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2021年08月28日 イイね!

ここ最近の車活 - CVTF 交換・タイヤ交換・2nd アクア試乗・部品注文・そして車検&支払い準備と。(後編)

ここ最近の車活 - CVTF 交換・タイヤ交換・2nd アクア試乗・部品注文・そして車検&支払い準備と。(後編)ここ最近の車活 - CVTF 交換・タイヤ交換・2nd アクア試乗・部品注文・そして車検&支払い準備と。(前編) からの続きです。

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皆様のお盆休みはいかがだったでしょうか?

私は毎年カレンダー通りの勤務ですので、夏休みはありません。(ただ4日を分けて取ることになってます。先月とある理由から4連休を5連休にしましたので、残りは3日ですけれども。)

そんな中、8/15 日曜が出勤でしたので、8/17 が代休でした。

家でぼーっとしておきたかったのですが、貴重な平日の休みなので車検の準備をすることにしました。この日、外は梅雨末期のような雨の日が続いていますけれども。いったいいつになったら雨はやむのか…。

1つは、11月末に2回目 (5年終了) の車検期限と同時に12月2日は残価の支払いがやってくるので、継続して分割払いをディーラーにお願いするのか?、銀行に借り換えた方がよいのかの検討をするため近所の地銀 (肥後銀行) に行って話を聞いてきました。


これ…なんですけどね。(写真は店頭チラシをスキャンしたもの)


チラシを渡され、上から順番に説明されて…

SQ「すみません。きょう残りの金額が分かるものを持ってきましたので、支払いプランみたいなものを例でだしてもらうことはでませんか?」とお願いしたところ、金額だけは教えてもらえました。

まず、チラシや Web サイトに書いてある金利 1.9% が気になりましたが、これは、チラシの真ん中あたりにある…

・Webで申し込み。○
・エコカーを購入、お借り換えの方。×
・当行に給与振り込みの指定がある方。○
・お借り入れ金額500万以上の方。×

1つ該当で通常金利 (ここでは仮に Web 申し込みとします。) から 0.2%
2つ該当で通常金利 (ここでは仮に Web 申し込みとします。) から 0.4%
3つ該当で通常金利 (ここでは仮に Web 申し込みとします。) から 0.6%

つまり 2.5% - 0.6% =1.9% になると。

2つが該当…。

あと1つめの信用会社の審査に通らない場合は、さらに 0.6% 上乗せって…。

なので、Web 申し込み 25% から引いた 2.3% (=①) か、引いた後に上乗せした 2.9% (=②) になるということでした。

で、残りの残価はざっくり70万なので、3年払いでボーナスを含まない場合、

① だと 19,853円 / 月
② だと 20,035円 / 月

となるようです。

あと、振り込み日に振込手数料550円、契約書に貼る印紙代1,000円が引き落とされるとのこと。

比較したい対象のディーラーがこの日は夏休み期間中でしたので…比較検討はまたの日 (続きはのちほど) に。



さて、つぎは…と。

家に帰ってクルマいじり…とか考えていたのですが、外に出たのでタイヤの見積もりを取りに行こう!さらに足を進めました。

検討していたタイヤは…
DUNLOP DIREZZA DZ102 ラベリング制度:ドライ C ウエットb 推奨ホイールサイズ 7 1/2J

BRIDGESTONE POTENZA Adrenaline RE004 ラベリング制度:ドライ B ウエットb 推奨ホイールサイズ 7 1/2J
BRIDGESTONE Playz PXⅡ ラベリング制度:ドライ A ウエット a 推奨 7 1/2J

YOKOHAMA ADVAN Fleva V701 ラベリング制度:ドライ A ウエット a 推奨ホイールサイズ 7 1/2J
YOKOHAMA ADVAN dB V552 ラベリング制度:ドライ A ウエット a 推奨ホイールサイズ 7 1/2J
YOKOHAMA ADVAN Sport V105 ラベリング制度:ドライ C ウエット a 推奨ホイールサイズ 7 1/2J
※サイズは全て 225/45R17 で検討。

上の方が優先的に検討するタイヤとして検討していました。

DUNLOP が上位にある理由は、これまでに覚えているだけで、GOODYEAR (WISH の新車装着タイヤ、たぶんトレノも。) BRIDGESTONE、YOKOHAMA (職場のノアなどは TOYO TIRE など) はありましたが、DUNLOP は無いな~と思ったので使ってみたかったというところから一番上にあります。

ただ、ラベリングだけみると…DIREZZA DZ102 は厳しいな。目移りするんですよね。他社のタイヤがよく見えて。

あと、この段階で上記の検討リストには上がっていませんが、みんカラを見る限りでは HanKOOK などのアジアンタイヤや、 PIRELLI、MICHELIN、Continental などヨーロッパ勢のタイヤメーカーなんかも結構よくてしかも安いらしいので、いつかは試したいな~と思っていました。 いつになるかは…ですけど。

なのできょうは決め打ちで DUNLOP DIREZZA DZ102 を調べに出発~。

ちなみに、交換対象タイヤのすり減り具合は…

こんな感じ。もうアウトかも。(写真は右前)

ちなみにこれまでのオーリス・タイヤ歴は納車時が (前車 WISH の事故直前に買った) WISH のお下がり BRIDGESTONE POTENZA Adrenalin RE003 (以下 RE003) 215/45R17 で WISH・オーリスあわせて約36,154km 使用。

次に新車装着タイヤだった YOKOHAMA ADVAN dB を保管しておいたのでそれを装着。装着期間は ODO 33,695km ~ 67,743km (きょうの交換まで) でした。

YOKOHAMA ADVAN dB (以下 ADVAN dB) は 34,048km 使用なので、RE003 よりも早く交換した感じですね。銘柄の違いもあるとは思いますが、走らせ方、走った場所の影響ももちろんあるのでしょう。

おおっ、また脱線。

DUNLOP DIREZZA DZ102 は数ヶ月前にオートバックスで聞いた値段が14万円ちょうど。orz 215/45R17だと 136,000円。※

※どちらも工賃・タイヤバランス・廃タイヤ・バルブ交換込み。

キャッシュバックとかありそうですが、金額が分からないので仮に3万円としてそれを足しても結構高い。

ということで、この金額をベースにきょうの1店舗目は数年前から西日本特に九州で躍進中のタイヤショップ BEE LINE (ビーライン:本社 宮崎県宮崎市) に入店し、見積もりを依頼しました。(かなり余談ですが、職場の近所に別店舗があるので、そちらでは職場の車のスタッドレスタイヤでよくお世話になってます。出店は車屋さん、ガソリンスタンド、コンビニ、一般店舗などなどの空き屋に出店する空きスポ戦略で基本リフトを持っていません。元が車屋さんだったところはリフトがありますが…)

見積もりがでる間、店内を眺めていると…

!!


