらさっそく作業場で0.1g単位の調律を始めます!
組み上がって最終形になったら、あのトップ気みのヒールヒットが消え、どれだけひっぱたいてもフェースセンターでボールのコアを粉砕する鋭い棒球ライナーに化けたか、またレポートします!✨

連休のかたもいらっしゃると思いますが、くれぐれも事故には気をつけて、交通安全! で、楽しんで参りましょう!



※注釈
・この手のチューニングはロジックこそ成立していますが、万人に対し効果を約束するものではありません。クラブ以前に、スイング特性(個々人の力量や癖)の影響が大きいのも事実です。極端な話、初心者やアベレージスコア90~100の方が、タイガー・ウッズや松山英樹が使うようなクラブを使っても、はたまたおもちゃクラブを使っても、対して飛距離は変わりません。
・文中にシャフト(ゴルフクラブの棒の部分)硬度を表すXやSという指標がありますが、各メーカーにおける相対的なものです。メーカーAのSが、メーカーBのX相当、という話はよくあることです。絶対的な指標としては、シャフトの振動数を用いるのが一般的です。厳密には手元剛性を示すものですが。
・ゴルフショップなどで弾道シミュレーションの経験があるかたも多いと思います。便宜的に、このヘッドスピードならSでいいですね! なんて言われると思います。半分間違いです。硬さの選定だけでも、少なくともリストや腕力を加味するべきです。用はダウンスイングの加速度に対して、シャフト硬度が足りているかどうか。
タイヤでもそうでしょう。いくら速度レンジがYで300km/hだせるとしても、ウェットグリップやコーナーでのドライグリップ(摩擦円)が1対1対応している訳ではないですよね。
Posted at 2026/11/01 17:39:08 | コメント(0) | トラックバック(0)
2026年10月25日 イイね!

【その他】日曜劇場

【その他】日曜劇場こんばんは😃🌃
おじゃぶです。

本日の日曜劇場VIVANT。
、、、日本シリーズのアレで、放送繰り下げになっています。
時間、時間、時間の厳守! というポストがお目白かったです😁
まぁ野球ファンとしては、これはこれで痺れる展開で、最後まで見届けたい気持ちはよく分かります。一方で、ドラマを楽しみに待っている人からすれば、いつ始まるねん!となるのも、まぁ当然でしょう。
こういうときに毎度思うのが、スポーツの中でも「野球だけは別格」という扱い。サッカーやゴルフ、その他のスポーツでは、ここまで後続番組を巻き込むことはあまりない気がします。良い悪いは別として、日本のテレビ文化における野球の強さを感じます。


まぁ、それはそうと。
ドラマが始まるまで時間もあるので、地ウインナーを焼き、レモンサワーで一杯やってます。
日曜日の夜。レモンサワー片手にウインナーをつまみながら、ふと考えていました。
そういや、日曜劇場って結構見てきたなぁと。

個人的に好きなのは、やはり半沢直樹と下町ロケットです。
半沢直樹は言わずもがな。あの圧倒的なテンポと顔芸、、、ではなく(笑)、組織の中で信念を貫く人間の熱さが面白いですよね。
ただ、自分の中で何度見ても戻ってくるのは下町ロケットです。特に後編のヤタガラス編は、農業にも携わるおじゃぶとしては、これはなかなか感慨深い作品です。
前半までのロケットやバルブ、ものづくりの世界から一転して、舞台は農業へ。トラクター、無人農業、農機、技術開発。一見すると、農業×最先端技術という話なのですが、何度見ても感じるのは、その根底にあるのが極めて泥臭い農業そのものだということです。
天候がある。土がある。作物がある。そして、人間の都合など関係なく季節は進む。工業製品なら条件を揃えて試験できることでも、田んぼではそうはいきません。
雨が降る。風が吹く。気温が変わる。土の状態も毎年違う。それでも、その年その場所の条件と向き合って、苗を植え、育て、最後に収穫する。自然の摂理を利用した、ある意味では非常にささやかな営み、それが農業です。しかし、それを毎年繰り返して食べ物を作るということが、実はものすごいことなんですよね。ヤタガラス編は、そこに技術をどう入れるのかを描いています。
農業を技術で置き換えるのではなく、農業を技術で支える、そんなテーマです。
ここが好きなんです。もちろんドラマなので、
いやいや、演出上そうはいかんやろ!というところもあります(笑) 技術開発を仕事にしている側から見れば、そんな短期間でそこまで行くか!?と思う場面もあります。農業をする側から見ても、現場はそんな単純ちゃうぞ、と思うところもあります。
しかし、その多少のドラマ的誇張を差し引いても、農業という営みの本質や、そこに技術者が関わる意味をしっかり描かれています。何度見ても面白いです。

