トリシティつづきです。
ナンバーが付いて最初の週末というか、今こうして取り付けたんだから、いつ走るの?今でしょ!?的なノリでエンジンを始動しました。
トリシティはこの2018モデルでビックマイナーチェンジを行い、搭載されるエンジンやフレームが変更されています。
具体的にはその前年に出たトリシティ155のボディに、NMAXにも採用された125ccブルーコアエンジンを載せて燃費を向上。
外観もメーターやテールランプなど大まかには変更されていないものの、ヘッドライトが同形状のまま中身だけLED化されていたり(ハロゲンから5眼LEDになった)、リアタイヤの幅がアップしたので、リアサスペンションとそれを収めるテールカウルの形が若干改められたりしました。
そのため純正・社外問わず各種パーツが、マイナーチェンジ前後でほぼ共有出来るのが有り難いです(^^)
例えば、ボディ外観の見た目をガラッと変えるウィンドスクリーンは完全互換ですし、リアキャリアも従来のものがそのまま付きます。
さて、話してても一向に走り出さないのはアレなので、そろそろスタートです。
アクセルを捻ると、スルスルと加速してゆきます。久しぶりのスクーターなのですが、そういやこんな感じで無段変則だったわ(汗)
最初の信号機まで行って、足元の狭さチェック(^^)
前期モデルと比べて、ステップボードは若干だけど広くなったそうですが…ステップボードに足を置くと、ポジションは空気椅子みたいに膝で直角に下ろして座る感じ。
狭くはないけどポジションの自由度はありませんし、踏ん張りも効かない感じ。仕方ないのでステップボードギリギリを足の腹で挟む様にしました。
こうするとニーグリップにこそ及びませんが、上半身の無駄なチカラが抜けるので、バイクにとっても良いポジションが自然と生まれます。
サスはまだアタリが出てないのか、特にリアが跳ねる感じですが、これはそのうち落ち着くでしょう。なにせまだ数キロですから(^^)
エンジンはブルーコアとなって何が変わったのか?トリシティが出たばかりの頃に試乗したのを思い出しながら走ってみたのですが、良くわかりません(爆)
カタログスペックでは出力が1psのアップし、トルクが2Nmアップ、燃費が4.8km/L向上したそうですね。同時に乗り比べないと判らん。
マフラーの音は125ccクラスのスクーターにありがちな少し大きめの音ですね。あんまり好きな音質じゃないです(^^)
そして、トリシティの1番のウリである、フロントサスですが、一言で言うとスゲェ!!
ヤマハはこれらにLMW(リーニング・マルチ・ホイール)という名称を付けましたが、まさにリーンするホイールでした。
三輪スクーターの大先輩であるホンダ「ジャイロ」シリーズと違い、コーナーではフロントの二輪も独立してバンクします(ジャイロ系はリアは両輪とも接地したままで、クルマのタイヤと同じ感じです)
なので、バンクしていくと車体は他のバイクのようにどんどん寝ます。てか、押し歩き中に手を離すとガシャンと倒れます。そんなところも二輪的なのです。
ただ、コーナリング中に片輪だけマンホールの上に乗ったとしても、もう一輪がグリップしてればコケません。また、仮に片輪だけ大きめの石を踏んだとしても左右輪ともに独立してサスが動くので、三又より上に影響は有りません(ドカンと振動は来ますけどねw)
つまり、雨の日に濡れた石畳みの上を恐怖なく走る事が出来るバイクなのです!!あるいは舗装工事中のあのイジメか!?という感じの砂利道をスイスイ走れるバイクなのです!!!
ここが他のバイク(てか、二輪全般)と違う点です。これだけ安心して乗れるバイク、他に知りません(^^)
詳しくは公式サイトを見て欲しいのですが、こんな複雑な機構をここまでコンパクトに、しかも手が届く金額で、なおかつ125ccで実現させてしまったことに驚きます。
てことで、まだ少ししか乗っていませんが、トリシティの第一印象は…
バイク乗りをダメにするバイク ですね(爆)
悪路走破性だけみても、LMWに慣れたら他のバイクには怖くて乗れなくなりますよ☆マジで
ヤマハでは今後も250ccクラスのLMWを出す予定だとか。そっちも楽しみですね(^^)
ブログ一覧
Posted at
2019/04/07 20:07:26