一つ前の DZ101 がある。 メーカー Web サイトにも載っていないのに?

しかもかなり安そう。

サイズがちと気になるが装着自体はできる…こ、これはアリかも。

SQ「こちらも一緒にお願いしてもいいですか?」

それで提示された金額は…
・DUNLOP DIREZZA DZ102 225/45R17 … \84,920円
・DUNLOP DIREZZA DZ101 215/45R17 … \48,180円
※どちらも工賃・タイヤバランス・廃タイヤ・バルブ交換込み。

DZ102 は想定内。マルゼンフジコーポレーションタイヤホイールプレミアムなどと比べると少し高いけど、工賃を入れたらあまり変わらないのでは? むしろリアル店舗の価格でこれならば頑張ってると思う。

DZ101 は型落ちとはいえ安い!! 半額までは行かないけど、36,740円安い。しかも在庫があるので、すぐにでも OK 。浮いたお金でなんかパーツが買えそうな気がする。

ただ1本だけ色がちがうような。黒が濃くて、他が少し焼けている感じ。

詳細を聞いてみると…1本は2021年製であとは2020年製。最初は天井の光りのせいかな?と思っていましたが…やっぱりって感じ。1本だけ売れたので1本だけ追加したとのこと。


あと製造国がインドネシア産。 (購入後に撮影)

逆輸入タイヤと言われているようです。(少なくともショップでは。)

あれ、日本で流通しているのはほぼ日本製じゃないの? これはもしかして… 思っているようなスポーツ走行ができない可能性って、ない?

信頼できるものなの? (後述)

SQ「ちなみに、他のビーラインの店舗にも在庫ありますか?」
店員「在庫はあると思います。ただ、これよりも古いかもしれませんし、同じようにそろっていないかもしれないこともあります。」

…ま、そうでしょうね。


あとでわかったのですが、

Web サイトにも載っている特価品だったようで、複数の店舗に展開している商品のようです。

ってことで、別のビーラインの店舗 (=今回購入したところ) に (別の店舗に行ったことは説明せず) 再度同じタイヤの見積もりを依頼。

・DUNLOP DIREZZA DZ102 225/45R17 … \84,920円


・DUNLOP DIREZZA DZ101 215/45R17 … \48,180円
※どちらも工賃・タイヤバランス・廃タイヤ・バルブ交換込み。

先の店舗と同じ金額でした。当たり前か (^_^;)
こちらの製造年をみていただいたところ、全て21週 (5/23~5/29) 21年でした。おおっ、そろってる。イイね。

その後、他店を巡ってDZ102、DZ101、またはそれに類するモノの見積もりをもらって比較検討の末…

『新旧のモデルと比較して値段が半分近くになったから (値段が倍になったから) といって、性能が半分 (倍) になるわけではないし、仮にアジアンタイヤ品質として考えても有名メーカーの、さらにワールドワイドなブランド品だからそこまでひどく国産品と性能に違いがあるわけでもなかろう。一応 “DUNLOP DIREZZA” のブランドも掲げていることだし、ワールドワイドな方向性はもちろん同じであるはず。』

そして、なにより安い! (^_^;)

この値段で走りの性能が楽しめるのであれば、これは買いなのでは?

ということで、このタイヤに決めました。

また見積もりをもらった店舗に引き返す形で来店。
購入することを伝えると…




すぐさま作業場に入庫されるオーリス。


タイヤに貼られたラベルもパーツレビュー用に写真に収めておきました。

さすがに輸入品。日本語がどこにもない。少しぐらいあっても良さそうですが…明らかに海外市場用。

作業も無事に終わり帰路の途中に思ったことは、新品だからだと思いますが思っていたよりも静か。

グリップは…購入した日は一日中雨がふっていた日で路面は完全にウェットですし、街乗りなので試せず。逆に雨の日グリップがどうかっていうのは試せたのかもしれませんが、やめときました。(みんカラ内では雨に弱いとか書いてあった記事も見かけたので…。)


ということで、DZ102 を買うつもりが DZ101 に。

お金がある人は何の躊躇もなく高いタイヤが購入できるのでしょうけれども、今回は私のうっかりによる予定外の出費もあったし (うっかりについては恥ずかしいので秘密)、『海外の安いタイヤにもいいのがあるよ』っていう世間の情報に負けました。(情報を信じました。)


それから10日ほどたって、いろいろと試しましたので詳しくはパーツレビューに書きたいと思っていますが、感触としてはイイ感じです。走るたびに楽しい。

ステアリングを切ったときの応答性やカーブでの粘りもよく、クルマが思っているように動くタイヤってこんなにいいのか!と改めてスポーティ系タイヤの良さを実感しています。

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数日後…

ディーラーからハガキが届きました。

簡単に言うと車検が近いから見積もり出しますので、是非ご来店ください…とのご案内状。

こういうのをもらうのは初めてでした。今年の春に車検の受けた親のタンクの時はこんなハガキは来なかったのに…。

とはいえ、車検の費用ももちろん気になりますが、残価設定の支払いの件もあるし、安いタイヤを買えたことで なにかクルマいじりのパーツでも…と悪い癖が。

そして今度こそアクアに乗る!

そう決めて予約を取って本日ディーラーに午後4時に行ってきました。

【今日のお題】
・車検費用
・残価設定の支払いについて
・アクア試乗
・純正部品の注文
・その他 (雑談・パーツの問い合わせ)

ディーラー到着してオーリスを預けて、注文したい部品のリストを渡して…

話の流れから最初に新型アクアの試乗になりました。

システムを起動してディスプレイをみると…

レーントレーシングアシスト (LTA) の画面でした。

これ。ブレーキを踏むと…

画像のストップランプ類が光るんですよ~。ここ自分的にはポイント高いです。レーダー探知機なんかに車両の状況を表示する機能があったりしますが、それに近い感じ。

でも、他の画面を見たかったので教えてもらって、操作、操作。


ステアリング左の上下キーを押すと、メニューが出てきて選ぶことができます。

この辺はオーリスの2眼メーターと同じイメージ。(オーリスはステアリング右の左右ですけど。)

私はエネルギーモニター大好き派なので、

メーター側も、


ディスプレイオーディオ側もエネルギーモニター (笑)
どちらでも見ることができます。

やはり液晶画面があるといろんな情報が表示できていいですね。
初代アクアは、昨日は違えどメーカーオプションでディスプレイが選べたのでこういう機能が一番下のXグレードについているのが時代を感じさせます。

時代を感じさせると言えば、X グレードでも TOYOTA Safety Sense の充実ぶりには時代を感じさせます。メーカーオプションですが、ブラインドスポットモニター (BSM) もこのアクアにはついてました。BSM は欲しい機能なのでうらやましい!