そして、ヤタガラス編といえば、
挿入歌:ヘッドライト・テールライト。あれは反則です(笑)
広い田んぼ。農機が進んでいく風景。そこであの曲が流れる。派手なヒーローでもなければ、誰かに大きく称賛されるわけでもない。それでも、毎年田んぼに入り、米を作る人がいる。
機械を作る人がいる。技術を開発する人がいる。
そういう名もなき仕事に、あの曲があまりにも合うんです。
実際に自分も田んぼに入って、暑い中で作業して、稲刈りをして、新米を食べる。そんな経験をするようになってから見るヤタガラス編は、初めて見た頃とはまた少し違って見えるようになりました。

ちなみに我が家、U-NEXTを契約しております。
いろんな映画があります。いろんなドラマがあります。当然、見ようと思えば山ほどコンテンツがあります。
、、、が、ほぼ下町ロケットしか見ていません(笑) 何十回見たか、もう分かりませんし、次の台詞が分かります(笑)
月額料金を考えると、とんでもなく偏った使い方をしておりますが、これだけ繰り返し見るなら、ある意味では元を取っているのかもしれません。😁


お、書いている途中にゲームセットになりました。ホークス、やはり強いですね。勢いだけでなく、粘りもあります。
DHに山川を起用できるチーム、うん、そりゃ強いでしょう。。。

さて、日曜劇場をみる準備に入ります。


Posted at 2026/10/25 21:44:34 | コメント(0) | トラックバック(0)
2026年10月23日 イイね!

【グルメ】秋の味覚!🐟

【グルメ】秋の味覚!🐟こんばんは!
おじゃぶです。

課題形成も第一山を越え、束の間の休日です。
今晩は慰労会第一段として、久しぶりに三宮の日本料理店へお邪魔しました。

さて、秋といえば、やっぱり秋刀魚ですね!🐟
塩焼きももちろん好きですが、今回はどうしても食べたかったものがありまして、、、。
秋刀魚の炊き込みご飯!🍚

今回のお目当ては最初から炊き込みご飯だったのですが、そこへ辿り着くまでの料理が、まぁどれもめちゃくちゃうまい(笑)
先付けからお造り、椀物、焼き物、揚げ物。派手に味を重ねるというより、出汁や素材の味をきっちり立たせた料理が続きます。
こういう日本料理を食べると、改めて「薄味=味が薄い」ではないんだな、と感じます。むしろ余計なものが少ないぶん、出汁の香りや素材そのものの味がよく分かります。ビールを飲みながら、少しずつ出てくる料理を楽しむ。この時点ですでにかなり満足していたのですが、、、。

本日の主目的、登場。✨
土鍋で炊かれた秋刀魚の炊き込みご飯!
蓋が開いた瞬間から、もう反則(笑) 秋刀魚の香ばしい香りと脂、それを吸ったご飯。表面には焼き目のついた秋刀魚がしっかり乗っていて、混ぜると身と脂がご飯全体へ染み渡ります。
秋刀魚の炊き込みご飯は、焼いた秋刀魚を使うことで香ばしさを加えつつ、その旨味や脂をご飯に移せるのがいいところですよね! まさに、秋を炊き込んだような一杯でした。
しかも、おこげまでしっかり! これはもう、うまくないわけがないです(笑)







秋刀魚を目当てに訪れましたが、その前の料理も含めて大満足でした。旬のものを、その季節に一番おいしい形でいただく。こういう食事をすると、日本料理っていいなぁと、改めて思います。

先付け
ビールはマスターズドリーム!


