
開催される年には必ず訪れている「東京モーターショー」に、今年も行ってきた。
世界的大不況の影響により数多くの自動車メーカー(主に外国車メーカー)が出展を撤退。日本の自動車メーカーは意地を見せてブースを出展して頑張っていたが、それとは裏腹に集客量は明らかに少ない。
人混みに揉まれることなくゆっくり見ることが出来たのは皮肉な結果であり、決して手放しで喜べない。
個人的に「猫も杓子もHV車」いう雰囲気が・・・何とも残念だ。決してHV車やエコを否定するつもりはないが、何というか、「エコやHV車が全て」みたいな風潮がイヤだ。
地球環境を考えるのは自動車メーカーにとっても、人類にとっても大事なことであるが、それ「だけ」というのはちょっと違うと思う。
幕張メッセの駐車場に目をやると、そこにはスポーツカーがいっぱいいるわけであって、やはりこういったカーユーザーの視点にも立った出展を望みたいところだ。あくまで個人的な意見だが・・・。
月並みではあるが、トヨタの「FT-86 Concept」とホンダの「CR-Z CONCEPT」、そして「CIVIC TYPE-R EURO【写真】に僅かな希望の光を見出し、会場をあとにした。
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Posted at
2009/11/04 20:23:28