ディスプレイオーディオではハイブリッド車なのでいろんな情報が表示できて便利そうです。車種専用の機能もおそらくあると思うので、昔で言うメーカーオプションのナビの雰囲気が漂いますね。この辺はカローラスポーツとか他のハイブリッド車も同じなんでしょうね。ちなみにこの試乗車はナビキットが着いていなかったので “MAP” ボタンを押しても何も表示されませんでした。

さて、公道試乗開始です!

やはりというか、ハイブリッド車は静かですね。

普通に営業さんと話ができて、特に New アクアの売りはエンジンのかかる時間が少なくなっているようなのでなおさらという感じ。

それにヤリスで超高評価だった TNGA 世代の走りはそのままといった感じ。

ステアリングも特にだるくもなく、それなりにすぐに曲がり始めて問題ない感触でした。

そして、今回の試乗で一番試したかったのが POWER+ (PWR+) モードで、アクセルを緩めたらブレーキがかかるような減速ができるという触れ込みの部分。

アクセルを踏むとびゅーん!というハイブリッド独特のスムーズな加速が!

おおっ!

ガソリンエンジン車のオーリスのスポーツモードとはまた違った加速感。

オーリスもひょいっと出ますけど、少し待たされるのはやはり普通のエンジンだからかな? 昨年秋にプリウスをレンタカーで借りていましたが、そのときの POWER モードと比較してもパワー感がある感じです。車体が小さいこともあるのかな~。それとも話題の電池方式 (バイポーラ型ニッケル水素電池)の性能が現れた結果?

とにかく、すぐにすっといきなり走る出す感じがハイブリッドですね。楽しいです。

そしてアクセルを緩めると、おおおおっ! いきなり減速する。

比較するために、ECO モードとも比べましたが、ノーマル、ECO は従来通りのアクセルオフで走る感じですが、POWER+モードだとガソリン車のエンジンブレーキよりもかなり聞く感じ。

でも、これは初めてだとちょっと扱いずらいですね。下りの坂道だとどうなるんだろう。回生ブレーキで電気発電しまくりなのかな~。なれるとある程度ブレーキの代わりはできそうですが、狙ったところの完全停止はかなり厳しいというか絶対無理なので、扱いにはコツが必要な感じですね。クルマの操作が好きな人は楽しめる機能だと思いました。

視界については意識して乗りませんでしたが、そこまで気になりませんでした。ミラーがドア側についたのでよくなったのではと思います。むしろオーリスよりはいい感じなのでは?

そうそう。

普段から乗っている最中は、試乗しているクルマの話以外をよく話す雑談タイム (^_^;) なのですが…

SQ 『熊本南区城南町に 8/8 水素ステーションができたんですよ!!』って話をしたら…

営業さん『マジっすか!! えー 知らんかったです。でも街中じゃなくて城南なんですね。』

熊本市南区城南町は中心市街からだいぶ離れてまして…私もそう思いました。
土地柄としてはそんなに悪いところではないのですが意外な場所にできたな…と。

私がお世話になるのはネッツトヨタ熊本ですけど、熊本トヨタの本店には MIRAI が試乗車で置いてあって、なるほどと。

MIRAI の金額は高いですけど、補助金もそれなりにあるはずですし、2nd MIRAI は TNGA 世代になってかなり走りもいいらしいので近場を乗るだけならば十分いける可能性はありますね。ちょっと遠出でも福岡方面ならばなんとかなりそう。(水素ステーションは鹿児島にもあるみたいですし。)

熊本の街中に MIRAI が走っている姿、いつ見られるのかな~。楽しみです。

---
試乗から店舗に帰ってきて少し雑談をしたところで、注文する部品の合計金額と、車検の見積もりが出てきました。

パーツは…

あれ、こんなに高いの!? (何を頼んだのかはそのうち分かるので…ここでは秘密にしておきます。 ちょびっとだけいうと案件的には3つで、1つは金具。残りは外装部品。すでにどちらも2回買っていて現在装着している部品の別バリエーション品です。これはもう無駄使い…馬鹿としかいいようがないのですが。お楽しみに。)

車検は…

139,240円…。ま、想定内です。いつものことです。ちなみに費用にはメンテナンスパック、保証がつくしプラン (5年目車検コース)と指摘のあった V ベルト交換の費用が含まれています。

メカニックさんも、「SQUARE さんの場合、きっちりメンテされているのであんまりないんですよね~」とのお言葉 (^_^)v

これからの出費もわかったので、お財布をしっかり閉めておかないと。


こんな感じで車検の話が出たので例の不正について聞いてみました。

不正の内容についてはさきほどのリンクにもありますが、この不正の意味するところの解説はこちらの記事の方がより詳細に書かれていますので参考になります。

SQ「あれはイカンですね~。」

営業さん「ホントですよー。えらいとばっちりですよ。」

SQ「わかります。ホントダメですよね。愛知の件といい。今回の Lexus の件といい。ネッツトヨタ熊本としては全て他社さんのこと。でもトヨタが…ってなるし、特に Lexus の方はトヨタ直営に等しいからですね~。」

営業さん「あのあと大変でしたよ。調査官が全店舗に派遣ですよ。全国の店舗。うちにも来てですね~。『(仕事が) きついことはありませんか?、無理してることはないですか?』とかアンケートをヒアリングされるんですよ。整備現場や作業も1日見て行かれて…。」

SQ「マジですか。あらー大変だったですね。」


SQ「それであのハガキなんでしょ?車検の見積もりの。」

営業さん「それもあります。」

SQ「あとは顧客満足度アップとか、囲い込みとか…」

営業さん「まあー、いろいろですよ。」

SQ「今まで (ハガキがくることは) なかったですもんねぇ~。車検、車検、残価、残価…と普段から構えているので、分かってはいますが、嬉しかったですよ。それに、世の中車検のことを忘れてたーって言う人も多いじゃないですか? あと、あれでしょ? 当日の車検の負担を減らす意味もありますよね? こうして事前に点検しておくことでどんな部品が必要になりそうなのかが分かるし、車検当日に1台あたりにかかる時間を減らせますもんね。時間の分散化というか。そうすることで、例の不正の防止にもつながりますよね。」

営業さん「それもありますね。あれ (不正) はですね、何でもかんでも全部のクルマをクイック車検でしてしまおうとするから無理なんですよ。うちの場合は7年目※まではクイック車検やりますけど、年数が経っているクルマは預かって代車を出して時間をかけてやるんです。なのであんな不正はないです。」
※話をしっかりいていなくて…7年目だったと思います。5年目だったらすみません。

SQ「私が思ったのは、あれですよ。見積もりは点検をするのとほとんど同じなので、この週末の忙しい中に見てもらうのは気が引けるし、しかも無料で洗車までしてもらえて、逆に私の方が申し訳ないって思っているんですよ。なので今回のハガキはありがたかったです。忘れている人にも役に立つでしょうし。」