エビの春巻き


蓮根のしんじょう



明石蛸の柔らか煮


日本酒は、黒龍をいただきました。🍶


食欲の秋。しっかり堪能しました!✨
おやすみなさい!💤
Posted at 2026/10/23 23:47:36 | コメント(0) | トラックバック(0)
2026年10月18日 イイね!

【クルマ】エキマニを削る意味。抜けが良くなるでは説明しない排気チューニング。

【クルマ】エキマニを削る意味。抜けが良くなるでは説明しない排気チューニング。こんばんは😃🌃
おじゃぶです。

本稿はクルマのアノ部品の加工について、工学的に考えてみました。効果はフィーリングあってのものですので、感覚的な表現も用いています。

早速本題です。
みんカラでは昔から散見されるエキマニ加工についてです。段差を削る、鋳肌を整える、ポートを拡大する。そして施工後には、排気抵抗が減った、抜けが良くなった、トルクが出た、レスポンスが良くなった! などなど。
もちろん、実際に変化するケースはあると思います。ただ個人的には、この手の話を単純に排気抵抗を減らせば性能が上がる、で片付けてしまうのは、少々乱暴だと思っています。
特にターボ車です。NAとターボでは、エキマニに求められる仕事が少し違います。今回、VABの車検での付帯作業として、純正エキマニを加工してもらいました。しかも、削る、付ける、確認する、外す、また削る。 最終的にエキマニ脱着、まさかの4回! 😁
せっかくなので、なぜエキマニを削るのか?を少し理屈から整理してみます。


■そもそも、何を削っているのか。
今回の目的は、闇雲なポート拡大ではありません。純正鋳造部品には、鋳肌や形状変化、接合部の段差などが存在します。流体力学的に問題になるのは、単に表面がザラザラしていることだけではなく、流路断面が急激に変化したり、流れが壁面から剥離したりすることです。流れが急拡大部や不連続な形状を通過すると、剥離や再循環領域が発生し、そこで全圧が失われます。
局所損失を単純化すれば、
ΔP=ζ・ρV²/2
ζ:局所損失係数
ρ:流体密度
V:流速
です。
つまり重要なのは、穴を大きくすることではなく、不要な損失を作っている形状を整えること、にあります。 ここは似ているようで、かなり違います。
今回も、可能な限り大径化するのではなく、段差や局所的な絞り、流れを乱す形状を修正して、流路を連続的につなぐという考え方です。






■排気抵抗は小さいほどいい! は半分正解、半分危険。
ここでありがちな話が、背圧があるから低速トルクが出るというもの。少なくとも背圧そのものがエンジンにとってありがたいという理解は適切ではありません。排気行程ではピストンが排気ガスを押し出しているので、排気側圧力が高ければ、その分だけ排気仕事が増えます。いわゆるポンピングロスです。
ただし、だからといって、じゃあ全部太くして抵抗ゼロに近づければいい! ともなりません。ここがエキマニの面白いところです。
なぜか。内燃機関の排気は定常流ではありません。排気バルブが開くたびに高温・高圧ガスが吹き出す、強烈な非定常・脈動流です。したがって、管径、長さ、集合方法、容積などを変えれば、平均的な圧力損失だけではなく、排気速度、圧力波、シリンダ間干渉まで変わります。
つまり、抵抗を減らす ≠ とにかく太くする。ここは今回、一番書いておきたいところです。


