↑【写真】
稲を刈り取るコンバインと言う機械から、モミ(俗に言う米+殻)を、乾燥工程へ移送するための大きな袋に排出している様子。
お疲れさまです!
主題の件、
稲刈りが無事に終わりました!
※兵庫県(もっぱら当方の地域)は全国的に見ても、田植え、稲刈りの時期が早いです。
10年ほど前までは、今より1ヶ月くらい遅かったですが、台風対策に次ぐ台風対策で、次第に今のようになりました。
品種はコシヒカリがほとんどです。
さて、本題。
台風10号の接近により、農家、ライスセンターはどこもかしこも大慌て。
当方は急遽に年休を取得し、稲刈り帰省しました。
(ライスセンターに勤める知り合いは、過労により体調を崩してしまいました)
私も、私の家族も、最近は天気予報しか見れない、そんなこの頃でした。
実家なんかは大型のテレビに、天気予報と降水量予報、それから台風の予想進路を、あたかもトレーダー?予報センター?のように常時表示させていました😅
(そんな見ても変わらんて、、、とおもいつつ、見なければ落ち着かないそんな気持ちもよくわかる)
それも、大切な大切な米だからでしょう。
3月頃から何度も耕し水をはり、肥料を撒き、そして5月に田植えをして、それからまた肥料を撒き、・・・今日まで毎日、水の管理をしながら大切に育ててきたのですから。
米は自分の子ども、いや命と言っていいくらい、大切なものです。
水稲(米)をはじめとする農業は、
"自然の摂理を利用した人間のささやかな営み"です。
我々に自然の恵みと言う恩恵を与えてくれる一方で、時には情け容赦ない牙を剥きます。
そんな自然を前にすると、我々人間は無力かもしれません。
しかし、そんななかでも、なんとかして米を守りたい。そんな思いが原動力となっています。
そんな事情ですが、今日、無事に収穫ができたこと、いまはそれが一番です。
家族みんな、ほっとしています。😌
(稲刈りをしていると、人間同士のくだらない争いや、クルマのチューニング、金銭問題、どうでもよくなります。)
多くは語りません。
今週は台風により、水稲の被害は免れない状況です。しかも、昨夏からの酷暑による不作。備蓄云々、地政学的な要因にも影響され、米の需要は高くなっています。
(スーパーでも、品切れ続出しているようです)
日本がおかれたヤバい食糧状況と、今後、世界から見捨てられる日本が生き残るための要である植物、"米"。
今一度、関心の目を向け、国内生産、そして農業への理解を深化させていただきたい思いです。
番外編
今年は小さいコンバインで刈取りしました。
実際それで必要十分なのですが、もう少し馬力を! なる欲がでてきており。。。
GPSや食味センサーがついたコンバイン買うか!と父が言い出しております。。。😅
母は買ったら? と言ってますが、いやいや。家買えます。。。
Posted at 2024/08/28 16:59:36 | |
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