SQ「あと、車検の検査官はみなし公務員なんですね!」

営業さん「ですです。とにかく検査官の資格を持ったモノがダメといったらダメなんです。でもたまーにあるんですよ。ライトがうっすらグレーで塗ってあってとか、社外品がついていて車検を満たさない場合が。通してあげたいんだけど、車検の時はある意味うちの職員じゃないので、そのときはもうアウトです。とにかくダメなモノはダメです。なんかあったときは検査官が陸運局までお伺いをたてに行くんです。」

つまりは、ここで不正をしたら先ほどの記事の通り、車検を行うことができなくなる。信用、信頼を失うことも多大な損失ですが、それを仮に無視してもそもそも稼げなくなるってことです。場合によっては店舗だけじゃなくて全社的な問題になるのでたとえば、ネッツトヨタ熊本 全店舗で車検が受けられない…なんてことにもなりかねないので検査官は厳しいのです。 (特にディーラーの検査官は背負っている看板が大きいですよね。 先の不正のようにトヨタの…となってしまいますから。)


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残価設定の残価分の支払いについては…結果から言うと銀行の方が金利が少ないようです。トヨタファイナンスの場合、新車の3年、5年は 3.9% ですが残りの支払いの場合 6% で、月 21,200円ぐらいとのこと。(先にご紹介した銀行の場合だと2.9% ぐらいで、月2万円ちょいぐらい。)

支払いが終わった後の総額で、おおよそ4万5千円ほどの差額が発生するようです。

うーん。これは大きいな。1回の差額は1,000円程度なんですけどね~。
他にも手間のかかる部分があって、総合的に考える必要がありそう。

10/2 までに決めないといけないので早々に処理をしないと。
そんな話になりました。

どちらにしても…えらい出費が待っているな~。
2021年08月28日 イイね!

ここ最近の車活 - CVTF 交換・タイヤ交換・2nd アクア試乗・部品注文・そして車検&支払い準備と。(前編)

ここ最近の車活 - CVTF 交換・タイヤ交換・2nd アクア試乗・部品注文・そして車検&支払い準備と。(前編)こんばんは。

2年と10ヶ月の長きにわたりトラブルに見舞われていたマイ オーリスのトラブルが解消して早2ヶ月ほど。

その後はこれまでに悩んでいたのがまるで嘘のように激快調~。(元に戻っただけなのですが…。)

トラブルの真っ最中や、クルマいじりでうまくいかなかったときは「このクルマ、売りさばいたる!! (残価設定なので返却してやる!) 」とか思ったりすることもありましたが、問題の多い子ほどそれが解消されてうまくいくと普通のクルマより愛着が湧くのだろう、このクルマでよかったと思う日もあるだろうと思って頑張ってきたので、毎日の通勤や普段の楽しみとしてのドライブも快適に過ごせて幸せを感じているところ。

いい方向に考えると、このクルマでさらに車知識が鍛えられたことだけはまちがいなさそうです。


さて、去る 21/07/31 にディーラーにて3回目の CVF フルード交換を実施しました。(ODO:67,033km. )

交換スパンはおおむね2万キロを目安に交換しています。 (1回目だけは他の維持関係とかぶって出費が大きくなるのを避けて少しずぼらをしましたけど…。(ODO:26,899km.) )

今回も純正のトヨタ純正 CVT フルード FE でお願いしました。前回は先ほど紹介したトラブルに関連しているかも…と純正を選択。それが解消したので今回からは他メーカーでも別によかったのですが、純正の方が間違いもないし安心ですから。

その待ち時間で…

New アクア! 見てきました。

この日は担当営業さんが別の仕事でいなかったので、見るだけになりましたが。(後日、試乗もできたので そのあたりは後ほど後編で。)


グレードは X でした。カラーはエモーショナルレッド II (3U5)


エンジンルームはこんな感じ。このあたりは先行するヤリスと同じでしょうね。特に目新しさは無いのかな~と。個人的にはそんなに試乗車のエンジンルームなんて見ないので目新しさばかりですが。

ただ、先代のアクアやその他の車格の車と比べると、エンジンカバーなど華美なものはなく質素でコスト重視な雰囲気。


そして3気筒。


助手席からみるとこんな感じ。


アクアもこの世代からプリウスと同じシフト方式に。パーキングブレーキも同じく足踏み式になりました。

そして矢印で示した部分は、

開いて収納スペースになるのですが、運転席側は…


開かないんですよねぇ~。オーリスみたいに右下にボックスもないのでここは開いて欲しかった。開かなくてもなにかしらインジケーターとか機能的なものが欲しかったです。左から流れるデザインとしての統一感を持つためにはいたしかたないところではありますが。



バックドアをあけたところ。

WISH (ZNE10G) → オーリス (NRE185H) のどちらも内張り (トリム) があって、VOXY (AZR60、ZRR70,80) とかその他の車種でも内張りがあるものばかり見てきたので最近の車種はどんなものにでもあるもの…と思っているとあれっ?となるところです。

つまりはコンパクトカーといわれる車格はこういう処理なんだな…低コストも軽さもそしてスペースもなくすことで作り出せるけど内張りのあるクルマに乗っているとなんだかさみしいとか、安っぽいと思ってしまうところです。シエンタとかどうなんでしょうかね~。

あといくつか細かく見たところはありますが…それも後ほど。

CVT フルード交換もすんでこの日は帰りました。



すでに別のブログでもご紹介しましたが、8月1日は7月に引き続き子どもと地元熊本の温泉地、黒川温泉に行きました (^_^;)

黒川温泉は、普通にお宿に泊まって温泉・旅館街・阿蘇の自然を楽しむこともできますが、

28か所の温泉の中から好きな3か所を選んで入ることができる入湯手形の販売があって、7月に2か所入湯して、あと1回分が残っていて (子どもがまた行きたいと言っていたので) また訪れた次第です。(入湯手形は半年間有効)

(8月は駐車場が満車で少し待ちましたが…) 7月も8月も当日は小雨だったので人は少なめで楽しむことができました。

ドライブとしても、この日は天候以外は快調、快調。

走りに関してマイ オーリスは自分好みのイイ感じに仕上がってきた感が。走りに関して弄るとすれば…補強系は おおむね完了した感がありますね。

過去のブログに掲載しましたが、フロントシートのシートベルト下部の左右をつなぐバー (プリウス ZVW30 用 流用) とか、リアタワーバー (CT200h (ZWA10) 流用) とか、THINK DESIGN のリアスタビライザーブッシュ HS用 (48818-12280) が使えたりするので、気になるモノはまだありますけど。