■NAなら、何を狙っているのか
NAの場合、エキマニの重要な仕事のひとつが掃気です。排気ガスには速度があり、さらに圧力波が管内を伝播しています。バルブオーバーラップ付近で適切な負圧波を利用できれば、燃焼室から残留ガスを引き出し、次の吸気を助けることができます。
そのためNAでは、管径・管長・集合位置・集合方式そのものがエンジン特性を作ります。太くし過ぎればガス速度を失い、狙っていた回転域の掃気特性を崩す可能性もある。逆に細過ぎれば、高回転・大流量域で圧力損失が増える。
つまり、NAのエキマニは、抜ければ抜けるほど偉い部品ではないということです。どの回転域で、どの圧力波を、どう利用するのか。ここまで含めて設計する部品だと思います。


■では、ターボのVABでは何が違うのか。
ここからが今回の本題です。VABの場合、燃焼室 → 排気ポート → エキマニ → タービンという順番になっています。つまりエキマニのすぐ下流には、排気ガスから仕事を取り出すタービンがあります。
タービンを回すエネルギーを単純化すると、排気の圧力・温度・流量に加えて、その時間変動=排気パルスも重要になります。ここがNAとの大きな違いです。タービン前で、排気をただ捨てているのではなく、まだ仕事をしてもらわないと困るのです。
したがってVABのようなターボ車のエキマニ加工で考えたいのは、排気エネルギーを無駄な損失に変換せず、できるだけ有効な状態でタービン入口まで運ぶこと、です。


■鏡面にしました! が本質ではない。
ここも誤解されやすいところです。内面をピカピカにすれば流体抵抗が劇的に減る、というほど単純ではありません。ましてや、高レイノルズ数(流速)の乱流です。今回重視したいのは表面粗さを極限までゼロにすることではなく、段差、突起、急激な断面変化など、流れを大きく剥離させる幾何学的不連続を減らすことです。
写真を見ると、鏡面加工というより、ポート周辺の形状をなだらかにつないでいるのが分かります。個人的にはこちらの方が理屈として重要だと思っています。
※過度な仕上げ研磨は要求していません。





■削り過ぎれば、当然いいわけでもない。
そして一番危険なのが、削れば削るほど高性能という考え方です。断言します、違います。
例えば断面積Aに対して、質量流量は概念的には、
ṁ=ρAV
です。
同じ密度・質量流量なら、Aを大きくすればVは低下します。さらにエキマニ容積まで増やせば、排気パルスの状態も変わります。つまり今回したいのは、流路を拡大することではなく、流れを邪魔している部分を取ることです。
拡大と整流は分けて考えるべきです。


■実際どうなったか。
ここからは計測値ではなく、あくまでドライバーとして、また試走した工場長と店長の体感です。まず感じたのが、シフトアップしたときのつながりの良さです。これが面白く、アクセルを抜く→クラッチを切る→シフトする→クラッチをつないで再びアクセルを入れる。当然、この間に排気流量もタービンの状態も刻々と変化しています。
施工前より、その一連の変化が妙に滑らかに感じられます。音で表現するなら(アクセルいれた時)、「ブォン、ブォン」だったものが、「ファーン、ファーン」という感じです(笑)
排気音そのものが大きくなったわけではありません。むしろ、変速前後の排気音と加速のつながりが連続的になったという表現が近いです。これは少なくとも、今回狙った、タービン前までの流れを整えるという方向性とは矛盾しません。
ただし、ここは大事なので強調しておきます。体感した=理論が証明された、ではありません。本当に効果を定量評価するなら、加工前後で条件を揃えて、タービン入口圧力、排気温度、ブースト立ち上がり、吸入空気量、トルク、燃料消費率などを比較する必要があります。そこまで測っていない以上、○馬力上がった! とか、タービン効率が○%改善した! などとは当然言えません。ここはオカルトチューニングとの境界線として、きっちり分けておきたいところです。


■燃費は良くなるのか。
理論上、局所的な圧力損失が減り、排気側のポンピング仕事が低減すれば、燃費改善方向に働く可能性はあります。
ただし、今回程度の加工で燃費が何km/Lも伸びるとは考えていません。燃費には気温、交通状況、タイヤ、アクセル操作、暖機、ECU制御など多数の要因があります。満タン法で0.数km/L変わった程度では、この加工の効果とは到底断定できません(特にVABのようなシビアな車)。むしろ期待しているのは燃費ではなく、過渡応答と、排気エネルギーをタービンまで届ける過程の損失低減です。


