昨日の事なんですが、何シテルで各方面にご心配をお掛けしてしまいました。すみませんでした。
雨が少し心配だったんですが、折角の休日なのでバイクで出かけたんです。
行き先は、長野県の南部。しらびそ高原にしました。
大きな道路から離れているため、すっと行って、さっと帰るというわけにはいきませんが、狭路ながらワインディングもあり、丁度良いツーリングコースです。しかも、疲れたら帰りは高速道路を使うことも出来ます♪
多少雲が厚いかな?と空を眺めながらも、2時間くらい走ったとある山中でソレは起きました。。。
そこは県道とはいえ3桁なので、道幅は1.5車線くらいしか有りません。すれ違いはほぼ無理な狭路です。
ふと前方を見ると工事信号が点灯しています。待ち時間は3分30秒・・・
「えー、こんな誰も来ない所で3分かyo」と悪態をつきながら、GS-Aを停車させました。
エンジンを掛けたままサイドスタンドを出し、腰に下げたペットボトル(いろはすオレンジ味w)を取り、キャップを緩めようとした時、悲劇がやって来ました。
微妙に下り坂だったので、GS-Aがジリジリっと前に進み、サイドスタンドが外れてしまったのです。
私と言えば、バイクに跨ったまま左手にペットボトル、右手はキャップに・・・
あ!と思うまもなく、バイクは左に倒れました。乗っていた私はとっさに左足を着いたものの、バイクだけはそのまま左に倒れ、私も壁際に立っていた「停止位置」の看板に激突してしまいました。
相手は鉄製の看板だったので、倒れる瞬間に自身も打ち身や怪我をすると思ったんですが、着ていたウェアのプロテクターに守られて、無傷でした☆
ペットボトルは、自身が握りつぶした(!)ので、粉砕されてしまい、雨でもないのに車体からウェアまでびしょびしょになってしまいました。エンジンが掛かっているので、ジュッという音が聞こえました。
で、寝転がったバイクを見て、まずキルスイッチを操作。すぐに引き起こしをしようとしたんですが・・・これが何度やっても、どんな方法を使ってもピクリとも動きませんorz
車体本体が約260キロ。33リッターのガソリン。荷物こそ入ってないけど、1個5キロはあろうかというパニアケース3個・・・全部で300キロ以上あります。そりゃ無理か・・・
幸い、バイク本体のダメージはガードパイプで止まっているので問題無さそうなんですが、バイクが寝てては何ともなりません。。。
10分くらい格闘したんですが、ムリポです。誰も来ない山道だし、どうしよう。。。と半べそになりかけたところ、後ろからダンプカーがやってきました。
この先の工事現場に資材を運ぶ車のようです。その運転手さんが気さくに声を掛けてくださり、引き起こしを手伝っていただきました。一人では無理でしたが、二人でなんとか起こせました。
地獄に仏とはまさにこの事ですね。この場をお借りして、感謝申し上げます。
ササッと車体をチェックして(ホントにガード類のキズだけで済みました)から目的地へ粛々と進んだんですが、倒れたバイクを一人で起こせなかったのは初めての経験だったので、軽くショックを受けており、写真は全然撮ってないし記憶もほとんどありません(爆)
で、食事をして傷心のまま帰路についたんですが・・・高速道路に乗ってすぐに猛烈な雨が降ってきました。
普通の雨だったら、学生時代からバイクに乗っている(雨でも雪でもバイクで通学してたしね)私としては雨くらい何とも無いやって思えるんですが・・・
ヘルメットのシールドに当たる音が尋常じゃない事に気がつきました。これはひょっとしてゲリラ豪雨?
辺りは水煙で見通しが悪くなってきました。さらに、隣を走る車が見る見る水没していきます(タイヤのサイドウォール下部だけだけどねw)あまりに一気に降り過ぎて、排水が間に合わないんです(汗)
そんな中、2輪で走る(しかも高速道路)のはスリリングでしたね。GS-Aにはこのくらいの「冒険」が無いとね♪(やせ我慢)
え?なんで停まらないのかですか??・・・だから、カッパ持ってないんだってば(爆)
しかし、いくら優秀なウィンドプロテクション性能とはいえ、ゲリ豪雨には勝てるはずも無く・・・時間とともにウェアに雨が染み込んで、すっかりヌレネズミになってしまいましたorz
それでも、帰宅する頃にはすっかり乾いてましたけどね~☆
おかげで、昨日から今朝まで、ウェアとヘルメットとバイクを洗うハメになりました。。。しくしく。
まぁ、貴重な体験ではありますが、両方とも2度と経験したくないですねorz
一応、これも教訓ということで、フォトギャラも作りましたが・・・写真はほとんどありません(爆)
コチラ→(
https://minkara.carview.co.jp/userid/341347/car/884795/2706966/photo.aspx)
今日はまだ0ジムニー。