しかしそれらは今のところやるつもりはなくて、残りは…

①ダンパー&スプリング
②ディスクブレーキローター (スリッドや穴の開いたドリルドのもの)
③点火系 … 例えば T.M. WORKS IgniteVSD alpha 16v の取付※

※1.2L 8NR-FTS エンジンの場合 T.M. WORKS の金具 DIT014S を使って 1.8L 2ZR-FAE 用のイグニッションコイル 90919-02258 × 4個を使用しないと継続的に使用した場合に問題が発生する場合があるようです。

が残っているかな~といった具合。どれもお金がかかるモノが残った感じかな。

① はそろそろ ODO 7万km以上になるので、来年以降にノーマルダンパーのリフレッシュを兼ねて行いたいところです。そのため優先度は高いカスタマイズ&メンテナンス。

②はノーマルホイールだと隙間からしっかりとは見えないのでドレスアップ的にちと問題あり? あとパッドがすり減りやすくなるのも。ただ、ストッピングパワー的には多少はプラスになるであろうから、走りを突き詰めたいのであればそれでも変えたいところ。そのため総合的に考えてやる、やらないを検討しないといけないところですね。ただ、やらなくてもクルマは止まります。(^_^;)

③は出費的に大きく、費用対効果が少し厳しいところ。それに今でもスロコン、パワコン、点火系 (12) でかなり満足しているので優先順位が結構低いですね。ODO が 10万キロ以上になって、イグニッションコイルのリフレッシュタイミングで十分かな。今すぐには…。

走りのカスタマイズ以外だと、社外ステアリング入れ替え、ドラレコの買い換え、レーダー探知機の買い換え、内装パネルの入れ替え…なんかを考えていたりしますが、どれも急いでやるほどのことでもないし。

すぐにできるいじりが少なくなってきたなぁ~。なにかイジイジしたい。

でも、11月には車検だし…タイヤでも替えるか! (後編につづく)
2021年08月08日 イイね!

ヒューズと車両火災の話。 (後編:車両火災の話)

ヒューズと車両火災の話。 (後編:車両火災の話)ヒューズと車両火災の話。 (前編:ヒューズの話) からのつづきです。

---
あ、そうそう。

先ほど文中に車両火災の話題が出たので話題を変えて…

みん友さんの END。 さんが、先日車両火災についてのブログをアップされていました。

これ、結構興味深い内容です。

長いので途中まで見ましたが、 END。 さんの肌感覚として、

… … …

火災原因でぱっと見多かったのが次の件。
①メンテ不良によりエンジオイルが漏洩して着火。
②バッテリーの取り付け不良。
③社外フォグランプ、社外HIDランプの不具合または取り付け不良。
④DIY配線不良。

… … …
ということでした。

確かにたどってみるとそんな感触。

皆さんも気をつけましょう!

…で、終わってしまうと END。 さんと同じブログになってしまうので (笑)


自分なりの視点で味付け、料理したブログにしてみます。BGM の代わりにどうぞ。

END。 さん、マネしちゃってごめんなさい。m( _ _ )m


… … …


まずは検索して見ました。

自動車のリコール・不具合情報 - 国土交通省

alt
条件はキャプチャー画面の通りです。

検索期間は、直近の年度+今月まで … 2020年 (令和2年) 4月 ~ 2021年 (令和3年) 8月まで。

みんカラに関係ありそうなのは軽自動車か乗用自動車のはずなので、日野・デュトロ、いすゞ・ギガ、日野・セレガなどトラック・バスが出てこないようにしました。ただし貨物自動車のチェックをはずしているのでトヨタ・プロボックス / トヨタ・タウンエースなどは表示されないと思われます。

ここでは社外品などのトラブルを見てみたかったので装置名はその他の装置だけにチェックを入れています。

被害状況には火災のみチェックを入れています。

alt
昨年の 4 月から今月までで…この数 (164 件) です。結構な数ですね。

そのうち本文の “社外品” という文字列をブラウザ (アプリ) のページ内検索で検索すると 29 件ヒットしますが、実際は1案件に2回文言が使われているか所があるため数えたところ25件がヒットしました。25 / 164 件…約 15% のようです。そこそこありますね。

ただ、この 25 件。

alt
ご利用にあたっての注意事項に書かれていますが、自動車制作者 (トヨタ・日産などのメーカー) や自動車輸入事業者からの報告…とありますので、おそらくはディーラーに入庫され、メーカーに報告された案件だけということでしょう。なので実際はこの数値以上に発生している可能性があります。

取付作業視点でみると、すべてがユーザー取付… DIY かというと、もちろん腕のないショップも含まれているでしょうし、ユーザーが改造したモノもあるかもしれませんね。

そもそも論として社外品の品質が粗悪品ということもあるでしょう。そうだとするとプロが取り付けたとしても燃えるモノは燃えます。

【発生原因】
・社外品バッテリーの取付ミス 2件 (うち固定不良 1件)
・バッテリーおよび社外品の燃料供給装置 1件

・社外品 HID キット / バルブ 11件 (うち中古 1件)
・社外品のコンビネーションランプ (テールランプ) 1件
・社外品のラゲッジ LED バルブ 1件 ※ただし 20A ヒューズ切れで一時的に 30A に交換

・社外品ドライブレコーダー 2件

・エンジン出力を上げるための社外品 1件

・社外品インバータ 1件
・社外品の電子機器 1件

・社外品の音響機器 (トランクルーム) 1件
・社外品スピーカー(左スライドドア) 1件
・社外品スピーカー(右リアドア) 1件 ※ナビ側の問題で発生

・ホーン 1件

【車種】※件数の併記が無い車種は1件としてカウント
・トヨタ プリウス (ZVW30) 2件
・トヨタ プリウス (NHW20)
・トヨタ アリスト (JZS161)
・トヨタ クラウン (GRS182)
・トヨタ アクア (NHP10) 2件
・トヨタ ヴィッツ (NCP131)
・トヨタ ノア (ZRR75W)
・トヨタ ヴェルファイア (ANH20W)
・トヨタ ハイエース ワゴン (KZH100G)
・トヨタ ハイラックスサーフ (KZN185W)

・トヨタ ルーミー (M900A)
・ダイハツ タント (LA600S)

・スバル BRZ (ZC6)

・マツダ デミオ (DE3FS)

・スズキ ワゴンR (MH22S)
・スズキ ワゴンR (MH21S)

・ホンダ N BOX (JF3)
・ホンダ オデッセイ (RB1)
・ホンダ ステップワゴン (RP3)

・三菱 デリカ D5 (CV5W)

・MINI MINI Cooper D (LDA-XT15)
・BMW BMW 323i (ABA-VB23)
・BMW BMW 335i ツーリング (DBA-3A30)

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上記リストとは関係はありませんが、リコールを受けていれば火災にならなかったかもというのが2件混ざっているのも興味深いです。

