これ、何だか判ります??
ヒント 。車のパーツで、見た目より重たいです(^^)
正解は…「ステアリングシェイクダンパー」と言います。
その名の通り、ステアリングに装着して使います。と言っても、エアバックユニットの裏に仕込むので、外からは見えません(^^;;
これを付けるとどうなるか??
通常だと走行時に段差から伝わった衝撃は、いろんな部分を経て最終的にステアリングに伝わります。
段差の大きさにもよりますが、ハンドルにプルプルっとした振動が来る事が有りますよね?
あるいは、ステアリングに伝わる路面の様子(ガタガタしてたり、フラットだったり)も振動という形で伝わります。
それらを相殺し、あたかも大排気量車に乗っているかのような、どっしりとした感じ(あくまで感じだけw)を作り出すのが、このステアリングシェイクダンパーの役目なんです。
仕組みは、ステアリング自体に取り付けた基部に、4本のゴム柱でフローティングマウントされたウェイトにあります。
ステアリングシャフトから伝わった振動がこのウェイトに伝わると、振動波との僅かなズレによる逆位相の振動を起こし、結果として振動自体が打ち消されるのです。…書いてて自分でも上手く説明できてるか解らなくなりますね(^^;;
詳しく知りたいヒトは「動吸振器」でググれ( ´ ▽ ` )
あと、物理的にも重りが付くので、ハンドルが重くなります。高級感?の演出にも使えますよ(笑)
ともかく、大型四駆や高級車から、ハイエースやプリウスなんかにも採用車種があるパーツのわりに、なぜか全車標準では付いていません。
うーむ。路面からの振動が減るって事は、それだけインフォメーションも減るわけで、スポーティって部分からは離れて行くんですが、多くのドライバーはスポーティさより乗り心地の向上を望んでいると思うのですが…
ひょっとして、クレーム(というか要望)が有った時だけ付けるとか??
良くわかりません(棒)
Posted at 2015/01/29 08:32:20 | |
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