■エキマニ脱着4回、作業4日間(笑)
そんな理屈を頭では考えつつ、今回実際に作業していただいた内容は非常に泥臭いものでした。削って、確認して、取り付けて。また外して、また削る。最終的にエキマニ脱着4回したそうです(笑)
思う存分整備してください! とは言いましたが、本当に思う存分やっていただきました。嬉しいことです。ニヤニヤしながら楽しそうにやってましたよ! と、店長。
チューニングというと、社外部品へ交換することに目が行きがちです。しかし今回の作業は、純正部品の設計思想を大きく変えず、製造・接続上残っている局所的な損失要因を減らすという、地味な加工です。だからこそ、個人的には好きです。

最後に今回の話を一言でまとめるなら、
排気抵抗を減らしたのではなく、排気エネルギーを無駄に散逸させる形状を減らした。
VABのようなターボ車なら、こちらの表現の方が本質に近いと思います。そして施工後。シフトを上げて、再びアクセルを入れる。
ファーーン……ファーーン……。おお😁

散々理屈を並べてきましたが、最後にニヤニヤするのは、結局人間の方です。
大変面白い車検になりました!
Posted at 2026/10/18 19:58:56 | コメント(1) | トラックバック(0)
2026年10月17日 イイね!

【グルメ】地元の食材、お昼の懐石!✨

【グルメ】地元の食材、お昼の懐石!✨こんにちは👋😃
おじゃぶです。

クルマネタではありませんが、、、。
今日のお昼は、家族&親戚そろって、地元の温泉旅館へ行ってきました!
度々利用しているところですが、今回はみんなでお昼の懐石をいただいてきました。
ここの料理は、何度食べてもなんともやさしい味なんです。
派手に味を重ねるというより、素材そのものの味をきちんと引き出してくれる感じ、私の口に合います。
お造りに椀物、天ぷら、炊き込みご飯。そして、この時期ならではの丹波の黒豆や栗など、秋の味覚もふんだんに! こういう料理を食べると、季節が変わったことを舌で感じますね。ひとつひとつは上品なのに、食べ終わる頃にはしっかり満足。
やっぱり和食ってええなぁ、と思うわけです。

ひらたけとほうれん草の菊和えや、あずき貝の煮物など!


刺身


北海道産帆立といさきの茗荷酢の物




香住のベニズワイガニの小鍋


鱧、野菜の天ぷら


丹波栗の栗ご飯


丹波松茸のお吸い物


デザート
丹波栗とサツマイモのパイ うますぎる。




そして、こんな料理が並んでしまったら……
日本酒(もちろん日本酒も)を飲まないという選択肢はありません(笑)
昼間からいただく日本酒。夜に飲むのと同じ一杯のはずなのに、なぜか妙にうまいんです!😁
昼から飲む酒って、なんでこんなに美味しいんやろな~とか、このちょっと悪いことしてる感じがええんちゃう?
なんて、みんなで日本酒の話やら、昼飲み特有の背徳感について語りながら、杯が進む進む!
美味しい料理を囲んで、家族や親戚と他愛もない話をする。気がつけば、あっという間に時間が過ぎていました。
黒豆、栗、日本酒、秋。阪神タイガースと違って、ラインナップが強すぎます(笑)

最近は美味しいものを食べる機会も多く、非常に充実した日々を送っております。
……ただし。
体重も非常に充実しております(笑)
秋の味覚、恐るべし。明日から、ちょっと動こうと思います。


とりあえず、コペンの洗車をしました。
Posted at 2026/10/17 17:34:48 | コメント(2) | トラックバック(0)

プロフィール

「岡崎で朝食~」
何シテル?   10/03 05:59
おじゃぶです。よろしくお願いします。 自動車の構造に詳しいわけではありませんが、日々のメンテナンス、チューニング記録を主として投稿、共有したいと思います。 ...
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