年次の統計についてはこちらです。

【統計資料】
令和2年: [PDFファイル] https://www.mlit.go.jp/jidosha/carinf/rcl/common/data/accidents_fire_r2.pdf
令和元年: [PDFファイル] https://www.mlit.go.jp/jidosha/carinf/rcl/common/data/accidents_fire_r1.pdf
平成30年: [PDFファイル] https://www.mlit.go.jp/jidosha/carinf/rcl/common/data/accidents_fire30.pdf



… … … なんだか、こうやってリスト化して見ると… すごーく DIY 感がにじみ出ている感じがします。

それと、商品の品質が…品質が…ああっ。 (ム●カ様)

あと、光り物がダントツ。なんじゃこりゃ!!…っていう雰囲気もだだよう。

バッテリー取付時の締め付け不良もありますね。意外でした。

光り物で思ったのが、フォグランプ関連の交換でかなり発生しているようですね。やはり安かろう悪かろうというものが多いイメージがあります。またバルブの取り付け不良や、ハイワッテージな明るいバルブを付けて燃えたとかそういうのがあるようです。

そして残念なのが…

・社外品のラゲッジ LED バルブ 1件 ※ただし 20A ヒューズ切れで一時的に 30A に交換

…って件。

当該車種は BRZ。

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最初にインテリアランプに 20A !? …て思ってトヨタ 86 のマニュアル (PDF : P307) で調べましたが、標準で 20A でした。オーリスでも 7.5A なのに…ドアカーテシとかあるからかな?

話を戻して。

社外品が粗悪品で回路を保護していたヒューズが切れてくれたのに、『この LED バルブが電気食い過ぎて切れたんだろう』とユーザーが思われたのか、それとも手持ち品に 20A のヒューズがなかったから当面をしのぐために 30A のヒューズを入れて対応したら LED がちゃんと点灯したのでそのままにしていたら、トランクのロック※が発火した…ってパターン。

※トランクのロック側にはトランクの開閉と連動するためにスイッチが入っていますのでそこから燃えたようですね。

この方、ヒューズが切れる段階でディーラーやショップとかプロに話をしていたらこんなことにはならなかったはずなんですよね~。もしくはもう一度 20A を差し込んでヒューズが切れたら社外品をはずすとかしていれば…。

ご本人様の知識もどうだったのか分かりませんが、もしかすると周辺の方がそうしろと言ったのかもしれないし。


ドラレコも今後は地味に増えそうだし、音響機器もそこそこあるんですね。

あと、DIY の取付について。

みんカラを含めてネット上には莫大な情報、そして魅力的な情報がたくさんあります。

しかし、その情報。
本当に正しい情報ですか?

これを疑う人がものすごく少ないです。

そして、その手順、取付位置、取付方法で安全と間違いなく言えますか?
あまりにも動けばいいっていう情報が氾濫しているように思います。

それぞれ、1つだけ例を出しますと…

例えば…以前にも何らかの形でお伝えしましたが、防水コネクターの作り方を間違えている人がほとんどです。

最近他人様の整備手帳をみたりするとき、自分がやったことのあるカスタマイズに目が行って『他人様はどのような作業をされているのかな~』と見させていただくのですが、ほぼ全ての人が間違っています。

ちなみに正しい作成方法はこちらです。→ 整備手帳

取付位置、取付方法の例だと… LED ウインカーの抵抗の取り付け。
抵抗を取り付ける場所がなってないです。

これは抵抗がどんなものなのか、なぜ必要なのかが分かっていなくて、これが分かっていないから取付場所や取付方法がむちゃくちゃな場所や方法になってしまっているということ。

知らなくても説明書をよく読めば設置場所の注意点は大抵の『ちゃんとした』メーカーの場合記載されているはずです。


一応ここで書いておくと、自動車のウインカーは、電球が切れたか切れていないかを判断するために、流れる電気の電流量をチェックして、ウインカーの電球が切れたときにそのことをドライバーに伝えます。

しかしLED バルブは電気の消費が少ないです。本来であれば、電球から LED に変えるだけで正常に点灯動作ができればよいのですが、 LED バルブをそのまま取り付けると…

動画の右ウインカーを点灯したときのように、ウインカーが高速点灯するハイフラッシュ現象 (以下ハイフラ) が起きます。(動画では、右フロントウインカーをわざと外して電球が切れた状態と同じ状態にして撮影しています。つまり電流が 0 の状態です。)

抵抗はその名の通り電気を流れにくくするものです。その流れにくさが “熱” となって消費されます。こたつや電気ヒーターなんかと同じで電気を通すと熱くなります。

このことを応用して、つまりはハイフラにならないようにシステムをだますために、電気を抵抗で無駄に消費させてあたかも電球が装着されているように見せるために行うモノです。

しかし、これはとにかく熱くなります。

ハイフラ防止抵抗の温度は、何度くらいまで上がるのか? 熱対策の知識 - DIY ラボ

そのため熱対策をしっかりと行う必要があります。また分岐は防水対応のエレクトロタップを使うべきです。

たとえば、車種によってはリアのテールランプの隙間はおそらく水の通り道になるようにも設計されているはずです。

そんなところに防水機能の無いエレクトロタップで分岐したら…ってことです。そもそもエレクトロタップも適切なサイズが選ばれていない場合もあって接触不良によりついたりつかなかったり。

どうしても防水機能の無いエレクトロタップで分岐するのであれば、水がかからないような処理や場所を選ぶ必要があると思います。

2つの例を例示しましたが … つまりは、他人様の情報が本当に正しい情報なのか?というのは、結局はご自身が知識を付けるか、情報が正しいかの判断力をつけるか、詳しい人に教えてもらうか、やってもらうかしかないような気がします。

そして悪循環に近いのが、そのような知識が無いから、ご自身の車種に対応していると書かれているポン付けできる製品を買えば安心!…という流れになるのですが、これまた粗悪品が多い。

どう見てもこれは壊れるとか、光り物だと光軸やカットラインがでないライトで単純に対向車がまぶしいだけのライトとか、実際に街でもよく見かけるようになりました。

取り付けている人はそういった知識がない方も多いので、単純に明るくなった!! と喜んでるだけ。

¥が高いのはなぜ高いのか?、なぜ大手が販売をしないのか? それにはいろんな理由があるからでしょうけども、なぜかそういったことまで考えないといけなくなった時代になった気がします。

インターネットの普及で、情報やモノがあふれていろんなモノが手に入りやすくなったのはいいことなのですが、そういった判断が難しくなった時代だな~と感じます。

---

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最近、点火系の電装品としてコンデンサー (キャパシタ) を取り付けました。

しかし、以前のブログに書いたようにこれをエンジンルームに設置すると、ラジエーターの熱などが金具や風で伝わりこの装置を暖めてしまい、むちゃくちゃ熱くなるときがあって気になってます。

そのブログに書いたようにコンデンサーというのは、とにかく熱に弱いです。

もし使用されているコンデンサーが一般的な電解コンデンサーであれば、温度次第では寿命が数ヶ月しか持ちません。

今回の車両火災の件でいろいろと検索していたところ、ある検索結果が目に留まりました。

車両火災「自動車電機系チューニングパーツ」から出火した火災について - 消防防災博物館

読んでみると…実況見分結果-(6)、出火原因の部分に書かれていますが、内部のケーブル接続部で絶縁破壊 (絶縁不良) が発生し、トラッキング等の電気的異常が発生。つまり火花が散ってそれが周辺の可燃物に着火し出火したと結論づけています。

詳しい内容はリンク先を見ていただけたらと思うのですが、製品の形状をみると、私が買った物とは違うメーカーのようです。(たぶんここの過去の製品 (ホッ○イナズマ) かな?)

しかし、こういったものはどのメーカーのものも動作の原理や考え方はだいたい同じになってきます。ただ製品の安全性や熱対策については各メーカーでことなるでしょうけれども。個人的には安心・安全が一番重要だと考えていますのでそこは譲れないところです。(ほとんどの方はそうだと思いますが (^^ゞ )

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(消防防災博物館 Web サイトより抜粋)
あと気になるのが、コンデンサーはプラスとマイナス極に並列にとりつけます。これが正しい取付ですが…

これって、コンデンサーの配線が切れたり、そもそもコンデンサーに異常があった場合で、電気が流れなくなるだけだったらノーマルに戻るだけなんじゃ?

だとすれば、普段化から効果を感じにくいと思っている場合だと故障や寿命によるパワーダウンの判別はかなり難しいのでは?

熱の影響による寿命もあるとすれば、この手のパーツの中古はあまり性能アップは期待できないばかりか逆に悪影響、最悪の場合火災の原因にならないか?

そんなことも考えるようになってきました。

そのため、一概に自分の環境でも起こりえるかどうかは分かりませんが、安易な DIY 装着は同じような問題を起こす可能性があることは頭の隅に置いておく必要があると思いましたし、できることならば『メーカー側の具体的な対策、対応状況や見解、そして後継機への改善事項としての展開 (対策機能搭載) 』などを製品ページに載せていただけると結果として今後も安心して使えると思いますし、新型品も欲しくなります。

例えば熱対策はしっかりおこなっていますとか、ショートを検知したらすぐに切り離される、ヒューズが切れるとか。

自動車は、通行人、通行車など自車周囲の交通への影響も大きく、ドライバーや同乗者はもとより周囲の人の命にも関わりますし、仮にひとたび火災が起これば、燃えるのは車だけではないかもしれません。

そういった安全性をアピールすることも大事なのでは?と思いました。

(2021/08/09 10:16 追記)
一部内容に誤りがありましたので修正しました。(具体的には『車両火災「自動車電機系チューニングパーツ」から出火した火災について』のくだりで、出火原因がコンデンサーからの発火ではなかったため修正しました。)
Posted at 2021/08/08 20:46:14 | コメント(1) | トラックバック(0) | SQUARE が語る… | 日記
2021年08月08日 イイね!

ヒューズと車両火災の話。 (前編:ヒューズの話)

ヒューズと車両火災の話。 (前編:ヒューズの話)こんにちは。

夏ですね~。暑中見舞い申し上げます。
今年限りの7月の4連休に引き続き8月の3連休。いかがお過ごしですか。

4連休ではドライブの途中にアクシデントがあって中止せざるえなかったのですが、その時の影響をまだ少し引きずっていて今回も家でおとなしくしています。

それでも、8/1 の日曜日には7月に引き続き子どもと地元熊本の温泉地、黒川温泉に行きましたけど… (^_^;)

黒川温泉は、普通にお宿に泊まって温泉・旅館街・阿蘇の自然を楽しむこともできますが、

28か所の温泉の中から好きな3か所を選んで入ることができる入湯手形の販売があって、7月に2か所入湯して、あと1回分が残っていて (子どもがまた行きたいと言っていたので) また訪れた次第です。(入湯手形は半年間有効)

(8月は駐車場が満車で少し待ちましたが…) 7月も8月も当日は小雨だったので人は少なめで楽しむことができました。



閑話休題。


時間があるときに YouTube の動画をよく見ているのですが、Good Speed/ グッドスピードさんの動画に

【車の電気超基礎】<初心者向け>エンジンオイルの油圧や冷却水の流量と勘違いしがち/ヒューズで見落としがちなポイント

電気の基礎知識的な動画があったので見ました。

内容は本当に基本的な内容で「そーだねー。」って感じで見ていたのですが、10分10秒からヒューズの話になりました。

事前情報として2代目オーリスの場合、ヒューズボックスは…


エンジンルームの助手席側と…


車内のグローブボックスの下にあるカバーを取り外してのぞき込んだところにあります。

動画では①予備のヒューズの話から始まるのですが、

オーリスは予備のヒューズは新車時点でも最初から入っていません。


ただし予備スペースについての記載と実スペースはあります。

最近ここに予備のヒューズを入れておいて…ヒューズ環境を整備しました。


具体的には、自分が弄った所に関連のあるヒューズを。

・7.5A 茶 DOME,H-LP RH-HI,H-LP LH-HI
… ルームランプ、左右のヘッドランプのハイビーム : ルームランプおよびヘッドライト関係で自作のハーネスで分岐をしているため。

・10A 赤 TURN & HAZ,H-LP RH-LO,H-LP LH-LO
… ウインカー、左右のヘッドランプのロービーム :ウインカー及びヘッドライト関係で自作のハーネスで分岐しているため

・15A 青 IG2
… 点火系 : 点火系のカスタマイズを行ったため。



・20A 黄
… 特にどれ用というわけでも無いです。そこに (スペア用の) 穴があるから (笑) ちなみにこの位置のことはふた側に記載がありません。

※各ヒューズの使用箇所は2代目オーリス後期 120T の場合です。車種、グレード等が異なる場合は名称やアンペア数が異なる場合があります。


また、自作の回路に組み込んだヒューズの予備も念のため車両に載せておくことにしました。

これでとりあえずは安心。(^_^)v

ですけど、ヒューズって『機器側の消費電力が何らかの理由で回路設計時の想定よりも大きくなった場合』に回路を守るために切れます。

少なくとも自分が考えた回路に組み込んだヒューズはその点にすごく気を遣っているため、今のところそういった理由で切れたことはありません。 v(^_^)v

そのため、これだけの視点だけだと『予備っているか?』みたいに思ったりもするのですが、『機器側の消費電力が何らかの理由で回路設計時の想定よりも大きくなった場合』というのはそもそも想定外で起こるわけですからこれはお守りみたいなモノですね。

どちらかというと私的には回路上に電気的なトラブルがあったとき…例えば私のうっかりミスで絶縁不良があったり、防水対策が甘くて水の浸入を許してしまったりとかでショートしたら切れて回路の損傷を防ぐ…の方が多いかも。

ただ、これについても、そんなときは切れたヒューズを替えてもそのトラブルが解消されていない場合はまたどうせすぐに切れるから予備って意味があるか?って思ったんですよね。

とはいえ回路上のどこにミスやトラブルがあるのか?設置したヒューズがあることで判別はしやすくなりますし、そもそも一番重要な役割…回路保護をきっちりとしてくれたことで車両火災など最悪の事態を防ぐことができたわけですから、ヒューズの設置自体は電装品を扱ううえでは超がつくほど重要ですし、意味はあります。

予備を持つことに『?』と多少疑問を持ちながらも高いモノではないので整備したところです。

ということで現時点でヒューズが切れるようなことは起こっていないし、もしもの対策を行ったので、これでずーっとヒューズ切れとは無縁ですね。

そう思っていたのですが、先ほどの動画で…





ヒューズには寿命がある事が判明。

マジですか!?

実は私。ヒューズは定格以下…たとえば 5A ヒューズは 5A 以下ならばずっと使えるモノと思っていました。

つまり回路設計に不具合がない場合は切れることはない…って思っていたんです。

しかし動画では『電気的な異常は全くないのにヒューズが切れたってことがある方、経験された方がいると思うんですけど… 』(11:51)

私はクルマでは経験したことはないのですが、たしかにそういうことってありますよね。なんか知らないけど切れたってこと。

メーカー、ロット、材料、クルマの使用環境・状況、時間などの兼ね合いがあるので“いつ”っていうのは分からないけど、異常がなくても切れることはあるとのこと。

マジですか! (2回目 (笑) )


そこで、『ヒューズ 寿命』で Google 先生に探してもらいました。

これだよ…と教えていただいたのがこちらのサイト です。


【ヒューズの溶断特性】 (太平洋精工の Web サイトより抜粋)



(太平洋精工の Web サイトより抜粋)

詳細は先のサイトに任せるとしてざっくり説明すると、定格電流に対してどのくらいの電流を流したかによって溶断時間が異なるようです。

計算しやすいようにわかりやすく 10A のヒューズを例にするとヒューズに 11A 流れると100時間以上は持つって事ですね。ただし逆を言うと100時間程度しかもたない。またはその時間程度でヒューズが切れるってことですね。

つまりは通電のパーセントが下がると、その時間が比例して大幅に増えていくはずですよね?

しかしそれはゼロにはならないということを意味していると私は考えました。つまりはヒューズは通電している以上いつかは切れる。寿命があるってことです。


また、このページの【ヒューズの耐久性】の項目では“連続通電の場合には70%以下の負荷率で使用することが薦められています。”とあります。

私の場合はおおむね半分の50%程度で計算していますが…この情報をしらなかったので、80%程度のところもあるかも。(計算したら 10A 流れるから 10A を選ぼう…なんてことは当初からやっていないため、仮にダメ設計部分があったとしても 80~90%程度は確保されている…はず。)


【ヒューズの温度上昇】についての記載では、“ヒューズは抵抗値を有しているため、電流が流れるとその負荷率に応じて温度が上昇します。”とあります。接続した機器の電気消費量が負荷率を決めて温度が上昇するという理解で正しいか分かりませんが、抵抗成分があり電気がたくさん流れると温度が上がるというのは分かります。

また、その温度のキャパシティについては、例えばヒューズが140℃まで耐えられる場合で環境温度…例えばエンジンルームが 80℃ あるとしたら、その残りの 60℃ が通電して上昇する温度のキャパシティであるということになりますね。なので高温になるところに設置すると切れやすいことが分かります。 (【ヒューズと雰囲気温度】の項目にも書かれています。)

あと、ヒューズと電線の選び方としては、先ほどの情報から考えると…例えば通電したい電流が 10A の場合、それがヒューズの定格の 60% になるように選び (15A か 20A)、逆に電線は 10A の倍…20A が通せるような電線を選んでおくと、電線が発熱、発火するよりも先にヒューズが切れるため安心かと思います。

エーモンの製品では 10A 流せる電線に 10A のヒューズ…というように書かれている場合がありますが、これはたぶん電線類を使った製品にある程度の安全マージンが取られた数字が書かれているからだと思われます。つまり電線には 10A 以上流せるけど、10A のヒューズが先に切れて配線を保護するため結果的に 10A 以上は流れないことになります。

あとヒューズの形状はガラス管でできた管ヒューズの他に、平形ヒューズ (Blade Fuse : ブレード ヒューズ) がありますが…


(太平洋精工の Web サイトより抜粋)
平型ヒューズ : BFAT (ブレードヒューズ **) **の部分は分かりませんでした。


(太平洋精工の Web サイトより抜粋)
ミニ平型ヒューズ : BFMN (ブレードヒューズ ミニ?)


(太平洋精工の Web サイトより抜粋)
低背ヒューズ : BFLP (ブレードヒューズ ロー プロファイル)


(太平洋精工の Web サイトより抜粋)
スローブローヒューズ : SBF
※ワイパー、パワーウインドウ、ドアロック、エアコンのファン、ラジエーターのファンなどモーターが使用されている部分やヘッドライトなど通電直後に瞬間的に突入電流などが跳ね上がる回路に使われているヒューズ。通常のヒューズを使うと通電した瞬間にヒューズが切れる可能性がありますがそれに対応したモノです。

他にもハイブリッド車や電気自動車に使われているヒューズもあるそうですが、私たちには余り関係が無いのでここでは割愛します。


しかし…このサイト。えらく詳しいな~。それになんかロゴマークを見たことある…って思っていたら…


2つのヒューズプラー (12) のパーツレビューを上げたときに見た、ロゴでした。

自動車用ヒューズでは国内シェア No.1 の 91% 以上、世界シェアでも 48% を占める自動車用ヒューズの大手メーカー 太平洋精工株式会社 (本社:岐阜県) というところのようです。

設立は1961年10月。もう60年になろうとする老舗のようですね。全然知りませんでした。

興味がある方はトップページのメニューから → 自動車用ヒューズ → ヒューズ開発ヒストリー または ヒューズ概論の記事をみると勉強になります。

(後編:車両火災の話 につづく)
Posted at 2021/08/08 15:53:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | SQUARE が語る… | 日記

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「トヨタは「新車依存」を捨てた? 既販1.5億台から収益2兆円の「バリューチェーン戦略」、自動車産業の何が変わるのか
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